ポッドキャストの成長
UNDERGROUND
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ポッドキャストを極めたいってどういう意味なの?
まあ多分あの頃は、まあ今でも別に上手くなったとは思ってないけど、やっぱりもっと上手に喋りたいなって思ってたんじゃないかな。
ああ、そういうことね。
思い描いてた通りになってるかどうかはわかんないんだ。
わからない。
おかげさまでここまで来ることができたっていう。
まあそういう意味では実感というのはあんましないかもね。
そうかもな。
ありがたいことに、ポッドキャストアワードで達成感みたいなものはあったんだけども、めちゃくちゃありがたかったじゃないですか。
そうですね。
あんな形、なかなか撮れたもんじゃないし、自分たちが撮れるなんて、まあ全然思ってなかったことが起こったから、まあこんなことあるんだなって思ったけど、
それと同時期くらいからその距離感、こういう近さで良かったんだったっけ、みたいなのを考え出したタイミングでもありました。
ポッドキャスト回ですらこうなるんだねっていうのは俺は思った。
全体としてね。
そう、そのある程度聞いてくれる人が増えていったりして、露出が増えたりすると、やっぱこういう感じにある程度なっていくんだなみたいな。
YouTubeとかでもまあ聞いたりするじゃないですか。
そうだね。
求められているものしか怖くて出せなくなるみたいなさ。
なんかそういうのはポッドキャストはまあもっと緩いというか、みんながみんな趣味でやってんでしょみたいな感覚だったのかな。
なんか意外にやっぱこう景色が変わっていくんだなっていうのを感じてますね。
吉田さんのカルチャー
ですね。
ポッドキャスト極められたかどうかはちょっとわかんないですね。
わかんないわかんない。
まあだって極まってる人なんてもっともっといるからさ。
まあね。
まあこの番組すごいなって思うのってたくさんあるし。
いや、そう。なんか記念回に違う番組の話をするのもあれなんですけど、
俺またさんを聞いたんですよ。こないだ最新の。
あの俺またさんって3人いらっしゃるじゃないですか。
はい。
しょうじさんと、いわさんと、吉田さん。
そこはさっさと出ようよ。
なんかXで見てて、吉田さんの挨拶が毎回なんて言ってるか全くわかんねえみたいなのが話題になってたのよ。
そうなんや。
なんか発音の問題なのかマイクの問題なのか、なんか吉田とも言ってない。
俺が聞いた感じ。
なるほどね。
それを確認しようと思って聞いてたんですけど、
まあバーッとそのまま内容聞いてたら、
やっぱあの番組ってそのカルチャーを掘っていくことが結構あるじゃないですか。
そうだね。
なんかついてこれるんですよね。
どんなコアな話してても。
わかる。いつもすごいよね。
俺もああいう話したいなと思って。
この番組に賭けてるのはそこじゃないですかね。
いや、そう。解像度がね、すごい高いんですよ。
吉田さん。
いや、そうやね。
それこそ映画だったり音楽だったり漫画だったり、全く知らない作品のことをすごく詳しく話されてたりするやん。
聞けるんですよね。
わかるわかる。
なんかそれしたいな。
じゃあしてよ。
じゃあそうなった時に何の話ならできるのかな。
なんていうか、まああのお出またのお三方は経験されてきたことも、
なんか比較的そのカルチャー予言のことをされても、
で、宇和さんなんてだって漫画家さんですから。
そうか。
つばりじゃないですか。
で、翔二さんもシナリオを書かれてたから。
まあなるほどな。
そうでしょ。吉田さんも翔二さんが先生されてた学校に通ってらっしゃったとか。
だから本当にそのベースがスタートがまあ大体の地点一緒ですよね。
音楽の聴き方の変化
だから僕と三田さんはもう全くのベクトルも違うしスタートも違うから。
大学一緒やって。
だけや。
ほんまだけよ。
もう神様のいたずらかのように。
そうよな。だから聞いてくださってる皆さんは意外に思うかもしれないですけど、
僕と森口さんってリアルタイムで一緒に過ごしたのって2年ぐらいっすよね。
あー確かにそうかも。
俺大学2年しか行ってないから。
いや下手したら1年ぐらいかもよ。
かもね。そうか。
2年間ずっと仲良かったかというとそうじゃないもん。
たぶん最初の1年ぐらいはね、たぶん僕三田さんと喋ったことなかったと思う。
あのね、派閥が違ったもんね。
そうなんだよな。
ちょっと違ったもんね。
そうなんだよな。
その途中で三田さんがいなくなったっていうのが、
たぶんね、残されたメンバーというかその友達たちは大きかったんだよ。ほんとにあれ。
え、そう?
