00:05
スピーカー 2
やっぱり、セオリー通りない。
スピーカー 1
最近、誰かを見てイライラしたことはあります?
スピーカー 2
ああ、ないね。
あ、ないんだ。
ない。
じゃあ、あなたに才能はありませんね。
見つけないで。
強いて言うなら、自分に対してイライラしないっていうのはすごい経営の才能ですよね。
イライラする機会がないってことなんです。
イライラする場面が訪れないってことなんですよ。
訪れれば、俺も普通にイライラすると思うの。
仕事が遅いなとか、電気消さないなとか。
だけど、そういうのは全然ないですね。
スピーカー 1
じゃあ、周りみんな電気消して仕事が早い?
スピーカー 2
電気は気にならなくなりました。
仕事は普通です。
俺よりはみんな遅いんだけど、許せるかな?
スピーカー 1
ちょっとイライラついてません?
スピーカー 2
ちょっとはね。
俺も衰えてきたからさ、気持ちがわかってきたんですよ。できない人。
なんだ、できなかったんだと。
無理だったんだと。ゆっくりやってるわけじゃないんだと。
しかも別に急いでやる必要もないよね。
スピーカー 1
取り入れる前はイライラしてたってこと?
スピーカー 2
してましたね。
めっちゃしてましたね。
俺の仕事が増えるじゃないかと。お前の脳の差のせいで。
なんで俺がこんな腰を痛めて頑張らなきゃいけんのやと。
わかりました。あなたの才能がわかりました。
スピーカー 1
あなたの才能は物事を効率よく素早く遂行することです。
スピーカー 2
効率中ですか?三角の奴隷じゃないですか。
あなたは向上性大量の手工業に向いています。
向上性ね。
マニュファクチャーね。
嫌です。
03:00
スピーカー 2
あなた資本主義のゴンゲです。
働きたくないです。
スピーカー 1
嫌だ嫌だと言っても、見えるかどうかは別なんですよね。才能ってやつ。
スピーカー 2
違いますよ。才能は好きかどうか的はあるんですよ。
スピーカー 1
いや、あなたは好きなんです。
スピーカー 2
好きなんですか?
スピーカー 1
向上が大好きでしょ?
スピーカー 2
いや、全然。向上を務めたことありますけど。逃げ出したかったけど。
スピーカー 1
あ、わかったわかった。
スピーカー 2
お前ら逃げたけどな。
スピーカー 1
物事を効率的に素早くできない人を見てイライラするのはわかりました。
それは自分でもそうですか?
自分ができないときがそう思いました?
スピーカー 2
いや、自分ができるときにそう思いましたね。
逆にできなくなると許せるようになりましたね。
スピーカー 1
なるほど。やっぱり才能はそれですよね。
スピーカー 2
すごい才能だな。
もうちょっと誇りを持ったほうがいいですよ。
でもあるよね、絶対。
そういう才能とも言えるような能力の差はあるよね、人に。
スピーカー 1
あるある。
スピーカー 2
なんていうの?もちろんそれを育てるために日本教育は頑張ってきたわけだから。
スピーカー 1
あなたが日本を支えていると言っても過言ではない。
スピーカー 2
それにしても、できてないじゃん。
教育している場合にはみんなできるようにならないじゃん。なんでだ。
スピーカー 1
まだ求めますか。あなたは相当な資本主義レベルのチャラさんですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
十分だと思うんですよ、俺にとってみれば。
スピーカー 2
なるほど。
じゃあ俺はゴンゲなマインドをまだ持っているってことになる。
スピーカー 1
ゴンゲの中のゴンゲですよ。
スピーカー 2
まずいじゃん。
スピーカー 1
よくそれでこんなリベラルな話ができますね。
スピーカー 2
二重人格だね、これ。
スピーカー 1
二重人格じゃないですか?
