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2022-03-25 12:17

534. 太陽のナゾは宇宙全体のナゾ

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太陽の最大の謎の一つ「コロナ加熱問題」。

熱源から離れるほど温度が下がるのが自然の摂理なのに、離れた場所が1,000万度。

ナゼそんなに熱い?ヒントは磁場にある。


ソース

https://www.isas.jaxa.jp/topics/002978.html


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はい、始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター 佐々木がお届けしております。
早速今日の本題を紹介いたします。今日の本題は、太陽に似た星、 そこの星でできるものすごく高温のガス、これが太陽と同じようなメカニズムでできているんじゃないかというようなお話をしていきたいと思っております。
で、今回紹介するのは、おとといとその前、2日前、3日前にお話しした 磁場っていうものですね。結局宇宙空間って磁場がめちゃめちゃ大事なんですよって話をしたと思うんですけど、
今回もまたその磁場ってものが出てきますね。 まあここはちょっと難しくなるので本編の方でお話しするとして、
ここが関わっている太陽だったりとか、太陽に似た星の周りにできる超高温のガス、 そこが太陽と他の星でも共通の性質を持ってるんじゃないかっていうのが研究の結果として明らかになりました。
で、これ共通で考えられるっていうところが出てきたことによってですね、今後例えば その周りを回る惑星だったりとか、そういったところの性質も地球と太陽みたいな、そういう関係性で類推することができるようになるっていう非常に面白い研究結果がですね、これJAXA のプレスリリースで出ておりましたので今回はこちらについてご紹介していきたいと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、毎日恒例の近況報告をさせていただこうかなと思うんですが、
今日ですね、3月24日、今日結構面白い音声配信のニュースが出ていたので、こちらをちょっとご紹介していきたいなと思っています。
ポッドキャストの業界がすげー盛り上がりそうで嬉しいなっていうところのニュースになってるんですけど、
ポッドキャスターたちが自分たちの声で広告を読むっていうようなサービスが株式会社オトナルから出てきたというようなところですね。
このオトナルって会社はポッドキャストのランキングとかもまとめてくれているサイトだったりであって、
あと12月ぐらいですかね、僕がこのポッドキャストの中で一時期広告を挟んでいたときもそのオトナルのサービスに乗っかってやらせていただいたっていう感じだったんですよ。
それが一部一部声かけて進んでいくっていうところではなくて、リストとしてカタログとして構えているから興味ある広告出したい方とかは
こうかけてくださいねみたいなポッドキャスターの人紹介できますよみたいなところが出ていて、それに結構いろんな人気番組が参加していたっていうようなのが
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プレスリリースで出てました。で、こうなるとやっぱりポッドキャストっていう一つの媒体の中にいろんな企業が参戦してくる、そしてそこの中でお金が動いてくるっていうような話になってくるんで
なんかポッドキャスト自体がきっとここから急加速して盛り上がっていくんじゃないかなっていうふうに思ってるんですね。
なので、なんかすごい面白い取り組みがあったのでちょっと紹介してみましたというような、あんまり音声配信の話って多分この近況報告とかしてなかったと思うので
なんかこういうのもですね、一応こういろんな方に聞いていただいているチャンネルではあるので、そんなこう音声配信のリアルな部分というのも皆さんに知っていただけたら嬉しいなというふうに思ってます。
で、この音なるってやってるのっていう会社がやっているポッドキャストがあって、音マーケだったかなっていうチャンネルがあるんですけど、そこでなんか海外の事例も交えて
あの音声配信の周りで起きている広告事業がどうなってるのかみたいな解説してて、僕は個人的にはめっちゃ好きなんですよ。
本当に実情がよくわかるし、なおかつ自分たちでその広告をまとめてるっていう立場から見て結構深くまで考えてるんだなっていうのが身に染みてわかる感じがとっても好きなので
音声配信好きで、なおかつなんか今後YouTubeみたいなその収益化っていうところがどうなっていくのかっていうのが気になる方はですね、ぜひ音マーケっていうチャンネルは聞いてみていただけたら面白いんじゃないかなと思ってます。
僕も結構参考にしてます。っていうような感じでかなり音声配信盛り上がってきてるので、僕もですね負けじとこうトッププレイヤーでい続けて
なんかこのトッププレイヤーからしか見えない景色みたいなのを皆さんにお伝えできたらきっとこのポッドキャストを楽しんでいただけるんじゃないかなと勝手に思ってるので
まずはのし上がっていくところから始めていきたいと思ってます。はい、そんな感じでちょっと緊急報告長くなっちゃいましたが、本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は太陽と太陽に似た星それぞれに共通して見える超高温のガスが一体何によって作られているのか
そんなお話をしていきたいと思っております。で、このタイトルだけだとちょっと研究者の方に怒られそうな気もするんですけど
