先週の後半はね、ほんとヤバかったんですよ。めまいがして。どうも、藤田哲平です。1週間ぶりです。
まあ、元気かな。あの、めまいね、ほんと大変で、収録中にさ、めまいが起きちゃって、もう、あの時はね、ちょっと頑張って喋ったんですけど、本当にフラフラで、
あの後、すぐ寝ちゃったんですよ。寝たというか横になって、
まあ、ちょっと落ち着いたら編集できるかなと思ったんですけど、全然できなくて、収録の後はもうそのまますぐ寝ちゃったんですけど、
次の朝ね、まあ体調が復活。復活したんですけどね、2時間ぐらい編集してるとまためまいがしてきて、みたいな感じで、まあめまいしつつね、編集してたから、ちょっとね、先週の配信、
編集が甘いんですよね。みんなはねさ、藤田がいつもどんな編集してんだってさ、わかんないと思うんだけど、
あの、配信の途中とかでね、咳払いとかさ、くしゃみしちゃったりとか、そういうのをカットするぐらいで、まあ他はカットしてないんだけど、
なんかね、僕が使ってるマイクがね、結構ね、性能がいいというかね、高性能なマイクなんですよ、たぶん。
素人がね、手出しちゃいけないようなマイクをね、使っちゃったもんだから、すごいね、いろんな音を拾うんですよ。で、その息継ぎをする瞬間に、なんかね、
パーちゃんがジャンプ!今、マイクの横からパールが棚の上にジャンプしました。
あの、そのね、息をする時にね、なんかね、口の中のピチャピチャ音がね、入るんだよね。で、それをね、一つ一つね、取り除いてるんですよ。
で、それがね、だいたいまあ、あらおね1回につきね、何百箇所って入っていて、まあそういうのをね、取る作業とか細かくしてるんですけど、そんな話はどうでもいいね。
まあ、とにかくね、まあ目眩はね、治った感じかな。ただね、ちょっと風邪気味なのかな?熱はないんですけど、喉が痛くて、鼻詰まりも今日すごいんですよ。
ちょっとね、お聞き苦しい点もあるかもしれないですけど、今週も最後までよろしくお願いします。
うちのさ、実家はさ、あらおねを毎週聞いてるみたいでね、僕が体調悪い話するとね、必ず水曜のね、6時ぐらいにLINEで、体調は大丈夫か?って連絡
来るんだよね。今週ね、ヤクルト1000が送られてきました。まあ、あのね、あんまり体調悪いなんてね、話するとみんなに心配かけちゃうので、あの今週はね、元気にやっていきたいと思います。
ってな感じで、今週はね、あららーずのお便りからおすすめの本を2冊紹介します。
1冊はね、その本を読んだことによって、僕が好きな人?まあ僕が好きな思想を持っている人っていうのかな?なんかね、その人たちのね、点と点が繋がっていく感じがしてね。
なるほどなぁ。僕が好きな人たちの考えって、この本に集約されてるなって、ちょっとね、気づきがあった本だったので、ぜひみんなにもね、シェアしたいと思います。
この本とのね、出会いにね、ほんと感謝ですね。まあ、すぐね、紹介しますので、楽しみにしていてください。
それでは今週も始めましょう。藤田鉄平のあらおねえ!
その時もさ、多様性についてすごく論理的なお便りをいただいて、僕の心がすっきりして、なんか多様性の話をしてよかったという気持ちになれたかい。
これね、ぜひ54、55聞いてない方はね、そちらも聞いてほしいなと思うんですけど、その方からのおすすめの本ですね。
これね、僕読ませていただきました。
希望の仕組みはね、宝島社から2004年に完工された本ですね。
いろいろね、調べてみたんですけど、結構さ、大きな本屋さんとかでも販売をしてなくて、もしかしたらこれ絶版になってる本なのかな?
