2021-09-11 18:14

30 天才画家ゴッホとゴーギャンと明智光秀

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皆さん、絵画は好きですか?美術館は行きますか?今回のエソードは、狂気と情熱の天才画家ゴッホ、そしてゴッホと共同生活をしたゴーギャン二人の人間関係にスポットを当てた山ちゃんのおすすめ本をご紹介します。


絵画にあまり興味がない!ゴッホは知ってるけど、どんな人物なのか分からない。どんな生涯を歩んだのか知らない。そもそもゴーギャンって誰?って方にも分かり易く、絵画の世界に興味を持てる内容となっております。


そして話の展開は歴史上の人物へ。幼少期から歴史上の出来事や人物について素直な目で見れない谷くんの妄想歴史トークも是非お楽しみください。


◆谷くんが今回出演した『アメリカで働く日本人 Japanese Jam』さんのYouTube動画は、こちらのリンクよりご覧いただきます。https://youtu.be/Vez5DdNKJHY


【山ちゃん】

都内小学校の先生兼ワークショップデザイナー。学校内外でアーティストや専門家、企業と連携した授業やワークショップを実践。子どもたちとともに創造する環境をつくりだす。

◆ Instagram https://www.instagram.com/vivistop_nitobe https://www.instagram.com/yamatomizu_zukou

◆ note https://note.com/uske1928


【谷くん】

アメリカ在住新米パパ。クラフトビール探検家・とも蔵としてYouTubeや電子書籍でクラフトビール文化を配信する傍ら、グラフィックデザイナー・写真家としても国際的に活動。

