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2023-10-13 08:29

67.働くことは好きですか~自分のやりがいってなんだろう?~

巷ではやりがい搾取という言葉もありますが、なんだかんだでやりがいや目標を持てることは働く上でとても大事だと思います。ただ「やりがい」は人それぞれ。自分の納得のいくやりがいを探ることが、仕事人生一生のテーマかもしれないですね。


今回は仲良くさせて頂いているポッドキャスターコジマさんフナダさんの番組「働くひとのたち話」の配信1周年企画「働くことは好きですか」に参加させていただく形でエピソードを作ってみました。

「働くひとのたち話」はこちら:https://open.spotify.com/show/02gMJDcOVi0F5gKYOF2SZt?si=015e1483e5da48d1

とても面白く軽快なやりとりで働くことのもろもろについて語り合われている番組です。社会人の方は共感できる話題ばかりだと思います!

僕はそんな番組の公式公認心理師アドバイザー(!)を拝命していますので、今回は「働くことが好きですか」について現場の経験も踏まえてお話ししていきます。働くことの意味について考えている方、悩まれている方のヒントになれれば!


関連エピソード:58.どうして心理士になろうと思ったの?https://open.spotify.com/episode/00xYA0ZSbJIMv5EnYHgdMc?si=abq5iifSTgi25S2mueTgBg


このチャンネルで取り上げてほしいこと、心理士にきいてみたいこと、エピソードのご感想などあれば、こちらのお便りフォームまでメッセージをお願いします! https://forms.gle/sCeHYKuZZvqn8hKM8

