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フリーライターのよりどころラジオ、第14回始まります。編集者の伊藤健三です。
ライターの斎藤美智子です。
この番組では、ライティング業界に身を置く私たちが、仕事やライフスタイリングにまつわるトークをお届けします。
目指すは、執筆の合間に聞きたくなるラジオ、毎週金曜日に更新しています。
斎藤さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。今回はね、皆さんも聞きいただきありがとうございますと、
嬉しいことに、最近投稿増えてます。
増えてますよね、これは明らかに。
明らかに。今までより質問っていう感じが多かったんですけど、
本当に感想、シンプルな感想っていう形でいただけることもあって、
これもめちゃくちゃ嬉しいですね。
ありがとうございます。ラジオっぽくなってきたね。
嬉しいね、もう。
聞いてる人いたわ!っていうね。
誰が聞いてるかわかんないからね、これ一応。
今日はね、いただいたご感想がありますので、早速読み上げてみたいと思います。
紹介ね。
じゃあまずは、今回は2本取り上げたいと思います。
はい。
1つ目、こちらは匿名の方ですね。
感想読み上げます。
ほうほう、自衛隊体操ですか。
小生、フリーじゃなくて会社組織のちっちゃな歯車として社会人の1年目。
研修中の1ヶ月半ほど、毎朝6時過ぎにやっていました。
音楽はなかったな。会場自衛隊のやつですが。
当時タラタラとやっていたら、自衛隊上がりの人事部長に、
貴様ら腰が入っとらん、気合が足りん、と怒鳴られておりました。
運動不足解消のため、久々に気合を込めてやってみますかね、と。
これあれですね、前回カイトさんが取り上げた自衛隊体操。
運動不足解消のための方法としてね、自衛隊体操って挙げたんですけど。
すごいご意見いただいてますよ、これ。
本当そうですね。でもそれで会社でされていらっしゃるところもあるんだなっていうふうに思いました。
でも多分ね、会場自衛隊のやつですがっていうふうに書いていただいてますけど、
そうなんですよね。私も会場自衛隊の動画一応見たんですけど、
極ナインですよね。
チラッとしか見てないんですけど、あんまり激しく上下、前後左右に動く感じじゃなくて、
多分潜水艦の中とかにいても狭いところでもできるようにしてるのかなと思ったりしますね。
サイザーさんのは陸上自衛隊ですか、じゃあ。
そうですね、陸陣海陣版っていうのをやってます。
陸陣と会場がまた違うんですね。
いろいろあるんですね。
ご意見ありがとうございます。
もう一つ。
お名前いただいてますよ、これは。
山田光栄様。いいんですかね、読み上げちゃったこれ。
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山田光栄様と本名かペンネームかちょっと分からないですけど、多分コメントですよね。
コメントいただいてますもんね。
そうですね、いつもありがとうございます。
読み上げますね。
斎藤さんの優しいお声にいつも癒されています。毎回聞いていたいです。
嬉しいですね。
ありがとうございます。お恥ずかしいです、なんかね。
斎藤さんの声もいいですね、可愛らしくてね。
ありがとうございます。初めて聞いたよ、そんなお世辞を用。
無邪気なね、少女のような。
何言ってんだ。何も出てこないぞ。
分かりますよ、癒しですよね、これはね。なんか安心感があるなと確かに。
本当ですか。でも健三さんの声にもね、皆さん癒されてください、ぜひ。
いや、いい、僕は癒されなくていいんですよ、僕は。僕は攻めのしゃべりで頑張ってきて。
こう2ついただきまして、いやこれ嬉しいですね、これ。
本当嬉しいですよね。やりがいがある。
今後もね、こうやっていただけたら、こうやって読ませていただきますので、ぜひ。
ほぼ確実に読みますからね。
実はもう1個来てるんですよ、投稿が。
こちらに関しては一応、感想でもなく、質問でもないなっていう、ちょっと不思議な投稿が来たんで、