◆ YouTube https://www.youtube.com/channel/UCohv-mlIV7ZNXSrWpzeqRyQ

◆ website https://www.tomotany.com

◆ Instagram https://www.instagram.com/tomozobeer

00:04
こんにちは、山あり谷あり放送室です。この番組は、図工の先生とクラフトビール探検家の二人が話す放送室です。
東京に暮らす僕、Yama-chanと、ロサンゼルスに暮らす僕、Tani-kunが、日米間の子育て、教育、アート、カルチャーなど、日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
はい、では今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
Tani-kunが映画のアウトプットをしてくれるもので、僕も何か見たり聞いたりしたものはアウトプットしていきたいなと思いまして、
今日は僕から最近読んだ本の紹介を一つさせてもらってもよろしいでしょうか。
お願いします。
Yamauchi-kun、ちょっと待って。今ね、その本題に入る前にね、ただいま、この今、ポッドキャスト収録中、YouTubeチャンネルの撮影をしております。
おっと?何それ?
僕今、ジャパニーズジャムさんっていうね、アメリカで働く日本人にフューチャーしたYouTubeチャンネルなんだけど、そこに僕、出させてもらうことになって。
なんとこの撮影現場をYouTube、ジャパニーズジャムさんが今、撮影してくださってます。
えー、どういうこと?
撮影、そこにいらっしゃるの?
今ね、横にいらっしゃって、こんな感じでポッドキャストもやってますっていう感じで。
おはようございます。
そうなんです。
それでキュロキュロしてたのね。
なので、来月とか1ヶ月後くらいには放ってると思うので。
えー、すごいね。
ぜひ、僕の回を山ちゃんも見てね。
見ます見ます。すごいね。
はい。クラフトビール探検家としてロサンゼルスのブリュワリを紹介したり、僕の家で何やってるかみたいな1日を撮った。
すごいじゃん。
リアルドキュメンタリーみたいな。
それ何分くらいの回なの?番組としては。
どんぐらいだろう?今ね、11名ぐらいゲスト出てるんだけど、だいたい20分、30分とかじゃん。
1人?
そう。
情熱大陸より出るじゃない?それ。
いや、ほんとですよ。
やば。
ぜひ、山ちゃん。
はい。大谷君、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
このジャパニーズジャムさんは、僕は全然知らなかったんだけど、友人の人に、こんな面白いチャンネルあるよって言って、
僕見て、これ俺出るしかないと思って、出たいと思って、また逆オファーをして、僕を出してくださいって言って、やり取りして、ぜひってことになって、そんな感じです。
楽しみですね、それは。
そんな感じなんですが、山ちゃんの今日はおすすめの本ということで。
そうなんです。おすすめです、これ。
03:01
今日紹介したいのは、原田マハさんのリボルバーという本です。
原田マハ。
この本は、ゴッホとゴーギャンについて、画家のね。
ゴーギャンって俺知らないな。
ゴーギャンってね、絵は見たことあるんじゃないかな。
僕、実は結構、そういう有名どころの、有名どころっていうか、絵画自体に結構弱いかも。
それはね、俺もそうですよ。だからちょっとでも詳しくなれれば、と思って。
そういうの嬉しい。収録しながらね、毎回勉強になるんで嬉しいですよ。
僕も知らないこと多いんで。
ゴーギャン、こんな絵。
なんか見たことない?
色合いすごい素敵。
タイヒチの。
タイヒチなんだ、アフリカンっぽいと思ったらタイヒチなんだ。
タイヒチでしたね。
で、なんかね、俺もね、そんな二人に、ゴッホとゴーギャンについて、全然詳しくなかったので、
今回、この絵画が好きな人にとっては常識なのかもしれないけど、
この二人の関係とかを学んだわけなんですけども、
ゴッホはオランダの出身の人なんだけど、
このゴーギャンっていう人と一回ね、共同生活をしてるんだって。
で、その場所が南フランスの田舎町。
フランスか。
アルルっていう場所でゴーギャンと本当に短い間共同生活を送っていて、
で、その時にゴーギャンは生活に耐えられなくなり、ゴッホの元を出てってしまうんだって。
その時にゴッホは自分の耳を切り落とし、ゴーギャンに出てって欲しくないっていうのを根幹するっていうものすごく奇抜なエピソードがそこであり。
そういうことか。だからそこのポイントで耳を切り落としたんだ。
そうそう。その相手がゴーギャン。
で、そのゴーギャンはその後一緒にもう生活することなく、最後は田舎町に遠くに、遥か彼方に行ってしまい、
ゴッホはその数年後に心も病み、最後は自殺をするという、そういう生涯を送るお二人なんです。
あ、そうだったんだね。
めっちゃざっくり言うとね。
なるほど。ちょっとね、最初ね、その田舎町の絵だったじゃん。
なんで田舎町なんだろうと思ったんだけど、フランス寮だよね、田舎町は。
そうそうそうそう。
そうだね。
あとね、今すっごい偶然って思ったんだけど、
なになに。
このポールゴーギャン。
ゴーギャン。
知らないって言ったじゃん。
うん。
めちゃくちゃタイムリーに、僕がね、友達がすごい絵が好きな人がいて、家にね、洋書と日本の本がめちゃくちゃあって、
