1. Webディレクションやってますラジオ
  2. #154「見積もりの仕方に答えは..
2023-08-18 33:21

#154「見積もりの仕方に答えはあるのか?」「Twitterのマンガへの指摘の意味が知りたい」「ゲストさんへの感想のおハガキ」

Web系クリエイター向けの仕事力アップのポッドキャスト「Webディレクションやってますラジオ」154回目(2023年8月18日)の放送分です。

今週はポッドキャストリスナーより、

  • 見積もりの仕方に答えはあるのか?
  • Twitterのマンガへの指摘の意味が知りたい
  • ゲストさんへの感想のおハガキ

というおハガキをいただきました。

毎週のこの放送でお読みするWebディレクション、Web制作に関する疑問・質問は、

  • 質問投稿フォーム: https://bit.ly/podcat-web-direction
  • パーソナリティー名村のTwitterアカウント https://twitter.com/yakumo のDM

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00:00
無限のアイディアをサービスに、サービスをユーザーに、ユーザーをハッピーに。
不動産業界に特化したサービスを考え抜く会社。
サービシンク。
Webディレクションやってますラジオ。
この番組は、東京でWebディレクターをしている名村が、
Webディレクターとして思っていること、感じていることをお伝えしているインターネットラジオです。
みなさんこんばんは。名村真司です。
一週間のご無沙汰がご過ごしだったでしょうか。
お盆も終わりましたね。
あっという間に一週間経ったなって感じですけどもね。
みなさんしっかり休めましたかね。
最近はね、いろんな企業で、お盆という形ではもう休まず、
ローテーションを組んでじゅんぐり休んでいって、会社は止まってないみたいなね。
止まってないというか、休みがないという会社さんもいらっしゃいますけどもね。
みなさんの会社どうだったんでしょうかね。
僕は会社自体はもうしっかり休むというスタンスでやってますので、
会社もお盆の時は休みですよということで、
自宅の中で結構ゆるゆる過ごしてたって感じですね。
なんかね、天気もどうかなって感じもしたので、
結局家の中でいたりしたんですけども、
久しぶりに自宅の周りでご飯食べに行ったりとか、
ちょっと天気の時に外を歩いたりとかね、
そういうのも休みっぽくてよかったなと思ってますけどもね。
お盆も終わりましたよ。
いよいよ年末に向かって進む感じになってくるかなという感じですけどもね。
これからまた残りの1年頑張っていきたいなと思っております。
最初におはがきをいただきました。
ラジオネームヨシユキさんからです。
ナムラさんこんばんは。
こちらは九州の鹿児島ですが、もう雨がめっちゃすごいです。
台風6号がいつまで経っても通り過ぎてくれず、
いい加減怖くなってきました。
ということでね、これは6号の頃まだですね、
先週とかのおはがきだったんですけどもね、大変だったということですね。
まあと言うても九州だとこういう雨がある程度いつものことなので、
慣れてはいるものの、車移動がちょっと怖いくらい貫通している場所があって、
出勤が面倒っす。
テレワークが主体になったID業界といっても、
僕の会社は普通にフル出勤な会社なので、
雨の中せっせと移動しております。
リスナーのみんなの会社はテレワーク?出勤?どうなんだろう?
ということで、雨でやることもなくおはがきさせてもらいました。
台風7号が関東に詰まってるって話なので、
ナムラさんもお気を付けくださいということでね。
実際には先週お読みさせていただこうかなと思ったんですけども、
ゲスト会だったということで、今週お読みをさせていただきました。
雨が先週の6号、7号とかって大変な感じだったんですけどね。
皆さんのところ、本当に被害がなければいいなと思っておりますけどもね。
本当にくれぐれもこの後も雨、まだ気を付けていきたいなと思っています。
ということで、今夜も30分ナムラについてこい!
