1. WASIRADIO
  2. #17 コロナ禍のライブ事情って..
2022-04-24 31:42

#17 コロナ禍のライブ事情ってどうなの?って話(前編) w/兵庫慎司さん 永里道人志さん

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
”Departure Tour”チケット一般発売中

音楽ライター・兵庫慎司さん、コンサート制作・永里道人志さんをお迎えして、
"コロナ禍のコンサート事情"について深掘りしてお話しをしました。
インタビュー記事としても後日公開されますのでお楽しみに。

次回、後編ではファンの皆さんから頂いた
オーディエンス目線のコロナ禍のコンサート事情にもフォーカスしてお話ししていきます。

CRAFT ROCK FESTIVALありがとうございました。/久々のフェスやっぱええな。/コロナ禍のライブ事情について話そう。/音楽ライター・兵庫慎司さん、コンサート制作・永里道人志さんに来ていただきました。/ライブができなくなってしまった日常ってどうだった?/配信ライブの難しさ。/ライブに行かないことに慣れていった。/ソールドしないライブ公演。/新日本プロレスが見出した新たな興行の道。/すべての現場が無くなった。/ライブ不要不急論と配信ライブ元年。/みんな何してたんすか?/配信ライブのライブレポート/配信ライブの通信トラブル。/演者は配信ライブとどう向き合っていたのか。/屋上でやったライブ配信。/最近配信ライブってやってる?/まずは現地のキャパシティを埋めなくては。/お笑いライブの配信。/

00:07
Five New Old Hiroshiです。WATARUです。
昨日、クラフトロックフェスティバルに立ち会いで出まして。
そうやね。
楽しかったですね。
ビールは旨いのよ。
もうね。
ものすごい旨いのよ。
古米酒が非常に多かったです。
飲んでましたね。
相当な。結構飲ませてもらいましたよ。
後半から数えれなくなったでしょ。
3種類ぐらいあって、ビールの種類が確か。
そうですね。
トロピカルとグレープフルーツ風味のものと、
あとは、いわゆる金のビールといって、
一番あっさりしてて、
喉越しがいいビールみたいな。
どれが一番良かったですか?
俺な、トロピカル良かったよな。
あー、そっちね。
すごいクラフトビールっぽい感じっていうかさ、
やっぱり普段飲まへんビールやから、
すごい新鮮やったよな、
ああいう感じのビールっていうのが。
何やったっけ?
国際的なビールの苦さの数値が。
何やったっけ?
IBUSやったっけ?
みたいな数値があって、
数値が高ければ苦みが強い。
っていうのはポップに書いてあって、
誠くんにこれ何?って聞いて、
それ言うてたね。
主催のね。
そう、主催の誠くんにも。
美味しかったですね、ビール。
やっぱりビールの話ばっかりしてたら、
ビアガード行ったんか思われますから。
いや、まあそうやで。
ちゃんとライブもね、やらせていただいてっていう。
そうそうそう、立川ステージガード、
広くてなんかあるよな。
結構最近できたというか。
確か2020年にオープンしてっていうので、
なかなかそれこそコロナで、
すぐにライブが開催できずっていうので、
ようやく今また会場がこういう形で
使えるようになってきたっていう感じで。
いい会場でしたよね。
よかったよかった。
すっごいいい空気なんで。
なんかね、俺らが一回、
以前立川ステージガードでやった時は、
確かお客さんなしで、
最新でやったから、
初めてお客さん入ってやったから、
いやなんか、すごい爽快っていうか、
なんか絶景やったな。
絶景なり。
うわーライブやわーって思ったもん。
良きかな良きかなでしたね。
めちゃめちゃなんか久しぶりな感覚やったな、あれ。
あんなにお客さん入ってんの見たら。
隣にIKEAもありますから、
ライブでお越しの際は、
ライブ前にちょっと早く行って、
IKEAで家具見て、
ポップドック食べて。
いいと思いますよ。安いからね。
