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今回は、初期の地球に生命をもたらしたのは、太陽フレアがきっかけだったんじゃないか、そんなお話をしていきたいと思います。
今日までのエピソードで、いろんな地球上の生命のタネの話をしてきましたが、実は僕たちが今恐れている太陽フレア、
これ、怖いものじゃなくて、むしろ地球に生命が宿る環境を作ってくれた、そしてタネまで作ってくれた、
そんな期待が寄せられた説っていうのが、研究としていくつか残っているので、最近の流れに合わせてね、太陽フレアのお話ししていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1511話目を迎えるということで、基本的には1話完結でお話ししております。気になるトピックからぜひ聞いてみてください。
1週間が早すぎるって今年何回言ったんだろうってぐらい早い。 これみんなそういうふうに感じてるんだったら本当に早くなってるんだと思うんですけど、どうですかね。
僕はもう毎週思ってる気がしますね。 ポッドキャストを撮って毎日を噛み締めながら生きてるにもかかわらずですよ。
いやーということで今週1週間どんな話したかっていうのは明日振り返っていこうかなと思いますが、今日は生命の種、そして生命が生まれる環境を作ってくれた太陽フレアの話ししていきましょう。
ということで今回お話しするのは太陽フレアが地球を生命が存在できる環境にしてくれた。
そしてその中に生命の種まで作ってくれた。そんなお話をしていきたいと思います。 でこの内容で実は今あの周囲者のウェブメディア読みたいで連載している内容の
最新エピソード、最新って言ってももう 1ヶ月半後とかかなに公開するようなものをまさに今書いていて、その中で扱ってたりもするんですよ。
だからね、あの記事として出るのもぜひ楽しみにしててほしいんですけど、 まあ簡単に言えば太陽フレアって今まさに僕らめちゃめちゃ怖いなって思ってるじゃないですか。
2024年1年間かけて、そのなんか太陽フレアの存在感みたいなのをめちゃめちゃ実感してきたと思うんですよね。
特に日本でオーロラ見えたとかっていうのはまさにそれの象徴だし、 この podcast 毎日毎日聞いてくれているみんなだったら
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その太陽が極大気、 つまり一番活動的な時期に入ったよっていう話もありましたね。
なのでとにかく太陽フレアやばい、太陽フレア危険、 太陽フレア気にしないとマジでやばいんじゃないの?みたいな
そんな雰囲気が漂い始めているのが まさに今。
なのでみんなの印象では太陽フレアって怖いだと思うんですよね。 けど、実は僕たちがこの地球上に生きるための環境の整備、
またはなんなら僕たちのこの元になっている アミノ酸とかそういったものを作り出したのは実は太陽フレアなんじゃないかっていう説。
これ結構根強くあるんですよ。 定期的にこの podcast もう4年ちょいぐらいずっと毎日更新してるわけですけど、
定期的に太陽フレアのこの貢献に対する話って出てくるんですよね。生命誕生に。 で、これまでにどういう研究がされてきているのかっていう話ですね。
例えばネイチュージオサイエンスっていう ネイチャーの島石に掲載された論文によるとですね、
そもそも太陽ができて太陽系できてっていうのが47億年前とかですよね。
超前。で、その頃って太陽は生まれたばかりでめちゃめちゃ若い。 めちゃめちゃ若いから若い星ってフレアめちゃめちゃ起こすんですよ。
ただそこまで温度も高くなかったりはするっていう状態で、 で、じゃあ地球ってどういう状態だったかっていうと、
今って僕たちが住んでいるこの地球の暖かさをキープするために 温室効果ガスとかっていうのがあるんですよね。
あのエコとかSDGsとかいうときに二酸化炭素排出量云々とか言うじゃないですか。
温室効果ガス、グローバルウォーミングみたいな。 これはただの地球のなんかの英語か。
適当に喋ってるけど、 まあそういう温室効果ガスの話とかあるけど、
当初はなかなかそういうのもなく、 地球っていうのは今に比べて比較的冷えている状態だった。
で、だから例えば水とかがあったとしても凍っちゃったりとかっていうので、 なかなか適した環境ではなかったんじゃないのっていうところからやっぱりスタートしているわけなんですよ、生命にとってね。
で、そんな中で初期の地球を温める効果をもたらしたのも実は太陽フレアなんじゃないかと。
当時は今の太陽フレアよりもまず活発に発生してるし、 活発に発生してるだけじゃなくて巨大なフレアとかも起こしてるから、