この放送は、不動産業界特化のウェブ制作、
システム開発でおなじみのサービスインクの提供でお送りいたします。
はい、というわけでですね。
03:03
先週まで4週間にわたってゲスト会ということで、
野島さんとWebクリエイターボックスのマナさんに来ていただいたわけですけどもね。
早速ですけども、聞いたおはがきですね。
感想か、感想のおはがきをいただいております。
まずこちらですけども、ラジオネームゆずりはさんからいただきました。
ナムラさんこんばんは。
先日までの野島さんの回、とても面白く聞かせていただきました。
声優さんというか、本当にクリエイターさんなんだなというのを痛感しましたし、
野島さんの優しさというか、腰の低さとかサービス精神とかもとても伝わってきました。
また声優会楽しみにしています。
ということでいただいたんですけども、
別に声優さんを毎回呼べるとかというわけではないのでね。
たまたま野島さんはクリエイティブつながりで、
僕が無理やり出てくださいとお願いをしたら快諾をいただけたので、
声優さんが呼べるというわけではないので、
そこはちょっと期待を煽られるとすごく大変なんですけどもね。
まあでも僕も思いましたね。
野島さんは本当にいろんなお話をしていただけましたしね。
やっぱり喋りに慣れてらっしゃるなと思いますからね。
僕も含めてですけども、すごいやりやすかったですね。
またぜひ遊びに来ていただけるってお話もあったので、
通りがあった時には野島さんまた来てよということをね、
お話をさせていただこうかなと思っております。
次が野島さんへのおはがきで言うとこちらですね。
高波芽衣さんですかね。
ナムラさんこんばんは高波と言います。
私は野島さんのファンなんですが、
今回ナムラさんのポッドキャストに出演されるということで聞かせていただきました。
ありがとうございます。
それでも聞いていただいたのは本当に嬉しい感じですね。
野島さんという声優という側面ではない顔というか、
お姿を聞くことができてとてもとても楽しかったです。
野島さんがあれほどたちみだというのを私は知らなかったので、
それだけでも聞く価値があり、
ツイッターでそのことに気がつけて本当に良かったです。
またぜひぜひぜひぜひ野島さんを呼んでいただければ嬉しいです。
本当にありがとうございましたということでいただきましたが、
僕が野島さんのお話を聞きたかったから呼びつけたということだったんですけども、
野島さんのファンの方も少なからず聞いていただけたみたいだったので、
それは本当に良かったなと思います。
声優さんというわけじゃない、冒頭でもちょっと言ったけどさ、
声優さんじゃないという側面でのお話をいっぱい聞かせていただきましたし、
あれだけたちみだというのも本当すごくて、
趣味の断捨離っていうのは野島さん以外で僕は言う人いないと思いますけどもね。
それぐらいいろんなものに手を出されていらっしゃるんですけども、
それぞれに対してやっぱり孤立症で、
その中の楽しみを感じながら仕事でか趣味に打ち込んでいらっしゃるっていうのは、
やっぱり僕らにとっても物を作る上でも学びたい姿勢なんじゃないかなというふうに思いました。
次ですけどもこれはマナさんへの感想ですね。
ラジオネームコウヘイさんからいただきました。
ナムさんこんばんは。先日までのWebクリエイターボックスのマナさんの回、とても勉強になりました。
マナさんが20代で海外に渡り10年仕事をしてきたものの、
行っちゃえという思いで飛び出されたというのには思わず、え、マジで?と言ってしまいました。
06:00
僕は英語もダメなので海外に行くというのはハードルが高いのですが、
それでも自分がやりたい仕事をもっともっと手を挙げてやっていこうと思いました。
この後30代になって後悔するのはやめておきたいと改めて放送を聞いて思いました。
マナさんありがとうございましたということでおはがきをいただいております。
続けてマナさんのやつね、いくつかまだおはがきいただいているのをいっぺんに読んでみたいと思います。
ラジオネームミッポーリンさんからいただきました。
ナムラさんこんばんは。先日までのマナさんのゲスト回とてもとても面白かったです。
今も最前線で仕事をされているナムラさんとマナさんの会話の中に、
仕事への思いとかウェブを作る楽しさがとても現れていました。
僕はどうでしょうね、マナさんは全然最前線ですけどね。
何よりマナさんの平凡は悪くないというセリフにはとても勇気づけられました。
ナムラさんがマナさんの番組にも出られるということなのでそちらの放送も楽しみにしています。
これからも楽しいゲスト回期待していますということでね。
ゲスト回の期待が上がっているのがちょっと怖くなってきましたけどもね。
次がこちらですね。ラジオネームオカムーさんから頂きました。
ナムラさんこんにちは、オカムーです。毎週聞かせてもらっていますが、
