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和田おはまです。私はですね、今日母性という映画を観てきました。この映画も1ヶ月ぐらいやってて、私が観に行ったところも、もう明日で上映が終わるので、すごい良かったんで、是非観に行ってくださいねっていうには、すごいタイミングが悪いんですけど、ちょっとすごく良かったので、ちょっとお話をしてみようかなと思います。
この映画はですね、原作が湊カナエさんの小説で、私はそれを前に読んだことがあって、湊カナエさんの小説ってね、本当に何か一つ一つが、何でしょうね、ミステリーというか、いろんな伏線が後で、これはこういうことだったんだっていうのが分かったりとか、
今回の作品で言うと、お母さん役を戸田恵梨香さん、娘役を永野芽衣さんがされてるんですけど、やっぱりですね、同じ出来事でも、お母さんの視点で語られた時と、その娘の視点で語られた時と、何かね、同じ景色を見てるのに全然違うみたいなことがあって、
それって何でしょうね、母と娘だけじゃなくて、結構何かいろんな場面で言えるのかなっていうふうに思いました。
私たちは、自分のフィルターというか、自分が見たいように世界を見ていて、自分が見ている世界と、例えば自分の子どもが見ている世界っていうのは違うわけで、それが違うっていうのを分かってないと、いろんなところで、何でしょうね、すれ違いというか、何かそういうのが起こってしまうんだろうなって思いました。
それはね、いろんな人間関係では言えると思うんですけど、すれ違ってしまった故の悲劇みたいなのが、すごく上手に描かれていて、すごく見てよかったなって思いました。
【佐藤】そうですね、その父親が描いたバラの絵を、それがきっかけになっているという話が出てくるんですけど、実際にね、その映画なので、その絵がですね、映像として出てきて、こういう絵だったんだなっていうのを改めて思ったりとか、
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あとはその実際にその父と母親が、新婚時代を過ごした家があるんですけど、その家もこういう感じの家だったんだなって、お庭をこういうふうに綺麗にして暮らしていたんだなみたいなのが、
自分で何となく文字を追いながらイメージしているのと、実際にその映像で見るのとで、やっぱりイメージがすごいしやすいなっていうのを思いました。
なので、小説ってやっぱりね、読むの好きな人嫌いな人いると思うんですけど、私は多分、いろいろ想像しながら読むのが好きなので、実際にそれが映画になった時に、なんかね、ちょっと思ってたのと違うなということもあれば、
なんかこれを映像化したらこんな風になるんだなみたいなのが、すごいストンと、なんかね、パズルがはまったような感覚になることもあって、なので、小説は小説として楽しめて、映画は映画ですごい楽しいなっていうのを今回も思いました。
今ってね、本当にその映画も、わざわざ映画館に行かなくても、結構ね、その自分の家で、自分のところのテレビで、アマゾンプライムとかネットフリックスとかそういうのを使って、結構簡単に見れる時代ではあるんですけど、やっぱりまあ、映画館って本当にその時間は本当に集中して、それだけを見て、最後にエンドロールが流れて、今回はジュジュさんが主題歌を歌ってたんですけど、
なんかそういうのも全部含めて、なんかね、こう、味わえる時間っていうのはすごい贅沢だなっていうことを思いました。
ということで、最後まで聞いていただきまして、どうもありがとうございました。