まあスーパーフレアと呼ばれるような過去の太陽の最大規模のものよりもさらに10倍ぐらい大きいものだったりね。
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そういったのを発生させてきたんじゃないかというふうに考えられている。 で、その
かなりアクティブな太陽が爆発バコバコを起こしていくと、 その爆発によってエネルギーの高い粒子っていうのが太陽から地球に向かって放出されまくるんですよね。
で、その初期の地球の大気の中にあった窒素だったりとか酸素だったりとかと反応して 窒素酸化物っていうのを作り出していたんじゃないかと。
太陽フレアがね。で、この太陽フレアがそういうのを作っていて、で、この窒素酸化物っていうのがまさにこの温室効果ガスの一部だと言われてるんですよ。
つまり地球を温める効果がある。 なんかこうエネルギー入ってきたものを地球から逃さない効果があるってことですね。
っていうのが発生したというふうに考えられていて、 だからこう温室効果が引き起こされて、
で、そうすると温度が上がっていきますね。地球の。で、地球の温度が上がると液体の水、水が液体として存在できるようになって、
生命の誕生に適した環境が作られていったんじゃないかと。 ね、そもそもこう生命が誕生するのに必要なのって、
あの条件、条件というか大きく3要素あるんじゃないのっていうふうに言われてるんですよ。 液体の水で有機物でエネルギーですね。
で、水に関してはこうやって太陽フレアによって、あの水ができるような温暖な環境っていうのが作られた可能性っていうのが指摘されていて、
で、エネルギー自体はもう太陽からも降り注いでるし、地球でいうとその後こう、その後っていうかその中心の方で地熱みたいなのバーってあってっていうのでエネルギーの供給もされていると。
で、じゃあ問題はじゃあもう一つ有機物ですよね。 で、この有機物を発生させるのも実は太陽フレアだというふうに考えられているわけなんですよ。
えーって、なんかビックリみたいな感じですよね。なんかこう、これもあくまで実験レベルの話ではあるんですけど、初期の地球ってこういう大気だったよねっていうなんかガスみたいなのを作って、そこに太陽フレアが発生した時に出る放射物みたいなのに模したものをバコバコそのガスにぶつけてあげるっていう実験を行った人たちがいて、
で、そうするとその中で、こう、アミノ酸とかカルボン酸とか、なんかそういったものをどんどん作るっていう動きがまさに発生したと。
で、しかもかなりの量を作れるんじゃないかと、太陽フレアのその粒子によって。なので、それでね、しかも面白いのがこれバーってこう、作られたことによって大量のその有機物を生み出して地球をもう覆うぐらい、なんか一部には異常な量の堆積物みたいなのができるぐらい、
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有機物ができて、その中にアミノ酸まであったんじゃないかとか、っていうふうに言われてるんですよ。つまり、太陽フレアによって水ができるような温暖な環境に近いものっていうのを作るきっかけもできたし、それの太陽フレアによって発生られた高エネルギーの粒子によって、
こう、アミノ酸の生成まで進んだっていうところがね、期待されていて、もしかしたらこれ、まだ全然いろんな説がある中で、太陽フレアが地球上に生命をもたらした可能性っていうところがね、結構ストーリーとしては綺麗になってくるかもしれないというので、
なんかこう、今日までのエピソードでいろんな生命のきっかけとか、生命の成長の話出てきましたけど、根本はもしかしたら太陽の存在っていうのが大きかったかもしれないというところが、実は注目のポイントなんだろうなーって、なんかこういう研究をいろいろ振り返ってみると思いますね。
ただ、こう、地球の外からそういったアミノ酸とかがもたらされたっていう説もあったりするんで、これからそれがどういう決着点を迎えていくのか、分かり次第、こう、ポッドキャストではいろいろお話ししていこうかなと思っております。
はい、ということで、今回は太陽フレアによって僕たち生命っていうのは誕生したんじゃないかというような角度でお話しさせていただきました。太陽フレア怖い存在だけじゃないんだよっていうところを頭の片隅に入れておいてください。
はい、ということで、じゃあアフタートークですね。あ、明日の予告してない。明日。明日はですね、日曜日なんで、日曜特集をお届けしていきたいと思います。
今週1週間振り返って、まあ宇宙の話ずっとしてきました。一体どんな内容があったのか振り返っていきながら、本編では話せなかった内容だったりとかまで深掘っていきたいなと思っております。