俺ね、勉強しようと思って借りてきたの。
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ほんとだ。絶対載ってるよ、ゴーギャン。
ヨーロッパを代表する画家たちで、美術館を巡る旅ガイド、ヨーロッパの。
第1章しか読んでないんだけど、ゴッホで、僕ゴッホに焦点当てたやつで、
そこの南仏で共同生活して耳を落としたっていうのがあったんだけど、ここにあったその彼がゴーギャンだって。
そうだ。
そうそうそう。ゴッホエピソードで必ず出てくるすごい関連深い人ですね。
なるほど。
で、今回この話は何なのかというと、話は現代の話なんだけど、主人公がオークション会社に勤める日本人女性で、フランスで勤めてるんだけどね。
そこに1本の拳銃が持ち込まれると。
はい。
で、この拳銃はゴッホが自殺をした時の拳銃なんですっていう、もう錆びついた1本の拳銃リボルバーから物語が始まっていくんだけども、
実際にこれ最後の本の後書きでわかったんだけど、実際にね、ゴッホが自殺に使ったとされるリボルバーは、
2019年の6月19日にパリの共売会社のオークションアートによって共売にかけられ、16万ユーロで落札されたっていう事実があるんだって。
ちょっと待って、リボルバーってその銃の種類ってこと?
そう、拳銃、探検銃っていうのかな。
はいはいはい。
で、多分そういう事実をきっかけに構成されたすごい、中身は全然フィクションなんだけどさ。
ちょっとミステリー系な感じ?
そうそうそうそう。で、この拳銃にまつわるエピソードで、本当にこのゴーギャンとゴッホの関係を改めて提示してくれるっていうか、本当はこうだったんじゃないかみたいな。
なるほどね。
まあ史実、今のところそのどこの解説書にもゴッホは自殺を図ったって書いてあるんだけど、本当はゴーギャンがゴッホを殺したんじゃなかろうかとか。
この拳銃はゴッホが自殺したものじゃなくて、ゴーギャンが殺したっていう拳銃なんですとか、そういう話に展開していったり。
なるほどね。面白そう。
で、ゴーギャンはなぜゴッホを殺さなきゃいけなかったかっていうのが、すごいゴッホが天才的な力を見せつけて、それに耐えきれない。
どんどんお前が遠くに行くなよっていう嫉妬やそういう思いを持って殺したんじゃなかろうかっていうような話とか。
なるほど。
いやそうじゃなくて、ゴッホが自分がもうなんだろう、もうこの先生きていけないと、その自殺工場みたいな形でゴーギャンが携わったんじゃないだろうかとか。
なるほどね。
そういうことがね、展開されていくのですよ。
面白いな。なんかその小説読むだけですごい勉強になるね、画家の2人。
そう、このねゴッホとねゴーギャンめちゃめちゃ詳しくなる。
ね、なんか性格とかもわかりそうだよね。
09:01
そうそう、その性格も最初の前半のシーンで語られるゴーギャンの性格と、その中盤と後半で語られるゴーギャンの性格がまたどんどん変わっていくんだよね。
そのストーリー上語る人の思いによって、この画家の性格まで考察されているというかさ、もう亡くなった人だし、一応もうたくさんの研究家がいて、
だいたいこういう人なんじゃなかろうかっていう風になってるけど、まだまだそのさ、考察の余地はあるというか、いろんな見方ができたりするのって面白いし、
これってなんか絵があるからさらにそれが語れるっていうか、絵画ってほんとすごいなって思ったのと。
なるほどね。なんかさ、美術館行って絵画だけ見るとさ、すごい距離感じちゃうけど、そういう入り口だったら次から見やすいね、ゴッホとか。
そう、ほんとに見たいなって見たくなった。今まで別に日本にゴッホ展が来たってどうせすっごい人になるから、別に興味ないよとか思ってたし、
なんせね、ヨーロッパ旅でルーブルをすっ飛ばした人ですから、そんなにね、別に絵なんてって思ってるし、今でもほら、前に対話型鑑賞の少し話でもした通り、
なんか別に絵の背景はしてなくたって、その絵をどう見るかは自由だし、その面白さに気づいちゃったから、
よりなんか別にゴッホがどうかとかね、語源がどうかとかって別に知らなくたっていいんだなとは思ってたんだけども、
知ると見たくなるね、やっぱりね。
それいいな。俺も気になっちゃったよ、その触りの。
でしょ。これあの、全然肝心なことは言ってないので、ネタバレになってないから、ぜひ読んでください。
なるほどね、これ本当にね、またミラクルというか偶然なんだけど、僕昨日キャンプから帰ってきたのね。
で、今回ファミリーキャンプじゃなくて、グループキャンプ。
いいね。
僕普段やんないスタイルで、アメリカではもちろん初めてなんだけど、車3台で5名でやったんだけど、ほとんどがね、その場で初めまして同士というか。
え、なにそれ。
で、僕と親友は2人で1台で行ったんだけど、で、僕を誘ってくれた1人の人は僕は知ってんだけど、僕の知り合いは知らない。
で、その方がこう、ハブになってさ、もう一組誘ってくれたから、これとここは繋がってるけど、こことここは初みたいな感じの面白いキャンプだったんだけど、
そこでね、まさにね、夜こうたけびしながら絵画の話になってさ、ゴッホとピカソの話をね、すごいしてた。
なんて高尚なたけびトーク。
うん、すんごい好きな人がいて、なんかヤマチャンあれらしいよ。
ロサンゼルスのゲッティセンターっていうすんごいでかい、多分LAで一番素晴らしい美術館があるんだけど、そこにゴッホがあるらしいぞ。