ちょっと今回はこれを取り上げつつ、これをメイントピックにしちゃおうかなと。
今からちょっといただいた投稿を読み上げますけど、正直意味わかんないと思うんですよ、聞いても。
ほとんどの人が。
でもそのまま読みます。原文ままを読ませていただきます。
じゃあお聞きください。
以上でございます。
意味不明ですね、これは。
これ、一見すると嵐コメントなんじゃないかとかね、ちょっと思ったりするじゃないですか。
ちょっとドキッとしちゃいました、私。
多分斎藤さんはドキッとしただろうなと。
もちろんこれ、どなたが書いたか僕も一切わからないんですけど、僕はね、ちょっとね、いろいろわかるんですよ、これ。
何やってるか。
簡単に説明しますと、これ、知ってる人はすぐ気づくんですよ、これ実は。
漫画のグラップラガキってものがあるんですけど、それの第1巻の1ページ目のセリフをオマージュというかを引用してますね、これは。
なんか結構、いろんなところでネタというかパロディというかされてるネタでしたよね、多分これ。
大したものですねと、みたいな感じで、いろんなところで伝わります。
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梅干しを添えてとかなんですよね、これ確か。
そうそう、よく知ってますね、そう。
ここにもICレコーダーって言ってますけど、本来梅干しですね。
とりあえず元ネタを簡単に説明したいと思います。
これはね、グラップラガキって昔の漫画なんでね、知らない人の方が多いんじゃないかと思うんですけど、
男の子が読む漫画なんでね、格闘漫画なのでね。
超はしょって説明しますと、主人公バッキ君がいますと。
強い格闘家ですね、簡単に言うと。説明超はしょりますと格闘家ですと。
そのバッキ君、第1巻、初登場ですね、もう第1巻なんで。
空手の極真空手かな、フルコンタクト系の極真空手かなんかの大会に出ると。
別に空手やってるような子でもないんですよ、バッキ君は、素人として。
ただ女が強い子ということで。
で、出るんですけど、バッキ君控室でタッパーに入ったとんでもない量のおじいちゃん食べてるんですよ。
本当に意味わかんない量食べてて、それを見た周りの出場者が、
俺あいつ何やってんだあいつと、あのちっちゃいガキはと。
あれは死ぬぞと、あんな食ったら。
試合中に入ったりするんじゃないのと。
みんなちょっとクスクス笑ったんですよ。
で、さらにバッキ君はコーラも飲んでるんですよね、横で。
おじいちゃん食いながら、炭酸を抜いたコーラをグビグビ。
1.5リットルラップ飲みしてる。
あんなの飲んだらバカじゃないのかと。
言ってる横で、なんかちょっとメガネかけたおじいさんが、
なんか知ってるんでしょ、いろいろね、格闘のことを。
それ見ながら、ほう、おじいちゃんですかと。
ほう、おじいちゃんですかと。
大したものですと。
おじいちゃんは消化にすごくいいから、
スポーツとか試合前に食べるのに最適ですと。
炭酸抜きコーラに関しては、
エネルギー効率がめちゃめちゃいいから、
マラソンランナー、愛用する、愛員するマラソンランナーもいるぐらいだよと。
マラソンランナーは元データにあるわけね。
そうなんですよ、本当にあるんですよ。
パロディーとしては結構意味がわかんないんですよね。
で、その上で、それを聞いた出場者かな、周りの。
何でもいいけどよと。
その人の相手はスウェードだぜと。
スウェードっていう、空手のすごい強い有名な相手が。
その相手をするのに、こんなに食ってて大丈夫かと。
言ってる横で、さらにバキ君がいっぱい食べてるものを観察してたメガネのおじいさんが、
梅干しも添えて、非常にバランスがいいと。
超人的なね。
それにしても超人的なその量を食べるなんて、消化かな。
その量を消化できるとは超人的なね。
胃袋というかないねと。
って言ってるシーンなんですけど、
それを、なぜかわからないけど、
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ライティングかな、ライター関連の言葉でパロディーとして、
