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2024-10-18 28:57

#03 2010年代後半からのウイスキー需要の急騰で起こった、リリースボトルの変化とは?(後半)

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首都圏と地方都市に住む、ちょっとマニアックなドリンカー2人が自由に語るポッドキャスト。今回は2人が飲み始めた2010年代から2024年まで、10年間でウイスキーシーンが大きく変わりました。今回はその変化をドリンカーの視点から振り返ります。前編・後編の2部での配信、今回は後半です。さらにマニアックな話や、SNSで発信しているドリンカーあるあるの話も。

 

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サマリー

2010年代後半のウイスキー需要の急増に伴い、エンドの変化が加速し、ウイスキーの味わいや製造過程に影響を与えています。この変化は特にハイランドパークやラフロイグなどのブランドに見られ、ボトルデザインやリリース戦略にも反映されています。ウイスキー需要の急増により、リリースされるボトルの味わいや品質に変化が現れています。モルトの平均値が上がる一方、高価なボトルが手の届かない存在となり、飲み手には新興の短寿ウイスキーの選択肢が増えています。また、リリースボトルにはさまざまな変化が見られ、特にオールドボトル市場の動向や価格差の縮小に注目し、未来の興味深いボトルについて考察しています。

加速エンドの変化
この番組は、ウイスキーの繋がりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックな飲み手2人が、普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、昨今のウイスキーについて、自由気ままに語る番組です。
ということで始まりました。Diaryと言います。
Diaryさん、こんにちは。アノートリアージと申します。よろしくお願いします。
お願いします。続きからやっていこうかなと思うんですけども、一つあるのは、加速エンドが変わったっていうマニアックな話を。
そこは詳しく説明してください。まず加速エンドとは?
加速エンドっていうのは、要は上流したてのウイスキーの度数が何度かっていう話なんですが、これ大体70度くらいだったと思うんですね。
で、樽に入れる時の度数っていうのが、大体上流時によって変わっていて、大体通常63.5度が一般的スコットだと、スコットランドだと一般的なんですが、
確か、エドリントングループ、マッカランなどのグループで保有している親会社のグループだと、ハイランドパックとかが顕著ですけども、
大体加速エンド70%でそのまま詰めてると。
よく考えてみると、ハイランドパークのシングル加速免税店向けとかいろいろ各国から出てると思うんですが、60%結構超えてるボトル多くないですか。
そうですよね。結構度数高いの多いなと思ったんですよ。
で、タイム管の乗り方も昔と全然違うじゃないですか。
あれは、加速エンドが高いっていう問題というか、そういう傾向があります。
で、加速エンドが高いと何がメリットになるかというと、両流場側のメリットとしては、使うタイムが減るんですよね。
要は、加水で40%のハイランドパークを詰めますとなった時に、63.5%で樽を詰めた時から40%に済む時と、カルピスの原基みたいなもんで安定とか免税みたいなもんで、
70%の原基のまま詰めた方が樽は少なくて済むんですよね。
なるほどね。
そういうので、加速エンドが高いっていうのは、倉庫を圧迫しない樽を節約するっていう意味ではメリットがあると聞いてます。
確かにそうですね。
ただ、当然63.5%とか、これ僕昔ブログに書いているんですが、60%とかいろいろ実は日本だと度数低く詰めてるところもあるんですけども、
そういう加速エンドによって積出する物質が変わってくると。
それはそうですよね。
当然、化合物の濃度によって水が多いのとアルコールが多いので、要はアルコールが多い方が一般的には油脂の成分、素水性の成分の方がたくさん引っ張られるのは当然ですけども、味わいが変わってくるわけですよね。
分かりやすいよね。
というところで、加速エンドが変わるから味わいが変わるけども、味わいがどういう高度に転ぶのかっていうのは、長年の研究もあるようですし、
あとは実際に5年、50年後に答え合わせをするというところですから。
そうですね。そうなんですよね。
最近のハイランドパーク単熟の割とおいしいのも多いですよね。
シングル加速、オフィシャルのシングル加速に限って言えば結構よくできてるなと思います。
よくできてますよね。だから加水は僕も経験不足なんですが、おいしいシングル加速は結構あるので、
ウイスキーリリースの流れ
加速エンドが高くても全然これはこれでありなんじゃないかなというふうに思ったりしてます。
そうですね。
余談なんですけども、各上流所に加速エンド、確か僕昔ブログにバーッと書いたんですよ、知ってる範囲で。
マジですか?