隣もすごい施設として充実してて、
綺麗な場所なので、
ぜひ足を運んでいただきたいんですけれども、
03:02
立川ステージガードで、
さっきも言いましたけど、
2020年オープンということで、
本当に僕らも大変でしたけど、
コロナ禍のオープンということで、
ライブができなかったという中で、
僕たちもこの状況で、
いろんなね、
苦渋の決断をしたりとか、
いうのもありましたから、
今回は、
ポストコロナのライブというテーマで、
お話をしていきたいんですけれども、
今回はゲストの方を、
お招きしていますので、
ご紹介していきたいと思います。
まずはライターの兵庫慎二さん、
そしてライブ制作、
ライブエグザムの、
長里満俊さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
こんな狭いウナギの寝床に。
やばいですよ、快適。
ようやく人を呼べる環境になったので、
ちょっとこういう話をしてみてもいいかな、
ということで、
お呼びしたんですけれども、
お一人ずつ、
リスナーの方に、
自己紹介をしていただきたいんですけど、
まず兵庫さんの方から。
音楽ライターの兵庫慎二と言います。
よろしくお願いいたします。
今日は多分、
ライブにすごく行く、
タイプの方のライターなので、
今日はきっとお呼びいただいたんだろうな、
と思っております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
株式会社ライブエグザムという会社で、
コンサートの制作、
あと企画をやっております。
長里と申します。
Five New Worldは、
赤坂ブリッツからだっけね。
そうですね。
それぐらいから担当させてもらって、
マネージャーさんとは旧知の、
もう10年以上の付き合いになったけど。
気が付いたら、
僕も長里さんのことをミッチーさん、ミッチーさん。
ミッチーさんか、
ミチモンズさんという言い方もあります。
そんな言い方もあるんですよ。
ありがとうございます。
いろんなフェスにもたくさん出てもらったりとか、
ニューアコースティックキャンプだったりとか、
あと渡辺くんには、
カレー&ミュージックジャパンで非常に。
あれマジきっかけやったんで、
もう一気に広がったんで。
ありがとうございます。
今年もやろうと思っているので、
そんな話もできればと思っています。
よろしくお願いします。
はい。
ポストコロナのライブということで、
アーティストの視点と、
ライブを制作している人たちの視点。
そして、
兵庫さんには、
ライターとしてというのもありますけど、
ライブに行くオーディエンスとの視点。
この数年と、
これからを話していこうという感じで。
かなり、
思ったより自分が真面目なスイッチが、
入ったね。
それはそれでやっていこうかなと。
じゃあまず、
アーティストとしてのところから、
お話ししていきたいなと思うんですけど。
2020年にコロナが始まって、
最初の印象というか、
ライブが、
06:01
本当に、
なし崩しにできなくなっていく、
という状態を、
最初どういう風に感じていたかという。
ワッタル的に、
どうだったかなというのを、
まず聞きたいんだけど。
結構、
アーティスト活動をする上にあたっては、
ライブってすごい大事な、
表現する場所でもあり、
自分たちが、
やっていく場所だから、
本当にできへんってなった時に、
やばいなとは思ったけど、
でも、
新しい形、
配信とか、
なるべく、
接触を避けるような、
形でライブをするっていう、
方法がすごいちらほらと出てきたから、
どっちかというと、最初はネガティブだった。
そういう状況になった時。
やったけど、
ちょっと違う視点というか、
いろいろ考えてみたら、そうでもないかもみたいな。
こういう新しい、
見方ができるんやなっていう、
いい機会だったんかな、みたいな。
ことは思ったけどね。
真面目ですね。
非常にアーティストらしい意見ですね。
そうですよ。ヒロちゃんは?
