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心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネルです。 今回の予約、長期休暇明けのペース配分は誰でも難しいものです。
少しずつ様子を見ながら流していきましょう。 皆さん、1週間お疲れ様でした。
公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。 このチャンネルでは、皆さんの週末のお時間を少ーしだけいただいて、就職や復職など
働くを支えてきた心理師である僕が、主に社会人の方々に役立つような カウンセリングの豆知識や心理師のあれこれなどについてお伝えしていきます。
皆さんのお仕事や対人関係などなど、いつもの生活を少しでも楽にしたり、 カウンセリング・メンタルケアをより身近に感じていただいたり、
緩めな時間を一緒に過ごせたりできれば嬉しいなと思います。 よろしくお願いします。
今回は長期休暇明けの皆様へソフトランディングの大事さについて、ということで、年末年始休暇が明けて通常運行に戻りつつある皆様がスムーズに日常に戻れるように
リワークを経て復職される方の基本的な流れと絡めてお話をできればと思います。 というわけで新年が明けて休暇が終わってしまいましたね。
まだ休暇中の方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は4日からバリバリ仕事をしています。 3日よりの憂鬱な気持ちと言ったらもうひどいもんでしたね。
いわゆるサザエさん症候群ってやつでした。 じゃあ本題に入りますが、一般的にですね、精神疾患で長期に渡って休職してから復職する際は
時短勤務から始めたり、復職訓練という時期が設けられていたり、定期的に上司や産業員との面談があったりとフォロー体制があります。
長期休暇から復帰した方がいきなり週5日9時5時の仕事をするっていうのはちょっとしんどそうですもんね。
ただ中には、いきなり頑張らなきゃとご自身を追い込んで頑張りすぎてしまって、また体調を崩してしまうという方も少なくありません。
いきなりトップギアで頑張ろうとしても長続きしないんですね。 この辺は第21回復職直前直後の心Aでも同じような話をしてます。
仕事は短距離走というよりは長距離走に近いものがありますね。 そういえば余談なんですが、僕学生の時に800m走なるものをやったことがあるんですけど、
800mの距離感が全くわからなくてですね、最初から全力で走った結果息切れを起こしてしまったということがあります。
これは僕の失敗談なんですけれども、仕事でも同じようなことが起こりやすいっていうのは、先の話からもなんとなくわかるところなんじゃないでしょうか。
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しかも仕事はですね、マラソンのように具体的な距離がわからないし、どれぐらいきついかっていうのをやってみないとわからないんですね。
業務内容って人それぞれ違いますからね。 だからこそ、復職を受け入れる会社は慎重になることが多いんですね。
では今回の話の結論ですが、長期休暇を明けた皆さんもトップギアでこの1月をぶっちぎろうとすることはお勧めしません。
まずは体を仕事モードに慣らさせてから、少しずつペースを上げていきましょう。 これがタイトルで言っているソフトランディングってやつですね。
1年まだまだ始まったばかりですからね。 皆さん今回はいかがでしたでしょうか。
なんか説教っぽくなっちゃいましたが、長期休暇家の仕事のペース配分って実際難しいですよね。
ご自身の体調と相談しながら乗り切っていきましょう。 ご自身の体調を見てあげることの大事さについては、第7回自分のしんどさに早めに気づくセリフモニタリングの回でもお話ししていますので、ぜひ聞いてみてくださいね。
では今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。