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2024-12-08 17:37

④お薬の飲み合わせの話。そんなものまで影響するの?!【めざノーティス再放送】

こちらの配信は去年の12月にめざノーティスで配信したものを編集した再放送になります!(1.2倍速以上を推奨⚠️)
子どもへの薬の飲ませ方の過去配信は概要欄👇


テーマ:『知っているようでちゃんと知らないお薬の話』
①お薬を飲むタイミング間違えてない?!
②身近な風邪薬についてもっとよく知ろう!
③いつも使っている痛み止めのことちゃんと知っていますか?
④お薬の飲み合わせの話。そんなものまで影響するの?!


✅子どもに薬を飲ませるコツ(1) 〜薬の基礎知識編〜
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✅子どもに薬を飲ませるコツ(2) 〜心構え編〜
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✅子どもに薬を飲ませるコツ(3) 〜飲ませ方編〜
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子どもに薬を飲ませるコツ(1) 〜薬の基礎知識編〜
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子どもに薬を飲ませるコツ(2) 〜心構え編〜
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『 A錠 5mg 』→『 B錠 20mg 』は強い薬に変わった?
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エチゾラム(デパス®︎)というお薬について
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それでは今回最後となります4回目のテーマは、お薬の飲み合わせの話。そんなものまで影響するの?ということで、飲み合わせやあと食べ合わせについてお話ししたいと思います。
飲み合わせと聞くとまず思い浮かぶのが病院でもらうお薬同士の飲み合わせかなと思います。
特に別々の病院でお薬をもらっている場合だったり、普段から飲んでいるお薬がある方が、例えば歯の治療で歯医者に行ったり、体調不良で病院に行ったりして、新たにお薬をもらった時とかに、このお薬とこのお薬は一緒に飲んでもいいのかなって思うことがあるかと思います。
このお薬同士の良くない飲み合わせっていうのは本当にいろんなパターンがありまして、そしてとても複雑で正直ここでお話しするには到底時間が足りないんですよね。
それだけたくさん注意しないといけない組み合わせがあるんですけれども、薬剤師はもちろんその知識があって、良くない飲み合わせがあれば処方の内容を変更してもらうように処方元にお願いをしたり、飲み方の工夫で回避できる場合にはそれを皆さんに説明したりしています。
処方箋には必ず薬剤師が関わりますので、処方箋でもらうお薬同士の飲み合わせについては、今お話しして皆さんに覚えてもらうよりも、お薬をもらう際に今飲んでいるお薬の情報がすべてわかるような状態にしていただくことが、良くない飲み合わせを防ぐ一番良い方法だと考えています。
例えばお薬手帳だったり、今はスマホアプリのお薬手帳もあったりしますので、そういったもので今飲んでいるお薬の情報を教えていただけると、薬剤師が今回処方されたお薬との飲み合わせを必ず確認した上で調材します。
飲み合わせで注意が必要なことがあればお伝えしますし、もし不安なことがあればその場で聞いてもらえばお答えしますので、病院にかかるときはお薬手帳などで今飲んでいるお薬の情報がすべてわかるようにしていただきたいというのがまず僕からのお願いになります。
後から話に出てくるんですけど、市販薬やサプリメントを使用している場合には、ぜひその名前もわかるようにしておいてください。
一緒に飲もうとしているものの情報がないと薬剤師もチェックのしようがありませんので、皆さん自身の安全のためにぜひご協力をお願いします。
そしてもう一つ、薬局でお薬をもらう際にお薬の写真だったり、用法や効能効果、副作用などが書かれた用紙をお薬と一緒にもらうかと思います。
03:06
そこに飲み合わせについて注意が必要なことが書かれていることがありますので、もらった場合はぜひ一読していただきたいと思います。
なんだ、具体的な話しないのかよって感じかもしれないんですけど、処方箋でもらうお薬同士の飲み合わせについては覚えようにも複雑で膨大な数がありますので、そこは薬剤師にぜひ任せていただけたらと思うんですが、
処方箋でもらうお薬とドラッグストアなどで購入できる市販薬との飲み合わせにも注意が必要です。