そしてまあ今週もたくさんお便りいただいてるんで、いただいたお便りをベースに紹介していくのもやっていきつつですね、書籍の話も最後させていただきたいと思います。明日盛りだくさんなってるんで、ぜひぜひ楽しみにしておいてください。よろしくお願いします。アフタートークです。
はい、ということで、今日は太陽フレアの話だったから多分いつもより饒舌だったんじゃないでしょうか。はい、ということで、じゃあ実はですね、今ちょっと面白いことが起きていまして、何かっていうと、ほら先週もトレッキーのカズさんがインターステラーのリバイバル上映見に行ったっていう話紹介させていただいたじゃないですか。
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でね、このポッドキャストでも紹介してたんですけど、僕が周囲者でやってる連載ですね、読みたいっていうメディアの連載で、インターステラーのブラックホールに関する解説記事っていうのを書かせていただいたんですね。
で、それがインターステラーが注目度が高まれば高まるほど読んでもらえる状態になっていて、わぁすげーってなってたんですけど、とうとうね、読みたいの中のランキングも今5位とかまで上がっていて、さらにさらにインターステラーに関しての検索で、インターステラースペースブラックホールで調べると、僕の記事一番上に出てくるんですよ。
Googleの検索のトップに踊り出てしまったというような、今ね、これ夜見つけてめちゃめちゃ嬉しくなってます、勝手に一人で。で、こういう検索から記事見つけてもらって、で、この記事見つけてもらったところからポッドキャスト聞いてもらって、っていうので、もしかしたらそれきっかけでここにもたどり着いてくれてる人いるんじゃないかなと思いますが、どうですかね。
もしそんな人いたらぜひ教えていただきたいです。 トレッキーのカズさんが作ってくれたX上でのコミュニティがあるんですね。宇宙話ファンクラブみたいなやつ。こっぱずかしい名前ですけど、宇宙話聞いてくれてるみんなが参加してくれていて、で、今もう130人とか超えてるんですよ。
で、そうしたらそこでなんかカズさんが、トレッキーのカズさんですね、リスナーの、がインターステラーどういうふうに見ましたかみたいな。劇場ですかとか配信ですかとか言ったら結構みんな配信なんですね。
ぜひ今回なんかアイマックスで出てるっていう話じゃないですか。アイマックスで見るインターステラーマジヤバいんで見てください。僕は多分子供の世話で絶対映画館にはいけない状態な気がするんで、みんなに託しますが、当時僕アイマックスで見たはず。
っていうぐらい、見てよかったなって思う作品だったので、ぜひね、配信で見てハマってるよっていう人は映画館でも見てほしいなと思います。僕は人生で初めて2回映画を見ようというふうに決めた映画だったりもしたんで、これはまさに超おすすめ、宇宙好きのバイブルと言ってもいいんじゃないかなと思いますので、ぜひ皆さんチェックしてみてください。
とにかく何かこう解説した記事がそうやって評判が良くなって、個人的にはものすごい嬉しいなと思うんで、ぜひ皆さん読んでみてください。ということでじゃあ今回は以上ですかね。昨日、一昨日では全然違う。もっと3日前かもしれない。毎週水曜日は僕がやってるもう一つのポッドキャストチャンネル、隣のデータ分析屋さんの最新は公開していますので、そちらぜひぜひチェックしてみてください。
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今回は何だっけな、科学論文をAIで書けるのかみたいな話ですね。ネイチャーの記事とかをピックアップしながら紹介してるんで、ぜひよろしくお願いします。で、本日11月の30日は11月の最後の日ですが、明日が新月です。明日新月なんで、今日マジで細い月が見えると思います。ぜひね、夜空見上げてみてください。
今なんか、どのタイミングが見えるんだ?あんま分かってない。最近全然月を補足できなくなってるんで、出現時間がめちゃめちゃ遅くなったんじゃないかなと勝手に疑っておりますが、もし詳しい人いたら教えてください。そんな感じで今回は以上にしていきましょう。
今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローボタンの近くにある星マーク、こちらでレビューいただけたら嬉しいです。番組の感想や宇宙に関する質問については、Xのハッシュタグ宇宙話またはスポティファイのコメントコーナーだったり概要欄のお便りフォーム、
アップルポッドキャストのレビュー、YouTubeボイシーリッスン、どこでもお待ちしております。 ということでじゃあ皆さん良い週末をお過ごしください。バイバーイ。