00:01
和田おはまです。今日は、証券会社で働いていた時の話を、ちょっとしてみようかなと思います。
証券会社で働いていたというと、結構よく言われるのは、ノルマとか大変なのとか、そういうのを言われるんですけれども、
お若い方はご存じないかもしれないんですけど、ずっと前に鈴木穂波とかが出てたドラマがあって、その中で鈴木穂波の大学時代の友人が証券会社で働いていて、
結局首をつって自殺するみたいな、結構怖い内容のやつとかあって、なんとなくノルマに追われるみたいなのが、世間一般のイメージなのかなと思うんですけど、
私自身は7年前に辞めているので、今ちょっとどういう感じかわからないですけど、私が働いていた時は、ノルマというか、やっぱり商品によっては、
やっぱりこれだけの数字を、この支店とかこの課でやるみたいな、目標と言えば目標ですね、というのがあって、
例えば締め切りが近づいてくると、ホワイトボードに、あと10万ドル、うちの課でやるんだ、みたいな感じで、最初に10万ドルって書いて、
誰かが1万ドル買ってくれるって言ったら、そこからまた10万ドルから1万ドル引いて、あと残り9万ドルみたいな感じでワーッと、
それ消し込みって言うんですけど、そういうのとかしてましたね。
やっぱり私、今でも夢にそういうの出てきて、もう締め切りなのに自分の分全然できてないとかって言って、
どうしようっていう、慌ててる夢とか今でも見るので、そういう意味ではやっぱり、結構そのプレッシャーっていうのはあったかなと思います。
やっぱり同じ課で何人かいて、自分に割り当てられた分全然毎回できなかったりとかしたら、周りの人に迷惑かけたりということで、
ちょっと居づらく、いたたまれなくなったりすることもありますし、そういう意味ではやっぱりシビアに数字を追いかけてた場所だったなって後になって思いますね。
自分に割り当てられる数字っていうのも、頑張って達成しても、例えば今月の分が全部できたって言っても、また来月になったらリセットされて、はい、またこの数字みたいな感じで、
03:01
また期が変わったら、前期はすごい頑張ってくれたけど、また今期もよろしくみたいな感じで上乗せされるみたいなのが、ずっとそんな感じで、なんかこれってやってもやっても、きりないやんって思ってたんですけど、
私結構その頃から本とか読むのすごい好きで、いろんな人の本とかを読んで、ちょっと自分なりに考えてみたのが、らせん階段を登っていくイメージですね。
数字は一回リセットされるんですけど、やっぱりそこでいろんなお客さんと電話したり、実際に会ってしゃべったりとかして、どんどん仲良くなっていったりとか、
あと普通にセールストークとかも、だんだんこういう言い方したらお客さんちょっとこういうこと聞いてくれたなとか、そういうスキルっていうのはどんどん溜まっていくので、同じ仕事をしてるんだけど、自分自身はちょっとずつレベルが上がっていく。
だかららせん階段を上がっていくのをイメージしてやっていったっていうので、それをイメージするようになってから、気が変わってリセットされたとしても、自分の中に蓄積されていくものっていうのはどんどんレベルが上がっていくんだなって思って、
それをイメージしてたからちょっと頑張れたかなっていうのはありますね。
でもその後は銀行でずっと働いてて、そういう自分だけに降りてくる数字とかっていうのは、ちょっと中にはちらっとあったところもあったんですけど、基本的にはそういうのない仕事を選んでやってて、
自分で数字を追いかける仕事をまたやりたいかって言ったら、もういいかなっていう感じではありましたね。
ただやっぱり、特に最後は部合っていうことで、自分が数字を上げた分が全部自分の給料に反映されてたので、そこで頑張ってきて、実際に頑張ってこれたっていうのは自分の自信になっているかなというふうに思います。
ということで、証券会社でのことについて、今日はお話をさせていただきました。最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。