僕は最初、
ハプニングが起きたことに、
こういう言い方をするとあれなんですけど、
ちょっとワクワクしてしまった自分もいたというか、
日常が崩れたことによる、
非日常感みたいなものが起きて、
家にずっといなきゃいけないみたいな。
でも僕、割とインドアなんで、
めっちゃこれゲームできるやん家で、
みたいな。
そういうふうに思ってしまった自分もいて。
実際それで、
なかなか人に会えないという状況が、
オンラインゲームを介して、
ミュージシャン同士の友達が増えたりとか、
結構そういう福寿的な
出会いもいっぱいあって、
それが後にライブが開催されたりしたときに、
出会ったときに、
コミュニケーションがすごく取りやすくなったみたいな。
そういうところもあったんですけど、
やっぱり、
自分たちがいかに
ライブっていうものに支えられてたかっていうのは、
その生活が
あまりに長く繰り返されることによって、
徐々にじわじわと
ボディーブローのように効いてきて、
やっぱりやりたいなっていう
気持ちも大きくなって、
でもなかなか会場は開けないっていう中で、
配信ライブをやって、
そのときにまた、
ライブができる喜びとともに、
配信ライブの難しさみたいなものも
すごく感じたんですよ。
言ったら、僕たちが
パフォーマンスをして目線を向ける先は
カメラであって、
そこには心情として、
レンズの向こう側に待ってくれている
お客さんがいるっていうことを、
自分たちに
思って信じてやるわけなんですけど、
やっぱり、
とはいえやっぱり、
実際に現実に
目の前にできるわけじゃないって、お客さんたちを。
そうなったときに、
やっぱり改めて、
そのライブっていうものに
その日、お客さんが足を運んで
09:01
いてくれるっていうことが、
自分たちにとってどれくらいのエネルギーだったのか
っていうのは、そのときにすごく感じて、
だから、
配信ライブの方が緊張しないと思ってたんですよ。
お客さんに
見られないからっていうか、
って思ったら逆に、
違う脳みそが働いて、すごい緊張して、
ドッと疲れた
みたいなのもあったんですけど、
そこからツアーとか重ねて、
やっぱり、
元に戻していきたいなっていう
思いがすごく強くは
なって、
でも、すぐには戻らないからどうしていこうかな
っていうのを、ずっと今に至るまで
考えてる状態なんですけど、
あの、
ヒョウゴさんは、
僕、
一回、
記事かなんかで、
ライブに行かないことになれたとか、
っていうところのあたりの、
記事で読んだ話のところも
お伺いしたいんですけど。
僕が一回、自分のブログに
入ったのを読んでいただいたんだと思うんですけども、
まず、初めに気づいたのが、
最初にコロナになって、
皆さんが、各アーティストが
無観客配信ライブを
始めて、
しばらく経って、
お客さんを入れてやってもいいよ、
ってなったじゃないですか。
その当時は、
ホールのところもスタンディングも
いっぱいは入れられないから、
ホールは一石飛ばし、
スタンディングも椅子出すとか、
足元バミルとかして、
半分以下、っていう風に
ライブを始めましたよね。
その時にあれと思ったのが、
例えば、
Zepp Tokyoだとして仮にね、
2009年くらいかな、
速完するアーティストが、
そこで、
人数半分にしてライブ再開しても、
ソルトアウトしない、
というケースが、Zepp Tokyoに限らずね、
あっちこっちで起きていて、
これは、
コロナが怖いから、
まだ自分が自粛して、
とか、
あるいはご家族に、
お年寄りがいて、
で、行くのを我慢してるだけじゃないな、
どうやらこれだってことが、
だんだんわかってきた、じんわり。
何本も何本も行くうちに。
僕は、
ライブのライターなもので、
ライターも来ないんですよ。
なるほど。
で、
プラスマネジメントとかが、
人数絞ってるから、
招待をしなくなってる。
それもあるんですけど、
にしても来ないってのがあって、
結構意地になって行ってたんですけども、
そしたら、
どこに行っても、
普段なら余裕でソルトするのに、
半分にして、
人以下にしても、
ソルトしてないぞ、これって気づいて、
で、
これはまだコロナ禍だからかな、
いや、そん時はないなって、
じわじわわかっていくんですね。
何本も何本も。
何本くらい行って、
僕今、現時点で、
12:01
月に15本くらいライブ行ってるんですけど、
だからその頃は、
言っても10本くらいかな。
コロナ禍でも。
で、どうやらこの、
映像スタイルが、
変わってきてるらしいぞと。
映さないようにだけじゃないと。
そういえば自分もそうだと。
すごく映画館に、
映画に毎週、
映画館に1回か2、3回、
行っていたのが、
あれ俺最近行ってねえじゃんって気づくみたいなね。
なるほど。
それは、
ずっと続いていた、
僕に限らず、コンサートに行く、
ライブ見に行く、映画に行く、
っていう生活習慣がブチって途切れた。
時に、
行かなきゃいけないで、
普通に生活できてるみたいな。
気持ち的にね。
例えばその、野球も、
今開幕したばっかりですけども、
ようやくフルキャパ、
いられるってなってますけど、
コロナ前ほど完売してないですよね。
グラウンド、
野球のスタンドを見ていると。
だし、
プロレスもそうなんですよね。
僕は新日本プロレス好きで、
よく行くんですけど、
コロナ前だったら、
コロケンホールなんか、
あれ空いてるんとかね。
それは、
必ずしもエンタメに興味がなくなっている、
限りなくて、
例えば、新日本プロレスと言うと、
ウェブの、
月額900円から1000円から払って、
ウェブ見放題の簡易があるんですね。
サブスクあるんですか。
プロレスのサブスク?
