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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙ばなし。
今回は、地球みたいな星が見つかりそうな星の中心の星ですね。
この星で、太陽で起きたら危険だと言われているようなフレアっていうのが、なんと1日に1回以上発生しているんじゃないかという、ちょっと暗いニュースというか、
この先、地球外生命体を見つけていくときに、実は考えなきゃいけない要素っていうのが、フレアっていうところに隠れてるんじゃないか、そんなお話をしていきたいと思いますので、是非最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション、
スペースとブラックホール、
ジャパン、
佐々木亮の宇宙話
2022年8月15日始まりました佐々木亮の宇宙話
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに
天文学で博士号を取得した専門家の亮が
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております
ということで本日でエピソードが
677というところで着実に増えていってるなという
印象を受けつつ本日もやっていきたいと思います
今回紹介するのは太陽みたいな星よりは
ちょっとぬるいけど地球みたいな星が
見つかっている種類そんなところで起こる
爆発現象について紹介していきたいと思います
今回紹介するのは赤色外星と呼ばれる星
これ実は1週間前ぐらいのこのポッドキャストでも紹介してるんですね
その1週間前紹介したときは
太陽よりもちょっとぬるい
1000度、2000度ぬるいような星の周りに
地球みたいな星が見つかったんじゃないか
そんな研究を紹介させていただきました
そういう研究結果が出てきてるっていうことは
やっぱり地球外生命体を探すみたいなところで
そういった生物がいそうな
ハビタブルスター、ハビタブルゾーンと呼ばれる
生命が生息可能な星っていうところを
探す研究っていうのがすごく盛んになっていて
そういった星が見つかる
しかもより地球に近い状態であるっていう星が
この赤色外星っていう
太陽よりも1000度、2000度ぐらい
低い星っていうところで見つかってきたわけなんですよ
なのでですね、こういった赤色外星っていうのは
非常に注目度が高いという一方で
その時の放送でも話したと思うんですけど
僕が専門で研究をやっていた
フレアと呼ばれるもの
このフレアっていうものが実は無視できない
赤色外星っていうのは
太陽に比べて活動が活発だからこそ
フレアがたくさん発生してるんですよ
っていう話をちょっとしたと思うんですね
それに対する新たな研究っていうのが
今回東京大学から出ていたと
で、一体どんなことをしているのか
っていうと、宇宙空間にある
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約5700個の赤色外星っていうのを
ものすごく目のいい望遠鏡
これトモエゴゼンっていう
ちょっと可愛い名前がついた望遠鏡なんですけど
僕が一緒にやってたチームの人も実は参加してた
っていうところもあって
で、そのトモエゴゼンっていう望遠鏡を使って
宇宙空間にある5700個の
赤色外星を調べてあげたんですね
で、これ何を調べたかっていうと
簡単に言えば
光の変化っていうのを見てあげたんですよ
なんかこうよく星って
ちょっとこう明るくなったり
暗くなったりしてるみたいな
イメージってもしかしたらあるかもしれないんですけど
それよりももっともっと短いぐらい
本当に数秒単位で
光の明るさっていうのが
微動するんですね
細かく動くと
で、その細かく変化する光っていうのを
秒刻みで観測してあげるっていうのを
5700個に対してやってあげたんですよ
で、そうすると
その数秒の間
まぁ大体10秒とか20秒とか
そういった短時間の間に
ボンって爆発するようなフレアっていうのが
その5700個のうち
22個見つかったという
そういうような研究が今回発表されたんですね
で、この22個の
フレアっていうのが見つかったっていうところも
なかなかインパクトがあるんですけど
それがどれぐらいの頻度で
発生しているのかっていうところを
まぁ統計的に調べてあげる
っていうようなことをやってあげたんですね
で、そうするとなんと
このような爆発っていうのが
1日に1回ぐらいは発生すると
いうふうに言われてるんですよね
で、これ
今回のこの研究によって
1日に1回ぐらい爆発が起きてる
っていうふうに言われたんですけど
じゃあこれが問題点としては
その周り例えば地球っぽい星があった時に
その爆発の規模がどれぐらいかによっては
まぁ別に気にしなくてもいいんじゃないの?