ここ1ヶ月のゲスト回は本当に豪華だったと思います。
ナムラさんってゲスト回の時の話の持っていき方が本当に上手だなといつも思っています。
ありがとうございます。
これはディレクター談義とかでも同じことを思っていて、自然と話を展開させたり引き出したり、
まとめたりってスキルとても感じます。
実際野島さんもマナさんもいろいろとお話をされていて、
聞いている僕らとしてもこれが無料で聞けるのかと本当にしみじみ思っておりました。
ゲスト回とかは大変かもしれませんがまた楽しいゲストが来られるということで期待しています。
去年の特撮さんの回は僕はとても好きだったのでまた特撮さんが来るのはそれはそれで楽しみにしていますということでね。
マナさんだけではなく今後ゲストに来ていただける特撮さんの話も出していただいておりますけどもね。
本当にマナさんの平凡は悪くないというのはこの番組を聞いていただいた方がツイッターでも出していただいてたんですけども、
あのセリフは本当にすごいですよね。
なかなか目から魚が落ちるくらいの思いだったんですけども、
ああいうのは本当にデザイナーでずっとやっていらっしゃって、
ご自身もデザインをしているからこそ出てくるセリフだなというふうに思いましたね。
僕はやっぱりお客さんに見せるっていう時に平凡だねみたいなこと言われるのは結構怖いって思いもどっかであるのでね。
それを押し切るかっていうとね結構ちょっと怖いなと思ってしまうところはあるんですけども、
それでもやっぱりそれに対してあれをしれっと言えるっていうのはマナさんの土台というかね、
デザインに対してずっとやっていらっしゃったってところが現れてるんじゃないかなというふうに思いますけどもね。
なんか本当にゲスト会しばらく続いたので、逆に言えばしばらくやってなかったのでね、
ゲストトントンと続いたんですけども、僕としても本当に久しぶりに外の方とね、
ゆっくりお話をさせていただいて、いろんなお話を聞かせていただいてっていうのはね、
09:02
とても勉強になりましたのでね。また終わりの時にご紹介しますけども、
この後もゲスト8月の末と9月にもゲスト来ていただけますので、
そこでもいろんな話が聞ければいいなというふうに思っております。
皆さんからのおはがきもたくさんお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ということで、いつものおはがきのコーナーに行ってみましょう。
はい、お便りのコーナーです。
このコーナーではポッドキャストの詳細にも記載しているウェブ上のおはがき投稿フォーム、
ナムラのツイッターアカウントへのDMでいただきました
ウェブディレクション・ウェブ制作の疑問・質問のおはがきにお答えさせていただいております。
久しぶりに、1ヶ月ぶりぐらいですよね。DJ会になっておりますので、
ちゃんとおはがきを読ませていただこうかなと思っております。
結構いっぱい溜まっちゃってますからね。
最初はこちらにしましょう。
ラジオネーム吉岡雅美さんからいただきました。
ナムラさんこんばんは。
今回、見積もりについて聞いてみたくておはがきをさせていただきました。
ズバリナムラさんはどうやって見積もりをしているのですか?
フルスタックなナムラさんだから見積もりができているのか?
そうでない方でも見積もりを作ることができるのか?
見積もりの仕方の答えみたいなものはあるんでしょうか?
というのが、私がいる会社では仕事がめっちゃあるんですが、
おそらく安くして取っている感じなのです。
なので仕事量の割には給料が全然上がらないという感じで、
見積もりの出し方次第で合っているのか間違えているのかということを含めて
おはがきさせていただきましたということで、
おはがきをいただきましたけどね。
見積もりはですね、
結果が簡単かどうかは別ですけど、
方法としては簡単ですよね。
それぞれのクリエイティブのメンバーがやっていること、
それに対しての構図、それを積み上げているというだけはだけですね。
ただ前提でね、この番組でも何回か言ったことがある気がするんだけど、
見積もりの本当に一番難しいところって、
納品人に見積もりが正しいか間違えているかわかるんですよね。
見積もりってあくまで見積もりだから、
やってないことを見積もっているので想定でしかないんですよね。
なのでもしかしたら多いかもしれないし、もしかしたら少ないかもしれないし、
ただ会社で仕事としてやっている以上は、
当然ながら仕事というのは赤字にするわけにはいかないので、
かといってね、むちゃむちゃ暴利を取っているとかね、
ぼったくっているという風にお客さんに見られてしまったら、
それはそれで今度は発注ができないよねということになりますから、
お客さんにとっても納得度があるという数字になっているのは、
やっぱり重要な要素かと思います。
