今回僕が紹介するのは
どこまで大きなブラックホールが存在し得るのか
そんなお話をしていきたいと思います
最近ブラックホール特集
めちゃめちゃやっているじゃないですか
めちゃめちゃやっている中で
すごいでっかいブラックホールの話をしてる時もあれば
太陽の数倍数十倍っていう話もしてるし
で昨日のエピソードでは数万倍っていうぐらいの大きさの
ブラックホールの話をしましたね
まあここらへんの話をこうガーってやってってるんですけど
結局どこまででかいブラックホールがあるんだろうみたいな
そこが気になるポイントだと思うんですよ
例えば僕たちが住むこの天の川銀河
天の川銀河っていうこの銀河系にいるんですけど
この天の川銀河の中心にも超巨大な
スーパーマッシブブラックホールと呼ばれるものがあります
これがだいたい
えーと
あれ
あーいや
なんで度忘れしちゃったんだ
太陽の400万倍
あれ4000万倍
わー01個間違えた
こないだこれでリスナーの人にめちゃめちゃ怒られたんですよ
恥ずかしい
ならちょっと今回は名言を控えておきます
今の今まで頭の中に残ってたんだけどな
まあはい
ね
すいません
度忘れすることは毎日収録してるんであるんでしょうがないと
割り切ってください
怒らないでねみんな
で
まあそういう巨大なブラックホールがあると
で最近はそれこそ何億倍何十億倍っていうような
重さのブラックホールの紹介もしてきました
じゃあブラックホールどこまで大きいのが存在し得るんですか
っていう疑問が浮かんできますね
これについては正直どこまで大きいものがっていうのは
科学的にアプローチしきるのはなかなか難しい
だってないものというかこれ以上ありませんよっていう
最大値のものを見つけていくって難しいじゃないですか
それに対してまあ研究を重ねていって
ある試験を得たそんな研究を紹介していきたいと思います
今回紹介する研究っていうのが
リリースされてるのがイエール大学から出ていて
でこれ2008年とか2009年の論文になるのかな
ただその後ある程度リバイスされてプリントアウトされたのが
2018年とかになってたりするんで
もしかしたら中身が切り替わっているようなものなのかもしれないですね
でそんな中で論文のタイトルが
Is there an upper limit to black hole masses?
ということでどういうことかっていうと
ブラックホールマス ブラックホールの重さのアッパーリミット
上限はどこにあるのかそんなお話ですね
でこれ論文で検索してもやっぱこれが引っかかるし
Googleの検索とかねGoogleスカラーとかっていう論文検索しやすいサービスがあるんですけど
そういうので調べてもやっぱりこれが出てくるんですよ
だから結構信憑性も高いんだろうなっていうところだったり
あとは結構使われているんだろうなっていうところを思わせてくれる論文って感じですね
でこの研究
いろんな大きさのブラックホールがどれぐらいの割合で存在しているのかっていうのの
分布を計算したり観測の結果と照らし合わせたりっていうところで
取りまとめていったってところですね
でそうすると数の分布みたいなのを作ることができるんですよ
例えば太陽と同じぐらいの大きさで10倍ぐらいのブラックホールは
だいたいこのぐらいの範囲にこのぐらい存在します
で太陽の1億倍のブラックホールはだいたい何個ぐらい存在しますっていうような
こういう研究をしていったんですよ
つまり存在する数
ある重さに対してブラックホールがどれだけ存在し得るか
っていう確率を計算した
っていうそんな研究ですね
でそれをその分布を作り上げていってあげた結果ですね
なんとブラックホールの最大の大きさ重さっていうのが
太陽のだいたい100億倍のオーダー
100億倍のオーダーってどういうことかっていうと
0が10個ぐらいついているぐらいのブラックホールの重さ
太陽の1があって0が10個ぐらいついてるぐらい
倍になっているブラックホールぐらいまでが
存在し得るブラックホールの重さなんじゃないかというふうな
研究結果が出ているっていう感じですね
これ結構確からしいことをやっているため
未解決問題というかっていうと結構怪しいのかもしれないんですけど
実際にじゃあそれ以上本当に大きいブラックホールが存在しないのか
っていうところで言うとまだわかんないですね
でなんかじゃあどのぐらい大きいブラックホールまで
発見されてるのかなっていうのを結構調べてみたんですよ
そうしたらこのポッドキャストでも
結構紹介したことあったものでも
100億倍太陽の100億倍の重さを持っているブラックホールだったり
あとは2019年に研究発表された論文ですね
その論文から見ると重さが400億倍の
太陽の400億倍のブラックホールが発見されていると
あれみたいなさっきお前100億倍って言ったじゃないかと思った方
今いるんじゃないかなと思うんですが安心してください
僕の言葉のからくりがあって
僕がさっき論文の中で紹介したのは
ブラックホールの最大の重さは
だいたい100億倍のオーダーでってなってお話ししましたね
あとだいたいっていう言葉がつきました
どういうことかっていうと天文学の世界では
やっぱりわけのわかんない大きさの数字をたくさん取り扱うんですね
そうするとどういう感覚になってくるか
そして天文学者たちがどういう数字感で生きているのかっていう話で言うと
だいたいですね
これ全部が全部ってそうなわけではないんですけど
2倍とか3倍とか
そういう数字の大きさっていうのはほぼ気にしないです
ここらへんをファクターって呼ぶんですよ
2倍3倍とか4倍5倍とかそのぐらいってファクターって呼んでいて
ファクターのお話っていうのはあまりしないんですね