ご投稿いただいたという話でございます。
もっかい読みますか。
前置きでね。
もっかい読むな、どうぞどうぞ。
すごい有名なんだよね。
けんぞうさんに、これ話なんじゃないっていうのを聞いたときに、
いや、これたぶんバキっすよみたいなことを聞いて、
おいおいおいで、カタカナでやっただけで死ぬはあいつって出るんだよね。
Googleの方。
わかる人は一瞬でわかる。
もっかい読めなくていいですけどね。
これちょっとね、もう少しプロファイリングしてみようと思ったんですけど、
これなんか、要はバキネタを使った、こういう面白投稿をしてくださったわけですけど、
なんか変な投稿をしているように見えて、
実はこれすごい真面目な方なんじゃないかなと僕は見てて思うんですね。
へー。
っていうのは、取材相手はあのアルパチカブトだぜっていう一文があるんですけど、
こうやって僕が何回か前に取り上げたラッパーの名前なんですよね。
アルパチカブトって。
そうですね。
すごいマニアックで、もう普通の人はたぶん知らないだろうなと。
その名前を出してるって時点で、たぶんこのラジオすごい聞いてくださってるんだろうなと。
そうですね。そうですよね、確かに。
さらにはこのアルパチカブトっていうラッパーの名前、実は全部ひらがななんですよ、アルパチカブトって。
なるほどなるほど。
で、それをきっちりと投稿でもひらがなで書いてるんですよ。
これはね、
そうですよね。
アルパチカブトについて調べたってことなんですよ、これは。
確かに。あ、調べて、そうか、書いたってことか。
こういう名刺をきっちり調べるって、すごいライターとしては、ライティング関係としては素晴らしい行いだなと。
であったら他の部分も、ICレコーダーとか2万文字とか、ライティング関係のマニアックな知識も、
もともと知ってるのか、それでもあえて調べたのかわかんないですけど、
すごい真面目な投稿だなと、僕は実はこれ見てて思いました。
結構ねって、こうされてるってことですもんね。
だからありがとうございますと、私は。
そうですね。
そのタフネスにね、シェイシェイ、あ、これちょっとすいません、バキネタなんで気にしないでください。
わかんないです、わかんない。
そのタフネスにシェイシェイと言いたいですね、もうね。
けんぞうさんがね、だってバキ好きってことは知ってたのかな?
だからね、僕の知人なんじゃないかと思ってるんですよ。
なるほどね。
もしかしたら。
いやでも結構有名なネタでもあるんですもんね。
あー、そっかそっか。
だから、そうとも言い切れない。
でもすごいなんか、謎に包まれてるんで、いまだに。
なんか、本当に俺の友達かっていう。
分からないってのが正直なところですね。
そうなんですね。
いやでもね、バキって、あ、ごめんなさい。
なんかバキって、実はけんぞうさんと私の原点じゃないですけど、そういう側面もなんかあるんだよね。
ちょっとよくわかんないですけど、どういうことですか。
え?え?え?だから、初めてけんぞうさんが所属されてる会社のヨスカの打ち合わせに行ったんですよ。
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私まだ駆け出しライターだった時に。
だから、私ともう一人ライターの人とけんぞうさんと、あと取締役の方がね、4人でカフェとかで打ち合わせしてたんですよね。
で、その時にけんぞうさん、初タイムだったんですよ、私とけんぞうさんが。
そしたら、打ち合わせ終わって、駅、じゃあみんなで帰ろうかって、
帰り道でめちゃくちゃバキの話してくれたけんぞうさんが。
それがすごい面白くて、なんて面白い人なんだって思った。私はドッカンドッカン受けてたっていう。
それも結構さ、恥ずかしくない恥ずいんですけど、その初タイムの女性にバキの話するって終わってますよ、その男。
私がすごい、いとおさん面白いですねとか言ったら、ちょっと調子乗っちゃってとかなんじゃないですか。
きもい、きも。きも、俺。
晒しちゃった?