文庫とかも出てるらしいんですけどね、ちょっとその辺も僕は見つけることができなかったのでね、
Amazonでね、僕は古本としてね、誰かが読んだ本を買わせ、誰かが読んだ本をって言ったらあれだけど、まぁ古本でね、買わせていただきました。
えーとね、もう一度ね、著者の説明をすると、アルボムンレスマサーラ氏。
こちらはね、スリランカ定座仏教、テラワーダ仏教の長老ですね。
テラワーダ仏教とはね、1994年に設立した日本の宗教団体ですね。
お釈迦様の真理とかを伝えていくっていうのが目的の団体だと思うんですよね。
アルボムンレスマサーラさんは1945年スリランカ生まれ、13歳で出家をされている方です。
本ではね、全部ね、日本語になっているから日本語を喋れる方なんじゃないかなと思いますね。
で、その対談相手が養老武さんです。
まぁこちら有名な方ですよね。日本の医学者、解剖学者、東京大学名誉教授です。
著書にバカの壁という本がありますね。これも2003年流行語大賞にもなった大大ベストセラーの本ですよね。
調べたら450万部。すげーね、本で450万部売るってすごいですよね。
あのバカの壁は僕ね、20代の頃読んだんですよ。
読んだんだけどね、途中でね、実はね、雑説したんだよね。
あの頃の僕にはちょっとわかんなくって、半分も読めなかった記憶があったんだけどね。
今回ね、実はね、希望の仕組みを読んだ後にバカの壁も読みました。
というのがさ、ムニンカ坊主さんもさ、お便りであったけど、
頭のいいお二人がそういうことですと納得していく展開についていけず、
なぜそうなるのかが衝撃的に理解できなくてってあったんだけど、まさに僕もそうで。
なんかさ、二人がさ、どんどん会話を展開していくの。
しかもさ、否定するところが一個もないんだよね。
否定っていうかなんていうのかな、それは違いますよっていうさ、こうディベートになるようなところがなくって、
お互いの言葉を重ね合わせていく。
で、プラス、司会者もいるんだけど、会話のテンポがすごいスムーズすぎて、
衝撃的に理解できないところと分かりやすい箇所がね、怒涛のごとくやってくんだよね、これ。
ほんと読んでほしいんだよね。
この本はね、人ごとで説明しろって言われたらほんとに難しい。
なんて言えばいいのかな。
まあ、科学とさ、仏教のプロによる対談なわけですよ。
不変性とかさ、幸せとかさ、無常とかね。
無常ってさ、アン・ルイスのアン・無常の無常。
情けの方じゃなくて、ないに常と書いて無常ね。
世の中のものは全て止まることなく変わっていくっていう意味だよね、無常ってね。
合ってるかな。それも自信ないな。
まあ、そういうことを話しつつ、人としてあるべき生き方についてを話しているのかな。
でもね、僕も分からないことはたくさんあって、ちょっとこれバカの壁も読まなきゃなと思って、
それをね、図書館で借りてきて、さらに読んだりとかもしたんだけど。
でもね、なんて言えばいいんだろう。心がね、すっきりしたんですよ。読んだ後に。
人としてこうあるべきだよなっていうことが、それしか言えないんだよな。
まあね、ぶっちゃけて言うとね、不倫落ちる部分と不倫落ちない部分があったりするんですよ。
やっぱりね、天才二人の話、科学的アプローチと仏教的アプローチで話しているから、
それは確かに、人としてそうあるべきだっていうのは分かるけど、そうはうまく生きれないよねみたいなこともあると思う。
でもなんかそう考えている自分が、なんていうの、この雑念があるのかな。
ごめんね、ちょっとぼーっとしている話をしてますけど、ちょっとだけさ、本の内容を触れていこうかな。
これさ、タイトルね、希望の仕組みっていうタイトルなんだけど、
希望の仕組みを一冊を通して話しているわけではないんですよ。
