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2022-02-23 13:44

504. 重力波望遠鏡が自身を捉えた!?【祝ラジオ出演】

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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙科学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介いたします。今日の本題は、重力波を見つける＀?と呼ばれる日本の検出器ですね。
重力波望遠鏡が、先日発生したトンガの海底火山の噴火、これを検知していた。そんなお話をしていきたいと思っております。
でですね、本日は2022年2月22日という、もう本当に2が並びまくった最高の日ではあるんですが、先月、そこから見てちょうど1ヶ月前ぐらいですね。
1月15日に南太平洋の島国であるトンガで海底火山が噴火したというところから、日本でも実際に沿岸部には津波警報が流れて、みたいなところがあったと思うんですね。
それに対して、これ大体トンガって8000キロぐらい離れてるんですけど、その8000キロ離れたトンガでの揺れっていうのを日本の、日本にある重力波望遠鏡＀?と呼ばれるものが実際に検出することに成功したというところで、今回はそちらについてのお話をしていきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
今回の実験については、こうやってなかなか例を見ない大きな地震での揺れだったりとかっていうのがサンプルとして獲得されるっていうところから、今後ですね、地盤の揺れっていうところのパターンを分析したりして、今後の重力波検出の精度を上げるために利用できたりとか、いろいろ前向きな研究結果が得られているというところなので、
そういった意味で、天文学と地球上の減少、こういったところの関係も今日はお話しできればなっていう目的で見ておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、じゃあ早速本題に入る前に毎日恒例の近況報告をさせていただこうかなと思うんですが、
今日ですね、222222とめちゃめちゃ2が続く非常にめでたい日にもかかわらずですね、今収録できているのはもうほぼ23時を超えているような段階となっております。
最近は平日朝更新してたので、もうなかなか遅くなってしまったことは申し訳ないなと思っております。
これなんで遅れてしまったのかっていうと、完全に疲労が溜まっていたと。
日曜日から月曜日にかけて、徹夜でものづくりというか資料を作っていて、それで丸一日仕事をし、そしてちょっと前に話してた早稲田大学での講演っていうところを行って、
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っていうところで、帰ってきた時にはもう完全に体力が残っていなかったというような状況になって、この時間になってしまったっていうところなんですね。
なので、朝楽しみにしていただいた方は大変申し訳ないなと思っております。
その時のお話なんかっていうのは、またちょっと明日のポッドキャストで話そうかなと思うんですが、
今日先に近況報告として話しておきたいというか、
明日ですね、2月23日水曜日、祝日になると思うんですけど、
ラジオ出演をしてくることになりました。
ラジオをゲストで呼んでいただいた感じですね。
今回出演させていただくのは、2回目のゲストに呼んでいただいたというところで、
立川FMで放送されるパークサイドスクエアっていう番組になります。
この番組ですね、さっき話したみたいに今回紹介してもらうのが2回目っていうところになるんですけど、
前回はだいたい200回?300回超えたぐらいのタイミングで呼んでいただいたかなと思ってて、
そこからもう200回分ぐらい、ポッドキャストをどんどん更新してきてっていうところでまた呼んでいただいている形ですね。
今回のラジオ出演なかなか事前にお話しできなかったのは、
ちょっと詳細がなかなか決まりきらずっていうところになってて、今になってしまったんですね。
なのでですね、このポッドキャストを聞いた方は、もしよければぜひお祝いのメッセージとかっていうのを
番組宛に送っていただけたら非常に嬉しいなと思っております。
なんかこの裏話的な話じゃないですけど、こういったお手紙とかそういったメッセージが届くっていうところは、
結構なんか次にゲストに呼んでもらうみたいなところにもつながったりするらしいので、
そういったところで注目度がある人間なんだぞっていうのを皆さんですね、メールとか送っていただけたら嬉しいです。
送り先のメールアドレスだったりとか番組の概要ページみたいなところは、
概要欄に貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
放送は17時からなので、大体出演するのが17時半からの20分から30分ぐらいかなというふうに思っております。
で、タチカワFMですね、これ多分ラジコとかだとちょっと厳しいのかなと思うんですけど、
なんかラジオ系のアプリ調べていただけたら聞けるかなと思うので、もし興味がある方は覗きに来ていただきたいですね。
公開収録でサテライトスタジオでやるんですよ。
で、タチカワ駅前のスプリング、グリーンスプリングスっていうところか、
っていうところで公開収録17時から17時半ぐらいでやってるのかなと思うので、
そちら覗きに来ていただけたら嬉しいなと思っております。
その近くにいるっていう方はなかなかいないのかなと思うんですが、
06:03
そんな感じで明日ラジオ出演が待ってきますというところです。
ぜひメッセージをお待ちしております。
それでは早速本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は日本の持っている重力波望遠鏡カグラ、
これが1ヶ月前に発生したトンガの海底火山噴火、
この揺れを検出していたというお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するのは、このポッドキャストでもまだあまり紹介する回数は多くないのかなと思う
重力波望遠鏡っていうものについてです。
