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2021-03-14 13:05

156. 宇宙の最期ってどうなるの!?なハナシ

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Instagramとの連動企画!みんながきになる宇宙の疑問に答えていきます。

一番意見が多かったのが「宇宙は最期どうなるんですか?」です。

研究者がたどり着いた2つの終焉の説を紹介します。


今回から個人スポンサーの紹介を行なっていきます!冒頭のプチリニューアル、お楽しみください(慣れないからちょっと噛み気味w)。

本日の放送は「まあや」さんの提供でお送りします。


【冒頭でお名前を紹介】

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始まりました。佐々木亮の宇宙話。
普段国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします。こちらのポッドキャスト。
本日の放送は、まあやさんの提供でお送りいたします。まあやさん、ありがとうございます。
本日のテーマなんですが、宇宙の最後の姿はどうなるのかというお話をしていきたいと思います。
こちらですね、インスタグラムの方で、ポッドキャストでどんな話を聞きたいですかっていうのをアンケートで取らせていただいたときに、
一番多かった質問の一つだったんですね。この宇宙の最後ってどうなってるんですか?みたいな。
なので、今回はそちらについて少しお話しできればなと思ってますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
まずですね、毎日の近況報告、活動報告になりますが、
今日は冒頭のスタートを聞いていただいて分かった通りですね、スポンサー枠というところの紹介を今日からスタートさせていただきます。
こちらの募集をかけてすぐにですね、今回のスポンサーになっていただいたまあやさんからお申し込みいただいてですね、
本当に嬉しくてしょうがないと。あのスピード感が立ち上げて、いろんな人のページとか見ながら立ち上げ頑張ってスピーディーに作ってみたんですけど、
その苦労が報われた感じがして本当に嬉しかったです。早速ご購入いただいてありがとうございました。
今日からはこうやって冒頭でスポンサーの枠っていうのを紹介させていただこうと思っております。
番組の仕様は少し変わっていく中でですね、今日は日曜日ということで、
白紙論文とかでなかなか忙しかった中、戻れてなかった実家に戻ってですね、いろいろ用事を済ませてきたっていう感じですね。
白紙論文でちょっと人間味のない生活をずっとし続けていたせいで、
休息日みたいなのは大事だなというのを思いつつ、実家に行ってゆっくりしようと思っていたんですけど、
早めに家の用事とかその他諸々の用事が終わってしまい、
ただ夜は家族でご飯でも食べようとなっていたので、
結局昼過ぎから夕方まで実家でそのまま仕事をしてしまうというような感じになってました。
本当はパソコンを持っていかなければよかったんですけど、
03:00
昼間どうせすることもなくなるだろうなっていうのを半分思いつつですね、
先週からやっていた論文の編集作業を終わらせてアメリカの出版社に提出し、
お仕事を依頼いただいている宇宙の中継の記事の執筆も、
いろいろ調査していたものをまとめるという段階でやっているというような感じですね。
休日だけど自分から前延びりになって作業ができているので、
いいかなと前向きに捉えております。
休めるときは休んだほうがいいというのはわかっているので、
あんまり無理せず頑張っていきたいと思います。
では早速今日の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は宇宙の最後の姿はどうなっているのかというお話をさせていただきたいと思います。
こちらですね、このインスタグラムの方でアンケートを取ったときに、
結構宇宙はあまり知らないけど興味あるなっていう人が興味を持つ部分の一つだったんですね。
なのでこちら考えてみようかなと思っていて、
そもそも宇宙ってどういう状況になっているかっていうところから多分説明したほうがいいんですよね。
宇宙っていうのはすごく広いっていうところはわかると思うんですけど、
どうなっているかっていうと、
もともとはビッグバンと呼ばれる大爆発によって宇宙っていうのは始まったとされています。
そこから空間が膨張していき、
その膨張していっている空間の中で、
私たちがいるこういう地球であったりとか、
様々な星っていうのができていってるっていうような感じなんですね。
この星ができていくっていう過程は、
この1週間ぐらいのポッドキャストで何回か話させていただいたので、
そちらでいろいろ聞いてみていただけると嬉しいですが、
そうやってとにかく私たちは広がっていっている空間の中に、
これを宇宙として広がっている宇宙空間の中で日々を過ごしているっていうようなイメージなんですね。
これよく例として例えられるのが風船ですね。
私たちがいるこの宇宙っていうのは、
空気をずっと入れ続けられている風船に例えられることが多いと。
なので、風船、空気を入れ続けていると、
風船の中の領域っていうのはどんどん大きくなるじゃないですか。
なので、ああいう大きくなっていっている空間の中、あれが宇宙なんですね。
そんな風船に例えられる宇宙が終わりを迎えるとき、
これっていうのが何なのかっていうのが大きく分けて、
