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2021-11-23 11:49

414. 室伏!?ハンマー投げの要領で遠心力で宇宙へ

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以前のベストオブベストコラボで話した、遠心力で宇宙へいく話が現実に!?

アメリカの宇宙ベンチャーがエンジンなしのロケットで宇宙を目指している話です。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題ですが、今日は遠心力でロケットを飛ばすアメリカの宇宙ベンチャーのお話をしていきたいと思っております。
今回のお話ですが、ロケットを打ち上げる時って、基本的には燃料を燃やして、ジェットエンジンみたいな感じでボーッと飛んでいくようなイメージを皆さんお持ちかなと思うんですが、
実は最近アメリカで、そういう燃料を使わずに遠心力で飛ばす、紐の先に弾とかをつけてぐるぐる回した勢いで、そのままポーンと宇宙にボールを飛ばすなんていうような、そんなことを実際にやってのけようというような風にビジネスを展開しようとしている会社があるんですね、アメリカに。
なので今回はその企業を紹介していこうと。10月の末にですね、ちょっと1ヶ月ぐらい前にはなるんですけど、実際に実験を成功させて、なんと上空大体10キロぐらいのところまで、ただの遠心力でロケットを模擬したものを吹き飛ばしたというようなところの結果が出ていたので、
こちらを皆さんに紹介していこうと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということでですね、毎日恒例の緊急報告させていただこうと思いますが、本日11月23日は勤労感謝の日というところで、僕自身も本業の方はお休みになっているところになっていて、
今更新しているのが15時とかなんですね。なのでいつもの更新よりは若干ゆっくりめでやらせていただいております。
というのも先日お話しした通り、最近ちょっと体の疲労が限界を迎えつつあるので、昨日も倒れるように寝てしまったというような状況なので、申し訳ないですというような感じですね。
休みの日なのであまり通勤で聞いている方っていうのは少ないのかなと思いつつ、朝聞いてくださっている方は明日からちゃんと朝の更新にまた戻そうと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
最近はそうやって疲労が溜まるぐらいいろんなことにチャレンジさせてもらっていて、まだ公表はできないものの来年度からまた新しくちょっと一つチャレンジさせていただく部分で、肩書きがまた増えそうだなというような感じなんですよね。
今ありがたいことにいろんなお仕事させてもらっていて、肩書きが5つぐらいあります。まず本業でデータサイエンティストっていうのをやらせていただいていて、その傍ら宇宙ビジネスメディア、空畑で宇宙ビジネスライターとして定期的に記事を書かせていただいているので、宇宙ビジネスライターっていうのがあって、
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最近は宇宙ベンチャーワイスペースっていうところで、スペースエンターテインメントっていうところに絡めた仕事っていうのをさせていただいていて、そこが大きく動かせていただいているので、それが一つ。
さらに今日も久しぶりに天文の研究やってるんですけど、大学僕が所属していた研究室の共同研究員として一応席を残させていただいている状況になるので、共同研究員の枠というような感じでやらせていただいています。
なので、そこをいただいている肩書きだったりお仕事だったりっていうところがあるので、全て全力でやっていこうと思うと体力の限界が時たまやってくるというような感じになってますが、これからも来年ここに一つポンと新しくまたチャレンジできる部分が増えてきそうなので、このあたりはおいおい報告できればなと思っています。
そんな感じでたまに限界を迎えて朝更新できない時があるかなと思いますが、そのあたりはご了承いただければと思います。
はい、そんな感じで今後いろいろ動いていきそうですっていうお話だったりとかでした。
そんな感じでですね、緊急報告以上にさせていただいて、本日の本題に入っていこうと思います。
今日の本題は遠心力でロケットを飛ばそうとするアメリカの宇宙ベンチャーのお話をさせていただこうと思っております。
今回のお話なんですけど、これ偶然なのか、僕は全然知らなかったのでこの企業あれなんですけど、アメリカのスピンローンチっていう会社が遠心力で物を飛ばす。
言ってしまえばなんか物、重り付きの物を紐の先とかにぐるぐるぐるぐる回すとだんだん引っ張られる力強くなるじゃないですか。
早く回せば回すほど。その回している勢いのまま手を離せば、その先端についている物体っていうのは遠くまで飛んでいくっていうような、そんな遠心力の力を使って物を飛ばそうと。
これでロケットを飛ばしてやろうっていう研究機関というか宇宙ベンチャーがあるんですね。