っていうようなレベルだったりするかもしれないわけなんですよ
っていうところで
そのフレア
星の表面で起こった爆発が
どれぐらいのエネルギーを持ってるか
なんていうところを調査した
研究結果も今回出ていて
その結果を見るとですね
だいたい半分ぐらいの爆発っていうのが
太陽の最大規模のフレアと同じぐらい
またはそれの10分の1ぐらいの明るさ
明るさというかエネルギーを
放出していたんですね
で、さらに今半分って言いましたけど
じゃあ残りの半分はどれぐらいなのかっていうと
それより小さいっていうことではなくて
むしろ逆で
10倍100倍っていうところの規模のフレアっていうのが
今回見つかってきたっていうところなんですよ
で、これはなかなか衝撃的な結果で
じゃあ太陽の最大規模のフレアが起こると
私たちの生活にどういう影響があるのか
っていうのは宇宙天気予報って呼ばれるワードで
実は結構注目を集めていて
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簡単に言えば巨大な爆発
過去最大規模の太陽フレアっていうのが起きると
人工衛星全部破壊してしまいますとか
あとは地上の発電所を破壊してしまいますとか
あとはもう携帯電話使えなくなるとか
いろんな被害が出るっていう風に言われていて
それと同規模または10倍100倍のものまで含めると
なんとこれ1日に1回程度発生するんじゃないか
っていうのが今回の研究結果なんですよ
これあくまで太陽での話ではなくて
太陽よりもちょっとぬるい
2000度ぐらいぬるい赤色外星って呼ばれるもの
ただし地球っぽい星が見つかっているような
そんな種類の天体ではあるというようなところで
今後こういった研究結果が出ているのであれば
なおさらそういう例えば
生命が居住できる可能性がある星っていう風に断定したところで
じゃあ本当にフレアにさらされてないのかとか
そういったところで結構議論をする必要が出てくるんじゃないか
そういったところの議論にも影響を及ぼすんじゃないか
というところで今回の研究は非常にインパクトがある研究だったんじゃないか
という風に言われております
今後いろんな角度から地球外生命体っていうところへのアプローチは
どんどん出てくると思うので
そういったところはいろんな角度で
この宇宙話の中でも紹介していければと思ってますので
ぜひ楽しみにしていてください
ということで今回の本題は
太陽よりも2000度ぐらいぬるい星で
最大規模のフレアっていうのが実は頻繁に起きてたんじゃないか
そんなお話をさせていただきました
ということで本題以上とさせていただきまして
簡単な近況報告しようかなと思うんですが
昨日おとといいかがでしたでしょうか
ソニーとのコラボっていうところで
1音声配信チャンネルがそんな巨大な
ソニーって言ったら世界的なエンターテイメント
そしてテクノロジーを要する会社だったので
そういったところとコラボできるっていうのは
ものすごい嬉しかったなっていうのは
すごい気持ちとしてはあります
最近毎週のようにいろんなゲストの方呼んでると思うんですよ
これはいろんな考えてる部分はあって
まずやっぱ宇宙話を聞いてる皆さん
そこのあなたにはなるべく
なるべくいろんな宇宙の角度の話を
知ってほしいなと思うんですよね
なので僕がもともと知り合いの人を呼んだり
あとは宇宙話っていう媒体に興味を持ってくれた
宇宙関連の人呼んだりとか
そういったところで結構僕も話すの
話聞くのすごい楽しいし
より幅広い宇宙の部分っていうところを
お伝えできれば嬉しいなと思って
こんな感じで開催させていただいております
これのおかげで例えば宇宙話を新しく知ってくださった
っていう方もいるかもしれませんし
昔からやっててこういうコラボ面白い
逆にもっと普段の話聞きたいなっていう方
あるかと思うんですけど
ちょっとこの2ヶ月ぐらいはこうやって
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いろんな人を巻き込んで
宇宙話っていうものをいろんな人に知ってほしい
っていうところ
それにプラスしてあとは
ポッドキャストっていうもの自体に
触れてもらう人が増えたら
僕すごい嬉しいなと思ってるんですよ
実は最近いろんなお話を声かけいただく中で
僕のこのお話受ける受けないっていうところの
実は大きい分岐点みたいなところになってて
やっぱポッドキャストで結構
僕はいろんな人と話せたりとか
ポッドキャストでいろんな景色を見れた
みたいなところがあるので
なるべくよりポッドキャストが盛り上がったら
嬉しいなって思ってるんですよ
なのでそういったところで
ポッドキャスト全体に貢献できるような
そんなコラボだったりとかタイアップだったりとか
いろいろやっていけたらなっていう風に思ってます
なのでそういった目線でもちょっとですね
この2ヶ月ぐらいは楽しんでいただけたら
嬉しいなと思ってますので
ぜひ引き続きよろしくお願いいたします
ということでですね
ちょっと目に見えづらい部分かもしれませんが
毎日毎日僕はチャレンジしている気持ちでいますので
ぜひ応援していただけたら嬉しいです
今回の話は以上とさせていただきます
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