で、見積もりをっていうことで言うと、
全員が作るっていうのは多分なかなか難しいかなという気がしますね。
うちの会社でもね。というのはやっぱり、
実際の現場に対してそれぞれヒアリングをしましょう。
例えばデザインでこれぐらい何日かかりますかとか、
マークアップするのにこれってどれぐらいの時間かかりますかとかね。
それをちゃんとヒアリングしなきゃいけないでしょう。
あともうちょっと難しいなと思うのは、
見積もりの中に内在してくるようなリスクというものが、
12:00
どれぐらいリアルに感じられるかなんですよね。
例えばよくあるのがそのデザインは、
何案もっと作ってくれって言われるとか、
一案しか出してないけども、これは修正修正修正修正って、
これ何修正目なんだみたいな話になってきてくると。
僕らの仕事どこまで行っても労働集約なので、
当然ながらデザイン一案を作るっていう時と、
デザイン一案を10回修正するってなったら、
後者の方が時間はかかってしまうわけですよね。
なのでこれがどれぐらいお客様が納得感があるものを、
一発で出せるのか、できれば一発じゃなくていいんだよね。
見積もりで想定している稼働時間内で出せるかっていうことですよね。
なのでここの部分が見積もりを作る上では、
もう勘どころとしてはすごく重要になると思います。
例えば要件定義一つ取ったとしてもですよ。
お客さんがパスッと決めてくれるのかどうか。
それとも車内でいろいろ問で問で問で、
いやでも横の部署からこういう話が出ていてってずっと決まらないとか。
あと他にあるとしたらですね、
当初言ってなかったようなドキュメントを出してくれとかね。
それ聞いてないですよみたいな。
でもそれは出してもらわなかったら、
車内ではオーサライズが取れないんだみたいな話を言われてしまったら、
えーってなったりしまったりとかね。
そういうこともあると思いますから。
ここらへんになってくると、
その部分で何を作るか何を納品するかその時々で、
どこまでがこの見積もりの許容範囲なんですかっていうようなところを、
見積もり書に明示をするのか、
お客様にちゃんと同意を取るのか、
そういったところがちゃんと握れるかどうかっていうのは、
見積もりの意図は結構大事かなと思いますね。
見積もりって本当にすごく書き方次第で、
極端に一式で100万円みたいな見積もりって書いてる人いないような気はしますけど、
僕はかなり項目細かく出す方です。
100万円でも多分10行とか20行とか下手くそになりますし、
4桁満員の仕事になってきたら、
一番多かったりすると本当に300行ぐらいの項目で見積もり書を書いたりします。
ペーパー1枚には当然収まらないので、
別添の資料みたいな感じになるとかね。
詳細はこちらっていうふうにやりますけども、
それぐらいの量になったりも実際しますしね。
なので僕は結構細かく書くようにしています。
見積もりって難しいのが、
お客様も怖いんですよね。
ここに書かれてる見積もりで、
一体どれぐらいのことをやってくれるのかっていうことが、
相手側も分からないんですよ。
なので自分たちとしてはこれに納得はした、
支払いもすると決めてる。
でも僕らもこんだけの金額を出してるんだから、
納得したものを作りたい。
修正って言われても、
ウェブ製作会社さんの常識における修正の回数と、
発注者側における常識というか、
思ってる回数っていうのにずれがあった場合には、
当然両方が話をしておかなかったらそれはずれますよ。
なのでこっちとしては3回目の修正だってのは分かるけど、
こんなもん別にだって僕らだってプロじゃないんだから、
そのまま1回2回で決まるわけないじゃないかって、
いろんな人にも確認取らなきゃいけないんだからっていうのも、
クライアントの言い分としてありますし、
15:01
製作会社としては、
いや案出したけどこれ何回修正すんだよみたいな、
3回4回ってさありえなくねみたいな話とかっていうのが、
起こるんですよ。
見積もりってね。
なのでそこの部分がちゃんとお客様と、
これってこういう形でやりますよ、
これぐらいではご了承いただきたいです。
もしそこで不安だと言うんだったら申し訳ないですけども、
やっぱり稼働時間っていうことがかかるので、
これぐらいの見積もりにさせてください。
その代わりここまでは必ず対応しますみたいな、
その見積もりの中でやってくれる幅みたいなものというか、
上限とかね、
そこの部分っていうのをちゃんと見積もり書の中に、
含めているかとかね、
美好で書くのか、
ちゃんと項目として書くのかみたいな、
そこの部分がすごく大事になると思います。
吉岡さんのね、
このおはがけの中で言うと、
おそらく安くして取ってる。
これも一つ仕事のやり方ではあると思いますよ。
単価を下げて他と競争力を持つみたいな。
当然ながらでもこれは剥離多倍になってくるわけですよね。
