2024年2月号の「ほんのれん」の問いは、「鬼はソト?鬼はウチ?」です。
鬼は、どうして「外」へ追いやられてしまうんでしょう。
そこには中央と周縁や、従属と逸脱などなど、いろいろなメッセージが隠されていそうです。
鬼を恐れてソトに追い払うんじゃなく、「鬼的なるもの」をウチに取り込むと、違った世界や自分が見えてくる?
シリーズ3回目は、西洋世界の鬼的存在「悪魔」について考えていきます。
西洋の一神教世界で語られる「悪魔」は、日本の「鬼」と何が似ていて、何が違うのでしょう?
<今回登場する本>
『悪魔の文化史』ジョルジュ・ミノワ著、平野隆文訳、白水社 文庫クセジュ 2004
37:11
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