それが1,2年くらい前にサブロマル上流所でシングル加速抽選販売するときに、
フィーズの正解率の高い人から売るっていうやり方をやってたじゃないですか。
ああ、本当に真逆のクイズを出す。
あのクイズですね。
あのクイズの一つにサブロマル上流の加速エンドの話が出てて、
あの時だけ僕のブログの記事がめちゃくちゃ読まれたっていう。
みんなやることは同じですからね。
ああ、そっかみたいな。でも僕は1回も当たってないですね。
僕もですね。
丹念に調べて書いた僕には何の恩恵もありませんでした。
こんなことを活動してても何か美味しい思い出することってあると思ってやってないんですけど。
基本ないですから。
基本ないんですけども、ああ美味しい思い出しないよなーって思いながら。
いやいや、でも初めて行ったバーとかに行ってカクカクシカシカですって挨拶したら、
ああ知ってますよみたいに言われるとか。
ああ、僕それで一番びっくりした経験が、
とあるバーテンダーさん、有名なアイスキーバーテンダーさんが金沢に遊びに来て、
飲んでたんですね一緒に。
でダイアリーさん、このブログって誰のブログか知ってますって言ったのが僕のブログだったっていう。
いやー、結構、そうオーエのやっぱりマジで。
超恐縮ってやつですね。
すごいな。
あとは、このまたちょっとお話は戻せますけど、この10年間で何があったかの話に戻ります。
単発のイベントで言うんだったら、やっぱりこの10年であったのはラフロイグの売選、
アートベックの売選、それからラグビーの売選、
まあまあさすがにちょっと切り離せないなっていう。
まあまあさすがにちょっと切り離せないなっていうのは
そうですね
アイラの弾け具合というか
アイラモルトがドカンといろいろやって
で一気に行動したところを見たって感じはしますよね
そうですね
例えば2010年代前半とかだったら
まずはアードベックの復活ってところが多分出てくる
そうですねそうなんですよ
本当はそこから語らなければいけない
その次がポートシャーロットのジムワッキューワンの活躍っていうところが出てくる
ブルイックラディーがポートシャーロットになる
だから僕らは僕らのブルイックラディーのイメージって
ブルイックラディーって聞いたらやっぱりノンピートの穏やかなアイラモルトっていうイメージですけど
今のポートシャーロットは全然違いますもんね
そうですね
ポートシャーロットとかブルイックラディーが
ジムワッキューワンとあと今誰でしたっけ
ジムワッキューワンの後を継いだ人
現スターディスタリーの人とこの流れでポートシャーロットができて
そのポートシャーロットも本当に実験的なリリースを山のようにやりましたよね
本当そうです
ブルイックラディーも本当にあれだって1世紀リリースなかったんですよね
そうですね
あれは2000年代に入って復活した状態でいいそうですよねよく考えたら
そう今となったら本当に面白い料理ショーなんですけど
うちにも1本ありますねブルイックラディーのオフィシャルが
しかもボトルのデザインが変わった後のオフィシャルがありますけど
特別いいかって言われたら別にハイボールにすると美味しいんですが
春の来歴が見れるっていうのは良いとこですよね
料理ショーのオフィシャルのホームページで
そうだったらよく考えたら確かにそんなこともありましたね
まあそっからラフロイグの売占長振りの売占が出て
Q1ラフロイグがラガブリンとかやっぱりボーンって跳ねましたよね
跳ねましたよねあれを買うか買わないかはちょっとやっぱり
まあ応募した人結構みんな当たって買ったエクシデンリアスですね
僕は高すぎて買えなかったんですけど
買えなかったですね僕は25年だけ買ってました
はい僕も25年も買いました
そっからラガブリンはリリースはちょっと下火というか
高額のボトルしか出さなくなったってイメージですよね
あとはあれですねラガブリンに関しては
最近のウイスキーの傾向
オフィシャルのさっき売占を機に8年のリリースが始まったって言いましたけど
大体その売占ぐらいの売占って200周年
