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あ、どうも。世の中にはブルーってつく漫画が多いんですけど
ブルービリオド、ブルーロック、ブルーソメット、ブルージャイアント
めっちゃブルーつくんですけど、でもこれ考えてみたらレッドも多いかもね
レッドなんとか、なんとかレッド
まあそんなわけでブルービリオドじゃないな
この間ねブルージャイアント映画を見たんですよ
こんな突然始まってるんですけど
ブルージャイアントってジャズ漫画なんですよ
まあ俺もあんまり知らないんです
あの友達がねめっちゃ勧めてたんですけどね
ブルージャイアントっていうのは田舎の兄ちゃんが
俺はジャズの世界的なジャズのミュージシャンになるんだと
言い張ってサックスを吹くんですね田舎で
でこいつがね結構ブレない男でね
ずっと堂々と下手くそな時から天才になるって言い続けてずっと吹き続けるんです
でまあ実際天才なんですね漫画なんでね
でこれがね出てきてですね上京してきて
田舎から上京し海外に行きっていうサクセスストーリーとか
努力と根性そして成長の話なんですが
映画版はなんかね1時間ちょいぐらい2時間あったかな
2時間なかったのかな
まあなんかその主人公が成功したというした後に
ちょっといろんな人にインタビューをしながら
過去のことを語る
ちょっとドキュメンタリー振りに作られてるんですけど
そういうところもあるんですけどこれがね
なかなかねいい映画だったんですよ音楽とかも
まあ今更なんだけどねこれ結構まあ去年おととし去年か去年の映画だもんね
でこの映画でねネタバレをするんでねこれ見てない人はね
怒らないでください
途中でね上京してきて田舎の友達のおさんなじみのところに行くんだけど
そいつもまあなんかちょっとサッカーやってたんだけど挫折して
で俺もちょっとドラムやろうかなみたいになるんですけど
こんなねそんな素人がうまくいくわけないんだけど
意外とこいつ努力家で案外いいとこまで行くんですよ
こいつがすごいんですよね実は本当に
ただの素人かなと思って努力の天才みたいなやつなんですよ
努力努力ででまあその中にピアニストがいるんですよ
3人であるピアニストに出会ってこの男のピアニストが
すげーうまくて主人公が惚れ込んでバンド雲って言うんですよ
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でこのピアニストはめちゃくちゃもう子供の時からピアノやってずっとやって
まあエースですね賢くてちょっとかっこよくて
ちょっとシャニ構えてるけど
でもうまいクールなタイプですよね
まあ熱血クール泥臭いみたいな
なんかこう赤青緑のような
なんかこう3つのカラー揃ってですねこれをやるんですけどね
今日僕が言いたいのはですねこのね
3人の誰か誰が好きですかみたいな話を友達としてたんだよ
その友達はお勧めしてくれたやつなんだけど
そいつはなんかあのやっぱドラムのやつの伸び率がすごいと
で僕はですね意外とそのピアノのやつが好きなんですよ
でそいつってあのあれなんですよ
ちょっと重要なシーンネタバレ今からします
ブルーノートに出たいんですよ
ソーブルーって名前になってるんですけど
そのためにコネを使ってその支配人みたいな人に話をしてくれって話をするして
見てもらうんですよコンサートね
でその後に支配人と話した時に
サックスはなかなか面白い
そしてドラムあいつは素人だが
だがなんかなんかいい
そしてピアノ君全然ダメだって言われるんですよ
で何がダメかって面白みがないと
遠い一辺テクニックだけ面白みもないつまらない
しかもこうやってステをたどって
なんか小賢しい真似をして私にコンタクトしてくる
その根性も気に入らないって言われて
超ボロボロに言われちゃうんですよ
で心が折れてみんなに謝るんですよ
すまん俺のせいでブルーノートあかんかったわ
そしたらその時にもう折れてるんだけど
主人公が言うんですよ
こいつはダメだと心が折れちまってるみたいな