なので、仕事の量の割に給料が上がらないって、
そこはちょっとどうかわからないんだけども、
剥離多倍になってくると利幅も少ないです。
そして利幅が少ないということは、
バッファーが少ないということなので、
もしお客様のさっき言ったね、
もうちょっとこんな風に修正してくれよとかね、
この資料、この金額の中でこれをやってくれると思ってたんだからということ、
こっちは絶対そうやってくれると困るんだみたいなことで、
全然見積もりに想定していないページが2、3ページ増えましたって言った瞬間に、
残念ながら赤字になってしまうみたいなことになると思うんですよね。
なので、あくまでもやっぱりそのお客様がどういう風なことを望んでいて、
僕らっていうのはどれぐらいに対してそのリスクがあるのか。
その部分はちゃんとお客様にも説明をして、
アッパーを決めてこれぐらいなんですよ。
それとはそれが、
それぞれのクリエイティブのメンバーが出した構図に対してちゃんとオンされていて、
それが説明をする。
僕はお客様に対しては説明だけではダメですね。
説明をするって言いましたけど説明だけではダメで、説得をしなきゃいけません。
これって説得ってこういうもんなんですよって言って、
無理やり納得してもらうってわけじゃなくて、
説明をした上でそれがちゃんと理があるねと。
理っていうのは理屈も通ってるし、
お客様にとってもメリットがあるよねっていうことも含めて、
ちゃんと納得をしてもらう。
そこまでの資料なので、
僕はその見積書って別に金額が書いてるものだけではなくて、
それは実際にはうちの会社からにとっての企画書っていうものだと。
今回の見積をするんだとしたらこういうものなんですよ。
なのでこういうことだけの金額がかかって、
これだけの構想がかかるんですよ。
そうじゃないんだったらじゃあどうしていきましょうかということが、
お話ができるというものがこの見積書でもあると思うので、
この吉岡さんの書いてらっしゃる安くして取ってるというのは別に、
それはそれでいいので会社の方針かもしれないんですけども、
ただリスクは別の意味でありますよと。
さっき言ったみたいに想定稼働を超えてきたときには、
残念ながら赤字になる可能性が急に高くなってしまいます。
とはいってもですね、
じゃあそこの部分がなんだろう、
どう考えたってこれ3日でできるものが10日ですって書いたら、
これをやるのに本当に10日も、
なんでかかるんですかみたいなこと言われてしまうと、
18:00
見積りでお客様が、
え、なんでって思うものが出るのって相当信頼がなくなるので、
もうめちゃめちゃ疑われますから。
だからそこの部分に関してはあまりやらない。
じゃあどうするかって言ったらもう残念ながら、
僕らの仕事の一番は単価を上げるしかないんですよ。
人日なのか時間なのか人月なのかわかんないですけども、
単価を上げましょうと。
そうなってくると、
お客様にとって単価が高いというのを納得できるだけの、
今度別の理由がいるんですよね。
実績がすごくあるとか、
スキルが高いとか、
デザインが超イケてるとかね、
そういったものがお客様のありありとわかるもの。
根節丁寧に説明しなくても、
だから何々さんはその単価だよねみたいなことを言われるか、
いや他の会社ってこれぐらいの単価でやってるんだけど、
おんしゃすっげえ高いですよねみたいな。
いいですよその金額だったら他に回すからって言われてしまって切られるのかみたいな。
なのでこの単価っていうものを単に上げれば当然利幅が上がるよねとは思ってはいるかもしれませんが、
単価が高いということは競争の中でもっと競争、
金額じゃない競争優位性がないと勝てなくなるということなので、
今度は発注量が減ってくるという可能性も当然出てきます。
なので見積もりは冒頭から言うと一個一個の積み上げでしかないんですけども、
最終的にそれがお客様にとっても納得ができて理解ができて、
じゃあこれでお願いしようと。
かつお客様の不安に思っている要素もちゃんと払拭ができているというような、
ペーパーになっているというのが見積もりの答えではないかなと思います。
なので最終的に言うと乱暴に言えばお客さんが納得すれれば高くても安くてもいいんですよ。
交通と仮に外れてたとしてもお客さんがこの金額かかるよねっていうのであれば、
だってその金額でOKは取れると思うんですね。
ただそのこの金額だよねそうだよねってお客さんが納得してもらえるのって一体何なんだろうってところが、
僕は見積もりの答えだと思っています。
例えば何でしょうもううちの会社では名村がプロジェクトマネジメントやってるんだからそうだねって言ってもらえたら一番嬉しいですよね。
僕とかだとするとね。
でもなんかただ単に高いねって言われてしまう。
それは何だろうって時にはやっぱ信頼とか実績とかそういうものがないからだと思うので、