今日は限定回帰感がある。
僕なりのパフォーマンスだったんでしょうね。
さてさてと、せっかくバキネタをご投稿いただいたんで、今回のトークテーマ、これにちょっと紐付けてみようかなと。
題して、漫画バキから学ぶプロライターの流儀というものをやっていきたいと思います。
これはね、簡単に言いますと、僕は比較的バキが詳しい方ですと。
有名なギャグ漫画なんでね、あれはね。格闘漫画に見せかけたギャグ漫画なんですけどね。
見せかけたことばっかりしてるからね。
そんなね、バキという漫画から、これ一見バキって格闘漫画なんですけど、
その中で意外とこのプロライターとしての流儀も実は学べるんじゃないかと思うエピソードがね、
探しみたいな2つほどありましたので、ひたすら僕が今日語る回とさせていただきたいと思います。
楽しみ。
まずね、1つ目から。
はい。
えーとですね、じゃあまず簡単に説明しますよ。
まずバキっていうストーリーが、超ざっくり言いますと、主人公、バキ君、年齢ちょっと重なってるストーリーによって年齢違うんですけど、
10代、中高生くらいのバキ君、すごい強いですと。天才と言われてるんですけど。
実はそのお父さん、ハンマーユージオウという方がいるんですけど、めちゃめちゃ強いんですよ。
地上最強って言われてるレベルで、本当に強いんですけど、
一応本筋としてはお父さんに勝つみたいなのが目標としてあるわけですね、主人公は。
そのためにいろんな強い人と戦うであったり、なんかね、鍛錬を積むみたいな、そんなストーリー、超ざっくりですよ。
で、じゃあお父さんどれくらい強いのって話なんですけど、
もう強いって言ってもいろいろあるじゃないですか、もうね、そんな強い格闘家なんて言っても、でも本当に強いんですよ。
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地上最強なんですよ。
どんくらい強いかっていうと、エピソードがいくつかありまして、
とりあえずハンマーユージオウがまず赤ちゃんとして生まれた瞬間、子供としてお母さんのお腹から生まれた時に、
ハンマーユージオウが生まれました。
そしたらなんか世界中のお偉い者たちがなんか寒気がしたらしいんですよ、なんかゾワって。
なんかがおかしいと。
で、各国の首脳が何かおかしいやばいことが起きてるって思って、核兵器を保有し始めたらしいんですね。
やばい、ゾワっとしただけで核兵器を持ち始めるの?
何かがおかしいと。
だからその、今核持ってる国々はハンマーユージオウの誕生を恐れて、今核持ってるらしいんですよ。
アメリカとかかな?
とか、あとはね、ハンマーユージオウってもうね、マークされてるんですよ、いろんな各国に、もうやばすぎるから。
だからあの、衛星でもう行動全部監視されてるんですよ。
まださ、GPSとかなかった時代なんでしょ。
もう全部そう、全部監視されてる。
もう何かやるからすぐに。
もしハンマーユージオウが時速4キロ以上で動くと、まあ小走り、速歩きくらいかな。
4キロ以上で動いたら、その衛星がその情報を察知して、やばい、ユージオウがなんかしようとしてると。
ちょっと小走りだと。
でもね、衛星がね、パニックを起こしちゃうんですよ。
でね、世界中のカーナビがね、ちょっとずれるらしいですよ。
ヤバい。
だからハンマーユージオウがちょっと小走りするだけで、衛星がずれると。
まあそのくらいなんかね、衛星で管理されてると。
でまあ、極めつけとしては、ハンマーユージオウは本当にもうやっぱ、全国から恐れられてると。
全国って国ですね、もう。
あー、はいはいはい。
アメリカも恐れてるんですよ、ハンマーユージオウのこと。
なので、アメリカとハンマーユージオウ個人が、平和友好条約をね、結んでます。
それ別に笑い事じゃないですよ、同じぐらいの力なんでね。
それぐらい強いですよ。