まあなんか確かに違いそうな気はするけど
なんとなく概ね一緒だよねみたいな
でブラックホールの大きさもそうだし
僕が今までいろんな研究で話していた
この太陽フレアとかっていうような爆発現象
こういうのもだいたいオーダー
つまり10倍なのか100倍なのか1000倍なのかっていうような
桁が一個ずつ変わるような
そのぐらいの差に対して天文学者は違いを認めやすいんですよね
つまりこの先行研究というか
今回のお話の未解決っていう中で
ブラックホールがどれだけ大きいものが存在し得るか
それをこれまでの観測結果と統計的な手法を用いて予測したのが
だいたい100億倍
太陽の100億倍までっていう話をしたと思います
なのでこれが300億倍だったり400億倍だったりしても
天文学者としてはそうだよねってなっていい範囲って感じです
これが1000億倍とか5000億倍とかそういうぐらいになってくると
あれあの時あのぐらいの予想されていたのにおかしいぞ
むむってなってくる
こんな感じですね
なので今までの研究発見されている論文の発見されている
ブラックホールたちを取りまとめて
それらを統計的にまとめ上げると
だいたいブラックホールの最大質量っていうのは
これ統計的には100億倍ぐらいの
太陽の100億倍ぐらいの大きさで落ち着いていくんじゃないかっていう話になっている
ただまあ宇宙空間では400億倍っていうブラックホールが発見されていて
でその誤差とかも結構大きくなってしまうので
そうするともしかしたら1000億倍とか
そういったものが今後発見され得るってことですね
実は今東京タワーで宇宙話が流れている
そんな話をちょっとしていきたいと思います
今東京タワーでヤオキとチュムスの宇宙イベントが開催されてます
で東京タワーの下のところで月面イベントっていうのをやっていて
でこのヤオキ何かっていうと月面探査車なんですよ
かわいい大きさの月面探査車でして
ほんと手のひらに乗るぐらいの大きさの月面探査機になってますね
でもうほんと超軽量化されている
1kg 1億円とかかかるんですよ月に物持っていくのって
それに対して500g 以下っていうね
498g を実現しているようなもので
月の表面を好きに移動できるそんな探査機になってます
で実際に月面に行くっていうところが現実味を帯びているこのヤオキですね
株式会社ダイモンがやってる探査機プロジェクトなんですけど
ここが今東京タワーでイベントをやってるんですよ
月面で動かすそのヤオキっていう探査機の操縦体験ができたりとか
あとはあの月面のなんていうんですかね
月面ベースキャンプとにかく月をどんどん体験できるっていうね
で宇宙服のレプリカ着て写真撮ったりとかいろんなのができるらしいっていうのと
あとオリジナルグッズとか色々売ってるイベントをやってるみたいなんですよ
そんな月をメインにバンバン押しているイベントですね
東京タワーで8月4日からやっていて
今11月の26日まで開催されるっていうことになってるんですけど
そこの会場でなんと宇宙話流していただいていると
こんな嬉しいことないですね
東京タワーですよ東京タワー
半端ねえと思って
嬉しい限りなんですよ本当に
で何を流してくれてるかっていうと
2週間前3週間前ぐらいまでか3、4週間前ぐらいですね
月特集っていうのをずっとやってました
今まさにこう日本とか世界の宇宙開発のトレンドって月なんですよね
その月開発の話を常に常に
科学の研究から宇宙ビジネスの話まで色々してたんですよね
そんな特集やっていてプレイリストも作ってあるんですけど
それをランダムで流してくれてるということで嬉しすぎますね
だからそこでもしかしたら宇宙話知ってくれて
月好きだし宇宙も好きだから宇宙話聞いてみようかなって言って
もしかしたら聞き始めてくれた人もいるんじゃないかなと思うので
ほんとねもし皆さん近くに行った際には
この株式会社ダイモンとジュムスがやっている月面イベントですね
ぜひ行ってみて顔出しに行ってみてください
で宇宙話聞いたよっていうのもしね
まあ違うのが流れてる可能性もありますけどね
聞いたよっていうのがあったら
ぜひSNSとかコメントとかで教えてくれたら嬉しいです
よろしくお願いします
いや本当に嬉しいお知らせでしたね
まだまだ話したいことはたくさんあるんですよ
それこそ僕の利権のフルスである研究室と広報の協力をして
その研究室から打ち上がる小型の人工衛星ですね
この人工衛星の打ち上げの中継イベントを
Xツイッターのスペースでやらせていただくことになっております
詳細のスケジュールはまだね
ロケットの打ち上げって超センシティブなんですよ
言えないんですよね
なので近いうちそこツイッターのスペースで
いろいろ中継やっていくことになると思いますので
科学者の生の声聞きたいなっていうのがあったら
ぜひそちら注目していただけたら嬉しいです
ツイッターで続行をどんどん出していくので
フォローはマストでお願いします
でそれに合わせて
研究者の方々
合計最低でも4人は出てもらうって感じですかね
出てもらうことになっていて
それもブラックホールを観測する衛星なので
ブラックホール特集に載せて
近々コラボエピソード公開していきたいと思います
もう2人終わりました
あと2人明日明後日で収録していくので
ぜひ楽しみにしておいてください
そんな感じでかなり豪華な流れができてくる宇宙話なので
これからの動き要チェックでございます
そして1911話でちょっと匂わせていた大発表ですね
これはですね
あと数日でできるんじゃないかなと思ってますので
そちらも楽しみにしておいてください
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それではまた明日お会いしましょう
さようなら