希望の仕組みが出てくるのはね、本当に数ページというか数行だけど、なんかそれに至るまでの人間の考え方っていうのかな。
なんかそういうことにアプローチをしてたりとか、もっと深い話をしてたりとか、その中で希望の仕組みとはこういうことですっていうのが書かれてるんだよね。
だからね、今回はね、希望の仕組みが何かっていうのを僕はこの配信を通して伝えるわけじゃなくて、この本の中の一部をちょっと話をしたいと思うんだけど、
それもね、なんか難しいなと思ったのよ。
一部分をピックアップして話すような話じゃないんだよね、これ。
なんか本の全体をやっぱ通さないと、そこだけをピックアップすると誤解が生まれるんじゃないかなとかっていう思いもちょっとあるからね、すごく難しいんですけど、
このままさ、ぼーっとさ、ぼーっとする本なのよ、とにかく無人化ボス様でしょ、これ。
衝撃的に分からないってさ、分からないんだけど分かるんだよね。
なんていうかね、まぁでもちょっとね、話させて。
本の中、第三章で正しい生き方という章があるんですね。
そのね、第三章、正しい生き方の中で、あなた方は何を探しているんですか?と聞くんです。
何を、なぜ探しているのか、もうちょっとはっきりしてほしい。
幸せを探す前に、なぜこんなに幸せになりたいんだろう?
何か不満でもあるんだろうか?と、自分を見てほしいんです。
そしたらしっかりとさ、どうして自分を見る必要があるんですか?って質問するんですけど、
それが分からないから、やたらと何かに噛み付いているんですよ。
要はさ、幸せになりたい、まぁちょっと前のあらおねで僕この話しちゃったなぁ、幸せについてちょっと話したけど、
まぁ幸せになりたいとかさ、健康になりたいって人はよく言うけれど、
何が幸せなのか、何が健康なのか、自分をちゃんと見つめ直して自分に問いなさい。
そこから何が幸せかを見つけていくんだよ、みたいなことがね、この中には書かれているんだけど、
これをさ、読んだ時に僕ね、一冊の本を思い出して、これ前さ、あらおねでもね話したと思うんだけど、
料理家の安田裕子さんの「たすかる料理」という本ですね、リトルモアから出てるんだけど、
安田餃子っていうね、餃子屋さんを営んでいる方なんだけど、この「たすかる料理」って本、僕すごく大好きな本で、
このね本の中でコラムがあるんですね、安田さんの、それもちょっと読もうかな、前もね読んだと思うんだけど、
健康に関して文章を書くことは少し気が引けます。
なぜなら、巷で言われている健康が何を指しているのか曖昧で、きっと読んでいる人と私との間でも違う解釈があるからです。
このコラムの冒頭ね、こういうふうに始まるんですよ。
まったくさっきと同じでさ、さっきは幸せについて、幸せとは何かをまず自分に問いただせって書いてんだけど、
安田さんはこの本で、健康とは何かを自分でちゃんと問いただせと。
その中で安田さんは、私にとっての健康とはこれとこれとこれ、これはできなくてもいいけどこれはできてほしいとか、
そういう感じで自分の中の健康のもの差しを作るんですよ。
そうなるためにはどういう生活をすればいいかとか、どういう食べ物を食べればいいかなとかね、
自分がどんな肉体的精神的社会的健康状態を幸せと感じるのか、具体的には何は譲れなくて何は諦められるのか、
その選択は自分にしかできなくて納得のいく健康の程度を自分で決めるべきなのですと、このコラムの最後では締めているんだけど、
まさにそうだなと思って、この文章を読んだ時、僕すごくね、安田さんのことが大好きになったんですよ。
でさ、希望の仕組みでも同じようなことが書かれていて、
なんかね、はっとしたの、この、今回僕はさ、この希望の仕組みの本についてはうまく説明ができないんだけど、
これまで僕が読んできた本とか、見てきたもの、なんとなくこの人の思想が好きだなっていうところが、希望の仕組みにつながってたんだよね。
