1. 心に刻みたい人生哲学のはなし
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2022-11-23 10:24

第66回「理想像を叶えたのに落ち込んでしまいます...」

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 https://yoshinorinarita.substack.com

▶︎今回はリスナーの悩みにお答えします!
 Q.理想像を叶えたのに落ち込んでしまいます...
 Q.人はなぜ変化に対して反発するのでしょうか?

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http://j.mp/jtetsugaku

【成田儀則プロフィール】なりた・よしのり/1961年生まれ神奈川葉山町育ち。
小学6年から父の影響でテニスを始める。将来プロになりたいと中央大学庭球部に入部。大切な試合になると、メンタルの弱さで全て負ける。結局レギュラーになれず、四年生で寮長で大学生活を終える。
日本火災海上に入社し社会人をスタート、6年間お世話になった後に独立、会社を設立し、新たなチャレンジをスタート。しかし、事業に失敗。億の借金を背負う。どん底の真っ只中、能力開発の草分け、株式会社TBR故夏目志郎氏に師事、ブライアン・トレーシーのプログラムを徹底的に学び、主席トレーナーになる。夏目氏引退を機に、有限会社ヒューマンリンクを設立。企業研修からオリンピック選手のメンタルトレーニング、学校に行けない子供達のカウンセリングまで幅広く活躍。現在にいたる。
https://narita-yoshinori.amebaownd.com/

【早川洋平プロフィール】はやかわ・ようへい/プロインタビュアー。キクタス株式会社代表取締役。
羽生結弦、コシノジュンコ、よしもとばなならトップランナーから戦争体験者までジャンルを超えてインタビュー。ユニクロ・ネスレなどCMのインタビュアーも。いっぽうで「音声」の可能性にインスパイアされ、声のメディアも創り続けてきた。『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良 大人の放課後ラジオ』などプロデュース。
https://yohei-hayakawa.com