上流者の200周年記念の年が2016年だったわけなんですけど
その年ぐらいからオフィシャルの16年の味わいの傾向も変わりましたよね
そうですねその話しますかってぐらい変わりましたね
俺だけで本当にいろいろこれはでも本当にいつでも話せるからやめましょう
そうですねまあラガブリンのその9イッチになる25年が出たとか
あと2018年か9年ぐらいでしたっけ93ヴィンテージ上流と思われるRAV25年がめちゃくちゃ上手かったっていう
RAV25年の2018年リリース
何ですかそれ
あれ93の原集じゃないかって噂されてる
はいはいはいはいはいありましたね
あれありましたね
めちゃめちゃ流行りましたよねあれ
あれは流行りましたね
いつの間にか知り合いが10何本持ってたっていう
今オランダ7あるとかその後モルトヤマが何十本も入れて
最終的に某上流酒販売がめちゃくちゃ安く入れたっていう
おかしすぎるんだよほんとみんな買ってたあれ
いや本当に
あれは本当にあれはでも結構飲み出し道で酒屋が動いて流行りましたよね本当に
あのあたりはまだ高い高い言いながら
昔の飲み手もまだ買ってたイメージがありますね
ありますね
やっぱりコロナかなって一気に変わっちゃったなっていう気がしますよね
2010年代の3本鳥を飾るイベントビッグイベント
どうしてもコロナの話はちょっときっと切れないですけど
後は大きな流れとして何かあります
2020年代前半から僕はあんまり分かってないんですよね
なるほどいやそれはですね
多分みんなそうです
でも鳥舎寺さんはJ'sによく行ってたじゃないですか
今も行ってます
J'sに行ってるとやっぱりウイスキーシーンっていうのは見えてた方なんじゃないかなと思ったんですか
えっとですねすごいポジティブな意見
ポジティブな意見とネガティブな意見は両方あるんですけど
まず一つ最近のウイスキーのポジティブな傾向で言うのであれば
少なくともバーに並んでるようなウイスキーに関しては
どれを飲んでもだいたいそこそこ美味しいです
それはそうかもしれないよっていう人もいるかもしれないですけど
結構これってここ数年の話だと僕は思っているんですよ
いやほんとそうですね
とんでもない酒とか山のようにあったはずなのに
最近はあんまりそういったウイスキーがなくなりましたね
リリースボトルの品質変化
バーで飲んでもそうですしあと目隠して買うみたいな
目隠して買わないですけどあんまりハズレを引かなくなりました
これも一つのテーマなんですけど2010年代前半というか90年代80年代のリリースで
70年代もそうだと思うんですがハズレは多かったですよね
ハズレは多かったです特に90年代から2000年代前半ぐらいまでの上流のモトルっていうのは
やっぱり過渡期だったんだなと思うんですよね
今のモルト平均値は同じだけど分散が違うというか標準偏差が昔は
そうそれは本当そうです
でも平均は確かに今の高いですね標準偏差は小さいんです今のモルトって
今の小さいです
偏差値の高いモルトは相対的に少なくなったっていう
そうですね
より正確に言うとその偏差値の高いモトルを僕らが観測できなくなった
それはあり得ますそれは本当にあります
あり得ますよね
ちょっと手が届かないところにあるっていうこと可能性はとても高いですね
1本数十万のお酒っていう
ただいずれにせよとりあえず単熟のモルト要は2010年代以降の上流のモノで
まだ10年経ってないものだったりとかも含めて
あと新鋼造りさんのモルトとかもそうなんですよ
どれ飲んでもそこそこおいしいですみんなちゃんと飲める仕上がりになってますし
別なんか問題なく飲めちゃうっていうところが
やっぱりそういってみれば一番ポジティブなところですね
あと平均は高くてみんな似たり寄ったりだから分散が低いって
要はすんげー変なやつとかすんごいハズレとかすんごいあたりがなくなってるっていうのはまたにそこが一番ネガティブな部分だと思ってます
短寿ウイスキーの需要と供給
まあ要は本当トレードオフって表裏一体なんですけどどれ飲んでもそこそこおいしいんですよ
