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2022-05-23 12:38

594. 太陽の100億倍以上の重さの銀河の歴史を遡る

宇宙空間にはたくさんの銀河がある。そんな中で大量の星が作られる。

しかし、それはずっと作られるわけではなく、一瞬作ってあとはダラダラ。

そんな宇宙の歴史の中で見れば一瞬の出来事をご紹介。


ソース

http://cosmos.phys.sci.ehime-u.ac.jp/Cosmos/ASJM15b/


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今回は、宇宙空間の中で、星が大量に作られるタイミングと、星が全く生まれないタイミング、この明確な差がある、そんなお話をしていきたいと思っております。
私たちって、太陽の周りでぐるぐる回っている、太陽系の中で生きてるわけですが、太陽が生まれる、そんな環境って一体どこに作られているのかっていうと、
もっと大きい目で見ると、天の川銀河と呼ばれる、実は巨大な銀河の中に私たちは生息している、存在しているわけなんですね。
こういった天の川銀河って実は結構巨大な銀河で、そういった巨大な銀河っていうのは宇宙空間にたくさんあります。
そんな銀河の中でも、星がものすごく作られるタイミング、本当に数時間に1個とかもっとそのぐらいのペースでどんどんどんどん作られるっていう
銀河のフェーズと、もう今ほとんどここも星作ってないで、だんだんゆっくり進化してる星だけがいるみたいな、星が作られないフェーズの銀河っていうところで、実はあるタイミング、しかも宇宙空間の時間で言うと、ほんの一瞬で
その星が作られなくなる期間を迎えてしまう、そんなお話が研究として出ていたので、今回はこちらについてご紹介していきたいと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
5月23日始まりました朝日料の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに最新の宇宙トピックスをお届けしております。
ということでですね、本日でエピソードが594話目を、噛みましたね、迎えるというところで、ポッドキャストをやっている以上ですね、リスナーの方々と、皆様、聞いてくださっている皆様となるべく交流がしたいと思っているのが僕の気持ちとしてはあるわけですね。
ただですね、今のところ聞いてくださっている皆様と関われるタイミングっていうのはTwitterだったりInstagramだったりっていうようなSNSを通してっていう形になってしまうんですね。
で、これで何とか交流の場を持てないかなと思って、なんかコミュニティを作るとかってなるとまたいろいろ大変になってくるので、そんな時にですね、前回、前々回ぐらいのエピソードから
このエピソードごとにSpotifyで皆さん聞いてくださっていると思うんですが、エピソードごとに質問だったり感想だったりっていうのを回答できるフォームっていうのをですね、アプリ上に配置いたしました。
で、今皆様聞いてくださっているその画面をちょっと下にスクロールしていただくと、そこにちょうど質問のフォームというか、何でも感想とかこちらで募集中って書いてあるところがあるんで、そこに書き込んでいただけるとですね、いろいろ僕の方でも毎日の配信の中で回答していけるかなと思うので、もしよければですね、しばらくこちら開けておこうかなと思うので、
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気になるところあったら、じゃんじゃん質問とか感想とか飛ばしていただけたら嬉しいです。
いつも分末のとこでTwitterのハッシュタグでっていう話してると思うんですけど、ハッシュタグつけてつぶやくのは結構めんどくさいと思うんですよ。
なので、つぶやいていただけると新しい人に見つけてもらえてとかっていう、僕的にはそれの方がめっちゃ嬉しいんですけど、そこまででもないなっていう方はぜひですね、今開いているSpotifyのアプリで下のところでQ&Aとかで質問とかを飛ばしていただけたら嬉しいなというふうに思っておりますので、何かしらの方法でですね、皆様とどんどんやり取りして一緒に番組作っていけたら非常に嬉しいなと思っているので、
引き続きよろしくお願いいたします。そんな中でですね、早速昨日のエピソードで一つ質問というか来ているので、こちらをですね、紹介したいなと思うんですが、冒頭の話をしすぎている感じがするので、
明日のエピソードからガンガン返事していきたいと思っています。ちょっとすいません、質問いただいた方にはですね、申し訳ないんですけど、これから、明日からやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ということで、そういうふうに交流できる場もいろいろありますよっていうお話をさせていただきましたので、引き続きよろしくお願いいたします。
はい、じゃあ早速ですね、今日の本題に行きたいと思います。今日の本題は、宇宙空間で星が大量に作られる時期と、ものすごくその星の作りがゆっくりになっていく時期、そんなですね、宇宙空間での状態の差についてお話ししていきたいと思っております。
で、今回紹介するのは、宇宙全体っていうところの規模でもあるんですけど、巨大な銀河っていうところをフォーカスしてお届けしていきたいなと思っています。巨大な銀河ってどれぐらいなのかっていうと、今回お話しさせていただく銀河の大きさっていうのは、太陽の数百億倍ぐらいの重さを持っているというような、それぐらいの大きさですね。
これイマイチピンとこないかなと思うんですけど、そもそも銀河、銀河っていうのはどういうものかっていうと、私たちが今、太陽の周りに星を受けて生きているわけですよね。太陽の周りに回っている地球という環境の中でいるわけなんですけど、
その太陽の周りをぐるぐる回っている状態の中で、太陽自体もあるものの周りをぐるぐる回っていると。それが天の川銀河と呼ばれる銀河の中で、超巨大なブラックホールの周りを回っているっていうのが状況としてあるんですね。