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心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネル。 今回は他のパーソナリティの方の企画に乗る形でエピソードを作りました。
テーマはズバリ、働くことは好きですか?です。 皆さん今週も1週間お疲れ様でした。
公認心理師臨床心理師のわたるんと申します。 このチャンネルではあなたの週末のお時間を少しだけいただいて、就職や復職など
働くのサポートをしてきたカウンセラーが、主に社会人の方々に役立つような カウンセリングの豆知識や心理師のあれこれを簡単にお伝えしています。
前からこの番組をお聞きの方はもうご存知かもしれませんが、僕がポッドキャストでも x twitter の方でも仲良くさせていただいていて、
働く人の立ち話という番組を配信されている 小島さん、船田さんという方がいらしてですね。
おめでたいことにそちらの番組が配信50回1周年ということで、 その記念にある企画を立てられているんですね。
それはズバリ、働くことは好きですか?というテーマでして、今お二方がいろんな方の働くことは好きですか? のエピソードを集めているところなんです。
僕もぜひお話しできればと思いましたし、ありがたいことに事前にお声掛けもいただいただけ でなく、そちらの番組の公式本人心理師アドバイザーも拝命しましたので、
今回はちょっといつもより長めの時間を使って、働くことは好きですか? について現場の経験と個人的な考えを交えながらお話をしていこうと思います。
まず僕の話を簡単にすると、働くことは好きです。 対人援助職ということで、他のお仕事より人のために慣れたなぁと感じることが多いというのが大きいと思いますし、
業務内容的にも割と自分に合っている方だと思っています。 と言ってもマッチング度60%ぐらいですかね。
まあ、どうしてもどんな仕事でも向いていないことをやる場面は出てきますから、こんなもんかなと思います。
あとは自分が選んでこの道に進んだんだという自負があるのも大きいと思っています。 この辺の詳しいところは前のエピソード、第58回どうして心理師になろうと思ったの?
を聞いてみていただけると嬉しいです。 リンクは概要欄に貼っておきますね。
この働くことが好きかどうか、言い換えればやりがいという言葉にもなるかと思うんですが、インターネットで
やりがい調査って検索してトップに出てくるサイトをいくつか見るだけでも、 そのやりがいっていうのがどんなものかがなんとなくわかってきます。
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ざっと見た感じ、本当にざっとなんですが、 人や社会、組織の役に立てている。
自分の能力を活かせている。 目に見える成果を出して目標を達成できている。
とかが多かったかなと思います。 僕がリワークデイケアという精神疾患で会社を休んでいる、求職している人が
復職するために集まるリハビリ期間にいた時の経験からも、このやりがいを感じる要素の舞台例がこれらだよというのは
ザッカンよくわかる気がします。 休職する人の中には、例えば、異動や昇進で業務内容が急激に変わる中で、自分の能力がうまくいかせなかったりとか、
周囲の人間関係ががわりと変わって、ピリピリした環境の中で働いていて、なかなか自分というものを受け入れてもらえていないと感じたりとか、
そんな中で不調になっていったという方は、全てではありませんが少なくありませんでした。 精神疾患を抱えてしまうくらいの心の状態っていうのは、なかなか自分の強みとか、
それこそ仕事のやりがいなんて考える余裕がないことが大半です。 そんな状態の方がどんなふうに回復していくかというと、
同じ境遇の人同士で交流する中で元気になっていくのとともに、いろんなテーマに沿ってあれこれ自分のことについて振り返ることをすることで、
自分はこんなことが好きだったなぁとか、自分はこんなことにやりがいを感じていたなぁと思い出していって、自分の納得感のいく働き方を再発見していくことが多いんですね。
何というか、失っていた自分の軸っていうのを取り戻していったり、固めていったりする作業という感じですね。
それってつまり、自分の持ち味を生かして成果を出して、人や社会、組織の役に立てている感覚を取り戻していくということかなぁと思います。
さて、僕の話に戻ると、僕は働くことは好きで、やりがいも持てています。 具体的にどんなことにやりがいを持つかというと、
人が元気になっていくことはもちろんそうですし、その中で自分のことをより深く理解した瞬間だったり、
人生の中での選択を自分の意思で決めた瞬間だったりに立ち会えること、それをサポートできることにやりがいを感じます。
それがあればまぁ多少僕の嫌いなこと、例えばペースの合わない人たちに合わせながら仕事をすることとかも目をつぶれるかなぁという感じですね。
では、あなたのやりがい、仕事や人生での好きな部分は何でしょうか? どんな思いを持っていますか?
こういうのって日々暴殺されていたり気落ちしている時はなかなか浮かんでこないんじゃないかなぁと思います。
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でも何か自分のこれからについて決めないといけないとか、人生のキロに立った時に自分の心の声に耳を傾けられるように自分がいいなと思うこと、
逆に自分が嫌だなと思うことを日々見ておいてあげてほしいです。 そうですね、そんなことを伝えたくて僕はポッドキャストをやっています。
あと、まだ仕事とか社会経験の少ない大学生の方とかは、まだ自分がどんなことにやりがいを持てるかわからんという方も多いんじゃないかなと思います。
これはモラトリアムと言われる状態なんですが、それは逆に普通なことかなと思います。 やってみないとわからないことってめっちゃ多いですからね。
もし自分がどんなことをしたいか、どんな仕事に魅力を感じるかということに悩んでいる若者の方がいたら、今までの人生で自分がいいなと思ったことを振り返ること以外にも、
ぜひいろんな経験をしてみて、自分にとってしっくりくる仕事や活動、趣味を見つける作業をしてみてください。
働くことや社会で生きていくことについて悩まれている方全員を僕は応援しています。 さて今回はいかがでしたでしょうか。予告通りちょこっと長くなっちゃいましたが、こんな風にたくさんのことを話せるテーマを
投げかけていただいた小島さん船田さんには本当に感謝です。 改めて小島さん船田さん配信1周年おめでとうございます。
働く人の立ち話という番組は、アパレル販売からコンサル、 店舗運営やフリーランスといったいろんな社会経験をされているお二人がオフィスで道を塞ぎながらガヤガヤ話しているような
とても面白く軽快に働くことの諸々について語り合われている様子を少し離れたところで聞けちゃうような番組です。
ちょっと紹介の仕方が趣味悪いですかね。でも社会人の方は共感できる話題ばかりだと思いますのでぜひ聞いてみてくださいね。
では今回の僕の話はここまでです。おやすみなさい。ご視聴ありがとうございました。
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