過去のものまで全部見れる。
なるほど。
明治時代もさかのぼって見れちゃうんだ。
そっちの会員がすごく増えてるんですよ。
へたすると、
新日本プロレスは、
僕らが生で見に行って、
入ってないって思うほどは、
ダメージ食ってないと思う。
会員が増えてるから。
だけどそういう風に、
生で行くっていう、
音楽に限らず、
文化自体が、
大きく変わってるなっていう。
これは結構、僕らにとっては、
危機的な状況だなっていうのは、
実はまだ未だに拭えてないですね。
なるほど。
なんかちょっと、
行かなくても見れるし、
何なら過去の名作というか、
名試合、名ライブも見れちゃう、
みたいなところで言うと、
メタバースにも絡んできそうな、
あれになっちゃうけど、
そこ行くとややこしくて、
確かにこう、
人に移してしまうからだけじゃなく、
ライフスタイルでその場で、
いろんなものが消費できちゃうっていう風に、
時代も変わってきてるっていうのと、
いろいろ重なってる状況が、
こういうことを生んでる、
みたいなところがある。
そうですね。
地方とかも結構露骨に、
ありますよね。
結構ツアーで回ってると、
あれこの地域、
結構みんな来てくれてたのに、
あれ?みたいな。
15:01
とか結構あったんで、
地方の方がさらに露骨ですね。
それはよくわかります。
なるほど。
そうか。
やっぱちょっと視点が違うよね。
そうやな。
バンド側だと、
コロナのこともあるけど、
自分たちがどんどん忘れ去られていってるんじゃないか、
みたいな気持ちに、
焦燥感に駆られるみたいな。
結構あって、
そういうね、
違いというか、
でも自分に置き換えてみても、
そういうとこあるな、
みたいなさ、
ありますけど、
また視点を変えて、
ライブ制作というか、
長谷さんから見て、
このコロナの始まりが、
どういう風に感じてる?
圧倒的に2020年始まった瞬間は、
全ての現場がなくなって、
会社にも行けないし、
本当に現場なかったから、
一瞬考えたよね。
この仕事の。
っていうか、
ライブ自体そのものが、
不要不急論みたいなのもあったりとかして、
本当に必要なのかどうかみたいなところまで、
突き詰める瞬間もなくはなかったんですけど、
ただやっぱり、
配信ライブとか出てきて、
配信ライブの面白さっていうのを、
またちょっと発見したというか、
そこでしかできない環境だったりとか、
見せられない表現だったりとか、
すごく配信ライブ元年というか、
リモートでも楽しめるライブっていうのが
出てきたなと思いつつも、
やっぱり生の良さっていうか、
もうやっぱり再認識する瞬間が
やっぱりその後来て、
ですよね。
だから、
無関係なとかやっても、
お客さんの反応がなかったりとかすると、
ステージ上って寂しいですか?