スピーカー 2
待て待て待て、おかしいおかしい。
効率は全て三角のためとは限らないじゃないですか。
反三角を推進するのに効率は大事ですよ。
もちろんです。
スピーカー 1
それは三角とはあまり言ってない。
スピーカー 2
言ってない。
スピーカー 1
資本主義に対して素晴らしい。
スピーカー 2
あーなるほどね。
そこはそれでいいと。
うん。
なるほどね。
スピーカー 1
もちろん三角に対して効率を発揮してもらいたい。それはかまわないですよ。
06:03
スピーカー 2
かまわない。
ただ、揺るがないのはお前は豚だということですか?
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
なるほど。俺は豚野郎だったんですね。
スピーカー 1
ぜひ反三角の豚になってください。
スピーカー 2
これで一番成功しない勧誘よ、それ。
なんなんそれ。
スピーカー 1
違うよ。
スピーカー 2
違う。
スピーカー 1
みんな豚をあまり評価しなさすぎなんじゃないかな、最初の。
スピーカー 2
豚って言わなければいいんだって。
他の言葉で言い換えればいいんだって。
勤勉だとか、効率がいいだとか。
スピーカー 1
勤勉さの価値が下がってますね。
スピーカー 2
下がってますね。
確かに。
スピーカー 1
龍之介のせいで。
スピーカー 2
うん。
あと、資本主義ってやっぱりお金が基準じゃん。
うん。
だからお金を基準とした効率性を求めた場合、資本主義なわけでしょ。
やっぱりそこにお金が絡むことが重要だよね、資本主義に関しては。
まあね。
普通に、例えばゲームとかでこうすればいいのにっていうのはすぐ思いつく場合、
何のお金も発生してないわけだから。
全然普通の能力というか、才能というか、豚の素質とかいう問題じゃないじゃん、全然。
こういうこと?
スピーカー 1
豚の素質?
スピーカー 2
効率を良くすることは、資本主義にとって豚の素質ではないよね、別に。
効率がいいんだから。
スピーカー 1
豚というか犬というか。
スピーカー 2
奴隷か。奴隷の素質ではないじゃん、全然。
それを豚と呼ぶのはおかしくないか?
スピーカー 1
まあ、いい言い方をすれば、勤勉、正確、素早い。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
そういうことです。
いや、豚と言ったのはお前です。
スピーカー 2
あ、俺?
あ、俺か。
そう。
あ、俺だな。
俺だったわ。
スピーカー 1
そういうことです。
なるほど。
スピーカー 2
ちょっと認められていいんじゃないかな。
なるほどね。
でも十分それが認められてきたんじゃない?今の世の中で。
高度成長期に。
スピーカー 1
そうですね。認められてるよ。
いまだに認められてるかもしれないね。
スピーカー 2
そうそう、いまだに認められてるよ。
よかったね。
スピーカー 1
多分、古典でもそういうことは認められてると思うよ。
09:00
スピーカー 2
法律よく資料をまとめてくるとかそういうことでしょ、単純に。
そうだね。
なかなかだよね。
スピーカー 1
それを四六時中考えてるってことになるのかな?ついつい。
そうだよね、ついついだよね。
スピーカー 2
そうそう、ついついやっちゃってるんだよね、いろんなことにおいて。
だから、トイレに行くときは何か読み物を持って行くとか、必ず。
歯磨きの時はちょっとイライラすると。そういう感じですよ。
神聖な。
当心的にじゃないか!っていう怒り。
スピーカー 1
すいません、ミスってはいけません。
心理的に安定的に保たないと。
スピーカー 2
いや、もう保たれすぎくらい保たれてるから大丈夫。
大丈夫。
でも本当に初単元の人とかで心理的安全性なんて無理だよね。
よくやるよね。
しかも皆さんの才能を開発します。
ニコニコしてるあの三人組に前に立たれたらひどいな、もう。
だいたい嘘ついてやると思う。
心は開けんよね。
ハズレさせてやるって思うね。
そんな意地悪なことは思わんにしても、心は開けない気がする。
スピーカー 1
面白くない人とは喋りたくありませんよ。
スピーカー 2
ダメだ。ダメすぎ。
とても上手いけどいけない。
待て待て、10分は過ぎたんだね。
消した方がいい。