やっぱりそれに応じて単価っていうのが決まってきたりもお客さんに聞いては納得度っていうものが決まってくると思うので、
見積もりというものはそういった複合的な要素を固めた上で、
さらに企画書であるというふうに考えて取り組んでいただければいいんじゃないかなというふうに思っています。
まだちょっとよくわかんないよと話があればね吉岡さんまたぜひおはがき送っていただければなと思っております。
では次のおはがき行ってみましょう。
ラジオネームコージさんからいただきました。
名村さんこんばんは先日ツイッター、今はXですかね。
そこでフリーランスの見積もりの漫画に突っ込まれているのを見ました。
あのツイートで名村さんがこのやり方って最終的に相手と単発でしか仕事をしないことが前提なのに、
このやり方でしか食えない人は多分大きな仕事はいつまでもできないのでやめた方がいいと思いますって書かれていた意味がわからなかったのですが、
21:01
詳しく教えてもらえますでしょうか。
僕もフリーランスなのですが見積もりは毎回悩んでいて、
個人的にはあの漫画の説明は納得感があっただけに、
名村さんのコメントを見て、え、ダメなの?と思ったんです。
わからないことで怒られそうですがよろしくお願いしますということでおはがきをいただきました。
まああのこれはですね、
フリーランスのギャラ交渉みたいなことが漫画で書かれていて、
僕はちょっとね納得はいかなかったんですよね。
そこであったのが見積もり書と料金表っていうのは相手には見せるべきではないみたいな。
要はなんかさっき見積もりの話は今回続いたんだけど、
相手が納得すればいいよっていう話から多分その話来てると思うんだけども、
同じものを作ったとしても相手が5万円でいいっていうのに、
自分が先に見積もり書とか料金表を出してたことで、
自分の単価が3万円でしたとか見積もり書に書いてしまったが故に、
あ、これって3万円でやってくれるんだって。
なんか5万円用意してたんだけど3万円でやってくれるんだとラッキーみたいな風に思われるとすごいもったいないよね。
その人には5万円出してくれるってわかるんだから、
5万円という予算がわかるまではこちらから金額的なものは提示すべきではないみたいな話をされてらっしゃったように僕は受け止めたんですよね。
僕は言わんことはわからんでもないんですよ。
ただこれって一回出すじゃないですか。
単発で終わってるんだったらバレないんですけど、
次に同じお客さんから来た時に、
例えば高かったも安かったもいいですよ。
取れる金額で取ろうって仕事をしたらその人に対しては次も同じ前提の見積もりを出さなきゃいけなくなると思うんですよ。
もちろんね中身が変わるよ僕らの仕事って。
例えばウェブページを作ってるんだったら3ページが5ページになったとか、
当初はサイト一式を作ってたものが次はランディングページの追加でいいよとかね。
デザインにとっても例えば最初は何でしょう。
キャラクターをちょっと作ってもらったけどもそれに全身を加えてほしいとか、
それが最初1体だったのが5体になりましたとかっていう話かもしれないけども、
1回そのお客さんに出した自分の見積もりって、
なるほどこれに対してはこれぐらいの金額感なのねみたいな話にはなっていくわけですよ。
なってくると次に発注するときにその金額だったよねって話になるんですけど、
これをいろんなお客様に毎回全部変えていたとしたらですよ。
相手が出せる金額の中で先にこっちから上下を出さずに交渉しようってことをやってると、
まずその自分がお付き合いしてたクライアント数がこの後どんどん増えていったときに、
全部のお客さんに前回どれぐらいの金額で何を出したかって覚えておくか、
メモするかでも別にいいんですけど別に記憶しなくてもいいんだけど、
それを管理しておかなきゃいけないはずなんですよ。
そうじゃないと前回5万円だったのが今回3万円で、
あれなんか随分安くなったねって言った瞬間にボロが出るんですよね。
またこれ逆もシンナリです。
前回3万円だったのが急に今回5万円だった。
何で今回値上げしたの?とか話になったときに、
ちょっと最近円高なんでみたいな、円安なんでみたいなこと言うのかって話なんですけど、
24:04
これ今だったらそういう話は言えなくもないけども、
その単価がコロコロ変わるっていう風に相手に思われてしまうと、
僕は単価とか見積表とか料金表って話だったんで、
見積表は中身をもうちょっと聞いてから出しましょうでもいいんですけども、
料金表とかっていうものが少なくとも自分の中にはっきりなかったら、
こっちの足元見てるっていう風に思われた瞬間に、
僕は金額のところで疑われるのってめちゃめちゃリスクが高いと思ってる人なんですね。
なので前回の出した見積もりと今回出した見積もりってことは、
必ず僕は相手がこういう風なところって共通だよねとか、
