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2023-12-13 12:25

ささきるの水曜回帰φ瑠 [2023.12.13]

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サマリー

ささきるは2023年12月13日のエピソードで、今年配信した水曜回帰ファイルを振り返りながら、技術ブログやAIの執筆活動に関するニュースを紹介しています。また、SF作家の神林聴平さんがAIと作家の関係について答えるインタビュー記事を取り上げています。この記事では、人間から独立したAIの存在やAIが書かずにいられない作品についての問いかけがされています。さらに、SF小説『戦闘妖精ゆきかぜ』シリーズの長野県在住の70歳作家についても紹介されています。

ささきるの振り返りと技術ブログ・AI執筆活動に関するニュース
おはようございます。2023年12月13日、水曜日、ささきるです。
孤独なポッドキャスターがお送りする水曜回帰ファイル、始めていきたいと思います。
先週から今週にかけて、ふと時間があったのか、あったわけじゃないんですけども、年末に向けて振り返りやろうかなと思ってですね、
今年配信した水曜回帰ファイルを全部聞き直すっていうのをやりました。
1回15分くらいなんで、何本だろう、20何本あったんで、4、5時間、まあ早送りっていうかね、1.2倍とかで聞いたんでもっと短かったんですけどね。
それ聞いて、まあ自分で、自分の聞いてるみたいな気持ち悪い感じではあるんですけども、忘れてることは結構あって。
水曜回帰ファイルってね、ほんと撮りっぱなし、まあちょっと編集しますけどね、席を取ったりとかね、なんか忘れてるんですけども、まとめて聞くと、
あ、この時期このイベントに出てたとか、ニュース喋らないと言いつつも、たまに喋ってるんで、この時このニュースでこう感じてたんだとかと思うことがあってね、なかなか発見がありまして、
やっぱりやるもんだなっていうか、続けてみるもんだなっていう感じがね、しました。
はい。
なんでちなみに繰り返し聞いたかというと、年末特別号みたいなのを、まあ余裕があったら、今年最後の水曜日にやろうかなと思いまして、まあそのためのね、準備だったんですけど。
ちなみにその、今年最後の水曜日は、まあニュースもそうだけど、メッセージ来たら嬉しいなと思いながら待っております。概要欄にあります。
で、今週取り上げるニュースなんですけど、今回はね、私の関心あることが、
たまたま連続して見つかったんで、その話をしようかなと思うんですけども、そのうちのね、まず一つ目がですね、
これはワイヤードですね、載ったもの。
AIを使って書いた小説でブレイクしたライターの告白というやつで、GPT-3を使いながら執筆したエッセイ、コーストが一躍話題となった私ことライターさんがですね、
AIを執筆活動に使うのが有意義なことなのかどうなのか。
いまだに決め、あぐねているというような、その思考の過程と、実際起こったことというのを書いているわけですね。
悩みながらGPT-3使ったんだけど、そこがすごい優れたのを書いて、で、自分ももちろん手を入れたんだけども、すごく高い評価を得て、それによってあれこれ考えたみたいなことなんですけども、
これはね、あるあるといえばあるあるですけども、この見出しとリードだけで、
話の流れが想像できると思うんですけども、今回これを出しにして紹介したいのは、もう一つの方のニュースです。
これは毎日新聞なんですけども、これはですね、SF作家の神林聴平さん、戦闘妖精ゆきかぜが一番有名と言ってもいいんじゃないでしょうか、私大好きなんですけども、
その神林聴平さんがですね、こんなインタビューかな、記事で答えてます。
AIが作家を始めてもやらせておけ。
神林聴平さんが読みたい作品とは、という見出しに書いてます。
でね、これはさすがやなと、私思ったポイントが二つありまして、
多分ね、SF作家さんの先生のところにね、たくさんこういう取材が来ると思うんですよね。
最近そのLLMの、その生成AIによるいろんな文章、長文の作品、あるいは小説とかっていうものが、
それに取り入れたり、
作品が賞を受賞したり、みたいなこと、出てきてますけど、どうですか、みたいなこと、聞きに来ると思うんですよ。
ところが、神林さん自身はね、こんな風に答えてます。
自分の世界に現実がやっと追いついてきたと。
これは、まあ、どういう風に言ってるかというと、
私は作家なので、仕事道具である言葉を吟味しながら使ってきた。
1979年のデビュー以来、言葉を主題とした作品はいくつも書いている。
チャットGPTで、
GPTと似た、ワーカムという万能著述支援マシンを考え、
それを狂言回しにして、言葉の危険性や可能性を書いた、
コトツボはもう30年も前の作品だ。
AIや機械にも興味があり、
それら人工物との一疎通の困難さを主題に作品した作品も多い。
これが、あの、雪風の話ですね。
そんな私なので、今年流行ったチャットGPTなどはさほど珍しくもなくて、
自分の作品世界に現実がやっと追いついてきた、
と冷めた気分で眺めていた。
まあ、とうとう、こんなことは書いてあるわけですけども、答えてるわけですけども、
これ、私も、なんか、クラベルの、あれは並べるの超僭越と思いつつも、
あれすると、私も、SF小説を戻した、
端くれ中の端くれなんでよくわかるし、
僕もよく、メディアンループでも、水曜書きファイルでも言ってるんですけども、
特にね、驚きはないんですよね。
本当に、なんか、こういうことを真剣に考えたことがある人、
つまり、機械的知性が、
かなりの言語能力を持って、