うん。うわ、いなくなったってなったもん。ほんとみんなで。
たぶんね、あのままずるずるっていうか普通通りにいわゆる卒業まで、
長くいればいるほど薄くなってたような気もするんですよ。
なるほど。
そう。なんかこう離れたことで、あの距離感が絶妙に良かったんだと思うわ。
じゃああれか。未成年でデビューして未成年で卒業したアイドルみたいな。
もう全然言うの分からないけど。
活動期間が短いから、その分強烈な。
あー、センセーショナルな。
いた、いたよね、みたいな。
いたね、あの人、みたいな。
え、そんなよみがえりみたいになってんの?
あの年だったから余計にそうだったのかもしれないね。
その二十歳、若干二十歳ぐらいだったじゃないですか。
確かに。
ああいう感じだったから今があるんじゃないのか?
あー、なるほど。良かったということですか?
良かったということにしときましょう。
んー、だからそこで何を深く惚れるのかっていうと。
いやだからね、僕らは薄いんです。やってること薄い。
その手ぶらでさ、ずーっと喋れるようなことがないんだよな。
ないね。
その頑畜があること。
三田村さんが持ってきたお題に対して、
どこまで広げれるんだろうっていうのを、
こう喋りながら、模索しながら、
ここが限界っすねっていうところまで一応トライはするんだけども。
ありがとうございます。
ありがたいです。
だからその広げる力も、僕には正直乏しいので。
んー、そうかな。
上手な人はもっと違う角度に広げていくんだろうし。
俺相手にしてそれやったら収拾つかんと思うけどね。
最終的に、まあみんな違ってみんないいんですよ、
みたいな話にしかならないっていうことを言いましたけど、まさにそうで。
なんか欲しいな。ワインとかもさ、
なんでそんな知ってんのっていう人いるわけじゃん。
ワインのワーサンとかすごいからね。
そうそうそうそう。
本当に好きが講じて詳しくなっていくタイプの。
でもそれさ、なんか音楽にしてもさ、
なんかこれもまた僕は聞きかじった浅い知識というか話で恐縮なんですけど、
なんか最近の人たちは、
一個のジャンルを聞くっていう行為に傾倒してるよねみたいな話があるらしくて、
音楽の聞き方の話ね。
だからヒップホップ聞く人はもう本当にヒップホップしか聞きませんみたいな。
そんな感じなんですか。
詳しい人が増えたというか。
だから広く浅く音楽を聞くっていうのが今の世の中で言うとちょっとダサいみたいな。
あれじゃない?
YouTubeもそうだんだろうし、
Apple Music、Spotifyもそうなんだと思うんですけど、
アルゴリズム的にあなたはこういう系統好きでしょっていうのを出してくれるじゃないですか。
出してくれる。
だからじゃない。
ジャンル聞きするようになる理由として。
その系統、このアーティストのこの曲をあなたはよく聞いてるよね。
じゃあこっちも好きでしょって出してくるじゃん絶対に。
確かに。
昔はそうじゃなかったでしょ。
テレビなり何らか情報を得て自分が作るカセットテープとかMDとかっていろんな入ってたじゃん。
入ってた。
多分ああいうそれこそカオスな状態にはならないよね。
多分きっと今のプレイリストって。
まあ整うよね。
パブリックなものだったものがどんどんパーソナルのものになっていってるというか。
そうよね。
そういう話ならできるかもね。
どういう話?
その音楽がこうだよね。聞き方がこうなったよね。昔はこうだったよねみたいな。
ここでな俺と森口さんが聞いてる造形が深いジャンルが一緒やったらもうちょっと先に行けるんだよな。
そうそうそうなんですよ。
まあでもそれはねもしかしたら枠ラジベートさんは求めていらっしゃらないんじゃないかな。
群発的なものをやっぱり期待されてるってことでしょ。
まあ聞いた後に何も残らへんっていうのが多分永遠ですよ。
いやそうですよ。リスナーの皆さんは絶対そうだっていうのは僕もじゅうじゅうわかっておるんですよ。
ただ俺がそういう話をしてみたいってだけなんだよね。
それは一人でしてください。
一人で。まあそうなるわ。