単熟のウイスキーをおいしく飲むためのタル缶を強くするとかピートをたくっていうところとかともある程度リンクしてくるんですけど
結構そういった作りをしていることが多かったりとか
上流者の個性を明確に出すっていうとちょっと違う方向で味わいを整えるので
そこらへんが若干難しいっていうか僕としては結構ネガティブにとっちゃう部分ですね
単熟で売るってなって個性をかけるっていうと最初に出てきたように
かすくフィニッシュかけるピートを入れるあとはめちゃくちゃフルーティーな原酒にするっていう
そうそうです
ペンダーリンとか
ああなるほどね確かに
ああいうふうな感じでキャッチで攻めるしかないよなっていうところですよね
あとは熟成が早いモルトにするこれはもはやスコットランドではないですけども
ジャパニーズとか台湾とかっていうニューワールドで出すと
やっぱり3年でそこそこ熟成感を出すっていうのでサイクルの早いウイスキーを作るっていう
そういう方針にならないのかなと思ったりしますよね
まあそうですねそういったところに新興上流者の生き残りの戦略というか
ファンを掴んでっていう手法を蓄えるみたいな生き残り戦略はあるんだろうとは思うんですけどね
熟成の長いっていうのはかなり珍しくはなりましたとか
長熟が飲みづらいっていうのは最近でのリリースだと本当に長熟は高いのでかなり飲みづらくはなりましたね
そうですね別に単熟はおいしくないって言ってるわけでは全然ないんですけども
単熟の良さをわかるにはこれは僕らも含めて結構なスキルがいるっていうことだと思うんですよね
そうですね
これが結構難しいなと思っていて
例えばQ3ボーマーで言うとよく引き合いにならないのが前田のボーマーとか
ああいうのは何年でしたっけ10年でしたっけ8年でしたっけ
あれ8年ぐらいだったんじゃないですか
前田のボーマー8年9年っていうのは昔からおいしいって分かってる人は分かってるっていうのは聞いたことありますけども
ああいうところを置いておくことでより原初の良さっていうのがわかるわけじゃないですか
リリース当時の加速ストレーグ率が増えてる中でリリース当時にバッチバチなアルコール感で
これうまいよねって言えるかどうかっていうのがすごい高いスキルと言いますか特殊能力まで言わないですけども
結構近いものはありますね
結構訓練必要ですよねあれは
訓練必要ですあれは
そこをちゃんと知るためには前の昔のモルトも今のモルトも読み比べなきゃいけないし
その経年変化も知らなきゃいけないしそれを知ってこれいいでしょすごいよねって言ったところで
ほとんどの人は共感してくれない
まあそこはそうですね
っていう問題はあるんですが問題と言っていいのかわからないんですが
問題かどうかはまたそれは難しいんですけど
でも確かに今の例えば数年できっと飲み始めた人たちっていうのは長寿を潤沢に飲めていないので
逆にちょっと高額なリリースとかで出る長寿のウイスキーを飲むと多分美味しいと思うんですよ
多分美味しいっていうふうに感じてくれることの方が多いだろうなと思って
ただですね今は今で実は結構特殊な状況だなとも思ってるんですよ
ブームがいろいろもしかしたらもうそろそろ一旬するかもしれないなと思ってるんですけど
不況から若干後継期になったみたいな感じで在庫が一旦吐けて新しい減収
さっきの言った話ですねで新興上流商もできて短寿のリリースがすごく増えて
ただその短寿のリリースも美味しく飲めるような状態ぐらいにまではなってきてるっていうこの状態
今のこの状態っていうのは過去10年20年ぐらいで飲んできてるウイスキーの飲み手にとっても完全に未知の状態なので
未知じゃないですかこれ
この状態を多分誰も過去に経験してないんですよ
だからそれまでだったら10年前20年前ぐらいだったら
ヴィンテージごとの味わいの評価を決めてこれこれはこういった感じの味わいだからねっていうようなことがみんな言えたんですよ
何でかっていうとまだリリースもそんなに多くなかったしすでに知っているヴィンテージというか情報も結構こじんまりとして流せていたからっていうのもあるかなと思うんですけど