ざっくり言うとそんな感じなんですよ。で、どこから話そうかなと思うと、まず太陽っていうのがどういう状況で太陽の周りがどうなってるのかっていう話からしていこうと思います。
で、太陽っていうのは表面の温度どれぐらいか、これって理科の時間とかでやったことあるかなと思うんですが
だいたいまあ5000度とか6000度とかっていうふうに言われていると思うんですね。で、その温度に対して実はもっとちゃんと見てみると
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もっともっと暑い領域がある。ホットな領域があるっていうところで温度がだいたい100万度とかっていうのを超える。
しかもそれが太陽の中心に近いところがめっちゃ暑いならわかるんですけど
この太陽の表面が6000度って言ってるところよりも、太陽の中心から離れた外側ですね。外側のところが100万度を超える領域があるっていうふうに言われています。
で、そこをコロナという領域と名前で呼んでいて、そのコロナと呼ばれる領域が謎に包まれていると。
簡単に言うと、このポッドキャストの多分何度か話してるのかな。焚き火みたいなのをイメージしていただいたときに、焚き火とかって火に近ければ近いほど暑いし、離れれば離れるほど冷たいじゃないですか。
これって完全な自然現象なわけで、これが逆転してるんですよね。太陽の周りでは。つまり中心から離れれば離れるほど、離れたところでものすごく温度が高い領域が存在しているっていう
めっちゃ不思議な現象が起きているのが、この太陽の周りなんですよ。で、それがなんでそうなっているのかっていうのが、今はまだ完全に解明されていないんですよ。
っていうところがありつつ、じゃあ太陽でもわかってないんだから、もちろんこれって宇宙空間たくさん見たときに太陽に似た星ってたくさんあるんですけど、この太陽に似た星の中で
中でも同じようにその理解は及んでいないというところがあります。なのでこれをどうやって解決していくかっていうところで、実は日本ってすごい太陽研究が進んでいるので、
例えばコンピューターシミュレーションでいろいろやってみたりっていうふうにやるんですけど、今回の研究はそうやって太陽でわからないことがある。
そうしたら他の太陽に似た星だったらどうなのかっていうような、他の星も太陽と見立てて研究を進めてみようっていうような研究方針なんですよね。
で、そうすると、例えば遠くのちょっと性質違うけどなんとなく太陽っぽい星と共通の性質があるんであれば、それって宇宙空間でめっちゃ普遍的な現象だっていうふうに捉えることができたり、
あとは、もしじゃあそれが全部共通の性質として考えられるのであれば、例えば今後、今ものすごい勢いで見つかっている太陽系以外の惑星、そしてその惑星の表面に生命だったりとかが存在している可能性があった時に、
その環境っていうのを地球からトレースしてというか類推して考えることができると思うんですね。そんな感じで太陽だけの理解じゃなくて、宇宙空間全体で太陽っていうのが一体どういう状況にあるのかっていうのを見ていこうっていう研究なんですよ。
で、そんなところがある中で一つ仮説として考えられているのが、星の表面にある磁場と呼ばれる磁石のその性質ですね。その性質が太陽の周りだったりとか他の星の表面にある
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1000万度とかっていうレベルの温度を持つコロナを作り上げてるんじゃないか。つまり私たちに見えない磁石の性質が磁石の力とその温度を加熱するっていうところのエネルギーの変換が起こって、そういったものすごく熱い領域を作っているんじゃないかっていう
そういう仮説があったんですね。で、それを調べるために何をしたのかっていうと、コロナだったりとかその付近から発生しているっていうふうに考えられる、例えばX線だったりとか紫外線っていうような100万度とか1000万度の温度のものが放射する光っていうところと
あとはその星、それぞれ太陽とか太陽以外の別の星とかの表面から出ている表面の磁場ですね。その磁場っていうところの比較を行ってあげたっていうところをやってあげました。で、そうするともう太陽以外の星で見てもその磁場が強くなればなるほど
表面のそのX線だったりとか紫外線だったりっていう光も強くなってくるっていうような相関関係が見られたっていうふうなところなんですね。
つまり、太陽だけじゃなくて太陽以外の星のこの太陽に似てる星たちっていうところも、例えば星の若干若い古いとかっていうところも関係なかったりとか、あとは活動の度合いが関係なかったりとかで全てが共通のメカニズムを持ってるんじゃないかっていうふうに考えられる。
そしてしかもその性質が磁場と関係があるっていうところで、今後やっぱり太陽の温度がめちゃめちゃ高いコロナっていうのを解決していく上で、やっぱり磁場っていうのをちゃんと理解しなきゃいけないっていうふうな課題が見えてきた。そんな研究結果になっておりました。
今後、太陽の研究っていうのは日本の研究者がどんどん進めていくと思うので、そのあたりはまた発展していく。人間の目では見えないけど、実はこういう世界が太陽の周りでは広がっているなんていうところの描写がどんどん見えてくるかもしれないので、今後の太陽研究には期待していきたいなというところになっております。
ということで、今回は宇宙空間における太陽と太陽に似た星の共通な性質は何なのかっていうようなお話を磁場という観点からさせていただきました。宇宙空間でどれだけ磁場が大切なのかっていうお話については、3個前とか4個前とかのお話をですね、聞いていただければ少しその重要性が理解できるかなと思うので、気になる方はぜひ聞いてみてください。
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