そんな冷たいこと言うなよってドラムのやつが言うわけですね
だけど何だかんだで信じてるんですよ
ピアノのやつの復活をサックスもね
これが最終的にやるんですよ
でも大役がある有名なピアニストが
サックスプレイヤーがガイタレが来ることになって
そのサポート役のピアノがいないから君ちょっとやれって言われて
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ブルーノートの人になんだかんだで情けをかけられてやって
ちょっと認められるんですよそこで一皮をむけるんですよ
これは行けるかもっていうので彼らは出られるようになるんですよ
ついに夢が叶ったと10代のうちにブルーノートの総ブルーに出ると
よし良かったな結果的には良かったなっていう前日に
事故が起こって死にはしないけども
右手が使えないみたいになってコンサートに来れなくなるんですね
っていうくだりがあるんですよ
でもそれでも俺このピアニスト結構好きなキャラで
いやあいついいよねって友達に言ったら
いやあいつは最低ですよ大事なコンサートの前に事故って
あいつ何なんですか言ったんだけどわからなくはないんだが
ただそんなに悪いか悪いかなってちゃんと考えたんですよ
ちょっと確かになーって思って嫌なやつだしね
でもなんかふと僕は思ってこれ確かによく考えてみたら
この話ってブルーノートにさ出るっていう話があった後に
なんかお前ダメだって言われるじゃないですか
その後にとはいえその後にでもいいってなってるんですよこれ
なんかそんな根性が気に入らないって言われてたのに
結果的にいい演奏を見せて気になれるんだが
なんて言うんだろうな
でも結果的にさ骨で行ったりしたことがさ生きてるんですよ
これ結果的に出られるしね
演奏良くなかったのは自分のせいだとしても出てるんですよ
これってある意味ずるいじゃないですか
だけどよく考えてみてください
これそのせいで結果的にそのピアニストは右手を失うみたいなことになるんですよ
これは僕プラマイゼロだと思って
要するにこれって作者が結構フェアな考えに基づいて作られてるんじゃないかなと思うんですよ
作者がやっぱりなんかずるいとしたらそれぞれそれなりの対価を払わなきゃいけないし
人生プラマイゼロなんだと失うものがあれば得るものもあると
得るものはそれが欲しければ努力をしなければいけないみたいな
すげーフェアな考えで作られているドラマだなと思って
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だからまあなんかそのことですごく結果的にいい結果を得るんだが
それでも仲間うちの一人は失ったものもあるとすごく
だけど死なせないんだよね
結果的に失うたが人生は続いていく
人生プラスマイナスでいろんなものを得たり失っていくが
だがしかし人生は続いていくんやで
でなんかその一人の人生じゃなくて
関わってる人たちの中でそういうプラマイゼロみたいな
プラマイゼロっていうかこの人が悪くなったけどその分この人は
その意思を受け継いで良くなってるし
なんかでもこの人はその人のおかげで世界に行けたかもしれないみたいな
なんか大きな意味でのプラマイみたいなのを考えてるような気がして
結構面白いんですそこが
なんて言うんだろうなだから大きな意味でフェアネスなんですよね
なんかそんなフェアネスについてちょっと考えてしまいましたね
でなんて言うんだろうな
フェアネス
ちょっと戻ってきましたけどこのねフェアネスの話を考えた時に
なんかこの今までの話ってつまり何か何かがあったら何か悪いことがあったら
何か同じくらい良いことがあるって話じゃないですか
これってでも質量保存の法則みたいだなと思ったんですよね
質量保存の法則っていうのはなんか物質をなんか変えても
例えばこの石を砕いてもこの世界から物質が減ったわけじゃないんですよね
別のエネルギーに変換されるとかさ
結局総量は変わらないっていう法則なんですよね