この企業知らなかったですって話したのは何でかっていうと、ちょっと前2ヶ月3ヶ月ぐらい前に最近土日でゲスト会やらせてもらっている中でベストオブベストっていうチャンネルと一緒に
宇宙航行、宇宙を飛び出すためにはどういう風に推進力を得ればいいかなんていうところで
若干ネタな感じで室伏さん、砲弾投げ?ハンマー投げか、ハンマー投げの室伏さんに投げてもらうみたいな話をチラッとしてたんですけど、本当にそういう風にロケットを飛ばそうとしてる企業があるというところで
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その話もしよかったらまた別で概要欄に貼っておくので聞いていただきたいんですけど、完全におふざけですねその会話。
今回はそんな会社が本当にあったっていうお話です。今回紹介するのはアメリカの宇宙ベンチャースピンローンチっていう会社で
10月の22日にアメリカのニューメキシコ州で実験を成功させたというところですね。
これは今話したハンマー投げの仕組みに非常に似てはいるもののロケットを飛ばすっていう名目上垂直になってます。
なので、例えが悪いかもしれないですけど、寝た状態で室伏さんがハンマーを投げるみたいな、そんな感じですね。
そういう風に遠心力でぐるぐるぐるぐるロケットを回して最後、十分な遠心力がついたら放物線方向にピュッと接線方向にピュッと投げて
上空に向かってロケットを打ち上げるというような、そんな構造になってます。
興味がある方はぜひですね、概要欄にニュースの記事貼っておくんで写真とか見ながらやっていただきたいんですが、
本当にそうやって縦方向にぐるぐるものをロケットを回して、ある程度の力がついたら上空にバーンと飛ばすというところで
今回はその機械が出せる全出力の20%とかの力で試験運用させてロケットを飛ばしたという実験が成功したんですね。
その結果、なんとスピードは音速の数倍程度になるんですよ。
これだいたい気温によって音速若干変わりますが、だいたい秒速300メートルから400メートルぐらい、330とかですかね、になっていて
時速に換算するとこれ1200キロメートル毎時、時速1200キロとかのスピードでロケットを吹き飛ばすことができるというようなところまで来てるんですね。
これが全出力の20%になるんで、100%っていうのが出されたときに一体どれぐらいのスピードになるのか。
そして先日お話しした宇宙速度、地球から外に出ていくための力、宇宙速度っていうところにどれだけ近づいていくのかっていうところが
今後の注目のポイントになるのかなというふうに思っています。
このスピードに達したロケットのサイズっていうのが3メートル程度っていうところなので比較的大きいというか、今後もちろん大型化していくかもしれませんが
とにかく3メートルほどのロケットのサイズで、言ってしまえば遠心力でただ物を勢いよくファンと飛ばしているだけなのでエンジンが乗ってないんですね。
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エンジンの推進力なしでこれ何と数万フィートの高さまで到達したというふうに記事には記載されています。
数万フィートっていうのは1万フィートが大体3キロぐらいになっているので、数万フィートって言われたら上空10キロぐらいまでは物を飛ばすことに成功しているっていうところなんですよね。
これ繰り返しになりますがあくまで全出力の20%っていうところになるので、今後全出力がマックスになった時にどうなるかっていうところは引き続き非常に楽しみな部分になっております。
今回の実験で使っていた遠心力を生み出す、言ってしまえばハムスターの滑車みたいな実験器具なんですけど、これ高さ50メートルの円形のものになっているんですね。
ただこれ最終的には加速器をこの3倍ぐらいの大きさにしてさらに加速の性能ないしは推進力を持っていこうとしているっていう計画もあるようなので、今後出力が上がっていくっていう方向とプラスでサイズが大きくなって本当にロケットをエンジンなしで吹き飛ばすことができるのかっていうところは非常に注目になります。
これが実現するとなると人工衛星を打ち上げるだったりっていうところのコストがものすごく削減される。これ理由っていうのはそもそもロケット自体のかかるコストっていうところっていうのは実は燃料の部分だったりとかっていうのが結構な割合を占めたりするんですね。
なのでその燃料を一気にゼロにできるっていう部分で、なおかつ地上で設置されている部分なので、そこの燃料の調節とかは今後できるんじゃないかっていうふうに見込まれていて、スペースXがロケットの打ち上げコスト、世界基準でガッと下げましたっていうお話が耳に新しいかもしれませんが、実は今後10年後ぐらいにはここが一気に変わるようなまた新しい技術がいろいろ出てくるんですね。
というところで皆さんにはこのタイミングで覚えておいていただきたいなと思っておりました。ということで今回のお話は遠心力を使ってロケットを飛ばすアメリカの宇宙ベンチャースピンローンチのお話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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