1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 1098. 中国とロシアが進める月..
2023-10-11 15:19

1098. 中国とロシアが進める月探査にアゼルバイジャン加盟【アルテミス計画の競合】

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ソース

https://www.space.com/china-astronauts-moon-landing-2030-plan

https://spacenews.com/azerbaijan-signs-up-to-chinas-international-moon-base-project/?fbclid=IwAR3eGvFSfLxf8iVbRtEWbf2nHjK6klAjXeECxQD6WdFRng1_axrh4dWL7pI

Credit : NASA

サマリー

今回は中国が進めている月面プロジェクトについてお伝えします。中国に加えて、ロシア、南アフリカ、そしてアゼルバイジャンも参加を始めました。アゼルバイジャンの参加により、中国とロシアが進めるILRS計画とアルテミス計画が競合関係となる強力な勢力が生まれています。

00:02
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。
中国の月探査
今回は、中国が進める月面プロジェクト。
ロシア、南アフリカに加えてアゼルバイジャンが参加し始めた。
NASAが主導するアルテミス計画の競合になりそうな強力な勢力。
今回はこちらの情報を整理していこうと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イグネーション。
佐々木亮の宇宙話。
2023年10月11日、始まりました佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1098話目を迎えております。
基本的には1話完結でお話ししておりますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
前回は月までどのぐらいの所要時間がかかるのか、そんなお話をさせてもらったり、
その前はプラダを着た宇宙飛行士っていうところで、宇宙服をプラダが作り始めた、そんなニュースしていったりってね。
月の特集をここ15回分ぐらいずっとやっているので、ぜひこのあたり月特集、さかのぼっていただけると、
みんなにとって身近な月っていうところ、少し深く知ることができるんじゃないかなと思うので、ぜひ楽しんでみてください。
ということで、今回でエピソードが1098話になるんですけど、今回も月に関するお話をしていきます。
このポッドキャストを聞いていれば月博士になれると言っても過言ではないようなピックアップの仕方ですよね。
さすがに月だけでここまで深掘りしているポッドキャストも他のメディアもないんじゃないかなと思うので、月月は本当に必見なんですよ。
今回は中国の月探査っていうところをメインにお話ししていきたいと思います。
中国の月探査。アメリカのニュースサイトとかにいろいろ出ているところで、
信憑性が一定ありそうなものだけをピックアップしてお話ししていこうかなっていうところを思っていますね。
ちょっと前のこのポッドキャストでもお話ししたんですけど、中国の勢いがもう本当にすごいというような状態で、
実は中国は独自でアメリカのNASAが主導するアルテミス計画に対抗するプロジェクト、これを発足してガンガン進めているんですね。
その名もILRSプロジェクトというところで、最初は2021年にロシアと一緒に手を組んで、今後宇宙開発、月面の開発していきましょうっていう話をしたところから話がスタートしているこのILRSプロジェクトですね。
NASAが主導するアルテミス計画に対比して語られることも多くて、ただ一般の中ではそこまで認知されてないんじゃないかなっていうところだと思うんですよ。
宇宙の研究をやっている人だったり、宇宙ビジネスに携わっている人たちっていうのは何となくは聞いたこともあるし、何ならそこをかなり気にしないといけない人たちもいるかもしれないっていうところで、
アゼルバイジャンの加盟
中国が進めているこのILRSプロジェクト。2021年にロシアと一緒に声明を出したもののですね、その後ロシアのウクライナ侵攻とかが続いていっていることによって、ロシアそれどころではないというふうになり、中国が主導してこのプロジェクトをどんどん進めているっていうところです。
そんな中で、これじゃあ中国とロシア、なんかちょっとこう世界情勢の中でも特殊な雰囲気のある国2つが手を組んでやっている。
まあなんかいろんな場面でそういうところを見るかなっていうふうに思っている人もいるかと思います。
ただですね、そこに対する協力関係っていうのがだんだんだんだん広がっていっているっていうところが最新のニュースで出てきています。
特に今回加入してみんながおってなったのはアゼルバイジャンですね。
アゼルバイジャン。
アゼルバイジャンっていう国が今この中国が率いているILRSプロジェクトに加盟していくというようなところを10月8日に発表したっていうところで、
今2023年の10月11日になっているので、発表されてまだすぐのホットな情報っていうところですね。
アゼルバイジャン、今でいうとIACっていうインターナショナルアストロノティカルコングレス?アストロノミカルコングレスだったかな?
IACっていう国際会議を開催しています。
主催しているからこそ、そこに対してどんどんいろんな国の人たちが来て、今宇宙ビジネスこんな感じです。宇宙機関の開発こんな感じですみたいな。
確か、今回のはあれだったんじゃないかな?イーロンマスクも登壇したみたいなところをどっかのニュースで見たような気がするんですけど、
果たしてどうだったのか?というところで、アゼルバイジャンで世界中の宇宙機関の人たちが参加して開催していたんですよ。
そうしたらその開催期間中に、その人たちは割とアルテミス計画に近い人たちの中で、開催国のアゼルバイジャンは中国と手を組んでやっていきますよっていうところを発表していったっていうところで、
業界に対する主張っていうのを一気にしていったんだなっていうところを考えさせられる。そんなタイミングですよね。
このポッドキャストでこのILRSの話っていうところだったり、中国が主導してロシアがっていう話をしていたのって、実はちょっと前でそのタイミング何があったかっていうと、
