00:01
今日のトークテーマは、「お薬を飲むタイミング間違えてない?」です。
それではゆーすけさん、よろしくお願いいたします。
1回目の今回は、「お薬を飲むタイミング間違えてない?」というテーマでお話ししていきたいと思います。
皆さん、お薬を正しいタイミングで飲めていますか?
適当に飲んでいるという方が、もしいらっしゃったら、これを機に改めていただきたいなと思うんですけれども、
薬局で言われた用法を守って飲んでいますとか、お薬の箱に書いてある用法通りに飲んでいますという方がほとんどだと思います。
もちろん、そのように用法をしっかり守って飲んでいただくということは、ぜひこれからも続けていただきたいのですが、
果たしてそれだけで十分なのかということを今回は深掘りしたいと思います。
例えばですけど、1日3回、毎食後に飲んでくださいねと言われたとします。
規則正しく食事をとっていて、言われた通りの用法をしっかり守って飲んでいただいていれば全く問題はないのですけれども、
もし説明を受けた方が仕事の関係で食事のタイミングがすごく不規則な方だったら、言われた通りの毎食後で飲んで大丈夫なのか、
もしくはもともと1日2食しか食べないという方だったら、2回だけ飲めばいいのか、
まだご飯が食べれない赤ちゃんだったらどうすればいいのか、ミルクなんて1日3回どころじゃなくて何回も飲めますし、
あとご飯を食べてしばらく経ってから飲み忘れたことに気付いたけど、どうしたらいいのかとかね、実はいろいろと問題が出てきたりします。
そうしたときに、そもそもどうして1日3回飲まないといけないのか、どうして食後なのかということをある程度知っておくと、
今例に挙げたような状況になっても対応できたりするので、お薬の用法がどのように決まっているのかをお話ししていきたいと思います。
まずよくある用法と飲むタイミングについてちょっとおさらいしていきたいと思います。
一番多いのが食後っていう用法だと思います。
この食後というのは食事が終わってすぐから30分後ぐらいまでの間に飲んでくださいねという用法になります。
胃の中に食べ物が入っているときに飲んでくださいという飲み方です。
そして逆に食事の前に飲んでくださいという用法もあります。
これには単に食前という用法と食直前という用法がありまして少し異なってきます。
単に食前という場合は食事の大体30分前に飲んでくださいという飲み方です。
03:06
例えばですけど吐き気止めとか腸の動きを良くするお薬とか、食事をするときには効果が出ていてほしいお薬の場合、
お薬っていうのは飲んでから効果が出るまで少し時間がかかりますので食事の30分ぐらい前に飲んでおいてくださいねという飲み方が食前という用法になります。
一方で食直前という用法は食べ物とお薬が混ざることで効果を発揮する飲み方になります。
なので食直前であればタイミングとしてはもういただきますのね時に飲んでもらってそのまますぐね食事を始めていただければ ok かなと思います。
あと他にはですね食間という用法があります。
間というのはね間という字でこれは食事をね食べ終えてから約2時間後の胃の中に食べ物が入っていない時に飲んでください。
胃の中に食べ物が入っていない時に飲んでくださいというね飲み方です。
食間とねパッと聞くとなんかこう食べている間に飲むのかなってね思うかもしれませんがそうではなくて例えば小食間であれば朝食を食べた後の2時間後ですね。
中食間であればお昼ご飯を食べた2時間後ということです。
食事と食事の間という意味なので例えば朝ご飯と昼ご飯の間っていうねそういう意味なので食べている最中に飲むということではないっていうね点に注意していただければと思います。
あとはね睡眠薬とか便秘薬とかでは終身前ですね寝る前っていうに飲むっていうね用法があったりもします。
ざーっとね用法について説明しましたけれども基本ねお薬の用法は食後がベースになっています。
なので食後以外の用法を特殊だと思っていただいて食後以外のね飲み方の指示がある時っていうのは基本的にはその通りにね飲まないと効果がしっかり出なかったりとか副作用がね強く出てしまったりしますので特にねしっかりと指示を守っていただきたいと思います。
もちろんですね食後も指示通りに飲んでいただければね問題ないんですけれども食後に関してはね本当に食後に飲まないといけないお薬っていうのは実はですねそんなになくってとりあえず食後っていう指示になっているものが多かったりします。
この食後になっているね理由の一つは飲み忘れをね防ぐためです。
食事をしたらねお薬を飲むっていうね習慣に紐づけることで飲み忘れにくくするっていうね狙いがあります。
