エランセの問題発生
はい、先ほどの続編でございます。
溶けると言ってたのに溶けてなかったやの話の続きですけども、
さっきのはですね、溶ける糸が結局、マイの中に入って、ゴミ袋の中に入って、だから溶けなくなっちゃったよって話だったんですけども、
もう一つですね、実はね、この患者さん、同じ患者さんなんですけど、中でもうまた別の問題が起きました。
それがですね、エランセでございます。
エランセ、これも皆さん聞いたことあると思いますけど、エランセ。
一時におでこを丸くするのに流行った色がですね、ヒアルロン酸よりも溶けるのが遅いから長持ちするでみたいな感じでですね、お顔に結構入れるような調として流行ったんですけど、
このエランセがですね、ここに入れてあったらしいんですが、組織をめくっていきますと、
なんとですね、明らかにこの固い組織がありまして、何やこれ、ちょっといつものよりも固いやんけと思いながら、いわゆる反根という状態になってて、
これを丁寧にめくっていくわけですね。手術でフェイスリフトって綺麗にめくっていかないといけないから。
このめくっていくとですね、固い組織を超えた向こう側に見えた景色がですね、
普通は脂肪って、体の中の脂肪ってですね、鮮やかな黄色をしてるんですけども、脂肪細胞の色ですね。
ところがですね、この方は黄色の向こう側に茶色がおったんですよ。
固い反根を分けて向こう側に行ったら、トンネルを抜ければそこはみたいな、白い景色とかじゃなくて茶色。
パン!茶色!みたいな。
黄色い海に茶色バーン!みたいな。
要するにですね、エランセが不良肉芸といってですね、組織と異物反応を起こしてしまって、
体はエランセを溶かすためにいろんな酵素を出すんですけど、
おそらく不良肉芸を形成してしまってですね、周りの脂肪を溶かしながらですね、反根形成をしてたんですね。
エランセの話は聞いてませんでした。
糸を使用しない手術の重要性
患者さんに手術終わった後に、
これ、なんか固いのがここにおったんやけど、これなんかやったことある?
エランセ入れました!みたいな。
言うてー!それー!みたいな。
患者さんからするとやっぱ溶けるものっていうふうに思ってるし、
まあそういうふうに擦り込まれてるから、
人工のものを顔に入れるっていうのは、やっぱ分からないんですよ、実際生態反応って。
メーカーはですね、安全だ安全だと言って、当然売らないと儲からないので、
なんでも安全だと言いますし、
お医者さんも、初めて使うお医者さんからしたらですね、
誰の話を信じるの?というと、
当然そういう業者さんの話を信じるしかデータがないわけですから、
受け売りをするんですよね。
お医者さんたちもそこで注意をして観察をすればいいんですけど、
実際に糸とか注入をする先生って組織を開けることがないので、
自分が手術した後の患者さんが中身どうなってるのか知らないんですよ。
ぜひ知ってほしいな。
こっちがばっかりですよ。切る側ばっかりが。
世の中の注入とか糸とかが、こんな問題になんねえんだよっていうのを知ってるのはこっち側ばっかり。
なので本当にやめてほしいんですけど、これね、やめさせられないんですよ、なかなか。
なんでだと思います?なんでだと思います?
もうね、聞こえてきますよ、空から声が。
万人万人万人、万人万人って。
儲からんですよ、糸が。儲からんですよ、注入が。
手術ってむちゃくちゃ時間かかるし、手術するまでの準備も長いじゃないですか。
糸とか注入はその日きてできるんですよ。儲からんです。
なのでクリニックにとってもやり続けてるほうがお金が生み出されていくし、
業者さんもですね、そんなリスクのことを強調するよりもどんどん打っていきたいです。
これですわ、これ。これ。これが動いてるんです。
もうだからね、山口消されるかも。
とにかくマネーです。
マネーのトラさんやってください。
だからね、本当に恐ろしいですけどね。
自分やったら、もしかしたら自分の大事な人にはやっぱり受けさせたくないんですよね。
なのでうちでやってるRリフトっていうのはこっちには一切糸を入れないような手術をしてますけど、
お金にはね、やめてほしいな、本当に。
ということで、解けるものが解けなかったり、解けたらあかん組織は解けるエランセがあったりっていうのがありますので、
皆さんお顔に何かする場合にはですね、これぐらいも本当に注意してくださいね。
以上、ご参考にしてください。
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