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不良高校生の浅倉牛馬は修学旅行中に、 クラスごと事故にあって死亡、気づいた時には異世界の農家の息子
ベルトG派に転生して成長していた。 前世の記憶が邪魔して今の人生を空虚に感じていたある日、
親に頼まれ、ベルトは幼馴染のフォルナと、 町に最近できた珍しい料理を出す店へ向かうことになったのだが、
そこで人生を変える出会いと再会を果たし、 自分のやりたいことを見つける。
俺が転生したってことは、他にも転生した奴がこの世界にいるかもしれない。 俺が思いを抱いたあの子も。
こりゃ、会いに行くしかねえだろう。 たとえどれだけ長いことかかっても、世界の果てだろうと、俺はお前に、お前たちに会いに行く。
ラジオ黄金時代 ラジオ黄金時代
ということでね、1章を丸々読んできましたよ。 異世界転生、クラス転生、君との再会まで長いこと長いことかな。
はい、そうです。50話くらいかな。 読んだけど、これ今までで一番割とサクッと読めたかもしれない。
本日紹介するのは、異世界クラス転生、君との再会まで長いこと長いこと。 作者はアニスキーブラザーという方ですね。
こちらの作品なんですけれども、この作品特殊でですね、 諸説家になろうに投稿されてて、書籍化をされました。
書籍化されたんですけれども、途中で打ち切りになってます。 諸説家になろうの投稿からは一旦削除されてます。
非公開になってたんですけれども、この度契約期間が終わったということで、再度アップされた作品になりますね。
この作品、先ほどコウヘイくんがちょっと言ったんですけど、今までで一番読みやすかったというか、スラスラと読めた。
この作品ね、他のナローに比べて珍しいのが、最初からゴールが設定されていることです。
今までの紹介でも言ってきたんだけど、ナロー系諸説って、 無限に話し平に広げられるねっていう作品が結構多いんですよ。
いつまでのんびり暮らすんだろうみたいなね。
そう、とか、目的がそもそもないので、 目的というかは最初にもう達成されていることが多いので、
その後、後日談をダラダラと聞いてるっていう作品は結構多いんですけど、
この作品はですね、そういう意味だと、タイトルにもある通り、
学校のクラス全員が事故で亡くなって、 その時死んだ人たちはみんな同じ世界に転生しました。
主人公はクラスの中の一員、不良の生徒だったんだけれども、
密かに思いを寄せている人がいて、そのクラスに。
確率にその子もこの世界に転生している。
だから、生前の時の心残りとして、主人公はその子に告白ができなかった、
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思いを伝えることができなかったっていう、ちょっと心残りもあるので、
みんな転生してきてるんだったら、きっとあいつもいるはずだ。
だから俺はこの世界を旅して、そいつに再会して思いを伝えるんだっていう、
そういう目標を持って進んでいくというストーリーなので、
どこに向かって主人公が進んでいっているのかというのがはっきりしてるので、
そういう意味では読みやすい作品なのかなと思います。
僕が勧めたもので、テンプレ通りというかハーレム語でございます。
一応50話時点だと、魔王の娘と、お姫様の2人に取り合われるみたいな。
これがこの後もっと来るわけ?
安心。増えます。
たぶんコウヘイ君の読んだ1章までだと、まだちょっとそんなに色は強くないんだけれども、
ちょっと面白いのが、視点を変えると考え方って変わるよねっていうのを全面に出してるかなというのもあって、
というのもですね、この世界、人間種族と獣人、猫耳と獣耳がついてるような人たちを代表とする亜人という、
エルフもこっちに含まれるのかな、という勢力と、
あと魔王筆頭に魔族、魔神って呼ばれてる、
この3種類の人たちが争いをしている世界なんですね。
だから教育としても、人間の人たちは亜人は悪い奴らだ、
魔神は悪い奴らだ、亜人は亜人で人間種族はひどい奴らだ、
魔神もひどい奴らだ、
魔神は魔神で同じく人間種族、亜人種族っていうのは下等生物だからみたいな感じで、
お互いがお互いを種類としての固定界面で見てる人たちばっかりなんですよ。
だけど主人公は根っからの不良で、気持ちの良い不良ですかね、という意味だとね。
気持ちの良い不良だね。
嫌いな奴は嫌いだけれども、それは別に人間だろうといるし、
亜人だろうと関係ないと。
あくまでも個人の付き合いじゃねえかというようなことで、
お偉いさんとかにも話をしてたりするので、
なんで俺らは一一の種族としてこいつらを嫌っているんだろう、みたいな気づきをさせたりとか、
そういうふうなことをしてきたりするのも、読んでて面白いところかなと。
ヤンキー主人公がいなかったかね、今まで読んだ中では。
今まで読んだ中ではないね。
なぜかといえば、やっぱり自分を重ね合わせたい人が多いので、
やっぱり冴えない人を主人公にしがちなんですよ。
そうだよね。
けど今回はヤンキーっていうね、むしろ天敵と言える人が主人公なので。
普通の物語としてはヤンキーが主人公はありがちなんだけど、
異世界転生するのがヤンキーっていうのが。
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ローソン説では珍しいね。
珍しいよね。
なんていうかね、なんとも仮面ライダーフォーゼでも見てるかのような。
ああ、そうね。どっちかで言うとそんな感覚かな。
で、どんどん友達が増えていくっていうようなね。
高校生にもなって友達ひっくり作ることが目標だって言ってるやつと一緒なんだけど。
なんかそういう楽しさというかはあったね。
いや結構ね、どういう話なんだろうって読んでいくうちに、
最初の序盤にね、とんこつラーメンっていうさ、
ふざけた飲食店があってね。
もうここでちょっとネーミングで心折れそうになったんだけど、
読むのどうしようかなみたいなね。
あれがある意味ちょっと世界としてのリアルさを出してる部分ではあるんだよ。
リアルなの?
リアルって、だからとんこつラーメンってはっきり発音できるのは日本人だけだから。
ああ、なるほどなるほど。
言葉としては日本語喋ってるけど小説だからね。
やっぱり日本語の発音のやつはちょっとなんかやっぱりナマってたり外国の…
ナマってたりするのかな。
オハーシーみたいな感じかな。
そうだそうなってた。
ちょっとその辺のB級感が大丈夫かなこの先って思ったんだけど、
やっぱり話の引きが強いから一生は読めましたね。
この作者ね、ちょいちょいこの話を軸にしたスピンオフを書いては途中でやめてるんだよね。
やめてんの?
なんでやめちゃうんだよ。
俺が確認できてるのでも2種類は最低でもあって、
1つがもう公開されてないんだけど、この物語が終わった後の話をちょっと書いてる。
異世界暮らす転生、君と再会してからも長いこと長いことっていう。
なるほどね、もう本当に後日談。
もう今公開してないから読めないんだけど、があったりとか、さっき小江君の言ったお姫様。
主人公が暮らす国のお姫様と一生の終わりでは離れ花になるじゃん。
人類の勇者としてお姫様が遠くに行っちゃう、最前線というかね。
なったね。
行くから離れ花になるじゃん。
で、その離れ花になったお姫様を主軸としたお話っていうのを5話だけ書いてる。
気持ちが持続しなかったんだかもしんないけど。
だからいかにして主人公をお姫様が好きになったのかって。
で、多分お話の主軸としてはその好きだった気持ちがいかにして折れなかったかを思ってたんだけど。