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ソース
https://www.sci.osaka-u.ac.jp/ja/topics/12508/
Credit :NASA/GSFC
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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙話。今回は、宇宙空間をふわふわと漂流している謎の惑星、
浮遊惑星と呼ばれるものの正体について探っていく、そんな研究結果、紹介していきたいと思います。
昔は地球と一緒に生まれたのに、今は一人で宇宙空間を漂っている、そんな孤独に満ち溢れた天体、
こんな孤独な天体たちが実はたくさんいるかも、みたいな、そんな研究結果になっていて、なんか、
人間に置き換えられそうで怖い、みたいな、そんな感じでもなっているかなと思っております。 是非最後までお付き合いください。
ささき涼の宇宙話。
2023年8月2日、始まりました、ささき涼の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の涼が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 本日でエピソードが1028話目を迎えるというところになっております。
基本的には1話完結でお話ししておりますので、気になるトピック、気になるタイトルからね、 ぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
でですね、ちなみに前回、前々回、どんなお話ししたかっていうところで言うと、 国際宇宙ステーションで行われる実験に関する話をしてきました。
国際宇宙ステーション、宇宙飛行士の人が宇宙に行く。 特に最近で言うと、2023年8月17日に古川宇宙飛行士が宇宙に行く予定があるっていうところで、
宇宙飛行士、宇宙空間でどんなことしてるのかなーみたいな話とか、 っていうのをさせていただいておりますので、気になる方はぜひ聞いていただけたらと思います。
あとそれのサブエピソード的な感じで、日本放送のクロスポットっていうポッドキャストチャンネル遊びに行かせていただいた時の
アフタートーク的なお話だったりとか、振り返りの話しておりますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
ディレクターズカット版はすでに公開されているので、そちらもチェックです。 ということで、じゃあ早速本題に行きましょう。今日の本題は何かっていうところで言うと、
これ、 地球みたいにある星の周り、つまり太陽の周りを回るようなものではない
星、浮遊惑星って呼ばれるものが新たに見つかって、しかも地球ぐらいの大きさのもの、意外と思ったよりたくさんあるんじゃないかっていう、そういう研究が出てきたので、
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こちら紹介していきたいなというふうに思っております。 で、今回の話は実は結構大きい話につながる部分が多くて、
例えば、僕たちって今地球っていう惑星に住んでるじゃないですか、 惑星に住んでるんだけど、この惑星が宇宙空間の中で特別な環境なのかどうか、
みたいなところって実際わかんないんですよね。 で、ここわかんないからこそ研究っていうのが進んでいて、
地球っていうのが特別な存在なのか、はたまたもうそれより大きい話で言うと、 人類みたいな生命体っていうのは宇宙空間の中で特殊な存在なのかどうかみたいな、
そういったところまで話を展開できるぐらい大きな話なんですよね。 ただ、
惑星自体の理解っていうのはなかなか進んでいなかった中で、 最近ようやく太陽系以外の惑星っていうのもどんどん見つかるようになってきてるっていう、
そういう背景が研究としてはあります。 で、その歴史っていうのは、太陽系以外の惑星に見つかったのって、
大体30年ぐらい前なんですよ、今から。 30年ぐらい前だから、2000…
違うか、1990年代とかっていうところに発見されて、 今時点で2023年8月とかで5000個以上の系外惑星が見つかっているっていうふうに言われてます。
で、この5000個以上っていうところも、実際このポッドキャストでずーっと話してきているところで言うと、 これね、えっと…
ポッドキャスト始めた頃で言うとまだ3000とかだったんじゃないかな? 2000とかだったんじゃないかなっていうところで、
新しい衛星、そして衛星の観測技術、 そしてそれのデータ処理の方法っていうところの