同じ金額なんじゃないのって思うものに関しては整合性取るように絶対してるんですよ。
なのでうちは単価が決まってるんですね。
まるまるデザインだったらおいくら万円、エンジニアだったらおいくら万円、
テストだったらおいくら万円とかディレクションフィーをもらうんだったら
こんだけの割合みたいなものってもう決めてるので、
純粋に僕はもう社内で言えば何日かかるかっていうのはそれにかけてるだけなんですよ。
なのでお客様との話の中でこれはこれぐらいかかります、
これぐらいの時間がかかりますっていう話なので、
それがお客さんの予算がありそうだからトップページのデザインが
実際に3日間で作れそうなのにさっきも言ったけどね、
なんか10日かかりますみたいな話のときに
何をやったらこれ10日かかるんですか1ペラ作るのにみたいな。
もちろんそのデザイナーさんこの3とか10って意味はあんまないよ。
10日だから長いとか3日だから早いとかそういう話をしてるわけじゃなくて、
お客様がなんとなく3日ぐらいかなと思ったのが、
4日とか2日とか5日ぐらいだったらまあまあそういうものなのかなと思うんですよ。
でも3日だっていうものがもしですよ、
本当は4日ぐらいなのに、
お客様これお金を出してくれそうだから10日なんですみたいなことを言ったら、
やっぱりそれはお客様に対して不審になってくると思うんですよ。
なので僕はそれをやってる限りはものすごい膨大な、
お客、仕事が続けば続くほどこの人に対して金額出したのがこれぐらいってものを毎回調べて、
それと整合性が取るような仕事というか見積書が出さなきゃいけないので、
それは相当きついと思うんですよ。
もう一つ見積書って本来これ契約書なんですよね。
もちろん業務委託基本契約書とかっていうものがあって、
それに対して正式には確か個別契約書っていうたてつきになるはずなんですよ。
見積書って。
なので見積書を出さなかったら、
相手側の企業って受けれないって可能性があるはずなんですよ。
できた後に請求書が来てこの金額で納得しろっていうのって、
商売では本来ありえないはずなんですね。
なので見積書を出さないとかっていうのは、
結局いくらかわからないっていうことなので、
クライアントの担当者さんが決済権がなかった場合とかで言えば、
なんか上司に出さなきゃいけないんですけど、
いやまあでも詳細がわからないでまだ見積もれないですねみたいなこと言われてたら、
多分発注チャンスを逃すと思うんですよね。
信用ないから書類出してくれないんですもん。
27:00
見積書が書いた金額が正しいか間違えてるかとかっていうもの、
実際にやってみたら膨らんだっていうのは、
それはそれで本来の商売におけるリスクなので、
後で交渉をするのか、最初にバッファーを入れておくのか、
そのこともお客さんにどこまで話をしておくのかっていうことも、
本来はお客様の商売の中で、
皆さんがそれぞれのスタンスの中でどういうふうに言うかだと思うんですよ。
ただそもそも見積もりをくださいって言われてる時、
ペーパーかどうかは別にどうでもいいんだけど、
メールとかに金額だけ書く人もいると思うし、僕もそういうのあるから。
ただそれが出ないっていうこと自体は、
僕は商売にならないと思うんですよね。
なので僕は書いていて、見積書と料金表出さないとかっていうのは、
相手側の方がどう思うんだろうとかっていうか、
正確に言うと不審感が募るんじゃないかなというふうにすごい思ったんですよ。
なので継続的に大きな仕事、大きな仕事になってくるってことは、
当然ドキュメントとしてのペーパーも必要ですから、
見積書も出さなきゃいけない。
料金表を見せなきゃいけないかどうかっていうのは別だけども、
同じお客様から2回3回って続いた時に、
整合性が取れてる金額になってるかっていうのが僕は大事だと思ったので、
見積書を出せ、あ、違う違う、料金表を出せっていうふうには言わないけども、
それが一気通貫してやり続けられますかっていうことなんですよ。
で、そのことでお客様のギリギリ予算いっぱい取るっていう仕事をしていて、
単発でっていう仕事をしてる方っていうのは、
結局単発で終わる仕事の取り方しかしてないので、
大きな仕事は僕はできないんじゃないかなというふうに思ったので、
お客様に対して予算よりも高かったとしても安かったとしても、
お客様の持ってる予算よりも高かったとしても安かったとしても、
これだけかかるんですと。うちはこれくらいかかるんですと。
それで高いね、それだと発注できないなと思って、
じゃあいいですっていうのも一つです。
値下げするのも一つです。
でもこれはいわゆる出生値引きと言われるようなものですよね。
もう一つは、高くてもあなたに発注したいと言わせるかどうかが
僕は最高だと思ってるんですね。
安かったら安かったで、そうなんだっていいし、
そこで思うことあるよ、実際に。