ステージ上は、
俺は寂しいです。
やっぱり、
やっぱり、
人がたくさん集まるっていうところの
エネルギーっていうか、
そこを受けて自分たちもそのエネルギーを
お客さんにぶつけて、
それが一体化する瞬間が
すごい僕好きなんですよね。
なんで、配信やと
ほぼそれがないんですよね。
どうしたもんか。
配信のシステムの中でも
キャッチボールできることはないかとか、
そういうものを考えてはいたんですけど、
やっぱりリアルな空間での
ぶつかりに勝てるものがないなっていうのが
今のところの状況かなとは
思ってますけど。
そうですね。やっぱり地場が生まれますよね。
ここに熱量と
ある種の凶乱というか。
しかも、
それってやっぱり
その日に来たお客さんが
生み出すものなので、
同じ熱狂はもう二度とない
っていう
難しいところですよね。
そうですね。だからちゃんと
そういうのも体感して欲しいって気持ちもありながらも、
ただやっぱ配信みたいなもので
手軽に楽しめるっていうのも
今後なくなっていくことはないかな
っていう気がするので、
うまくそこのニーズに合わせて
楽しんでもらえたらいいんじゃないかなと思います。
18:01
ちょっと全然話変わるんですけど、
さっき長笹さんが
言ってたライブが
全然なくなって、長笹さんも
会社に行けなくて、家にいるしかなかった
っていう状態じゃないですか。
何してたの?
でもね、子供たちがいるんですけど
学校もないから
ずっと朝
子供たちと公園に行って
ラジオ体操して
めっちゃいいな。
かわいい。
で行って、そしたらまたリモートが始まるから
昼になったら
昼に家で作って
こんなに家族と
過ごせる瞬間はなかったかなっていう
ここ10年くらいは。
長笹さんはどうでした?
僕はですね、とにかく
ライブがないので
今週に3,4のペースで
ジョギングしてるんですけども
1回7,8キロ週3,4回
おーすごい。
その時期はまず3ヶ月
1日も休まず走りました。
おーい。
暇すぎて。
ジムも閉まってるし
走るしかないんですよね。
それもなるべく人がいない
深夜とか明け方とか。
雨が降っても走ってましたね。
今思うとちょっと軽くどうかしてます。
自分のデイリーの仕事であったり
日常のサイクルを奪われるほどに
でもそれはそれで多分
ミュージシャンも
そうですし
いろんな業種の方が多分
新しい発見もきっとありましたよね。
めちゃくちゃあったと思う。
そうだ、ありましたね。
まさにその頃
配信ライブがあるじゃないですか。
普段僕こういう職業なので
招待で
入ることが多いんですけども
ライブ見せてもらうことが
この初期の配信ライブって
招待も何もなかったんですよ。
だんだんできたんですけど途中から
だから僕の2020年は
多分
この30年の一番チケットペアと
Eクラスにお金払いました。
配信ライブを見るために。
なるほど。
拡大振興の時にこんなの払ったのかと思った。
だんだん2020年の夏ぐらいから
関係者も招待し
待つというシステムが
できるんですけど
これまでは買うしかないし
今よっぽど親しいバンドは別だけど
だから相当買いましたね。
そこで気づいたのが
配信ライブを見て
レポートしてという仕事も来るようになってね。
そっか。
それが便利すぎて
書くのが
目の前で
見ながらPCで打ちながら
何ならアーカイブで見直しながら
書けるじゃないですか。
よりディティールが見えてきますよね。
便利!