総合力っていうのが上がってきたからこそ、惑星、地球とか、 火星とか水星とか、そういったところ以外の太陽系外惑星、
専門的には系外惑星っていうことが多いですかね。英語だとエグゾプラネット。 エグゾっていうのが外側みたいな意味でプラネットっていうところで、太陽系以外の
惑星であるみたいな、そういう話ですね。 この5000個以上見つかっている惑星っていうところ、
まだ惑星を発見したに過ぎなくて、これからその惑星の表面がどういう環境なのか、みたいなところまで
踏み込んでいく研究っていうのが進んでいく予定なんですよ。 ただこれらの天体っていうのは、いわゆるもうさっきから惑星惑星って言ってるような感じで、
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星の周りを回っているような、いわゆるこの地球っぽい、 火星っぽい、水星っぽい、ような動きをしている太陽の周りを回っている天体っていう感じなんですよね。
で、 それ一方で、まあそれ以外の惑星っていうものも実はあるんですよ。
あんまり知られてないんですけど、浮遊惑星って呼ばれるものがあります。 自由浮遊惑星って言ったりもするんですけど、その方がわかりやすいかな。
自由浮遊惑星、本当に簡単に言うと、 何にも何の重力にもトラップされていない惑星のことを
自由浮遊惑星って言うんですね。浮遊惑星って言いましょうか。 浮いてる、浮遊だから浮いて遊んでいる惑星ですね。
つまり、宇宙空間漂っている漂流船みたいな状態で存在しているのが、この浮遊惑星って呼ばれるものです。
で、これ、 なんかどうやってできたのか、みたいなところの話で言うと、
理論的に考えられている部分で言うと、いくつかの惑星が他の惑星によって軌道を乱される。
太陽系とかって、もしかしたら、実はけうな例かもしれなくて、 太陽の周りに惑星がたくさんいくつかできて、
で、それがぐるぐるバランスよく回ってるから、今みたいな太陽系できてるけど、 実際は僕たちもこの太陽以外の重力も受けてるわけですよね。
月とかだったら、太陽の周り回ってるけど、地球の影響も受けてるし、 火星と地球だってそれぞれ近くにいるから、お互い重力を泳ごし合うし、
っていうところで、バランスは1個から引っ張られてるって状況よりは崩れやすいっていうのは確かなんですよね。
そうすると、いくつかの惑星がある惑星の近くを通ってたりすると、 やっぱ軌道を乱されて、主星って呼ばれる僕たちで言うところの太陽、
太陽の重力から弾き飛ばされる。 で、弾き飛ばされることによって、宇宙空間に漂う浮遊惑星になってしまうというような、
そういう形成が予想されてるんですよね。 つまり、この浮遊惑星自体も、実はその惑星ができた頃の記憶とかっていうのを残していたりして、
惑星形成だったりとか、その後の進化の仕方、みたいなところを見るにはすごく重要な存在であるのが、浮遊惑星って呼ばれるものですね。
なので、太陽の周りを回っている地球みたいな感じで、ある天体の周りを回っているっていう状況だけでないところを見ることによって、
惑星がどうやってできたのか、みたいな研究につなげることもできるっていう意味合いではかなり重要になってきているのが、この浮遊惑星っていう呼ばれる天体の特徴ですね。
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っていうところで、浮遊惑星っていう状態があるんですけど、今回新しい研究によって見つかったところで言うと、
まず、新しく見つかった浮遊惑星の数は6個ですね。6個発見された。そして驚くべきことにそのうちの一つっていうのは、
地球ぐらいの大きさの質量であったっていうところなんですよ。 ここが結構面白いポイントになっていて、地球ぐらいの大きさの惑星っていうのがふわふわ浮いている。
っていうことは、ある星の周りでできたそういう地球っぽい惑星も弾き飛ばされて、逆に言うと、その星の周りを回っていないからこそ、
ふわふわ浮いている状態で一体どういう進化を遂げているのか、みたいなところを出していくこともできるっていうので、かなり重要になってくるポイントの一つですね。
で、しかもこれ、この地球の大きさぐらいの惑星っていうのが、浮遊惑星っていうのはこれまでに見つかっているのかで言うと、全然見つかってないらしいんですよね。
つまりその発見自体が今回結構注目されているポイントであって、研究の中の資料を見ると、これ2つ、地球程度の地球質量の浮遊惑星はこれまでに2つしか見つかってないというようなところで、なかなかレアな存在であるっていうところは確かみたいですね。
で、今回そういうたくさんの、今回は新しく6個浮遊惑星見つかったけど、それ以外のこれまで見つかっている惑星とかも用いて、