今なんかそういった時代じゃないんですよね
リリースも多いしそのリリースっていうのの味わいを誰も知らないんですよね
そうですね昔はサンプルとかもあったし何なら1本1万とかだったしサプライヤーが少なかったから知ってて国内輸通してるものを全部漁って試乗っていうのは理解できましたけども
例えばそれが今価格が3,4倍の本1本あたりの価格になってかつボトルがサプライヤーも増えて輸入するボトラーも増えて供給型みたいになってきてそうなってくるとどのボトルがこの時代いいねっていうのがもうここ数年は全然わからなくなってきて
もう全然わかんないです本当に多分誰もわからないと思うんですよ
一応我々飲み手はそういった流通の一番下流にいるので常備所の人が作ってもっと例えばバイヤーの人とかっていうのは多分数年ぐらい前から要は少なくとも我々が飲むよりもかなり早いタイミングでこのヴィンテージはいいとかこの常備所最近ちょっと注目だとかそういうのは絶対にわかってるはずなんですけど
仮にそうだとしても本当に未来予測が非常に立てづらいくなりましたよね
でただこのマートと僕が1年の実はそことはまた違ってですね短熟のリリースが増えましたよこれを過去に同じような商店の時期ってなかったのかなって考えたの実はあるんですね
市場の未知の状況
はいこれはですねいつだかわかります80年短熟しかバンバン出なかった時期っていうと70年代後半とかそうです
そうなんですよ80年代のウィスキーフ教が始まる一歩前の一つか二つぐらい前の7060年代70年代ぐらいの時期って例えばグレングラント5年とかキャパドニック8年とかそういった短熟のモルトがリリースされてるじゃないですか
逆に本当にベラボー印象時間も取ってなくて変な話例えばサマローリさんだったりとかジャックコーネみたいなそういった伝説的なオールドボトルの数々もですね実は意外と熟成長くなかったりしますよね
似たような時期がなかったかって言ったらわかんないですよ多分でも結構そこになっちゃうんですよ
まあそうですよね
わかんないですがもしかしたら今リリースされている短熟のウィスキーの中にあの時代じゃないと絶対にリリースされなかったなっていうような感じのボトルっていうのがちらほら出てくるんじゃないかなって
正確に言うと出てきて欲しいなぁとは思ってますだからちょっと気になった味わいだったりとかっていうのが絶対にこれはこうなるっていうような確信なんか誰も持てないんですよ今は本当誰も持てないので誰も持てないからこそ自分のその感というかその嗅覚というかですね
でも信じて面白いボトルを買える時期なんじゃないかなと今はまさにそういった時期なんじゃないかなと正直ちょっと思ってます僕
これは賛成する部分とちょっと違うんじゃないって部分は僕はあるんですけども
はいはいはい
やっぱりこれはドリルさんも分かってて言ってると思うんですがやっぱり歴史は繰り返さないけど陰は踏むっていうそのような格言のようにやっぱり当時と状況は違うのかなとでこれは2つ大きくあると思ってまして
一つはまず今原材料の麦が高騰してる社会情勢の不安定さがあってそういう理由での麦の高騰があるから生産のコストがすごいかかってるっていう問題ですよね
はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはい
はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいは
ウイスキー需要の変化
でここは僕の感想になりますけども 結局シングル加速で決め打ちで狙っていくっていうのが
こっからの時代なんじゃないかなっていう気はしますね それは本当にその通りだと思います
さらに加えて言うのであれば 実はウル側も単熟でも上手いやつに関しては
高いです
それはありますね
だから分かってるんですよね
単熟でも上手いやつがあって これは今飲んでもいいかもしれないけど
てんてんてんみたいな感じの高いメッセージ性を感じざるを得ないんですよ 飲んでてやっぱ
