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2022-07-11 13:19

642. 月面で原子力発電!?月への移住を想定したミッションスタート

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月面探査が加熱している宇宙開発。その中でも重要なのが電力。

結局月面に行ったところで人類の活動を継続するには電力が必要。しかも大量の。

そこで提案されたのが原子力発電!

月面での原子力発電にアメリカは大金をペイ!


ソース

https://www.nasa.gov/press-release/nasa-announces-artemis-concept-awards-for-nuclear-power-on-moon


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今回は、アメリカが月面で電力発電をしようというところで、月面に原子力発電所を作る研究に大金を払っていく、そんなお話をしていきたいと思っております。
このお金が使われることによって、今後、アルテミス計画っていう文脈の中で、月に人が住んで、人が住むってことは、そこで電力が必要になって、
っていうところを、どう真っ赤なおうかというところに前向きに取り組んでいる姿が見受けられますので、今回はこちらについて紹介していきたいと思います。
宇宙話。
2022年7月11日始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが651話目を迎える、652話目か、を迎えるというような状況になっております。
650回も越えて、やる気もだいぶ高まってまいりましたので、引き続きよろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題紹介していきたいと思います。今日の本題は、6月の末に公開された情報になるんですが、
アメリカが大金を払って、月面での原子力発電というところに投資し始めた、そんなお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するのは、NASA、そしてアメリカのエネルギー省が打ち出した、新たな月面に対する施策の一つというところになっております。
どういうものなのかというと、これ簡単に言えば、10年以内に月面に原子力発電所というところが作れるような、そんな技術っていうのを民間企業に開発しろ、そしてそれを実現させろというようなところでお金を配る、そしてそれが3社に選定されたというお話をしていくんですね。
月面に原子力発電所がなぜ必要なのかっていうところの背景からお話すると、今アルテミス計画っていうアポロ計画の次世代ミッションみたいなのがスタートしていて、世界中でたくさんの国を巻き込んでアメリカを中心に月面探査、そしてその後に火星探査というところに乗り出そうとしている、そんな状況になっております。
その中で月面に実際に人が行くっていうのも、ここ数年の間で実現しようとしているっていうところで、それの前にはもうすでに月面へのランダー、着陸船ですね、っていうのが来年だったりとかにもうすでに着陸する予定が立っていたりっていうところで、アメリカはかなり前向きにミッションをどんどん進めているし、
なんならもうそのスケジュールも結構出てきているというような状況で、月面に人が行くっていうところだったり、月面をどう利用していくかみたいなところっていうのは結構具体性が高まってきてるんですね。
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で、月面に行く理由としてはいくつかあるんですが、月の地盤というか月に隠されているその資源とかを探しに行くっていうような文脈の目的があったりだとか、
あとはその後、火星だったりっていう他の惑星への探査っていうところを行おうとしているっていう意味でも月に拠点を作ろうとしている、そんな背景があったりします。
で、これって地球の重力っていうのを振り払うっていうのが実は一番エネルギーとして、そして燃料を使うからこそお金がかかる部分でもあったりするので、
そういった意味で月面を起点にすることによって、これからどんどん可能性が広がっていく部分があるというようなところになってるんですね。
で、それがさらに10年20年っていう時間が経過したときには月面での、例えば千人とかっていう規模で人が住んでいる状況っていうのを実現させるっていうのも計画の一つに入っているわけです。
そんな感じでこれからどんどん宇宙開発が進んでいく中で、月面っていうのは行く場所っていうよりは人類にとっての拠点の一つみたいな、そんな形になり得るっていうところで、
じゃあ月面で十分な生活ができる、そして次の惑星を目指すっていうところになってきたときの拠点としてどういった機能が必要かってなってくると、ここで必要なのが電力になってくるんですね。
で、この電力を賄うために地球上でも安定した電力を供給できている原子力発電というところを月面に作ろうというところでアメリカが企画した、そんな研究のプロジェクトになっております。
で、これはですね、他の例に倣ってというか、アメリカの今回アルテミス計画っていうところの月面探査は民間企業が主導になっているっていうところが非常に重要なポイントになっていて、
NASAは言ってしまえばお金を配る大元の投資家的なポジションにいて、いろんな会社にお金を渡して、そこで競争力を持たせて宇宙開発をどんどん加速させていくっていう、そういうポジショニングの取り方をしてるんですね。
で、今回も原子力発電っていうところをするために、今回3社選ばれたんですけど、各会社にそれぞれ5ミリオンドルなので500万ドル、日本円にすると7億円弱とかですかね、っていうところを配って、まずそれを契約金としてどんどん開発を進めてもらうっていうところになってるみたいなんですね。
これが10年以内に原子力発電っていうところを実現させる月面でっていうところになるので、この7億円だけで足りるのか足りないのかっていうラインは若干どうなんだろうなっていうのがあるものの、3社に対してこれだけのお金を配っているというような状況になっております。
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で、選定されたのがまず1つがロッキードマーチンと呼ばれる会社、でもう1つがIX、で最後もう1つがウェスティンハウスエレクトリックコーポレーションというようなところの3社が選ばれてます。