そっかこれ安かったのか、お客さんもうちょっと予算出してくれたのか、
でもしょうがねえよなっていうふうに思ってるんですよ。
人間だから思いますよ。
もっと高いと思ってたって言われたら、
予算あったんですかって、取ってたみたいなこと言われたら、
僕も人間だからね、小さい人間なんて思うことあるよ、それはね。
でも最終的に、いやもうこれはこの金額ですという話で納めてる方が、
結果的に言うと余計な腹ゲーをしなくていいと思ってるので、
僕はお客さんの信頼が得られると思ってるから、
ちょっとこのやり方はやめといた方がええんちゃうかなという意味で、
あれを書かせていただきました。
もうね、見積もりに関しては本当に答えはありません。
それぞれの皆さんがどういう商売をするかというところにね、
至ってくるものなので、
それぞれの皆さんの中でセオリーをちゃんと作っていただければ、
僕はいいんじゃないかなというふうに思ってますので、
一つの意見としてね、参考にしていただければ嬉しいです。
30:02
ということで、皆様からのウェブディレクション、
ウェブ制作の疑問・質問のお書きをお待ちしています。
ウェブ上のお書き投稿フォーム、
名村のTwitterアカウントへのDMから、
ラジオネームをつけてお送りください。
これからも楽しいお書きお待ちしています。
はい、というわけでエンディングになりました。
まず最初にですね、プレゼント当選者の発表です。
マナさんの本ですね。
こちら5名の方にプレゼントということですけども、
応募いただきました。ありがとうございました。
当選者ですけども、
でこさん、こじろうさん、ねこさん、あんのなみへいさん、
アイアンみじんこさんが当選となりました。
この皆様にはいただいたメールアドレス宛に、
発送先の確認の連絡をさせていただきますので、
少しお待ちいただければと思っております。
次が今後のゲストのご紹介ですね。
今日ちょっとご紹介もさせていただきましたけども、
2023年8月25日放送分には、
イラストレーターの北沢直樹さん、
2023年9月22日の放送には、
ウェブディレクターの徳里さんに
お越しいただけることになっておりますので、
それぞれの皆様にですね、
疑問・質問のおはがきいただければなと思っております。
既にね、もうおはがきをいただいているんですけども、
まだまだ募集しておりますから、
ぜひいろんなものをね、聞いてみて、
聞きたい方いらっしゃれば、
おはがき送っていただければなと思っております。
あとはナムラの出演イベントということですけども、
8月の26日の土曜日、
鳥取にお伺いさせていただきます。
Lifehack Camp Vol.9ということでですね、
ウェブのプロジェクトにおける失敗談ということとかですね、
リスクに対してどういうふうに立ち向かったっていうのをですね、
岡山でフリーランスでエンジニアをやってらっしゃる山川さんと一緒に、
いろいろセキュララなお話をパネルディスカッションという形で
やらせていただきます。
そして9月9日ですけども土曜日、
ダブキャンですね、
名古屋の方のイベントにも登壇させていただきます。
これからなおウェブディレクターに求められること、
2023年ウェブディレクターのたのしという形でですね、
名村が考えているこれからのウェブディレクターで何をしなきゃいけないんだろうかとか、
今後どういうふうに仕事に向き合っていけばいいのかみたいなことをですね、
ざっとお話をさせていただく60分のトークイベントに出演させていただきますので、
ぜひ近くの方はお越しいただければなと思っております。
ということでこの番組では皆さんからのお便りをたくさんお待ちしております。
ウェブ上のおはがき投稿フォーム、
名村のツイッターアカウントへのDMからラジオ電話をつけてお送りください。
このラジオはあまり重たい内容ではなく、朝や昼や夜に何かをしながら聞いていただければ、
ウェブディレクションについてちょっとしたヒントになるような放送をしています。
面白かった仕事のヒントがあったという方はぜひSNSでシェアをお願いいたします。
Apple PodcastやSpotifyなどの配信プラットフォームでお聞きの方はこの番組のご登録、
またApple Podcastでお聞きの方は高評価をいただけるとうれしいです。
というところであっという間にお時間でした。
お相手名村真嗣でした。来週も絶対チューニングしろよ。バイバイ。
不動産業界の今後にはIT化やデジタルトランスフォーメーションという言葉が行き勝っている。
33:02
この流れは本当なのでしょうか。
サービシンクは不動産業界のIT化に特化して13年。
不動産業界に合わせたITコンサルならサービシンク。
33:21

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