これも同じく市販薬を購入する際にお薬手帳などを持って薬剤師や登録販売者の方に相談した上で購入してもらうのが一番いいんですけど、市販薬の場合は相談しなくてもそのままレジに持っていけば買えたりしますので、注意点を少しお話ししたいと思います。
また最後の方でも出てくるのでここでは一点だけお伝えしますと、それは成分の重複ですね。市販薬にも処方箋でもらうお薬と同じ成分が含まれていたり、似たような成分が含まれていることがあります。
前回の痛み止めの回でお話ししたんですが、市販薬にはそれぞれの商品にオリジナルの名前が付けられていて、一見すると違うお薬に見えたり成分が分かりにくかったりしますので、実は処方箋でもらっているお薬と同じ成分が含まれていたということがあるので注意が必要です。
あと、違う症状でそれぞれにお薬を飲んでいても、実は同じような成分が含まれていて、知らず知らずのうちにたくさん飲んでしまっているということもあったりします。
前回お話しした下熱鎮痛薬とかがまさにそうでして、市販の痛み止めや総合風邪薬に含まれていますので、市販薬同士でも痛み止めと風邪薬を同時に飲むと成分が重複している場合がありますし、もちろん処方箋でもらう痛み止めにも下熱鎮痛薬がありますので、成分が重複すると副作用も起こりやすくなります。
注意していただけたらと思います。
ここまではお薬とお薬の飲み合わせについてお話ししました。
処方箋でもらうお薬同士の飲み合わせ、処方箋でもらうお薬と市販薬の飲み合わせ、あとは市販薬同士の飲み合わせがありますので、市販薬を買う際にもできるだけ薬剤師や登録販売者の方に相談していただくのがいいかと思います。
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これで結構話してしまったんですけど、お薬で注意する必要がある組み合わせには、お薬以外にもサプリメントだったり、飲み物や食べ物との食べ合わせもあって意外と見落としがちなので、ちょっと残りの時間で今回はここをメインに話したいと思ってまして、
まず有名どころを最初にいくつか例に挙げてお話したいと思います。もしかしたらこれは知っている方もいらっしゃるかもしれません。
まずグレープフルーツですね。そんなに食べる機会は多くないかもしれないんですけど、ジュースとかを飲んだりするかもしれませんし、好きな方は結構食べたりもするかもしれません。
お薬によってはグレープフルーツに含まれる成分でお薬の代謝が邪魔されて、お薬が体からなくなりにくくなって効果が強く出たり副作用が出やすくなったりすることがあります。
ここで代謝というワードが出ましたので、飲んだお薬がその効果がどのように消えていって体からなくなるのかという話を簡単にしたいと思います。
飲んだお薬は腸で吸収されて血液の中に入って体中をめぐって効果を発揮してくれます。
でもいつまでも効果があるわけではなくて消えていくんですけれども、その消え方には大きく二つあります。
一つは肝臓で酵素の働きによって代謝されて効果のないものに分解される。
もう一つは腎臓からおしっことしてそのまま体の外に出ていく。この二つです。
お薬によって肝臓で代謝されるのか、そのままおしっことして出ていくのか、もしくはその両方かが変わってきます。
肝臓で代謝されるときに働く酵素にはたくさんの種類があって、お薬によってその代謝される酵素の種類も変わってきます。
ですのでグレープフルーツはお薬を代謝する酵素の働きを邪魔するんですけど、特定の酵素の働きだけが邪魔されますので、
全てのお薬の代謝が邪魔されるというわけではないんですが、お薬によっては影響を受けるのでグレープフルーツを避けるように言われた際は必ず避けるようにしてください。
09:00
もう一つ例を挙げますと納豆ですね。
これはワーファリンという血液をサラサラにするお薬限定の話なんですが、ワーファリンというお薬を飲んでいるときに納豆や青汁などを取ってしまうと、
お薬が全く効かなくなって血の塊ができやすくなって脳梗塞などを起こしてしまったりとか大変なことになることがあります。
血液が固まるのにはビタミンKというビタミンが必要なんですけれども、ワーファリンというお薬はそのビタミンKの働きを邪魔することによって血を固まりにくくします。
納豆とか青汁にはビタミンKが多く含まれているのでワーファリンの効果を弱めてしまいます。
必ずワーファリンというお薬を飲み始めるときには薬剤師からもその食べ合わせについてお話しさせていただくんですけど、
過去に経験があるのは納豆は避けていたけど市販の成長剤で実は納豆菌が含まれているものを飲んでしまっていて影響が出ていたということがあります。
なので市販の成長剤にも飲んではいけないものがありますよっていうのは必ずお話しするようにしています。
あとは今日クリスマスということでクリスマスっぽい食べ合わせの話もしたいと思います。
ちょっと無理やりかもしれないんですけどチーズ、ワイン、サラミなどと食べ合わせに注意が必要なお薬もあったりします。