重力波望遠鏡ってそもそも何をするものなのか、
これノーベル賞とかにも引っかかるような非常に重要な研究ではあるものの、
一体どういうふうにものを検出して、そもそも何を見るのか、
なんていうところのお話を少ししていきたいと思っております。
これ未来の天文学の幕開けっていうところで、
大体4年前ぐらいですかね、初めて検出されたと。
ただこれはですね、もっと前にアインシュタインが相対性理論とかを出したときに
重力波っていうものが存在すると。
この重力波っていうのは簡単に言えば、ものすごく重いものであればあるほど
それ自身の重力が時空を歪めてるっていうような表現で
正しいのかな、そんな感じで空間を歪めていると考えられていたんですね。
その重力波っていうのは結局どんなに重いものでもその場に留まっていれば
その空間を歪めていること自体が一種当たり前の状況だから
特に気になりはしないけど、例えばそのものすごく重い天体とか
そういったものが少しでも移動するだったりとか
あとはそういった重い天体が2つ近くを重なって回っていると
ぐるぐるぐるぐると両方が円回転するみたいな。
そうなってくると時空を歪めながら移動するみたいな形になるので
時空が歪まってそれによって重力の情報っていうのが得られる。
そんなざっくり言うと天文学になるんですね。
ただ今まで検出機の性能だったりとかっていうところで
なかなか見つけられなかったっていうのがあったりしました。
また重力波望遠鏡については近いうち話そうかなと思いますが
これ結局その時空の歪みを捉えるってどういうふうにやるのか
っていうのが今回の地震の揺れっていう話とすごい密接に
関わってくるんですけど、重力によって歪められた時空を取る
ということはその歪められた空間をどうにかして認識しなきゃいけないと
どうやって認識するのか
これは光を例えば100メートル先の鏡に当ててその光が返ってくる
これって人間にとっては一瞬ですよね。
ただこれをこの行って返ってくるこのわずか0.00000000何秒
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っていうようなその世界のずれを検出しようっていうのが
重力波望遠鏡の大きなベースにあるコンセプトになります。
どういうふうにやるかっていうと日本にあるカグラっていう望遠鏡は
大体確か全長3キロのところにまず光を出す光源みたいなのがあります。
その光源に対して遠く3キロ先に鏡が置いてあって
その鏡に対して光を打ち込んで光が返ってくる
これを平均で大体3キロ離れたところとの間を
1秒間で500往復だったかな
ぐらいするようなバーって往復する光っていうのを測定する
つまり1回光を出せば次その光が戻ってくるっていうのが
どのタイミングがわかるわけですね。
それをずっと定期的に観測していると
時空が歪まったっていう信号がキャッチされたタイミングで
その光っていうのは時空が歪むから
今まで位置で進んでいた道のりを
1.5の道のり進まなきゃいけなくなる可能性があると
その空間が歪められて光の経路が伸びる
つまり光を出した光源から鏡から帰ってくるまでの時間が長くなる
っていうところを利用して見つけるのが重力波なんですよね。
こんな言ったところで正直、は?みたいな感じだと思うんですけど
とにかくこの光が行き来するっていうところの
ものすごく正確な時間をとって
例えばこの間が1秒ずれたとかっていうようなお話をしていくのが
重力波望遠鏡なんですよね。
つまり検出器が時空の歪みを捉えるためには
その検出器自身が揺れるなんてことは絶対にあってはならないと
ましてや日本って地震をよく発生させる地震大国なわけですから
地震でそんな検出器が歪んでいては困るというところで
振動を抑えるような動きをする検出器の周りの設備だったりとかがあるわけですね。
その設備に対してやっぱり地上の揺れ方っていうところをしっかり研究して
どうやって抑えていくかをどんどん検証していかなきゃいけない中で
今回のトンガで発生した地震の揺れっていうのは
ある種1つものすごく大きなサンプルとして
今回は検出されたというような背景があったりします。
これですね本当に地震だからって言って
全然遠くだから関係なくはないんですよね。
今回の場合で言うとこのカグラって呼ばれる検出器があるのは
岐阜県になるので岐阜県からトンガまでだいたい8000キロあったものが
大気を伝わる衝撃波だったりとか地震だったりとか
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そして電磁波としていろいろ観測されたという影響が出ていて
もちろんカグラの周りの設備っていうところも環境モニターで揺らされたというふうに考えられています。
なので今回の地震の検出っていうのはもしかしたら今後
地震学に対して何か新しい知見を重力波検出器の
この環境っていうところが提供していく可能性もありますし
それだけじゃなくて単純にこの重力波望遠鏡カグラ
これが地上の揺れを抑えるっていう働きをどうやってしていくのかっていうところの
いわゆる精度向上につながる可能性がある
非常に面白い応用的な研究になっているのでですね
この体験を生かして今後新たな
ノーベル賞級の発見がどんどんここから出てきたら嬉しいなというふうに思っております。
今回はちょっと宇宙とは関係なさそうな地震っていうところをテーマに
日本が持っている重力波望遠鏡との関係についてご紹介させていただきました。
今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローサブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問については
ツイッターのハッシュタグ宇宙話し
そして今回はもうツイッターのハッシュタグなんかいりません。
明日出演するラジオに対して応援のメッセージやコメントなんか
いつも聞いてるよとかでも全然いいのでメッセージ送っていただけたら嬉しいです。
メールアドレスは概要欄に記載させていただいておりますので
ご覗きに行ってみていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。
ラジオ頑張っていきます。さよなら。
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