それのね、差異があるものが何かというと、星野源だったんです。
僕はもうね、この希望の仕組みという本を読んでいる途中から、この二人が言っていることって星野源だなぁと思い始めて、
俺どう考えても星野源だよなぁと思って、ちょっとね、検索してみたの。
星野源、養老たけしで検索したらね、見事にヒットして、というのが、今年のね、ダビンチの5月号ですね。
えーと、2023年の5月号。で、養老たけしさんと星野源さんが対談をしていたんですよ。
やっぱりなぁと思って、なんかさ、僕が星野源を好きな理由っていうのがちょっとそこでわかってきたんだよね。
というのが、このさ、希望の仕組みっていうのも、全部をわかることは僕できなかったんだけど、僕の中にすごいスーッと入ってきたの。
で、この養老たけしさんとか、アルボムレスマサーラさんとか、ちょっと知りたいと思って、なんか気になったのよ。
そしたらやっぱさ、僕が好きな星野源もさ、養老たけしさんが好きで、対談までしてたんだよね。
でね、いろいろ読んでると、星野源がね、コロナになった時に結構こう、心が沈んじゃって、なんていうのかな、家にね、引きこもってた時があるのね、2022年かな。
その時にね、養老たけしさんの本をね、かなり読んでいたらしくて、バカの壁は読みましたって、もうダビンチのね、対談でも言っていて。
というのが僕ね、ダビンチのこの5月号、すぐね、図書館に行って借りてきたんですよ。
もうついに僕、図書館で雑誌を借りるとこまで行ったんだけど、あ、ついでにね、ターザンのね、スノーマンのさ、ピンクい髪の佐久間くんがちょっと上裸になっているね、やつもあったから。
それもついに、ちょっとスケベーと思って借りてきちゃった。
まあ、それはいいと、煩悩です、これは。私の煩悩が出てます。
だけど、バカの壁も読んだってね、言っていて、たぶんね、この希望の仕組みも星の幻想を読んでいると思うんだよね。
いや、なんか、つながっていったのよ。さっきのさ、あんだ餃子さん、あんだゆうこさんと言い、やっぱり自分が気になるっていうか、好きな人ってつながっていくんだよね。
なんかこの話してたなと思ってさ、オールナイトニッポンで。
って思って、なんだっけと思ってね、いろいろ検索したらね、オールナイトニッポンの55周年企画で、たもりさんのオールナイトニッポンのゲストに出ましたみたいな話の次の日に、よろたけしさんと対談をしましたってね。
オールナイトニッポンで言ってたんだよね。なんかこれちょっと覚えててね、探してまた聞き直したんだけど、
その中でさ、さらにさ、星野源が、ヒューマンカインド、希望の歴史っていう本を出してて、トルガーブレグマンっていう方の本なんだけど、
結構僕は最近これを読んで、考え方とか変わったんだよねって話してて、どうやらそれは性善説とか性悪説とかのことを話してるっぽいんだけどね。
その上で、自分や他人の考えや行動の意味に厚みを持たせたい。
藤田さんならどんな風に思うんだろう?この思いをそぎ取って多様性について思うことはありますか?というシンプルな問いにしてしまったのはあまりにアバウトでした。
言葉足らずで申し訳ありません。
でもそんな中でも、何とか質問の意味を汲み取って向き合ってくださった藤田さんや、お考えを聞かせてくださったリスナーには感謝の気持ちでいっぱいです。
考え方も発言も自由で良いと思っています。
それでこそ多様性なのでしょう。
しかし、多様性という便利な言葉として殺し文句のように使われている現状がどうしてもささくれのように引っかかるのです。
スルーしてしまえば良いのに私の悪い癖です。
なのでこれからも自分なりに多様性について考えていこうと思います。
多様性に限らず様々な世界を知ることができるあらおねに出会えたことは私にとって大きな財産です。