へー。
あともう一個ラックマっていうところがあって、そこにはピカソコーナーっていうのがあって、
12:01
へー。
その彼はね、ロックミュージシャンなんだけど、絵画がすごい好きで、僕はね、ピカソコーナーだけで帰るんです、デジタル。
そこに3時間くらいいるんだって、毎回。
へー。
なんかいいね、絵画改めて。
やっぱりなんかその、このお話の主人公もオークション会社の人であり、あとはゴッホとゴーギャンの研究家でもあるっていう設定なんだけど、
たびたびその本でも語られるんだけど、やっぱり偽物と本物の違いみたいなのがすぐわかるみたいな。
へー。
やっぱりこう絵に、絵をずっと見てる人はその本と筆使いだったりとか、なんだろう、その雰囲気っていうのって本物にしか出せない?
そのピカソならピカソで、ゴッホならゴッホにしか出せないような絵の力っていうのがわかる人にはわかるんだろうね。
ずっと見てるとわかるようになるのかな。
なるほどね。すごいな。そっか。でもなんか面白いな。
僕もねちょっとその本で設定っていうか構成が面白いなと思ったのが、ピカソとかゴッホ、あとは今回のゴーギャンって方今見たら1848年生まれだよ。
で、亡くなったの1903年とかじゃん。ざっくり120年とか前なのか?ざっくり。
そうだね。
その時ってさ、なかなか記録に残せる。もちろんね、スマホはないし、ビデオテープないし、手紙とかはあるかもしれないけどさ、本当に本人が書いたのとかさ、
僕ちょっとそういったひねくれた目線で見ちゃう人だったね。子供の時とか。
だってさ、例えば政治家とかで罪に問われてさ、公開処刑みたいな質問責めの時にさ、記憶にございませんって言うんだよ。数ヶ月前で。
数ヶ月でそれなのに、なんで100年とか300年前の歴史書みたいなのが信じられてんの?っていうのが、僕結構小学校の時から歴史の授業見て、すごい疑問に思っちゃう人で、
果たして坂本龍馬っていたけど、これなんか当時の月句ドラマの主人公みたいに作り上げられたヒーローなんじゃないかなとか。
安土桃山時代とかさ、そういう時にいた人とかって、当時の孫悟空とかドラゴンボール的な、実在しない架空のヒーローだったんじゃないかなとかさ、戦国武将とか。
そんなことね、たまに思ってたんだけど、初めて今人に話しました。このひねくれた考えを。
全然別におかしくないと思うけどね。そうだよね。だって誰かが嘘の電気みたいなのを複数で書いてたらさ、現代でそれが複数見つかればやっぱりこれ、主実上基づいた根拠みたいになっちゃうじゃんね。
でしょ。敵は本能自身ありとかさ、絶対言ってないでしょ。こっちの方がかっこよくねみたいな。絶対美化されてる。
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そうだね。そういった意味だとね、この間までやってた大河ドラマは、明智光秀だったのよ、主人公が。
大泉さん?じゃないですか。違う違う。誰がやってたの。長谷川なんとかさん。
長谷川大地。それって同級生だよね。
あ、そっかそっか、僕らの同級生だった。
広木さん、長谷川広木さんっていう俳優さん。で、その前回の大河の明智光秀は、ものすごくかっこいいし人に好かれてるし、ちょっとしたヒーローなのよ。
で、今までの僕が学んだり、僕も勝手なイメージを持った明智光秀って、ちょっと戸足で、で、裏切るし最後。
ほうほうほう。
やな奴感がイメージない?明智光秀って。
あるあるある。めっちゃあるよ。
それが長谷川広木さんイケメンだし、とにかくもうね、めっちゃいい人なの。
ほんとにあの街の人からも、奥さんもともすごい仲良いし、で、もう今の時代を変えられるのは、もう明智さんしかいないって言われて、やむを得ず押し出されて最後、織田信長を討つみたいな。
そういう人間ストーリー、物語がすごいグッときて、これもほらね、そういう風だったんじゃないかって。
現になんか明智寮の町民とかは、村人とかはすごい明智さん大好きだったっていう話はあるらしくて、でもそういう見せ方だったり、物語の紡ぎ方で、歴史上の人物のキャラクターっていうのは変わっていっていいし、それが面白いなって思うね、確かに。
だから僕そういうの聞いてさ、大河ドラマじゃん。視聴率取りたいじゃん。そりゃいい感じのドラマのストーリーにしたいよねってちょっとひねくれ目線で。
ほんとはもっとそんなはずじゃないよね。
平家物語とか昔の歴史上の資料と残っているものは、当時でいう週刊少年ジャンプみたいな感じだったのかなみたいなね。
そうだね。
娯楽がないから、来月の平家物語超楽しみじゃんとかね。だからフィクションっぽく作り上げてるストーリーかもしれないねって僕は思ってしまうね。
いいじゃないのはそういう風な方があれこれ妄想できるよね。
そうですね。
というわけで本日は原田マハさんのリボルバーという本を読んだよということをきっかけにちょっと谷くんの妄想も聞けまして、いいじゃないですか。楽しい回になりまして。
いやすごい興味を持った。ありがとうございます。
またぜひなんか読んだとか面白かった見たものぜひシェアしてください。
ぜひぜひよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では今日はこんなところでありがとうございました。
18:00
ありがとうございました。
18:14

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