で、このロッキードマーチンっていうのは今の月面探査のミッションの中にも組み込まれている会社であったりするし、IXっていうのももともと今月面探査をやっている会社と別のエネルギーの開発の会社っていうところが作ったところだったりするというところになっているので、
今まで月面探査に関わってきたところに関連するところが、また原子力発電というところにもチャレンジしてきているというところなのかなというふうに思っています。なので、なるべく今まで地球でできていたことを月面で再現しようという動きだったりとか、
あとはもう未来に向かってガンガンそういった機能を地球から月に移管していくみたいなところ、もちろん月面だと重力が違うとか空気が違うとかいろいろ多分条件は変わると思うので、そこの開発費用はかなりかかるんじゃないかなと思いつつも、そういったところでどういったものが実現されてくるのかというところは今後楽しみな点の一つなのかなと思っているので、
こういったアメリカがお金をかけてでも一般企業に振りたいと思っているような研究についてはですね、これからどんどん宇宙話でも話していければなというふうに思っております。ということで、今回は月面での原子力発電をスタートさせるべくアメリカが大金を払っている、そんなお話をさせていただきました。
ということでここまでで本編は以上とさせていただいて、久しぶりに近況報告させていただこうかなと思います。最近はゲスト回も続き、これの前2つっていうのは宇宙ヤバイチャンネルに出て、キャベツさんに出ていただいて、がっつり対談っぽくお話しさせていただけたのは、編集しててもめっちゃ面白かったし、
収録する時も実はどんぐらいだろうな、音源自体は本当に15分15分でほぼカットしていないので、大体30分40分ぐらいだったんですけど、実際に通話繋いでた時間だと倍以上ですね、1時間半ぐらい喋ってたんじゃないかなと思うんですよ。
これはもちろん配信者としての目線のお話だったりもしつつ、あとは普段どんなことしてるんですかね、Twitterで文字ベースでしか絡んだことはなかったのであれだったんですけど、やっぱり宇宙好きっていう共通点もあったりとか、そういった部分も含めて話はずむところがすごいあって、僕はものすごく楽しかったんで。
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なんか、こう、ポッドキャストのゲストに出てもらうとか、コラボするとかっていうところで本当にこういう関係が広がっていく第一歩が踏めてるかなってすごい思ってるんですよ。
しかも、ポッドキャスト何がいいかって、僕これみんなに伝えたいんですけど、例えば今回の宇宙話のキャベチさんも本当に忙しい方なのに、ポッドキャストをガンガン伸ばして頑張っていったからこそゲストに呼べるようになった。
で、ゲストに呼んでお話しさせてもらうと、例えば1時間とか時間をもらえるわけですよ。で、しかも他の人が全くいない状況で2人で喋れるっていうところで、もうなんて言うんでしょうね、こんな1時間、この人の1時間こんなにもらっていいのかっていうふうに申し訳なくなるぐらい、僕にとっては充実感がものすごく高い時間になるわけですよね。
なので、そういった意味で、なんか今はまだポッドキャストっていうところの可能性の部分も一部でこう見えてきていて、その中で頑張ってるメディアがあるってなったら、実は多分YouTubeとかでゲストを呼ぼうっていうようなハードルよりも、言い方悪いのかもしれないけど、なんか低く呼べるような気がするんですよね。
なので、もしポッドキャストの配信をやってる方いたりしたらですね、ぜひそういった交流の仕方が取れるのもいいんじゃないかなと思います。もちろん最近はポッドキャストやってる人も増えて、なかなかこうランキングを上げていくっていうところが難しくなっている側面もあるかなと思うんですけど、やっぱこう自分が好きなことだったり専門的なことに特化して喋っていると、本当自分が見てたすごい人となんか会話できる機会だったりとかっていうのがガンガンできると思うので、
そういった意味でポッドキャストめっちゃ頑張ってほしいなってみんなに思ってます。僕もまだまだここからポッドキャストガンガン伸ばしていってですね、わ、とうとうこの人呼んだかとか、あとは何でしょうね、変な夢語るみたいになっちゃうんですけど、それこそテレビにポッドキャストといえばこの人みたいな感じで呼ばれるのめっちゃ嬉しいだろうし、
あとはJAXAに巻き込んでもらうとか、海渡ってなサニーとかっていうところで、もしかしたら公式でそうやっていろいろできる部分がポッドキャストガンガンさんできるかもしれないので、そういったところのちょっと可能性っていうのは少し早めに始めてちょっとだけ調子がいい僕のチャンネルでいろんなのは見せれたらなと思ってます。
ただ僕も結局そういうのを積み重ねていって最終的に日本一を取らなきゃいけないっていう大きな目標ありますし、そこからね、この間ツイッターでも話したんですけど、ちょっと新しい展開とかも考えてるんで、そういった部分でぜひ一緒にね、いろいろ成し遂げていく姿っていうところを見ていただけたら嬉しいなと思いました。
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とにかくこの2日出てもらったキャベツさんとの会話めちゃめちゃ楽しかったので、もし聞き逃してる方いたらぜひ聞き直してみていただけたらと思います。
僕自分の収録でこんな面白いなって思うのはやっぱなかなかないので、なかなかないっていうのも変だな。あるけど、あるんですけど、そんな感じでなかなか楽しくやらせてもらった回だったので、これはぜひ皆さんにも聞いていただきたいなと思いました。
これからもね、いろんなゲストの方が来て、もうすでに収録終わってる部分もあったり、収録の相談させてもらってる部分もあったりっていうので、いろんな面白い角度で宇宙をお届けできるかなと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
ということで、今回の放送は以上とさせていただきます。今回の話も面白いなと思ったら、お手元のSpotifyアプリでフォロー、そしてフォローボタンの横にあるレビューよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問については、Twitterのハッシュタグ宇宙話し、またはSpotifyのアプリの下スライドしていただくと、Q&Aコーナー出てきますので、匿名で宇宙の質問ガンガン飛ばしていただけたらと思います。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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