重ね重ねありがとうございます。
しずしーさんお便りありがとうございます。
あ、ごめん。続きがあった。
ちょっと後で言おうかな、この続きは。
こうやってね、お便りくださるのとても嬉しいです。
僕の考えが伝わったのかな。
考えが伝わってなかったとしても、僕が考えた意味っていうところを汲み取ってくれてね、こうやってお返事をくれたのはすごく嬉しいな。
なんか僕ねすごくいいなって思うのは、知ろうとせず分かろうとしてる姿勢がすごくいいなと思ったんですよ。
さっきも言ったけど養老たけしさんの方のバカの壁でも書いてたんだよね。
知ろうとはせず分かろうとするっていうことね、そこが大切だと思うんですよね。
しずしーさんってさ多分いろんな角度からね、分かろうとしてるんだよね。
分かろうとしているからさ、ちょっとそこが絡まっていくって言ったら変だけど、最後の方にあったけど、
多様性という便利な言葉を使ってうまく利用してね、使っている人たちに対してはちょっともやもやするっていうことだよね。
でもなんか前も言ったけどね、そういう人もいてしょうがない。
でもその人たちが心から理解していなくてもポジティブにそれを受け止めて、
多様性という言葉でポジティブな発信をしてるんであれば、それはそれで僕はいいんじゃないかなってちょっと思ったりもするんですけどね。
さっきの話で言うとさ、星野源でバラバラっていう歌があるんですよ。
ファーストアルバムの一番最初に入っている曲なんだけど、ぜひ聴いてほしいかな。
世界はひとつじゃない ああそのままバラバラのままってね、あのバラバラなんですよ。
これね、ダヴィンチのさっきのさ、もうちょっと話戻っちゃうけどヨロタケスさんのね、星野源の対談の中でもこのバラバラの話が出てくるんだよね。
もともと人はさ、分かり合っているところからバラバラになるんじゃなくて、バラバラのところがスタートで分かり合っていくんだっていうね。
だからなんか多様性っていう一つのさ、言葉に対しても捉え方はバラバラなのかもしれないけど、そこからさ、つながっていけるんじゃないかなってね、僕は思うんだよね。
このね、バラバラって曲すごくいい曲ですよ。星野源がファーストアルバムの一曲目に入れた曲だからね。
ファーストアルバムの一曲目ってやっぱりアーティストにとってすごく大切な曲だと思うんだよね。
この曲をね、なぜ入れたかっていうのはすごくわかるな。
あ、ちょっとごめん。また星野源の話で申し訳ないんだけど、僕ね、星野源の音楽がさ、途中から変わっていったんですよ。
僕、ファーストアルバムとセカンドアルバムが好きで、そっから先はね、だいぶちょっとずつ雰囲気が変わっていって、そっからあまりね、深く聴かないようになって、
まあラジオとかさ、そういうのは聴くんだけど、音楽は結構さ、なんていうのかな、まあ一応聴くみたいな感じで聴いてたの。
で、それについて星野源がね、たぶんネットフリックスでね、オードリーの若林さんとのやつで話したのかな。
変わっていかなきゃいけないみたいな話をしていて、ファーストアルバム、セカンドアルバムの弾き語りテイストな曲の作り方は、僕の中でも一つ終わりがあった。
で、そこから音楽家として変わっていきたいっていうようなことを言っていて、たぶんその後バンドアンサンブルの作りになって、コロナ禍を経てパソコンで作るミュージックに変わっていったと思うんだけど、
なんかその変化って僕はあんまり受け止められなかったのね。それは単純に音楽の趣味とかそういうのもあるんだけど、
でもさ、このさっきのさ、また戻っちゃうけど、希望の仕組みを読んでさ、無情っていう言葉が出てくるわけですよ、その仏教の世界でね。
あー無情のアン・ルイスの無情じゃなくて、何度も言うけど、ないに常ね。要は世の中のものはどんどん動いて変わっていくっていうこと。