一応あのね、漫画の中で、アメリカの大統領が、実際リアルな世界ですね。
変わるたびに、漫画の中でも、大統領が変わるシーンが出てくるんですよ、必ず。
オバマとか。
毎回大統領が変わるたびに、平和友好条約を結び直しに、ユージオウがアメリカに行くんですよ、毎回。
すごい。
大体でも新しい大統領は、ユージオウのことあんまり知らないので、
たかが、日本人一人に対して、何が平和友好条約だと。
馬鹿らしいと。
私の代でこんなの配信してやるよと言うんですけど、私はオバマが言うんですけど。
実際こう目の前で対峙した瞬間に、もう圧倒的なね、パワーを感じたわけですよ。
でも震え上がっちゃって、オバマ。
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ユージオウが、今回も平和友好条約結んでくれるかなと聞いたら、
オバマが、YES WE CANって言ってました。
そういう、そのくらいの権力者なんですね。
だいぶ脱線してましたけど、まだちゃんと戻るのでご安心ください。
そんなハンマーユージロウの地上最強の生物、ハンマーユージロウか。
彼のことをね、周りはね、彼の職業として湾緑家って呼ぶんですよね。
彼の職業。
湾緑?
うでっぷしの海の湾緑家。
これはどういう意味かというと、人が生まれた瞬間には、
誰しも全員がまず湾緑家を目指していたはずだと。
特に男の子ですね。
強くありたいと、誰よりも強くありたいと。
最強を目指すという意味でね。
湾緑家ってものを、誰しも無意識に目指しているはずだ。
ただ、年を追うごとに、兄弟喧嘩で負けたとか、
お父さんの原骨を食らっても、
大人に喧嘩で勝てないことを知ったとか、
地域のガキ大将に喧嘩で負けたとか、
教師に怒られてもう屈服したとか、
そういういろんな経験を経て、
湾緑だけではどうにもならないということを悟るわけですね。
その代わりとして、みんな医者とか弁護士とか、
教師とかそういう職業に就くんですけど、
それはあくまでも湾緑家という職業を
諦めた人が次に向かう。
湾緑を補うために身につける技能らしいんですよね。
医者も弁護士も。
ただ、そんな中で唯一、
ハンマー・ユージロウだけは、いまだに湾緑家を続けていると。
唯一ですね。
そういう意味で、ハンマー・ユージロウは唯一の湾緑家と称されています。
これって実はライター業にも似てるんじゃないかなと思いまして。
たぶんですけど、
例えばちっちゃい頃に文字とかを覚えて、文字が書けるようになった頃って、
もしかしてみんな、なんとなくライター業を書くことが好きとか、
ライティングが好きとか、そういう状態であったんじゃないかなと思うんですよ。
言語化できないけどね。楽しいっていうね。
楽しかったはずなんですよ。書くことって楽しいなと思って。
でも徐々に他のことが楽しくなったり、
例えば別の作業の方が好きになったりと、
別に文章を書いてもしょうがないなと思ったりして、
徐々に物を書くという行為から離れていくと。
ですけど、結構そういうふうにみんな辞めていく中で、
もし今ライターとして活動されている方、もしくはライターを目指している方っていうのは、
どんどんいなくなっていくような、
みんな最初は好きだったのに忘れていってた、好きだったことを
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未だに続けているという意味で、結構誇らしいことなんじゃないかなと思うんですね。
だから、万力化みたいな感じでね、ライター業は。
今も続けている方は立派なことだと思うので、
その調子で頑張っていただけたらなと僕は思っています。
有効条約結べるようにアメリカと。
ペン一本で。夢じゃないですよ、それはもう。
それが一つです。
面白い。だいぶ笑いをこらえるのが大変。
無理やりですよ。
じゃあもう一個いきます?