ほんとこれはあってこれはもうちょっと置いとこうかなみたいな
それはありますね
感じになるような本当にお酒は多いです だから単熟が馬鹿にできない馬鹿にできないんですけど
今明確においしいやつを買おうと思ったら それはちょっとお金高いお金出して熟成長いやつ買ったりとか
すごいお金出してなんていうかそのオールドボトルですね
オールドボトルの市場が今本当に これはまた別機会で話してもいいぐらいのボリュームになると思うんですけど
未来のボトルの可能性
オールドボトル二次流通市場って ウイスキーの二次流通市場多分もう過去例がない格強じゃないですか
世界的に本当に
現行のボトルの金額が上がってるっていうこともあって オールドボトルの市場との価格差が縮まってきてるのでこの数年
だからオールドボトル市場への参入も 現行の高いボトルを買える人であれば
しやすいですしとか本当にいろいろあるんですけど
安定を狙うんだったら全然それでいいんですよ オールドボトルで伝説的なボトルみたいな
本当に誰もが欲しいトップオブトップのボトルに関しては すごい金額になっちゃってますけど
そうじゃなくても安定的に美味しくやれる 美味しいボトルっていうのはちょっとスペックを読めるようになれば買えちゃうみたいなところはあるので
安定を取るのであればそれで熟成長いと取るのはいいんですけど
そうじゃない未来の面白ボトルというかですね 未来の伝説ボトルっていうのは
我々の知らない間にちょっと粛々とリリースされてる可能性はあるんですよね
それはありますね
今そうなんですよ
オールドに関しては僕はもうよくわからない 正直別の飲み物だっていう意見ですけども
僕もです
そこは多い人は尊敬してます 僕はできないです
僕も現行飲みなので本当に無理なんですけど
それは置いといてとてもそこは僕も同意するところで
僕が買うボトルって1万円台の10年前後の熟成のが今メインですね
分かりますねそうなんですよ
本当に今追いかけるっていうか買うんだとしたら別においしいボトル
僕は結構長寿が好きなので長寿も買うんですけど
そっちだけじゃなくて1万円
まさに1万円台ぐらいのリリースの中から面白い光るものがあるなって
自分が思ったやつを買うっていうところですね
ただこれ難しいのは正直ドリラジェさんボトルたくさん持ってるじゃないですか
いやいやダイヤリーさん相当持ってますよ
僕は1000本は持ってないです
じゃあ僕のが持ってます確かに
ってなった時にそういう人たちだからそういう買い方ができるっていうのはあると思うんですよね
例えばボトルを20本しか持ってない人が次のボトル
1本買えばいい
20本買った時に21本目を10年後に開けるってそれなり勇気がいるというか
近くに割とちゃんとしたモルトバーがある人じゃないと
それできないだろうなっていう気がするんです
なるほど確かに
そうですね確かにバーに飲み行けばいいじゃない
言いそうになりましたけど
バーで飲みに行けばいいじゃないのっていうのができる人
でないとそれが叶わないって問題があるんですよね
確かに
僕はとても田舎に住んでた時期があるので
そういうところでモルトが飲めないっていうのを経験しているから
結構買い溜めを始めたっていうのはあります
なるほど
実はその自分が住んでいる地域でモルトをどう買うかもだいぶ変わってくる
10年間の話ということで挙げればキリがなくなってくるわけですが
そうですね
でも面白いテーマでしたね
話し足りないことは山のようにあって
もう1回同じテーマでもいいかなというか
そうですね
そうですよね結構これからというか
この我々が飲んできた間に起こった出来事というのを
もう少し言葉や音声にしてもいいかなと思っています
長期的にやっていきたいと思います
それではお時間になってきたので今週はここまでとさせていただきます
どうもありがとうございました
どうもありがとうございました
28:57

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