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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、世界中が月面を目指す、そして有人宇宙探査、宇宙に人がいる状況が増える中で懸念されている
食、そして植物の栽培っていうところの課題解決を日本の企業がガンガン進めていく
そんなニュースが舞い込んできましたので、今回はこちらについて紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション
笹木亮の宇宙話
2022年8月26日始まりました、笹木亮の宇宙話
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております
ということで、本日のエピソードが688エピソード目というところになっておりまして
今回ご紹介するのは、宇宙空間での植物栽培に向けた実験環境、そんなお話をさせていただきたいと思っております
最近ですね、月面探査だったり、そもそも人が宇宙空間にどんどん出ていくっていうところが現実味を帯びているっていうところの中で
じゃあ何が課題になってくるか、これはもうもちろん食料だったりとか植物の栽培っていうところが重要になってくるというようなところで
日本企業が今手を組んで、それらの問題を解決しようとしている、そんなお話になってますね
今回紹介するのは、エレベーションスペースと呼ばれる東北大学初の宇宙スタートアップになっている会社ですね
ここの会社とデジタルブラストっていうところの会社が共同で研究開発を行っていって
2026年に宇宙空間での植物栽培の実験に取り組むというようなところがお話になってきております
でですね、これニュースで見かけた方もいるかなと思うんですが
NASAが主導しているアルテミス計画、このポッドキャストでも最近何度も何度も出てきているこのアルテミス計画ですね
簡単に言えばアポロ計画の後継期になっていて、アポロ計画といえば月面に人が降り立ったというところが有名になっていると思いますが
そんな月面に人が降り立つっていうところが、もうここ数年以内で現実になってくるんじゃないかというようなところになっている計画です
でそれがですね、だいたいアルテミス3と呼ばれる計画で人が行くという風になっていて
そのアルテミス3に向けてアルテミス1、一歩目のその月面へのものを諸々運んでいくっていう実証実験というか
ロケットの打ち上げがなんと8月の29日に控えているというようなところになっているぐらい
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このアルテミス計画、空想ではなくて本当に目の前まで計画の実現、そして計画のスタートが来ているというような状況になっているということなんですね
つまりここからどんどんこのアルテミス計画が一個一個順調に進んでいけば
近い将来、有人宇宙探査っていうところがより盛り上がってきて
今の時点だと国際宇宙ステーションと呼ばれる地球の周りをぐるぐる回ってる宇宙ステーションに人がいるだけですが
今後、その有人宇宙探査の未来っていうのは宇宙空間に例えば月面に人がいるとか月の周りに人がいるとか
最終的には火星に向かっている人がいるとか
そういったところがどんどん出てくるっていうような時代にもう突入し始めていると
で、このアルテミス計画の一番最初、アルテミス1が8月29日にスタートするというところなので
そのあたりのニュースについてはまたちょっと週明けとかにお話しできればなと思ってます
週明けといってももう8月29日って月曜日になってるんで
もうすぐですね、本当にその当日ぐらいに内容のお話しできればなと思ってます
そんな中で人がじゃあもう何年か後には宇宙空間にいるってなってくる
で、そこからじゃあ人が行ける場所なんだってなれば
人が宇宙空間にいる数も増えてくる
そこで重要になってくるのが最初に話したように
植だったりとかっていうような植物栽培っていうところの意識が高まってくるというような状況なんですね
で、これただまあ人間が地球上でそうやって植物を栽培しているものと
全く同じことが宇宙空間でできるのかっていうと
やっぱりそこはちょっと違うんじゃないかっていうふうに考えられていて
例えば月面にまず人がどんどん行くってことは
月面でその植を維持しなきゃいけない
生命を維持するための植が必要になってきますね
そうなってきた時にじゃあその現地で何かものを栽培して
食事をとるっていう風になった場合って
重力がそこでかかるのって地球の6分の1とかになるわけですよ
そうするとやっぱり重力が低い分
水が土の中だったりその植物に入っていくときのペースだったり
みたいなところって一種なんて言うんでしょうね
ちょっと条件が変わってくる可能性があると