統計的に分析するっていうところを行ってあげて、浮遊惑星がどれだけ存在しているかっていうところの質量分布って呼ばれるものを作ったんですよね。
この質量分布っていうのはどのぐらいの重さの星がどこにどれぐらいあるのかみたいなところを表す図みたいになっていて、これ浮遊惑星どういう性質があるのかみたいなところで言うと、
軽い惑星っていうのは浮遊惑星でかなり多いんじゃないかっていうふうに言われていて、で、それ以外にもこういろんな重さに対する特徴が見えてきたと。
で、その存在の比率とかが分かってきたら、じゃあそれを銀河系全体に広げていくと、どういう絵が見えてくるかっていうと、銀河系の中には2000億個の構成があるんですけど、太陽みたいな星ね、2000億個の構成があって、
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そのうち銀で銀河系の中には一体どれぐらいの浮遊惑星があるのかで言うと、1兆個ですね。1兆個。つまり構成の数の5倍ぐらいの浮遊惑星があるんじゃないかっていうのが今回の研究で明らかになったと。
5倍ですよ。つまり、弾き飛ばされてる星っていうのは実は大量にあって、子育てから逃れてしまった子みたいな感じですよね。ある星の周りに惑星が作られて、その惑星がその星の周りに入れずに群れからはぐれてしまった鳥とか、そういったところに近いような感じなのかなと思ったら、
2000個そういう母なる星みたいなのがあったら、1兆個浮遊惑星があるっていうところで、そんな数いるんだみたいなところが今回の研究の面白いポイントの一つとして挙げられていると。
で、じゃあこれ調べたら何が面白いのかっていうところで言うと、やっぱり研究の意義っていうのが大事なんですよね。ポッドキャストではなるべくそういう話もしていきたいなと思ってるんですけど、この研究が残している社会的な意義としては、最初に話したみたいに、浮遊惑星って呼ばれる宇宙空間をふわふわ浮いてる漂流船みたいな宇宙、宇宙空間の星ですね。
浮遊惑星、これの最初の時っていうのは結局恒星の周りで作られたみたいな背景があることを考えると、最終的には今恒星の周りを回っている星以外の星だけじゃなくて、浮遊惑星もまとめていろいろ研究をしてあげることによって、
星がどうやって形成していくのか、惑星がどうやって形成されていくのか、みたいなところまで明らかになるっていう、そういうところの可能性を秘めているので、最終的には僕らが住んでいるこの地球のことを理解できたりとか、地球外生命体について理解できるっていうところで非常に重要になってくることになるんじゃないかなと思っているので、これからもこういう研究はね、かなり注目度高いかなと思っておりますので、
将来的にはこの浮遊惑星をたくさん見つけられるミッションがNASAから2026年にスタートするっていうところもあるらしいので、そこを注目かなと思っております。
2026年までポッドキャスト続けなきゃダメですね。
ということで、そんな感じで今回は、宇宙空間に実はたくさんある浮遊惑星と呼ばれる漂流している星たち、これの数、重さに関するお話しさせていただきました。
ということでですね、今回の本題は以上になっていまして、僕、ポッドキャストもう一個やってるんですよ。
そっちは僕の本業の方に近いデータ分析、データサイエンスみたいなところで、実はそっちもちゃんと毎週毎週公開して、なんならSpotifyだとビデオポッドキャストまで見れるっていうようなところになってます。
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毎週ちゃんと更新してるので、ぜひ概要欄から聞きに行っていただきたいなと思ってて、
なんか、ジャスティン・ビーバーの財布覗けるんじゃね?みたいな話とか、
身近な仕事の話に近い部分で言うと、
ABテストって言われるようなもの、東京タワー派とスカイツリー派どっちが多いんだろう?みたいな話とか、
そういうのをいろいろ話してたりして、割とキャッチーだし、宇宙話みたいにちょっと勉強にもなるし、みたいな、そういったのをやってるんで、
ぜひそちらも注目してみていただけたら嬉しいなと思ってます。
今度なんか、そういうデータの話、ポッドキャストのデータの話するんですけど、宇宙話のリスナーあんま来てなくない?みたいになって、ちょっと悲しい気持ちになってるので、
皆さんの力で、ぜひそっちの番組も聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
そんな感じで、今回は以上にしていきたいと思います。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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