南アフリカがILRSに参加したと、加盟していくっていうところになって、これからどんどん増えていくんじゃないかって言っていた矢先、今回のアゼルバイジャンの加入と加盟かっていうようなところになっていて、
なんかそっち側の勢力、今すごくなってきてるんじゃないかなっていうところを思わされる部分ですね。
これちなみにアルテミス計画はどうなのか。アルテミス計画は2023年9月ですね、ドイツがアルテミス計画の協定に署名したことによって29番目の参加国というようなところになりました。
アメリカが主導していて、ヨーロッパ各国参加しているところに加え、日本とかもそうだし、っていうところになっていたところで、ところっていっぱい言っちゃったな。この間なんかコメントで指摘されたんだよな。
で、ドイツの加盟があったと。これによって29カ国がアルテミス計画に参加している。で、中国とロシアが率いているILRSっていうところについては、一旦国としては4つになるのかな。
ただ、発表によると10何カ国というか10何機構みたいなところが参加している。組織だったり機関だったりっていうところから構成されているっていうところにもなっているので、内情はいまいちピンとこないかなっていう状況にはなってますね。
ただ、世界中がアルテミス計画に足並みを揃えていってるかっていうのはそうではないっていう状況が広がっていて、そこからじゃあ中国の方の勢いっていうのはこれからどうなっていくのか。
実際に中国だけで国際宇宙ステーションと並ぶような宇宙ステーション建設式って今実際に宇宙飛行士の方滞在してますね。で、そこに滞在しながらいろんな実験の映像とかまで流れてきていると。
この間はマッチを吸って火を焚いたらどうなるかみたいな、そんな実験をやっているところが流れていたような気がするぐらいだんだん映像とかも出てきてるんですよね。それぐらい中国の勢いっていうのは今強くなっていっている。そんな状況です。
アルテミス計画とILRS計画の競合
実際にこれもうアメリカと中国が仲良く何かをやっていくっていうことは現状絶対にないんですよ。2011年以来アメリカの法律では議会が事前にパートナーシップの承認をしない限り、アメリカの宇宙機関が中国のカウンターパートと宇宙活動で協力することっていうのを一切禁じています。
それが2011年以降行われているからこそこうやってアルテミス計画自体でも合流することはないし、それどころか他でも中国と協力関係ができていくっていうところは一旦なさそうかなっていうところですね。
実際にこれNASAで働いている時とかに噂レベルというか聞いたことあるんですけど、中国にやっぱり出張に行くっていうタイミングなくはないんですよ。
日本と中国でやってるプロジェクトとかもあるし、いろんな理由で中国の学会に行くっていうパターンが可能性としてはある。
実際にそういうタイミングもあったというような話の中で、それ用のパソコンがNASAから付与される。
その中にどんな情報があってどういう情報を抜き取られるかわからないからっていうところ、それは冗談っぽく言ってましたけど、それ用のパソコンが支給されて、
例えば研究発表する資料とかもその発表する資料だけを入れていくみたいな感じらしいんですよね。
っていうぐらい情報の流出も含めていろいろ警戒し合っている。そんな関係性なので、アルテミス計画に参加することもなければ、アルテミス計画に相反するようなILRSプロジェクトというところが動いていても、
基本的には別で行く、競合するような形になっていく。そんな状況ですね。
じゃあ中国は一体どうやって宇宙開発、月開発をしていこうとしているのか、そんな話を最後にしていきたいなと思っていて、
2030年までに宇宙飛行士を月に着陸させる意向を発表したと、今年の夏にニュースが出ております。
中国人の宇宙飛行士が月面に足跡を残すためのプランとして、ミッションのコンセプトは2回のロケット打ち上げっていうところを含んでいます。
そのうちの1回は月の着陸船の打ち上げ、で、もう1回は宇宙飛行士を上空に送り出す打ち上げっていうようなところ。
ツインロケット計画と呼ばれていて、2回ロケットを飛ばすって意味ですね。宇宙飛行士と着陸船の両方を送るのに十分なパワーを持つロケットの開発が、
中国の長年の技術的ハードルを超えていくことによって、今回の月面探査が成功していくだろうと言われています。
つまり、NASAの計画でもやっぱり2030年までぐらいっていうところをめどに宇宙飛行士を月面にたどり着かせて、月面でいろいろ展開していく、そんな未来を描いていますね。
おおむねそれと同じタイムスケールで動こうとしているのが、この中国の宇宙開発っていうところになっているので、これから中国本当に月にたどり着けるのかっていうところと一緒に注意して、
動向を宇宙話では見ていこうかなと思っている次第でございます。
そんな感じで今回は、今世界中で加熱している宇宙開発、特に月探査っていう面においてNASAが主導しているアルテミス計画に競合するような状態で存在する、
中国、ロシアが主導するILRS計画、これが一体どんなものなのか、そして最近はアゼルバイジャンが加わって、さらに盛り上がりを見せてくるかもしれない、そんなお話させていただきました。
ぜひ、こんな感じで盛り上がっている月、探査、いろんな話、ポッドキャストでしているので、直近5回、10回、がーっと遡ってみてください。面白い話、用意しております。
ということで、今回は以上にしていきたいと思います。
今日、10月11日は水曜日です。水曜日ということは、僕がもう一つやっているポッドキャストチャンネル、隣のデータ分析屋さんの音源が公開されます。
そちらもぜひチェックしてみてください。今回はサッカーのデータに関するお話、先週もしたんですけど、今回はもうちょっとビジネスよりというか、
マーケティングに使うデータの話、していったりするので、ぜひ楽しみにしておいてください。
まだの方は、一旦フォローしてお待ちいただけたら嬉しいです。
ビデオポッドキャストもやっているので、顔が見れるのはどっちかというとそっちかなと思ったりもします。
以上です。今回の話も面白いなと思ったら、お手元のポッドキャストアプリで、フォローボタンの近くにある星マーク、こちらからレビューいただけたら嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問については、ツイッターのハッシュタグ宇宙話し、またはスポティファイのQ&Aコーナーだったり、概要欄のお便りフォームからじゃんじゃんお寄せください。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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