1. 心理師わたるんのカウンセラジオ
  2. 68.パートナーとの葛藤は悪い..
2023-10-20 08:24

68.パートナーとの葛藤は悪いこと?ーアツさんコラボの補足ー

「相手に不満を抱いちゃいけない、喧嘩はあってはいけない」というわけではなく、大事なのは自分の不満をしっかり感じることと、感じているすれ違いを相手と話し合う姿勢を作ることです。

ちょっと前に「夫婦関係学ラジオ」を配信されている「アツさん」と夫婦間の葛藤(意見のすれ違いみたいなもの)について、自身の体験も交えながらお話ししました!アツさんその節は大変ありがとうございました!
コラボ回はこちらです→
https://open.spotify.com/episode/2AkIX3ZzpGA2g0cD3qNFvX?si=MFQ_6kWnRQiD-11GSeDO4g

その中でアツさんがちらっと話されていたのは「夫婦には葛藤があってはならない」とおっしゃる方がいるということ。僕の中ではとても印象に残るお話でしたので、夫婦間、人間関係において葛藤があってはならないのか、葛藤を表に出してはいけないのかについて、補足っぽくお話ししていきます。
人間関係に悩まれている方、特に人との交渉とか、後輩の指導とかが苦手な方はぜひに!
アツさん視点の後語りはこちら→
https://open.spotify.com/episode/6kM9I8X8YZA0NNiZdHsroC?si=nMv86NOSQYmF5Lbl_ERNWw