でこういうフェアネスみたいなものってこういうのに基づいてるよなと思ったんですけど
だからみんな不幸なことが起こったらどっかで誰かがいいことが起こってんだなとか思ってさ
プラマイゼロにするわけだよね
これ宇宙レベルにも考えられるじゃないですか
例えばですねこの世界が
あらゆる考える限り悪いことが起こったとする一番ものすごい
僕らにとってはそれは悪いんですよ
例えば地球が滅ぶとかさ
だけどそれは他の惑星が生まれてるかもしれないとか思うわけですよね
だけどやっぱりこれには限界があると思っててね
宇宙の可能性をやっぱ全て考えられてないんじゃないか
例えばですねこれもしかしたら
僕はある時思ったんですよ
悪いことが起こりすぎてるんじゃないかとこの世界は
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あるいはいいことが起こりすぎてるんじゃないか
っていう世界があるとしますよ
俺の場合は何か悪いことが起こりすぎてると
そしたらですねこれ1回滅んで
めっちゃいいことが起こりすぎてる宇宙と
めっちゃ悪いことが起こりすぎてる宇宙があったとしたら
その2つの宇宙が何らかの形でエネルギーがつながって
一つの系として見なせるとしたら釣り合ってるんですよ
つまりですね僕らの宇宙がもしその悪い方の宇宙だった場合
悪いことが起こり続けるという恐ろしいことなんですよねこれ
めっちゃ怖いなと思ったんですよ
でも逆にいいことが起こり続ける宇宙もあるわけですね
なんかでっかく考えるとさ
悪いことが起こり続ける宇宙考えたくねえなと思うわけ
でもこの話ってさ
なんかキリスト教のさ
いわゆるあれだよねこの話
あれじゃんあれ
やべ俺今ドバスでしてる
あれだよ
やばいデミウルゴスだよ
やばこれこれ忘れんの俺やばくないか
グノーシスですグノーシス
昔のキリスト教の何て言うんだろう
異端と呼ばれた考え方なんですけど
グノーシス教っていうのはちょっと異端の宗教でですね
この世界は悪しき神が創造した宇宙なんだという
考え方に基づいているやつですね
なんかでもそれに近い考え方ってあるよね
考えちゃうよねフェアネスについて
でもなんか人間の努力については
ちっちゃいところの系では
そのフェアネスをちゃんと機能させることができるじゃん
俺ら何て言うんだろうな
例えば体の目の悪い人とか
体の不自由な人がいたら親切にするとか
不幸な人がいたらちょっと手伝ってあげるとか
そういうことで消化しにできるんじゃないかと思ったりもするんだけど
でもそれって善意とかそういったものを
量として考えてるんだよね
すごく何て言うんだろう
自分主義的って言うと難しく聞こえるからつい言っちゃうんだけどね
定量化思考というかさ
でもさそのもののことってそんなスカウターでピピピって出るようなもんじゃないからさ
それとは別にさ人間の心意気というかさ
そういうものが自然に発揮されるような社会がいいからやっぱり道徳って大事なんだよな
みたいな話になっていったらつまんねえなこれな
だけどやっぱ昔の人がなんかそういう特システムみたいなものを作ったのわかるな
宗教ってこういうシステムのOSレベルで働かせるべきだよな
昔のキリスト教OSの時ってもっと秩序だってはいたのかもしれんなと思うんだよな
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っていうようなことをね
だからそのブルージャイアンとかさ
今どういうOSで駆動してるかとかって考えるの面白いんだよね
ある漫画とか作者が作ってるもんだからさ
作者の中に何らかのOSがあってそれが反映されるじゃないですか作品に
我々小説家も絶対にそうなんですよ
何らかのOSっていうかさ考え方ですよね
それが必ず作品に反映されるんですよ
だからなんかそういうふうにね
キャラクターを通してそれが出てくる時とかがあってね
見てると面白いですね
そういうのが強烈に出てきた時
やっぱり物語って一番ドライブしてる時だと思うんですよね