06:02
そしてもう一つの理由としては食後の胃の中にね食べ物がある状態でお薬を飲むことで家の負担がね少なくなるっていうねことがあるんですけれども実際に空腹時にね飲むと胃を刺激してしまって副作用が出るっていうお薬はそこまではね多くありません。
そう考えると必ず食後でねある必要があるっていうねお薬っていうのはそこまで多くはないです。
もう一つね飲む回数についてですがどのように決まっているかというと多くはねお薬を飲んでから効き目がどのぐらい続くかでね決まっています。
1回飲んだら1日中効いているようなお薬であれば1日1回。
半日ぐらい効いているお薬であれば1日2回というね感じです。
なので1日3回飲むお薬であれば24時間割る3でねだいたい8時間ごとにね飲んでもらいたいっていうね感じになります。
もちろんね寝てる間だけ効いてほしいから1日1回就寝前になっていたりとかね効いてほしいタイミングに合わせた用法になっていることもあるんですけれども
多くはお薬の効果がね切れる前に次のお薬を飲むっていうねタイミングになっています。
1日4回以上飲まないといけないお薬っていうのはねそう多くないので1日3回までならね食事と絡めて指示が出しやすいっていうこともあって
1日3回毎食後っていうねそんな指示にされたりします。
これもね食後っていうね用法が多い理由の一つになります。
さあここで規則正しくね食事をとっている方でも朝ご飯と昼ご飯の間をね8時間も空いてないし
逆に晩ご飯からね朝ご飯の間だったら8時間以上空いてるし大丈夫なのとね気づいた方がもしいらっしゃったらねとても鋭いです。
いい質問ですねってね言われるやつですね。
実はお気づきの通り食後っていうね指示はタイミング的にはね結構アバウトなんですよね。
でも8時間ごとにね飲んでくださいって言われてもすごく難しいので前食後ってね言ったりしてるんですよね。
とはいえ前回ね飲んだタイミングとねあまりに近すぎるとお薬の効果が強く出すぎることがありますので
だいたいね等間隔になるように飲んでいただきたいんですけれども
じゃあ最低ねどのぐらい空ければいいかというね目安がありましてこれはねちょっとできればメモしてほしいなと思います。
いきますね1日3回飲むお薬であれば4時間以上。
1日2回飲むお薬であれば6時間以上。
09:02
1日1回のお薬であれば8時間以上は最低ね空けていただきたいです。
メモできましたでしょうか。
はいえーそしてねこれがそのままお薬を飲み忘れた時のね対応にもね応用できます。
お薬をね飲み忘れた時にまずねそのお薬が1日何回飲む指示なのかをね確認していただいて
で先ほどね言った最低何時間ね空けないといけないかっていうのをね確認していただくと
次そのお薬をね飲むまでにそれ以上の時間がね空きそうであれば気づいた時点でね忘れた分を飲んでいただいて
その後からはねまたいつも通りに飲んでいただければ大丈夫です。
もしねその目安の時間よりも間隔がね短くなってしまいそうであれば忘れた分はねもう飲まないようにしてください。
で次飲む時にですね忘れた分をね一緒に飲むっていうことだけは絶対にせずに忘れた分は飲まずに次からはねいつも通りに飲むようにしてください。
忘れた分を一緒に飲んでしまうとねあの倍量飲むことになりますのでこれはとても危険ですのでね避けるようにしてくださいね。
でまぁ市販薬に関してはほぼこの対応でね問題ないと思うんですけれども
処方箋でねもらうお薬に関しては全てのお薬がねこの対応でいいっていうわけではないので
是非ね薬局でお薬をもらう際に飲み癒された時にねどうしたらいいのかとか
必ずね食後に飲まないといけないお薬なのかっていうのをね確認していただくと安心かなと思いますので
是非ね薬剤師に聞いていただきたいなと思います。
はいここまでね聞いていただいた方であれば途中でね質問しました。
食事のタイミングが不規則な方であったり1日2回しか食べない方の場合のね対応も分かるのではないでしょうか。
そういったね特殊な事情がある方は是非ねお薬をもらう際にそのね情報を教えていただけると
その方にねあったお話もできますしより効果的にそして安全にお薬を使っていただけると思いますので
是非ね伝えていただきたいなと思います。
はい今回はお薬をね本当に正しいタイミングで飲んでいただくための知識として
お薬の用法がどのように決まっているのかということと
食後というね用法を中心にお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
質問などねありましたら是非ねコメントお待ちしております。
それでは僕とはねまた来週お会いしましょう。
ゆうすけでした。またねー。