で、そこに留まっている方がおかしいというか、留まっていることなんかできない。それが真理であって、人もどんどん変わっていくのに、
私は変わらないと思っていることが間違っているみたいなことが書かれているんだけど、それを読んだ時に、
星野源は無情の世界で生きてるんだなって思ったのよ。だからさ、自分がさ、やっていることも変えていく。
で、この本の中でも捨てることが大切って書かれていて、捨てないと変われないんだよね。
星野源はさ、そのアコースティックで歌っていくっていう音楽の作り方を一度さ、捨ててるのよ。
でさ、次の音楽の作り方をしていて、そっかーと思って。それ聞いたらさ、サードアルバム以降の星野源じっくり聞きたいなと思ったわけよ。
いろんなことを教えてくれた。希望の仕組み。シーズシーさんもおすすめですので、ぜひ読んでみて。
あと、星野源のバラバラも聞いてみて。それでね、お便りでね、おすすめの本もあったのでちょっと紹介しますね。
おすすめの本なのですが、三島由紀夫レター教室です。
5人の登場人物がそれぞれに手紙でやり取りする、その手紙の文面だけで進んでいくユニークな物語です。
投げかけた瞬間にでも返事がもらえる便利なSNSとは全然違い、時間も手間もかかるじれったい媒体、手紙がたまらなく愛おしいと思える作品。
この本がきっかけで手紙を書く楽しさを知り、学生時代に知らない人と文通をしたり、今でも手紙でやり取りする友人ができたりしました。まさに人生を変えた本です。
ありがとうございます。三島由紀夫レター教室。これは三島由紀夫さんの書かれた本ですよね。ごめんなさい、読んでないです。
ごめんね。というのはね、理由がありましてね、僕ね、三島由紀夫さんはね、手を出しちゃいけない気がしていて、
三島由紀夫さんの本ってね、一冊も読んだことがないんですよ。なんかね、怖いの。
時々映画とかでもね、入り込みすぎちゃって抜け出せなくなる作品があって、映画立つと息もできないっていう、ヤン・イクチュン監督が撮った映画があるんだけど、
それ見た時、本当にね、ハマりすぎてね、自分がその世界に行ったような気がして。
あとはグザビエドラのね、マミーって映画もそうだったんだけど、怖いんだよね。三島由紀夫の作品読むのがね、昔から怖くて一冊も読んだことないんですけど、
金閣寺っていう話だけは知ってるかな。NHKでさ、井上ひかるさんがやっている100分で名著っていう本があって、
1ヶ月かけて一冊の本をこう紹介していくっていう番組なんだけど、それでね、2年ぐらい前に金閣寺やってたんだよね。
それを見てなんとなく話は知ってるんだけど、ていうかね、僕その時びっくりしたの。金閣寺って架空のものだとずっと思ってたんですよ。金閣寺も銀閣寺も。
架空のものの話をしていると思ってたんだけど、本当にあるんでしょう?京都に。びっくりしたの。見に行けるんでしょう?
ね、全焼しちゃったから立て直しはしていると思うんだけど、実物なんだ。なんか夢の国のせい。ピーター・パンみたいなもんだと思ってたの、金閣寺ってのは。
その話はいいか。せっかく教えてもらって、気にはなるけど三島由紀夫のレター教室ちょっと頭に入れておきます。
僕ね、手紙のやりとりの本でいうとね、山田ないとさんっていう方の漫画家なんだけど、パリの友達っていう本が結構好きでしたね。
山田ないとさんっていう方との、確か日本とパリのやりとりなのかな?これ僕20年くらい前に読んで、久しぶりに読んでみようと思ったらうちに本がなくて、
多分ね山田ないとの本誰かにまとめて貸して帰ってきてないんですよ。借りパクされてて、もはや誰に貸したかも覚えてないんだけど、これねすごい面白かった記憶があるんだよね。
あの当時なんかね、山田ないとだったりさ、桜沢恵梨香とか岡崎京子とか、こういうジャンルの漫画家ってなんて言えばいいんですか。