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2023-06-23 07:02

51.心理師わたるんはどんな心理学を勉強してきたの?

大学では認知心理学や社会心理学などの基礎心理学から、消費者心理学や臨床心理学の応用心理学まで幅広い心理学に触れ、大学院では臨床心理学の中でも精神分析的なカウンセリング手法を多めに学び、社会人になってから新たに認知行動療法を学び始め…と、思えば色々勉強してきました(笑)心理学の世界はものすごく幅広いし、臨床心理学の世界も複雑ですが、どれも面白いなと思って勉強してきました。

何を楽しいと感じるかは人それぞれですが、自分は自分の好きなものをしっかりと把握したいですね。このチャンネルを通して、周囲の価値観はともかく、まず自分の価値観を見出していける方が増えてくれると嬉しいなと思います。
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心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネルです。 今回は、僕が大学、大学院の間に心理学のどんな分野を学んできたかをお話しします。
ご参考までに聞いてみてください。 皆さん、1週間お疲れ様でした。
公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。 このチャンネルでは、皆さんの週末のお時間を少ーしだけいただいて、
就職や復職など働くのサポートをしてきたカウンセラーが、主に社会人の方々に役立つようなカウンセリングの豆知識や心理師のあれこれを簡単にお伝えしていきます。
今回も緩めな時間を一緒に過ごしながら、皆さんの生活が少しでも楽になれるような情報をお届けできればと思います。
よろしくお願いします。 あのですね、ちょっと前なんですが嬉しいことに本当にとても嬉しいことにQ&Aに
お便りをいただいてですね。 それでそこのご質問では、心理学のある程度の分野は勉強したけど、これから何心理学を学んでいけばいいのかわからん。
教えてという内容のご質問をいただいたんですね。 いや本当ご質問くださってありがとうございます。あのリアルにコードリしました。
それで簡単な回答はそのまま質問をいただいたエピソード、第48回、自分の心にとって良くない習慣してませんか?
のQ&A欄でさせていただいたんですが、そこで回答したものに加えて、僕がどんな分野を学んできたかもお話しした方が、
質問された方以外にも心理学に興味のある方のこれからの参考になるかなぁと思ったので、 今回は僕がどんな風に心理学を学んできたかをお話ししようと思います。
まずですね、心理学と一言で言ってもいろんな心理学があるんですね。 例えば、人が物事をどのように認識するかというのを追求していく認知心理学だったり、
集団や社会の中で個人がどのような影響を受けるのかというものについての社会心理学だったり、 こういう人の心とはというのを研究していく心理学の分野を基礎心理学と言います。
それで、基礎があれば応用もあります。 これは例えば、心理学をマーケティングとかに応用するものを消費者心理学、
心の問題の解決に応用するのを臨床心理学と言ったりします。 基礎心理学を具体的に生活に活用しようというのをざっくり応用心理学と呼んでいます。
僕は大学では臨床心理学以外の心理学も学べる環境にいたので、いろんな心理学に触れることができました。
それが今全部仕事の役に立っているかはまた微妙なところなんですけれども、とにかく面白かったなというのを覚えています。
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それで、なんやかんや自分のキャリアを悩んだ結果、臨床心理学の道を選んで大学院に進学したわけなんですが、
そこでは臨床心理学を深く学んでいくわけなんですね。 それで臨床心理学といってもまたその中にもいろいろあってですね、
カウンセリングの手法だけで言っても様々で、例えば相手の話を聞いて共感して伝え返すのが本当に大事だからそれを頑張れという手法、
雷談者修身療法というのですが、他には人の無意識の中に心の問題の根本があるからそこをカウンセラーと一緒に意識化して
本質的な気づきをしてもらおうぜという精神分析というんですけれども、そういうやり方もあります。
ちなみに僕は大学院では精神分析的な考え方を多く学んできました。 まあいろんなやり方ありますが、ぶっちゃけどれも本質的には同じような感じもするんですよね。
目指す山の頂上は同じだけれども行くルートだけが違うような、そんな印象を僕は受けています。
それでその後僕は社会に出るわけなんですが、その学んだことをダイレクトに仕事に活かせるかというとまたそうではなくて、現場の事情によって使える部分はだいぶ変わってくるというのが現状です。
僕は働くサポートする現場を多く経験してきたのですが、そこで精神分析のカウンセリングというのはだいぶあさってな対応で、
それよりもその人が実際に社会とうまくやりつつ、その人自身も良い心持ちで働けるというのを実現するにはどうしたらいいかという現実的な問題を解決しないといけません。
学生時代に学んだことはその問題解決のために、そうですね、間接的にフル活用するものだったかなと思います。
例えば、働き方一つでもしっかり相手の話を聞かないとその人は本当はどうしたいかというのが見えてこないので、その辺はカウンセリングスキルがやっぱり必要だったし、働くことをめぐっていろんな葛藤が、それこそ自分でも自覚できない葛藤が生まれるものなので、そういう無意識的な心の動きを察していくことも必要でした。
表向きはあまり学んできたことを活用してないんですが、バックグラウンドで常に動いてもらっているようなそんな感覚でした。
そこは現場によってまた事情が変わってくるかもしれませんね。
まあなので、これは他の学問にも同じことが言えるのかもしれませんが、目に見えて役に立たなくても面白いと思った分野の学問には触れていくと、その後の世界が広がるというか、自分の血肉になるなぁと思います。
このチャンネルでは何回か、自分の感じたことをしっかり自覚して受け入れましょう、セリフモニタリングです、ということをお話ししているのですが、
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そういう自分が面白いとかこうしたいというのにアンテナを張れると、自分が楽しいと思えるものもすぐに見つかるし、大きな話だと自分がどんな仕事をしたいか、どんなことを学んでいきたいかもわかるようになります。
このチャンネルを通して、周囲の価値観はともかく、まず自分の価値観を見出していける方が増えると嬉しいなと思います。
皆さん今回はいかがでしたでしょうか。最後の方はちょっと脱線してしまいましたが、少し心理学の世界のこと、わかっていただけたでしょうか。
こんな話をもっと詳しく聞きたいとか、他にも何かご質問があれば、本当にお気軽にメッセージをいただけると幸いです。
あの、コードレしながら回答します。 では今回はここまで。おやすみなさい。ご視聴ありがとうございました。
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