これらの食品には血圧上昇や頭痛、動機などを引き起こすチラミンという物質が多く含まれています。
普段は食べても体の中で分解されるので症状が出ることはないんですけどお薬によってはその分解を邪魔するものがありましてチラミンが分解されずに症状が出るということがあります。
最後もう一つだけ具体例を挙げると焼肉ととある善息の薬という食べ合わせもあります。
これは焼肉の焦げた部分に含まれる物質があるお薬の分解を促進してしまって効果が弱くなってしまうということがあります。
特に焦げ身の多くなる炭火焼肉で影響が大きいと言われています。
こういった組み合わせというのは一部のお薬でのことですのでお薬を飲んでいるからといって必ずグレープフルーズはダメとか納豆はダメとかチーズやワインや焼肉を我慢しないといけないということではありません。
12:18
必ず注意しないといけない時というのは説明されると思いますのでそれを守っていただければ大丈夫なんですけれども
言われていても忘れやすいというか普段からよく食べるものであればふとした瞬間気の緩みで食べてしまうこともあるかと思いますので
こんなものでも影響することがありますよっていうのを一度聞いておいていただきたいなと思って今日少し具体例をお話しさせていただきました。
あと詳細は割愛するんですけどその他に注意する食べ物や飲み物として
マグロ、サバ、ブリ、イワシなどの魚、お酒、牛乳や乳製品、ハーブティー、そしてもちろんサプリメントや健康食品など他にもあります。
もし避けるように言われているものを内緒で食べるとどうなるのか。
もちろん副作用が出やすくなったり効果が安定しないので治療がうまくいかなかったりするんですけれども
もう一つ怖いのは薬が効きすぎてるから薬を減らしましょうとか逆に効いてないから増やしましょうってなる場合がありまして
それで一旦安定していたとしても今度は本当に避けないといけないものを食べなくなったときに
影響がなくなってしまって逆に薬の量が多すぎたり少なすぎたりすることになって大変なことになることがあります。
これはお薬同士でも同じことでお薬が新しく始まる場合はもちろんなんですけど
お薬を止める場合にもそれまでの飲み合わせがなくなることによる影響が出ることがあるので注意が必要です。
あと忘れてはいけないのがお薬を何で飲むかですね。
基本は水かぬるま湯です。
これも一つの飲み合わせって言えると思うんですけど水以外で飲むと影響が出てしまうお薬もたくさんあります。
もちろんこれまで話に出てきたワインを含むお酒類とかグレープフルーツジュース牛乳などで飲むっていうのはダメなんですけれども
子供の場合は飲ませるのが難しくて水以外の何かで飲ませるっていう工夫をしないといけないこともあるかと思います。
例えば市販の副薬補助食品ですね。お薬飲めたねとかが有名かと思いますが
15:07
ああいったものはお薬を飲ませる専用に開発されていますので基本どのお薬でも使っていただいて問題ないです。
ただ家にある飲み物とか食べ物の中にはお薬によって混ぜるのを避けた方がいいものもありますし
お薬の効果自体には影響なくても良かれと思って混ぜたジュースのせいでお薬がより苦くなってしまうっていうこともあったりしますので
ぜひ薬剤師に相談していただけたらと思います。
子供へのお薬の飲ませ方については僕のチャンネルの過去の放送でもお話ししていまして
ちょっと宣伝になりますけど気になる方はぜひ聞いていただけたらなと思います。
大人の方は基本的にはコップ一杯の水やぬるま湯でお薬を飲んでいただきたいと思います。
あとお茶でも基本的にはOKです。僕は正直お茶で飲むことが多いです。
ので水かお茶で飲んでいただいてそれ以外の飲み物は避けていただくようにお願いします。
今回はお薬の飲み合わせの話そんなものまで影響するのということで飲み合わせについてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
処方箋でもらうお薬同士だけではなく市販薬との飲み合わせ、食べ物や飲み物との食べ合わせなどでお薬の効果が強くなって副作用が出たり
逆にお薬が効かなくなってしまうこともありますのでぜひご注意ください。
ということでこれで12月のパーソナリティとして最後の放送になります。
メザンノーティス出演のお話をいただいたときに4回の放送で皆さんにどんなことをお話ししようかなってたくさん考えて
今回はお薬を飲むタイミング、風邪薬、痛み止め、飲み合わせという4つのテーマでお話しさせていただきました。
皆さんにとって分かりやすくためになる配信ができていたら嬉しいです。
こんなテーマの話も聞きたかったよとかがもしありましたらコメントやレターをいただけますと
僕のチャンネルの方でお話しさせていただきたいと思います。
それでは皆さん体調に気をつけて素敵なクリスマスそして年末をお過ごしください。
またねー
17:37

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