世の中に浸透している世界がどういうものかって、
別にLLMの理屈を知らなくても、
あるいは今年のニュースを追ってなくても、
そういう過程、フィクションでいいんですけど、
それを真剣に考えたことがある人にとっては、
ある程度までこうなるだろうって結構考えられたりするので、
そういう人にとっては、
そんな珍しくもないっていうか、
あ、そうなのねって思うんですよね。
だから、
あ、そうか、やっぱり、
がんばえさんぐらいになると、
いや、絶対そうだよな、俺だってそうなんだから、
そうだよなと思ったら、
うん、全然珍しくないよね、みたいな。
まあまあ、そんな話をしてて、
まあ、ここがまずうなずきポイントでした。
SF作家神林聴平さんのAIと作家の関係に関する記事
で、その上で、
あの、がんばえさん自身は、
やっぱさすがSF作家ですよね。
あの、価値観が進歩的というか。
だいたいその二言目には、
その、ライターとか作家の職業ってどうなっちゃうんだろうとか、
作家的なプライド、
あるいは、アイデンティティに悩むみたいなね、
先ほどのワイヤードの記事みたいなことになるんですけども、
もう全くそんなことは答えてません。
もう、そこからどういういい作品が生み出されるかっていう、
あのものに、
興味があるんだというふうに、
ポジティブにね、
あの、言ってます。
で、
まあ、特に、
そのがんばえさんがここで言ってるのは、
あの、
人間の支援なしでAIに傑作がかけるかどうか、
っていうことに、
あの、興味があると。
つまり、人間が過去に書いたものを学習して、
その、創作の支援をしてくれるみたいなものっていうのは、
まあ、再創造だから、
AIと人間の共存
まああまり興味がないと。
そうじゃなくて、
人間から独立したAIっていうのが、
人間とは、
個別の独自の価値観と世界観を持って、
その独自の価値観と世界観を、
なんていうかな、
その心的内情を浮かがせる作品になるに違いないと。
もしね、そういうことになればね。
そこまでAIが人間から独立した存在になって、
そのAIが書かずにいられなくて書いたもの、
まあ、それは多分、
人間には理解できないだろうと。
まあ、全く別の生命体っていうか、
別の知的存在のね、
考えていること、
内情なんて。
ただし、理解できなくても、
共感はできるんじゃないかと。
この記事には書いてないですけど、
だって人間だって、
機械の一部ってかね、
機械なんですよ、人間だって。
あ、まあ、これめんどくさいな、この話。
ちょっと置いておきますけど。
でも、共感は可能だと。
そういう自分の存在を書かずにいられなくて、
書いたような作品が出てきたら、
それは読みたいし、
そういうものだからさらに傑作出てきたら、
最高だよね、みたいなことが書いてあって。
いや、僕もそう思うんですよ。
だから、なんか、
問いかけとしてね、
AIは小説が書けるかどうか、
みたいなのは、もう古いですよね。
だって、書けるんだから。
でも、それが、
人間の仕事を奪うかどうか、みたいな、
問いかけになると、なんかつまんないですよね。
なんか、どっちだっていいんじゃないか、みたいな。
でも、
すごく傑作が生まれるとしたらどうなのか、
どういうことに、
何によってなのかっていうときに、
人間と独立した、
その価値観とか世界とかを持って、
それを書かずにいられないっていうときが来たならば、
それはそのときだ、みたいなね。
それがその、
なんていうか、
本当に面白い傑作が生まれるときなんじゃないかと。
まあ、もちろんSF作家なんで、最後、
なかなかウィットに飛んでて、
ただし、そうした傑作が生まれたとき、
それを読む人類はもはや存在していないかもしれないけれども、
とかって書いてあってね。
まあ、なかなかね、面白いですね。
戦闘妖精ゆきかぜシリーズ
長野県在住、70歳。
ゆきかぜ最高なんでね、
みなさん読んでみてもらいたいなと思います。
ゆきかぜは去年ね、4作、
去年じゃないか。
もう記憶が、
もう一昨年、3年前か、
に、
第4作が17年ぶり、
15年ぶりくらいに出たんだよ。
えーと、
戦闘妖精ゆきかぜ。
これはアニメにもなってる、
OVAになってるんで、
それで知ってる人もいるかもしれないですけども、
えーと、
戦闘妖精ゆきかぜ、
第1作が、
待て待て待て待て。
wikipediaが、
長いな。
ちょっと待ってちょっと待って。
えーと、これだ。
戦闘妖精ゆきかぜ第1作が、
1984年。
で、第2作、グッドラック!戦闘妖精ゆきかぜが、
1999年。
まあ、この時点で15年経ってますね。
で、その次、
アンブロークンアロー。
戦闘妖精ゆきかぜ。
これ第3作ですけども、
これが2009年。これが10年経ってます。
で、そこからさらに、
アグレッサーズ。戦闘妖精ゆきかぜ。
この第4作が、
13年後の2022年に出てる。
去年ですね。
もうね、これ言葉をめぐるSF。
しかも、人間と理解できない生命体、
知的生命体、
機械生命体とのコンタクトというね、
やつです。
はい。
というわけで、
今日はこれぐらいにしたいと思いますが、
今日僕の楽しみは、
本の雑誌が選ぶ、
2023年度のベスト10ってことなんで、
これ楽しみにしたいと思います。
SFミステリー、
現代文学、時代小説、ノンフィクション、
エンターテイメントのベスト10が決定と。
というわけで、
水曜かきわりでは、
皆様からのメッセージや、
何かをお待ちしております。
本年最終水曜日に、
スペシャル撮ろうと思いますので、
ぜひ、何かいただければ、
嬉しいです。
というわけで、
本日はこれまでです。
それでは、よい一日を。
12:25

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