でもこれってライブDVD見て
レポ書いてるんで一緒やんと思いながら
確かにね。
新鮮でしたけど
自分の仕事の意義
21:01
の根底が
グラつくような感じも
ありましたね。
面白いな。
新しいな。
MCとかね。
いちごモニック鍵を起こされたり
怖いよな。
絶対やめてほしいもん。
いらんこと言ったらちゃんと聞けるから。
やっぱりライブレポートとか
僕はやっぱ
どういう風に来てくださった方が
見てたのかすごい見るスキルだし
エゴサもするし
ライターさんが書いた記事もすごい楽しみに見るんですけど
なんかこう
すごい緊張しててMC噛んじゃってるような
自分で何言ってるかだんだん
分からんようになったところを
ライターさんとかええ感じに
してくれてんのとか見て
俺ええこと言ってたなーみたいな
ってなるとこ結構あるから
確かに配信ライブで
なると自分がやっちゃったとことか
全部なんか
見られない。
アーカイブされるからな。
1週間限定とか
ライブ作る側もね
最初の配信ライブ創世期って
システムとして
初めて触るものじゃないですか
結構その
ネットが落ちないかとか
本当にね
緊張しましたね
すごいだって言いますよね
何でしたっけ
そのために
ライブハウスとかの事務所とかの
Wi-Fiの
何か使用中止するみたいな
押しないと落ちちゃうっていうのを
すごい聞きましたね
みんな使わないでくださいみたいな
スタブに繋げないでくださいみたいな
やべーと思いました
昔のパケットみたいな
携帯の
めちゃめちゃアナログな方法で
なんとか維持するみたいな
結構あったんで
だいぶ今進化して
初期は
某一番信じての
配信サービス
バンバン固まってましたもんね
みんなお金流行ってるのに
落ちまくって
結構ありましたね
大丈夫かみたいな
いや大変ですよね
そういうテクニカルな問題がやっぱ
配信になると
より出てくるし
普段はやっぱり僕の立場だと
ステージに上げたらそこまでで
仕事終了じゃないですけど
やっぱ配信って
カメラの抜けとか
メンバーの後ろに何があった方がいいとか
そういうとこまで考えるようになったんで
それはまた新しい発見というか
仕事の幅広がりましたけど
確かにこう
現場の舞台とまたちょっと
違う気の抜けなさが
あるっていうね
俺らもそうか
どう?
もちろん最初の方に
話したみたいなさ
お客さんのエネルギーを
どれくらい自分の中で
イメージしながらやるかみたいな
そういうベクトルの難しさはあるけど
なんか
そうじゃないやつっていうかさ
24:01
なんて言ったらいいか分かる?
配信の時にちょっと自分のライブの
スタイルちょっとどうなってんのみたいな
こと聞きたいってこと
バンドとして生まれてくる
熱量とかグルーヴとか
それってお客さんと作用していく
ところあるやん
それが配信の中では自分的にどう感じた
みたいなのがある
配信ってさ
要はさっきのいらんこと言うと
残るみたいなのと一緒でさ
楽器も弾いたらさミスったやつもちゃんと
残るわけよね
なんかやっぱ配信ライブって
始まったばっかりとか
それめっちゃ気になってしゃーなかったもんな
もうなんかちょっとこれミスったらやばいな
ってことで考えてプレイしてしまう
でその考えて
しまってるが故にミスが増えるみたいなね
これやっぱ良くない連鎖が起きて
しまうっていうのが最初よくあって
まぁでもなんかだんだん
いやミスとかじゃないよこれっていう
考え方に変わるんですよね
それはまぁライブやからっていう
まぁそのミスとかじゃなくて
そこにエネルギーを込めて弾いてる
っていう解釈にすると
それもええんちゃうっていう
思い出になったっていうか
だからまぁ配信と
普通のライブで何が違うかっていうのは
現状ではなくなったな
最初はそんな感じであったけど
確かに
結構ファイブニュースでもそういう話に
今なったんですよ結論として
やっぱりその先にいてくれる人がいる
わけやからまぁなんか
こっちがどれくらいその
自家発電で熱を
出せるかだし
っていうなんかまぁ多少ミスったとしても
ええやんみたいな
っていう風にはね
そのポイントでちょっと湧いてほしい
ミスったみたいな
ミスったポイントミスったみたいな
そういうマインドやな
あれビルの屋上でやったやつあれいつだっけ
あいつだっけ
えっとねあれはもう2020年の
夏前ぐらいかな
なんかあったかかったっすよ
確かあの時
すごい雰囲気良かったっすけどね
そうですねあの僕たちが
配信ライブを行うってなった時に
ライブハウスじゃないところで
元々バンドの
コンセプトとして
日常に寄り添う
ライブを届けたいっていうのがあったので
じゃあなんかせっかく配信ライブするから