そうなると地上でのノウハウが一部使えなくなるんじゃないか
っていうところの懸念もあるので
そういったところを考えたときにやっぱり
それだったら宇宙空間でなるべく月に近いような状況の環境を作って
植物の栽培を行えばいいんじゃないかという風に考えてるわけですね
今回のこのエレベーションスペースと呼ばれる会社とデジタルブラスト
それぞれがどういうことを行うかっていうと
エレベーションスペース側は東北大学のスタートアップになってるわけなんですけど
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簡単に言えば宇宙空間で実験ができる小さな商業用宇宙ステーションみたいな
プラットフォームを提供するという風になってます
一方で提携先のデジタルブラストという会社は
現在重力発生装置タマキと呼ばれるものを開発してるんですね
この重力発生装置っていうのは簡単に言えば
遠心力を使って重力を作り出すと
つまり宇宙空間に何かこう物を持っていったときって
ふわふわ0gっていう状況だとしたら
これを月面の重力になるように
その例えば筒で持っていった筒をくるくるくるくる回せば
筒の中心から外側に向かって遠心力がかかりますよね
何か物をぐるぐる回したら外側に引っ張られるあれです
そうするとその回転のスピードっていうのを調整してあげれば
重力を再現することができるんじゃないかというところが考えられていて
そういった意味で人工的に重力を発生させる装置
タマキっていうのを開発してます
なのでこのタマキと呼ばれる装置をデジタルブラストが開発していて
それをエレベーションスペースが運営する予定である
宇宙空間での実験施設プラットフォームって呼ばれるものに
搭載していこうというのが今回協力関係として
築かれた合意書として発表されているというような状況になってます
こうやってね実際のNASAとかの主導の計画に沿って
必要になってくる生活課題っていうのをどんどん解決しようっていうのは
いろんなところで取り組みとして出ている中で
やっぱり職っていうところを支える重要なミッションを
日本の企業がどんどん取り組んでいこうとしているっていうところはですね
本当に面白い流れが来てるんじゃないかなと思うので
これからもこういったところの例えば地上の実験完了しました
次宇宙ですとかっていうタイミングでまた取り上げられればいいかな
というふうに思ってます
加えてこのエレベーションスペースっていう会社のCEO
代表取締役CEOをやられている小林良平さんっていう方
なんと先日フォーブスのアンダー30の注目の若手みたいなところで
アジア圏で選出されたっていうところをおっしゃっていたので
そのあたりでもやっぱ世界中からも注目されている
そんなプロジェクトになるんじゃないかなと思っているので
そのあたりもぜひ楽しんでいただければと思います
いつか小林さん出てくれたら嬉しいですね
ということで今日の本題は以上とさせていただきたいと思いますが
簡単に緊急報告させていただこうかなと思うと
これ今前日の夜撮ってるわけなんですけど
今日も2本ゲスト出演させていただく番組の収録をして
今このポッドキャスト収録しているという段階で
いろんなポッドキャストやってる方と交流ができる
この休みの期間すげえ重要だなと思いつつ
なんとね転職期間だと考えていた2ヶ月が
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もうそろそろ終わってしまうというような状況になっております
いやーなかなかね早かったなっていうところと
それに向けていろいろポッドキャスト周り動かせてもらったおかげで
これから面白い発表がどんどんできるんじゃないかなと思ってます
そんな中で最近週に1回はコラボ企画っていうところで
他のポッドキャストチャンネル呼んだり
企業の方来ていただいたりっていう話をお送りしておりますが
今週の土曜日日曜日で公開するのは
同じスポティファイの独占配信に切り替わっていて
同じタイミングで切り替わったこの独占配信の番組である
結婚したい乙女たちのアダルトークっていうところとの
コラボ収録をお届けしていきたいと思っております
これ先日お話ししたスポティファイのスタジオで
収録してきた内容になっているので
なかなか聞き応えのある内容になってるんじゃないかと思いますし
僕も向こうのチャンネルに行って
ちょっと向こうの流れに沿ったお話をしてきました
アダルトークっていう名前だからこそね
ちょっと僕が今いつも話してる宇宙の話とは
若干違う経路の話が聞けるっていうところで
ぜひ楽しみにしておいていただけたらと思います
この編集終わってないんでね 急いでやります
はい ということで今回の話は以上とさせていただきます
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それではまた明日お会いしましょう さようなら