はいはい。
じゃあこれが最後にします。
主人公のバキ君がいますけど、
バキ君も勝手に言うと強くなりたいと思ってるわけですよ。
いろんな人と。
強い敵とも戦いたいと。
でもそういうことを思っている人って結構いるんですよ。
強者。
強すぎて周りに自分と対等な人がいないから、
自分より強い人と戦いたいと思っている。
俺より強い奴にってやつね。
ストリートファイター的なノリですけど、
バキの中にいっぱい出てくるんですよ、本当の強者が。
それは実は海外にもいるんですね。海外にも。
海外の極悪刑務所に集団されていた死刑囚、
赤いカットのがみんなもう強い、超強いんですよ。
負け知らず。
彼らはもうすぐ死刑執行されるわけですけど、
一つ夢があって、敗北を知りたいっていう夢があるんですよ。
面白っ。
敗北を知りたいとずっと思っていて、
誰も自分に敗北を与えてくれないと。
そんな彼ら、5人くらいいたんですけど、各世界でね。
そいつらが東京にハンマーっていうすごい奴らがいると。
東京に強い奴がゴロゴロいるらしいと。
噂聞きつけてみんな東京に行くんですよ、脱獄して。
脱獄してね。
そいつらみんな敗北を知りたいといって東京に来ると。
東京にいる馬騎、馬騎周辺の人たちは強い人と戦いたいと。
こうなったらもう出前じゃないですか、戦い方。
始まりますね。
みんなもうあれですよ、別に試合会場とかじゃなく、路上で出会ってそのまま。
お、あんたが噂の死刑囚ねと。始まるわけなんですけど。
いろんな戦いがあるわけですけど、その中で一つ有名なものがありまして。
死刑囚のドリアンという、アメリカかな?ちょっと忘れてたけど。
人がいますと。
そいつはすごい強い方ですと。
そしたらその日本にいる強い人たちみんなね、挑みに行くわけですよ、ドリアンに戦いたいと。
まずね、挑みに行った一人目。
加藤清澄という空手家が挑みに来ました。
これは新進会という大きい空手道場の文化生なんですけど、
24:03
本当に喧嘩空手みたいなこと言われる、すごい殺しの空手をやってるような人。
挑みますと。
そしたら加藤、最初接戦だったんですけど、徐々に加藤が押し始めたと。
加藤はもう、これいけるぞと。
極悪の死刑囚を俺はこの手でボコボコにしてると。
いけるいけるって言って、本当にボコボコにするんですよ。
もう手足の骨折るレベルで。
歯も全部抜けちゃったんじゃないかと、ボコボコにすると。
もう本当に死んじゃうんじゃないかと、ボコボコにした瞬間にパンって音が鳴りまして。
実はそれを催眠術かけられたらしいですね。
ドリアンに乗ってね、加藤さんは。
加藤清澄、空手家は、催眠術かけられちゃったんです。
自分の脳内でこうであってほしいという理想と戦ってたと。
負けて命を負う相手をイメージしながら、そいつにボコボコにしてたと。
都合のいいイメージを作って、それと戦っていったんだよ、あなたはと。
お前未熟だなと。
お前妄想と都合のいい妄想と戦ってただけだと。
お前未熟だなと言って、ドリアンにボコボコにされますと。
催眠術も使えたら最強じゃん、それ本当に。
新進会という空手の文化祭、加藤がやられたことで、新進会のトップ、これはもう喧嘩売られたぞ、これはもうと。
新進会の何百万人の文化祭の代表が、ついにドリアンの元に向かいます。
その名はオロチドッポというね、空手界の神ですね。
ファイティング・ゴッド・オロチドッポが行きますと。
で戦いますと。
もちろんいい戦いするんですけど、途中でまたオロチドッポちゃん、催眠術かけられちゃいますと。
やっぱやるんだね。
一応その戦いに、遊園地で戦ってるんですけど、詳細は省きますけど、遊園地で戦ってますと。
周りにはいろんな文化祭とか武術家が揃ってて、対マンを見届けてるわけですよ、1対1の試合。
で周りに言ってたら、オロチドッポ、催眠術かけられたらヤバいんじゃないかこれと。