ちょっと日常と非日常の
連絡路みたいな場所ないかな
っていう中で
都内のビルの屋上を
借りして
そこから夕暮れ時から夜景に向けて
ライブを
映像で楽しんでもらうみたいなことを
やったんですけど
またその時も
ロケーションすごい良かったんですよ
夕暮れを待って夕暮れからだんだん
ライブを
サンセットから夜景に変わっていくっていうのを
やってる中で
途中ですごいミスをして
僕らが
演奏ちょっとこれは
残せないみたいな
ちょっともう一回やらしてくださいみたいな
けど日は沈んでいくし
こうなったら夜景で時系列おかしくなるし
なんか違う意味で
27:01
すごいバタバタする
でもまあね普通の生のライブだったら
そんな関係なく
やるんですけど
いいとこ見せたいみたいな
せっかく残るしみたいな
なるべく完璧にしちゃいけない
格好悪い
自分を再発見する
みたいな反省もあったりしたんですけど
配信ライブの
生感とかっていうのは
なかなか伝えづらいというかね
ただその同じ時間で配信してる時間で
見てっていうのと
その時間見れない人たちもいるから
アーカイブで見てっていう人もいると思うし
なんかその時間軸の
ズレっていうのもまた配信ライブと
ズレというか
ギャップに感じるのかな
っていうのは最近思います
そこ面白くできるかどうかみたいな
一個課題ではあるかもしれない
生のライブは強制的に
同じ空間にいるじゃないですか
だからそこの生でしかないっていうところも
やっぱ大切さっていうのはやっぱあるんだな
っていうのはすごい思います
ちょっと今は始まってからの
配信ライブになってて
ここ最近はちょっと規制も
緩和されるようになって
フェスも増えてきて
っていう中で
なんか僕の体感だと
あんまり配信ライブをしている人は
そんな前ほどじゃないな
っていう感じがするんですけど
ちょっとその辺どうなんですか
でも減りましたよね
だからシンプルに
まず会場をいっぱいにしないと
っていうのがあるんじゃないか
だから逆に
ソールドアウトしてから
するって分かってたら
配信もするっていうことが多いですね
それ一定は
でもそれは当然そうなりますよね
だって売り切れてないのに
ましてや配信でいいやって思われちゃうと
困っちゃうじゃないですか
当たり前なんですけど
でも逆に言うと
売り切れてる人は
あるいは配信って売り切れがないじゃないですか
当たり前だけど
っていうのはすごい可能性があることだなと思います
あるいはすごい地方でも見れるとか
海外でも見れるとか
当然ですけど
だからというわけで今少し
減りつつある
そうですね
それは大きいかもしれない
だから逆にあれなんですよ
お笑いのライブ
単独公演は配信がすごく多いですね
なぜならお笑いのライブって
あんまり大きな箱じゃできないんですよ
どんなに人気があっても
だからこそ
どんなに人気があっても
僕買ったけど
空気階段
何万枚も売れるっていう
配信のチケットが
そうなんだね
会場は1000人も入んないから
みたいなことが
なるほどなっていう
実際の会場の規模感よりもっと大きい
言ったらアリーナ級というか
ドーム級ぐらいの動員でもって
コントをやれたり
お笑いをやれたりする
入ったらスーパーアリーナみたいな規模
確かに
チケットが取れない人っていうのの
30:01
力量が見えたらしいっていうか
配信で
怖い
めっちゃ怖い話
怖いよね
確かに俺も香谷の
買いましたもん
取れないですよね
あの辺のチケット
買いやすい値段ですね
本当に
気軽に見れちゃうし
でもそれで見ることによって
やっぱでも配信ライブだから
僕が見たときは無観客配信だったので
言ったら
笑いのポイントは自分に委ねられてる
みたいなところがあって
でもお笑いって
やっぱり人が笑うことによって
吊られて笑う笑いがあるじゃないですか
でなったときに
一つのコントを見たときにも
ちょっと感じ方が
違うっていうか
笑うポイントがここですよっていうのが
お客さんに
相乗効果であったけど
そこが自分の軸になってるっていうのは
見方として面白かったなと思って
その上で
じゃあそのコントを
会場で実際に見たときに
俺の笑いのツボと
お客さんの笑いのツボは
合ってんのかどうかみたいな
俺ここで笑ってたけど
全然誰も笑ってなかった
みたいなところもあるのかなと思って
面白いところではありますね
面白い
そこは音楽とまたちょっと違う
そうですね
笑いのほうに
話がずれましたけれども
ちょっといい時間になってきたので
一旦ここで
切らせていただきたいと思います
また引き続きで
次回もよろしくお願いします
ありがとうございました
31:42

コメント

スクロール