#メンタル
#人生哲学
#理想像


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心に刻みたい人生哲学のはなし
学校に行けない子供たちから、オリンピック選手をはじめとするアスリート、企業経営者、マネージャー、新入社員、メンタルサポーターとして20年間にわたり、講演・研修を行ってきた成田芳紀が、今と未来を変える人生哲学のはなしをお届けします。
視聴者、リスナーからの人生相談にもお答えします。
皆さん、こんにちは。成田芳紀です。
こんにちは、早川洋平です。
さあ、心に刻みたい人生哲学のはなし、今日もやってまいりました。成田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、今日も質問をいただいています。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
20代女性の方からいただいています。
はい。
理想像を叶えたのに落ち込んでしまいます。
昔から海の近くで働きたいと思います。
地方の会社に就職して数年が経ちました。
もともと都会出身なので、最初は成田さんがよくお話しされている理想像の一つが叶ったと嬉しかったのですが、最近になって気分の落ち込みに気づきました。
春から秋にかけては心地よく、趣味でサーフィンすると嫌な気持ちも吹き飛びます。
ですが、秋から春にかけては海を楽しめず、毎シーズン憂鬱な気持ちになってしまいます。
何かアドバイスをいただけると嬉しいですということです。
はい、ありがとうございます。
これはですね。
理想像をちょっと勘違いされているかもしれないですね。
理想像を叶えた。
理想像を叶えたって書いてありますが、海の近くに住みたいというのは目標なんですね。
住みたいだからそうか。目標か。
目標。
理想像というのは、自分がどういう人間になりたいかという人間像なんで、ちょっと違うんですね。
そうか、人間像ではないですね。
ないですよね。だから海の上に住んだって目標を達成できた。
サーフィンできるようになったら楽しい。OK。
秋から冬にかけては、春にかけては、サーフィンできないと寒くてね。
その間は落ち込んでしまう。
じゃあ理想像の人間だったら、自分はこの間どんな考えを持って楽しむことができるのかっていうのをちょっとイメージしていただければと思います。
やっぱり楽しむってところですよね。
そうですね。要は理想像というのは目標とちょっと違うので。
そうか、目標は達成するっていう意味なので。
そうですね。
そういう意味では英語的にはDoみたいな感じで。
理想像はやっぱりありたいだからBみたいな感じ。
B、そうですね。
となると例えばですけど、目標だったらベンツに乗りたいとか、温泉付きの家を買うとか、そういうのも理想像ではなく目標です。
ってことですね。
あくまでもどんな人間がベンツに乗るの?どんな人間が温泉付きの家に住むの?っていう。
どんな人間が全てを人生やるわけですから、そのどんな人間が一番大事な理想像でなってくるわけですよね。
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ですから、その人間像を常にイメージしておいていただくと。
分かりました。人間像ですね。
例えば、人間像がしっかりあれば、例えばベンツに乗ってガンガンスピード違反とかしないですよね。
確かに。
ところがベンツに乗りたいだけだと、ガンガンスピード違反しちゃうかもしれませんよね。
理想像関係ないですもんね。
理想像がなければ。
だから理想像っていうのは全ての羅針盤になるんですよ。
ですから、この方もですね、あくまでも海の近くに住んでサーフィンできるようになって、
サーフィンできるようになったっていうのは、これ目標達成なんですね。
それOK。
今度は理想像を考えていただいて、さらにサーフィンできない期間、どんなことをしたら楽しめるのかを、
自分の理想の人だったらイメージして考えていただきたいと思います。
でもいいですね。そういう意味ではこの方もこれを機にまたそうやって理想像を深めたり、
理想像をアップデートしていくことにつながるってことですね。
そういうことですね。
ありがとうございます。
さあ、今日はもう一つ質問をいただいていますので、
内田さんに伺いたいと思います。
はい、お願いします。
企業や団体など体制を変えるとき、人はなぜ反発するのでしょうか。
ちょっと具体的にいただいてますので読みますね。
就学前の子どもを持つ保護者が集い、育児サポート、課外活動等を支援するボランティア団体に所属しています。
共働き世帯も増え、子どもの育児環境が大きく変わったことで、
活動の負担が一部のスタッフに集中している状況を打開すべく、
運営方法を見直し、昔からの監視を変えることになりました。
しかし、昔からの監視に不満を言うスタッフが非常に多かったにもかかわらず、
いざ体制を変えるとなったとき、多くの反発が出て、保護者が疲弊している状況にあります。
私は体制を変えることには賛成で、何でもやってみないことには良くもならないし、
これを機にみんながより良い方法に変えていけばいいと思うのです。
旧体制を変えるときの注意点や反発する人への対応の仕方をどうしていけば、
うまく新体制で運営していけるのでしょうか。
こちら、子育てボランティア団体に所属する40代女性間の質問です。
実は前に田中千尋さんをゲストにお呼びしたときがありましたね。
あのときに思考傾向、カレードコンパスというものをご案内いただいたんですが、
思考傾向の違いなんですよ。
思考傾向の中には変化と習慣ってあるんですね。
要は常に変化する、刺激がいっぱいいろんな形、これやってみたい、あれやってみたいみたいな、
変化が好きな人もいれば、習慣、ルーティーンですね。
きちっと決まったものをきちっとこなす方が得意な人、習慣が好きな人、
こういう分かれるんですよ、思考傾向として。
習慣がメインな人というのは、どうしても変化が怖いんで、
何か変えようとすると反発があるんですよね。
ただそれだけの話だと思うんですよ。
要はあくまでもそれぞれみんな思考傾向が違いますと。
常に新たなものに変えていくのが得意。
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常に変えられない人、例えば家へ帰るときにしょっちゅう帰り道変えてみたりね。
習慣の人は同じ道を同じように変える。
もう30年でも40年でも変えられますよね。
もう変化が多い人はちょっと新しい道ができたらそっち行ってみようとかね。
新しいお店できたら行ってみようとか。
習慣の人はいつも行きつけのお店に安心して行くみたいな。
こんなところが癖なんです、脳の。
考え方の癖なんですね。
はい。
変化があるということを理解していただいて、反発は当たり前と思ってください。
まずそういうものだと。
そういうものだと。
そして新たに白紙にしてね、すべてを白紙にして、
一から新しいものを自分たちの理想のものをもう一回今の現状にあったものを作り上げようという、
こんな発想でお互い話し合う。
白紙ですね。
何かを変えるとなると習慣の人は怖がるんで。
そうか。
変えるだと当然その習慣の。
その習慣の方たちからすると、それ自体をもうなんか消されちゃうみたいな。
ちょっと怖いですね。
感じですよね。
違和感出ちゃうんですね。
でも白紙であれば、そこにこの習慣の人たちもまた自分たちの大切にしてきているものもまたそのまま踏襲できるかもしれない。
そうです。
作れるかもしれないみたいな。
そうです、そうです。
その方が多分話がまとまりやすいと思うんですね。
なるほどね。
でもこれはね、この子育てボランティア団体の方ですけど、これはこの質問にもあるように、
どのいわゆる組織というものには、小さいものから大きなもの、大企業も全部含まれますよね。
そうです。
今、いろんな合併劇が山ほどありますよね。
もう一部上場企業が、保険会社もね、ガンガン合併してますよね。
ソンポもセイホも。
いろんな会社が合併してますけれども、ありますね。
そうすると、この質問だけだと具体的にどこまでかってちょっと分かんないんですけど、
やっぱりこう、なんて言うんでしょう。
ある意味慎重にというか。
結果的には大きく変えることになるにしても、最初の別に言葉の綾ではないんですけど、
アプローチというかね、特にその習慣の人たちに使う言葉とか、伝え方って結構大事じゃないですかね。
そうですね。やっぱり言葉が持つ力ってとっても大きいので。
ちなみにちょっと余談ですけど、田中千尋さんのときもお話ありましたけど、
思考傾向ということと重なるかもしれませんけど、
その変化と習慣って、このボランティア団体の立場では、
Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、そこでは習慣の人かもしれませんけど、
また別のコミュニティ、別のジャンルだと、その変化の方の人っていうこともあり得るんですけど、
例えばですけど、普段仕事だったら結構変化を作り出すようなタイプだと一応辞任してるんですけど、
普段の日常生活はもう超習慣の人なんですよ。
同じ人でもなんか違うものではやっぱり両方持ってたりとかってするものなんですかね。
もちろん、もちろん。
すみません、ちょっと分かりにくかったかもしれないです。
もちろんそうです。
プライベートとお仕事とやっぱり違いますね。
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やっぱり変わる方もいらっしゃいますね。
ちなみに成田さんは?
僕は変化ですかね。
やっぱりそうですか。
変化がとっても多いかな。
習慣は成田さんがずっと続けてる、いい習慣なんですか?
プライベートはどっちかって言ったら習慣かな。
そうですか。
仕事は変化かな。
やっぱりみんな両方持ってるわけですね。
両方持ってますね、もちろん。
ただどっちが強いかで、いざという時にどっちが出るかが決まってくる。
やっぱりどっちか優勢みたいなのあるわけですね。
ありますよね。
ありがとうございます。
さあ、この番組では引き続き皆様から成田さんへのご質問、ご感想を募集しております。
詳しくは概要欄をご覧ください。
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ということで成田さん、今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
10:24

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