オロチドッポ、催眠術かけられちゃったんで、パンチとか当たらなくなった急に。
あれヤバいヤバい。
そしたらドリアンもそれ見て、あ、もう笑ってると。
こっけいだと。
って思った矢先、普通にドッポが思いっきりパンチして、ドリアンのお腹を殴るわけですね。
なんか攻撃が普通に当たり始めたと。
普通にパンチが催眠術かかってるはずなのにガンガン攻めてくると。
ドリアンがガンガン攻撃食らうと。
みんなこれあれ何が起きてるんだと。
これ催眠術かかってんじゃないのかと。
まるでかかってないみたいじゃないかと。
言い出したら、横で見てた中国武術の達人烈海雄が解説してくれるわけですね。
27:06
百戦錬磨なんですよ、オロチさんはね。
オロチドッポさん、もう達人なんでね。
百戦錬磨のオロチは戦いが容易ではないこと、そして理不尽なことは知り尽くしてると。
戦いは常に理不尽、思うようにいかないと。
だから仮に催眠術かけられたとて、こうであってほしいっていう甘い幻想みたいなのは抱かないんですよね、そもそも。
なるほどね。
究極のリアリストなので、そんな甘いことはない。
相手が命を要して泣くなんて、こんな強い相手がそんな弱みを見せるわけがないと。
催眠術かかってるんですけど、そもそも妄想と現実に差が一切ないので、戦うスタイルに一切の変化が生じませんでした。
で、催眠術その後に溶けるんですけど、特に動きは変わらず。
そして本人も催眠術かかってたことには気づいていないというお話がありましたと。
これってまさしくプロフェッショナルなんじゃないかなと。
要は、現実と自分の想像の差が一切ないって状態。
これはまあまあ普通だったらたどり着けないですよ。
僕だとそんな全然たどり着けないです。
もう都合の良いね。
理想ってあるからね。
やっぱりここの差が埋まるって状態が達人なんだろうなと。
それはね、例えばライター業で言うと、まあ身近なところで言うと納期とかね、スケジュールの見積もりですね。
そうそうそう。これぐらいで終わるだろうって見積もり。
もしかしたらアマチュアというかまだね、精度が低い人はもうだいぶずれちゃうんじゃないかなと。
3日で終わるだろうと思ったけど、10日かかったとか。
例えば金額、お金の見積もりもそうかもしれないですね。
まあこのぐらいなら1本3万円ぐらいでしょってやったらとんでもない1ヶ月ぐらいかかっちゃったみたいな。
それは金額というよりはいろいろ交数ですね。
交数の見積もりが甘く、結果金額の見積もりも甘かったみたいな。
そんなことも起きるんじゃないかなと。
それはやっぱり経験であったりが埋めていくのかなと。
そこの理想と現実の差が埋まったときに、それがもう真のプロライターと呼べるのではないでしょうかと。
オロチドっぽのようにね。
お後がよろしいのでありがとうございました。
めっちゃ長く喋っちゃったんだけど。
面白かった。
これが今回のテーマ。漫画、バキから学ぶプロライターの流儀。
めっちゃ時間オーバーしてるよ、よく見たら。
本当だ。ついつい熱くなっちゃいますね。
これは投稿してきた方のせいですからね。
まんまと吊られてしまいましたね。
そうだそうだ。
30:00
今回はこういうちょっと一歩変わった回でございましたと。
これからやってもいいですね。
じゃあ締めましょう。
長くないし。
じゃあ今回が私が読むってことになったからね。
お疲れ様です。
じゃあ皆さん今回もお聞いただきありがとうございます。
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癒されるね。癒されます。
何も出てこんぞ。
僕は今日すごい楽しかったので。
私も楽しかった。
聞いてくれるのかこんな。
今日はこの辺にしておきましょう。
それでは来週の金曜日またお会いしましょう。
さよなら。
さよなら。