このチャンネルで取り上げてほしいこと、心理士にきいてみたいこと、エピソードのご感想などあれば、こちらのお便りフォームまでメッセージをお願いします!
https://forms.gle/sCeHYKuZZvqn8hKM8
X(twitter)でもぼそぼそつぶやいてます。
https://twitter.com/wata_lune
00:00
心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネル。 今回は、夫婦関係学ラジオ、
葛藤さんとのコラボ会の補足です。 皆さん、今週も1週間お疲れ様でした。
公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。 このチャンネルでは、あなたの週末のお時間を少しだけいただいて、就職や復職など
働くのサポートをしてきたカウンセラーが、主に社会人の方々に役立つような カウンセリングの豆知識や心理師のあれこれを簡単にお伝えしています。
ちょっと前にですね、夫婦関係学ラジオというポッドキャストを配信されている 葛藤さんという方とコラボをさせていただきました。
その時にはですね、あの1心理師というよりは1パパとして、 夫婦関係についての葛藤を2人で話し合った回になって、とっても楽しかったんですけれども、
今回はですね、その補足として、夫婦との葛藤っていうのは 抱いちゃいけないのかどうかっていうのについてお話ししていこうと思います。
葛藤さん、その説は大変ありがとうございました。 ライブでの配信が、初心者の僕はですね、
えーとかあのーとかをすごく連発していて、 しかもですね、諸事情により娘と一緒に収録をしていたので、編集が大変だったんじゃないかなと思います。
本当に感謝しています。 なんで今回葛藤さんとのコラボの補足として、
夫婦関係との葛藤は良くないものなのかどうかっていうのをお話しようかと思ったのかというと、
葛藤さんとの話の中で印象に残ったことがあって、 それは夫婦なのだから夫婦間の葛藤、意見のすれ違いみたいなものはあってはいけない、
不満を感じてはいけないと考える方がいるということを聞いたことなんですね。 葛藤つまりは相手の不満だったり意見のすれ違いだったりするわけなんですけれども、
おそらくそう感じている方は心の中でだいぶ無理をしているかと思いますので、 この不満や葛藤っていうのは夫婦間、
もしくはその友達関係だったりとか、あとは仕事関係だったりとか、そういった中で 感じてはいけないのかどうかについて今回は紐解いていこうと思っています。
結論から言うと不満は全然感じてもいいし、 不満を感じてもあなたは悪くないですよというところをお伝えしたいところです。
もちろん夫婦間の葛藤があっても大丈夫です。 大丈夫ですと言いますか、というよりもそういった不満をしっかり自分の中で感じれることっていうのが大事なんですね。
03:01
おそらく不満を感じちゃいけないと普段から思っている方は、 抱くことすら相手に申し訳ないとか、そんな風に不満を感じてしまった自分を過度に責める方もいるんじゃないかなと思います。
そうするとなかなか不満を感じるっていうところを自分で認められなくなっちゃうことがあるんですね。
あと葛藤、つまり他の人との喧嘩とか意見のすれ違いがあってはいけないと思っている方は、
喧嘩があったらどうなるかというところを過度に不満に思っている方も多いんじゃないかなと思います。
例えば喧嘩があったら即離婚してしまうとか破局してしまうとか、 そういう考えになっている方もいるかもしれないですね。
ただ不満は感じるものですし、物事に100点というのがなかなかないように自分の理想としている
こんなのがあったらいいなぁみたいなレストランや賃貸物件、仕事っていうのはなかなか巡り合えないですよね。
夫婦関係とか仕事仲間、友人関係も同じです。 自分が感じている不満っていうのを過度に抑え込もうとすると、どこかでガタが来るんですね。
例えば体の調子が悪くなったりとか、なぜかわからないんだけど無性にイライラしたりとか、
そういったところでなんというか月が回ってくる感じが出てくるんですね。 なのでまずは相手に不満やネガティブな気持ちを抱いても、あなたは悪くないですというところをお伝えしたいです。
そして不満をとろしてたとえ喧嘩になっても、あなただけが悪いわけではなくて、それはただの人間同士の行き違いだったという視点も少し持っていただけるといいかなと思います。
そんな風にしてまずは自分の不満を認めてあげるというところが第一歩かなと思います。 そしてそういう不満について自覚ができるようになったら、次は不満の出し方について考えていきます。
これはアツさんもですね、コラボ会の後に配信されていた後語り的なエピソードでもお話しされていたんですけれども、
夫婦間の葛藤とか不満というところを相手のせいにするんじゃなくて、お互いの問題として机に出すということをしていきます。
そうですね。相手への不満というのを抱いていると、どうしてもなんであなたはこうなのと、相手への人格否定みたいな感じになりがちなんですけれども、
それは相手の問題ではなくて、お互いが共有している問題として、お互いが解決すべき問題ということで、同じ方向を見ていくというような視点の変化をしていくという感じですね。
そうですね。イメージとしては2人で同じ映画を見るような感じと言いますか、そうすると同じ方向を向けるんですね。
06:02
同じ方向を向けると、なんとなくこう相手との葛藤というかぶつかり合いというのは少なくなっていく感じがするんですね。
例えばそうですね。最近の僕と妻との間の葛藤を少しお話しすると、お互い忙しくてピリピリしていたので、そこで少し喧嘩になってしまったんですけれども、
そこでですね、一通り喧嘩した後に、お互い時間がないようなお疲れ様という感じで、お互いが同じ問題を抱えているということで伝え方を変えてみたんですね。
それで、こう問題解決に向けてお互いが同じ方向を向けるようになったというか、そんな感じがしたことがありました。
そうですね。他の言い方をすると、僕は私はこれこれこうであなたにこうしてほしいんだけれどとか、
僕は私はこれこれこうでこういうところに困っているんだけれども、今そっちはどう?みたいな感じで、
相手はお守護にするんじゃなくて、自分を守護にしながら問題の解決を一緒に考えていく、みたいな感じで話を持っていくといいんじゃないかなと思います。
さて今回はいかがでしたでしょうか。今回の話はですね、夫婦関係というところを主眼に置きましたが、
仕事場ではですね、例えば後輩の育成とかに使えるかもしれませんね。
やっぱり先輩がいろいろ知っている分、後輩の動きってなかなか荒が見えがちだかと思うんですけれども、
指導しようとするときにこのスタンスがあると話しやすいかもしれないです。そうですね。例えば、
僕としてはここの部分こんな風に思ってるんだけれどもどう?みたいな感じの伝え方ですかね。
ぜひ参考にしてみて感想をですね、どこかでいただければと思います。
また、あつさんとのコラボ会と、あつさんが僕とのコラボの後に後語り的な形で配信していただいたエピソードについては、
概要欄にもリンクを貼っておきますので、ぜひぜひ聞いてみてくださいね。
では今回の僕の話はここまで。おやすみなさい。ご視聴ありがとうございました。
08:24

コメント

スクロール