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これは天の川銀河の中心のブラックホールの写真を撮ることに成功した、なんていうニュースがつい2、3週間前に出てきたと思うんですけど、ああいう状態で私たちは銀河の中に存在しているという状況になっています。
ぜひですね、そのあたりのエピソード気になる方は過去の回を聞いてみていただきたいわけなんですけど、そんな天の川銀河、一体重さとしてはどれぐらいあるか皆さん想像つきますでしょうか。これですね、銀河の重さ、なんと太陽1.5兆個分なんですよ。
わかります?1.5兆倍ってことですね、太陽の重さの。もうなんか訳のわからない規模の大きさだと思うんですけど、これは真ん中の天の川銀河っていうところにあるのブラックホールっていうところではなくて、それの周りにある星の、星諸々の重さを全部足し合わせた時に大体これぐらいになるだろうっていう風に言われている。
そんな状況があるわけです。つまり、こういう状況を作るにはいったいどういう環境が必要なのか。それは、銀河っていうのはそれ、巨大な重力の中にいろんな星だったりとか、あとは星の材料になるようなガスだったり塵だったりっていうのを一点に集めたような場所っていうところになるんですけど、全体が輝くためにはですね、やっぱり星が大量にないといけないっていう状況があります。
地理とかガスばっかりではなくて、星をたくさん作らなければいけない。何なら、地理とかガスがたくさんあるからこそ勝手に星が生まれていく。そんな状況が銀河の中にはできるんですね。
宇宙の歴史っていうのは138億年の歴史がある中で、宇宙が誕生してから数億年とか10億年とかそれぐらいのタイミングで、宇宙空間には巨大な銀河っていうのがどんどん誕生していたんですね。
なので、そういう歴史を遡っていくと、本当に130億年前とかそういうレベルの話になっていくと。そこから今までゆっくりゆっくり銀河としての進化を遂げてきたっていうのが状況としてある中で、銀河は最初にものすごい量の星をガーッと作り出す、星を作るフェーズに入るんですね。
これが大体、宇宙ができてから20億年とか30億年ぐらいのタイミングなので、今からで言うと110億年前とか120億年前とかそれぐらいのタイミングで銀河の中では爆発的に星が生まれると。もう大量にどんどん星を作っていこう、星を作っていこうとなっていくんですね。
で、その頃っていうのは周りにも星も少ないっていうのと、銀河の中、天の川みたいに渦巻いている銀河、想像していただければと思うんですけど、その銀河の中にたくさん星を作るための塵とかガスとかの材料があるんですね。
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なので、周りに材料がたくさんあるから、星を作ろうと思った時に一気に巨大なものを作れるんですよ。で、その巨大なものを作っていくとどうなるかっていうと、超新星爆発って呼ばれる爆発を起こすような巨大な星ができる。大体太陽の質量の10倍とか20倍とかっていうような超巨大な星ができて、そういった巨大な星っていうのは爆発してブラックホールになったりとかっていう風にするんですよね。
そんな感じで、巨大な星をたくさん作っては、そういう巨大な星っていうのは進化も早いので、進化していって爆発を起こしてっていうのをすごい数億年の間で、数十億年の間でガーッとやると、前半の銀河が生まれてすぐの頃ですね。
そうすると、大量にいろんなところで爆発が起こるもんですから、爆発って皆さんが想像するのと同じで、爆風みたいなの外にどんどんブワーッて広げていくわけですよね。そういった爆風によって、だんだん星の材料みたいなものが銀河の外側だったりとかっていうのにフワーッと押し寄せ、押しのけられるみたいなイメージで、
もともとは銀河の中に大量の星を作る材料があったにも関わらず、真ん中で起きている数々の爆発によって、その材料が外にチリジリになっていってしまう。そんな現象が起こり、今の天の川銀河みたいな感じで、あまり大量に星を作ることなく、ゆっくりゆっくり星の成長っていうのを見ていけるようなフェーズに移っていくっていうところなんですよ。
なので、今回の話、色々まとめていくと、星を作るための環境っていうのは、いわゆる天の川銀河みたいに銀河の中に存在している。で、銀河が出来てすぐの頃っていうのは、その中にチリだったりガスだったりっていうのがたくさんあるので、その分、星を作りやすい環境にあった。
で、その作り出しやすい環境の中で、数千万年、数百万年、数千万年っていうすごく短い、宇宙138億年あるので、その中では比較的短い、もう何なら一瞬と呼んでもいいぐらいの中で、星を大量に作っていく。で、大量に作った分だけ、星が進化していって、すぐに死んで、巨大な爆発を起こすと。
で、爆発を起こすと、その材料になっていたチリとかガスっていうのが外側に弾かれていって、なんかもう星を作る環境じゃないよね、みたいなところに銀河ができてから数億年のタイミングで辿り着くというようなところで、銀河の歴史っていうのは数百億、数十億年、700億年近くある中で、今、ゆっくりとした星を作るフェーズにあるっていうのは、そんな一瞬の星を大量に作る時間があった。
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そんなところを今回はお話しさせていただきました。今回の話も面白いなと思ったら、お手元のポッドキャスタースポティファイアプリでフォロー、そしてフォローボタンの横にあるですね、レビューを星5をつけていただけたら非常に嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問は、ツイッターのハッシュタグ宇宙話、またはお手元のスポティファイアプリの下にスクロールしていただけるとですね、Q&Aコーナーを設けてありますので、そちらでお手軽に質問していただけたり、感想いただけたら非常に嬉しいです。それではですね、また明日お会いしましょう。さようなら。
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