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説が2つあるんですね。
1つはその風船がもう空気の供給が止まって、
しぼんでしまうというような現象がまず1つ考えられております。
こちらはビッグクランチと呼ばれているような現象です。
これはもう本当にずっと膨らんでいた風船が、
どんどんしぼんでいくというような現象になるんですね。
これは膨張し続けている宇宙全体の重さ。
これが限界に達することで、
重いとそいつはそいつで重力を持つっていう話をよくしてると思うんですよね。
重い重さのものっていうのは強い重力を持つと。
つまり宇宙全体を1つの塊として見たときに、
大きくなっていきながら質量を伸ばしていくと。
そうするとその増え続けた重さに耐えきれなくなって、
その重力によってだんだん宇宙全体がしぼんでいく。
つまり風船がしぼんでいくような感じで、
最終的にはくしゃっとつぶれていってしまう。
っていうのがビッグクランチっていうような話ですね。
こういうふうに結局は永遠に広がり続けないで、
どこかのタイミングで宇宙の膨張も終わってしまうんじゃないかっていう説が、
一つ大きく考えられているものですね。
もう一つの説はビッグリップと呼ばれるもので、
逆にこれは広がり続けて、
広がりすぎたせいで宇宙が引き裂かれてしまうというようなお話になります。
これどういうことかというと、
この宇宙空間っていうのはさっき言ったみたいに、
どんどん膨らんでいく風船のイメージなんですね。
これがどんどん広がっていってるっていうことは、
例えば風船の表面に黒い丸ポチみたいなのを、
少しだけ膨らました状態で丸ポチをギュッギュッと書くとするじゃないですか、
マジックペンか何かで。
そいつがずっと膨らまし続けるとどうなるかっていうと、
その円、丸っていうのは大きくなっていきますよね。
つまり何が言いたいかっていうと、
宇宙が広がっていくと、
中にあるものっていうのは、
それの広がり方に合わせて、
実はどんどん引き伸ばされてるんですね。
その引き伸ばされるペースっていうのが、
実感するようなものでないかったりっていうのはあるので、
私たち自身はあまりそれが広がってるなって実感することはないんですけど、
09:03
ただそういう現象が実際に起きていると。
なのでこれがじゃあ、
永遠に風船が大きくなっていくとどうなるのかっていうと、
例えば今丸い点で考えたものが銀河だとしましょう。
銀河っていうのは、
星、自ら光ってる光星みたいなのがいっぱい集まってできて、
渦上になってるものをイメージしていただければいいですね。
あれって、よーく細かく見たらただの一つ一つの点なわけですよ。
それが風船の広がっていくスピードに合わせて、
どんどん空間が広がっていってしまうと、
銀河っていうのはその銀河という形をなせずに、
一つ一つの星が外側にどんどん引っ張られて、
すごく素になった状態、
すかすかな状態を作り出してしまうというようなことが起きますよね。
これがどんどんいろんなところで起きる。
例えばこれ太陽系でも同じで、
太陽からどんどん地球とか火星とかが離れすぎて引きちぎられてしまうみたいな。
さらにさらにもっと小さいスケールにいくと、
私たち人間もそうですし、
あとは科学とかの話で習った元素ですね、原子。
原子とかのレベルになっても、
そいつらがぐしゃっと引き離されて、
結局はもう全てがチリジリになってしまう、
っていうようなビッグリップっていう現象が起きる可能性がある。
これが宇宙が最後の姿を迎えるときの説のもう一つですね。
なのでここまでの話をまとめると、
宇宙の最後の姿っていうのは二つあって、
一つは今まで広がってきた宇宙空間が最終的にはしぼんでしまうという説と、
もう一つは広がり続けて、
中にある物質全てが引きちぎられて、
逆に何もなくなってしまうというような説も2説あると。
言ったところで今回の話は以上にさせていただきたいと思います。
宇宙が広がっていく姿を想像して、
少し宇宙への妄想を広げてみてみればいいんじゃないでしょうか。
今回の話も面白いなと思ったら、
お手元のPodcastアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、
じゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
早速コメント一つ読み上げさせていただきます。
TwitterネームVTRFのりのたつまるさんからいただきました。
一番近いブラックホールの重さが間違っていた話、
12:00
もう確定だと思われていたことが、
新しい観測によってひっくり返っちゃうのが宇宙の面白いところですね。
どんどん新しい発見があって、子供の頃に夢中になった宇宙の図鑑は、
もう通用しない世界になっているというお話いただきました。
コメントありがとうございます。
そうですね、こういう宇宙の話っていうのは、
日々毎日ポッドキャストで話すぐらい新しい発見も出てきていて、
やっぱり少し前に常識だったことが一気に覆えるなんていうこともしばしばあると。
こうなってくると、やっぱりこういう図鑑の話とかっていうのは、
かなり古い話になってしまう可能性もあるので、
私はこうやって毎日宇宙の話をすることで、
少しの皆さんに最新の宇宙を届けていければいいなと思っております。
こんな感じでTwitterでいただいたコメントをどんどん紹介させていただきますので、
皆さんもぜひつぶやいてください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
13:05

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