今回は、太陽系の一番内側の惑星、水星に実は水でできた氷がある。
これは確認されてるんだけど、そんな太陽に近いところでなんで水の氷ができるのか、そもそもなんでそこに水があるのか、
これがまだわかってないんですよね。なので水星にそれを探査しに行くっていうところの前に、
コンピューターシミュレーションでなぜ水ができたのかっていうのの示唆が得られたので、今回はこちらのお話をしていきます。
最終的には、2026年以降でJAXAのミッションがそれを直接解決できるんじゃないかっていう目線も入ってきているので、
その一連のストーリー、ぜひ最後まで楽しんでいただけたらと思います。 改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1494話目を迎えております。 基本的には1話完結でお話ししているので、気になるところからぜひ聞いてみてください。
昨日はみんなが大好きなブラックホールの話ですね。 インターステラーの話、先週させていただきましたけど、それと似たようなというか、それに繋がりそうなお話、
提供させていただいているので、ぜひぜひチェックしてみてください。 そしてね、連日お話しさせていただいてますが、宇宙話の書籍かというところで、
やっぱり宇宙はすごいっていう本出させていただきます。 発売が1月の8日になっていて、昨日からアマゾンでもカバー画像が出て、
今カバー画像とベストセラータブみたいなのが一緒に出てて、なんかまるでものすごく売れてる本みたいな感じで見えるんで、
記念にぜひ皆さん、アマゾンのページもチェックしに行ってみてください。よろしくお願いします。 ということで、じゃあ早速本題に行きましょう。
今回お話しするのは太陽系の一番内側の星、彗星ですね。 ここに水でできた氷がある。
なんで?っていうそんなお話をしていきたいと思います。 太陽に最も近い灼熱の星と言われているのが彗星です。
もうね、太陽系の惑星を覚えるときに、水金地下木って覚えたと思いますが、 水と一番最初に出てくる一番内側の惑星になっています。
そんな彗星、もう灼熱の環境だからこそ、 これね、水なんて一切ないような場所なんじゃないかなと思うかもしれませんが、実は水が存在すると。
南極北極域にあるクレーターには、太陽からの光が全く差し込まない永久影と呼ばれる領域があるんですね。
この永久影、実は月にもあって、その月の永久影の中にも、 まさに水の氷、今回注目する水の氷があるというところも確かめられていて、
月での資源探査の時に注目される場所の一つがこの永久影なんですよ。 まさに彗星でもそこが注目を集めていて、
彗星の永久影には氷の存在が報告されているんですが、 その氷だったりその元になっている水の形成メカニズムがわかってないんですよ。
なんでそこに水があるんだろうっていうところですね。 そこが
わかれば、いろいろ太陽系の歴史だったりとか、太陽系の中の水の存在とか、 まあ引いては最終的には他の惑星に水が存在し得るかどうかっていうところの研究まで繋がっていくので、
太陽系の中でのこの水の存在の仕方っていうところは常に注目されるべきポイントの 一つになってくるわけですね。
ただまあどうしてもその形成メカニズムがわからんっていうのは困るだろうというような ところになっていて、今回はその形成メカニズムを明らかにしたいというようなモチベーションで
研究が進んでいたっていうところですね。 じゃあ月、月の水っていうのはどうやってできたんだろうっていうところの話があって、
これね、月と水星っていうところ、今回はマーキュリーの方の水星ですね。 太陽系の一番内側の。難しいんですよ、この音声で水星って紹介しようとすると、
ほうき星の方の水星なのか、 惑星の方の水星なのか、みたいな。
ほうき星の方の水星の紹介してたと思ったら、コメントに、 あ、惑星の話してるんだと思ってました、みたいな。
くぅー、みたいな。 文字で出したら一瞬なのに、そんなこともできないので、あの丁寧に説明していくしかないんですよね。
でまぁそんな感じで今回は水星、マーキュリー、マーキュリーで間違えたらごめんなさいね、の話です。
でそれを月と比較しようっていう話で、月は、で今回注目するのはその月との比較と、えっと、地場の存在っていうところですね。
地球っていうのは北極から南極のところに磁力線が結ばれていて、その磁力線が結ばれているからこそ、
まあ南と北がわかるみたいなコンパスね、ピーってやって。 でこの磁力線の、はいろんな天体にあって太陽にもあるんですよ。
太陽も南極から北極にかけてバーって繋がってるんだけど、太陽は表面がガスでできてるから、
常にその存在が安定しているわけではなくて、回転するに合わせてグニャグニャに曲がって、そのグニャグニャに曲がった磁力線によってフレアが発生するみたいなね。
このあたり本にちゃんと書いてあるんで本買ってください。まあそのうちね、説明するしポッドキャストの中でも説明してるんで、なんかちょっと前の輪ゴムのエピソードとか聞いてみてくださいね。
でそんな中でじゃあ月はどうなんだろうって言うと、月はその地場を持ってないんですよ。
で地場持ってなくて、で地場持ってないから太陽から吹きつけてくる高速なプラズマ流、プラズマの粉質物っていうのが
直で月面に当たるんですね。ビターンって。直でぶつかってくるっていうのが結構注目のポイントで、でそうするとこの太陽から受ける風
に含まれている陽子と月面の岩石中にある酸素イオンが化学反応して水を作るっていう、そういうプロセスが考えられてるんですよ。
じゃあ水星もそうなんじゃないかみたいな感じで考えているんだが、水星は固有の地場を持っています。
つまり水星は地場で守られているから直接太陽の風を近くで受けるんだけど、地表に対してそれを発生させないというので、
じゃあ月の水の形成メカニズムと違うのかと思いながら、じゃあその地場が水を作り出すっていうステップがないのかなっていうふうに
計算シミュレーションするときに目をつけた。でその時にじゃあ役割を担うんであろうと思われるのがこの
時期、水星の時期と時期の動きによって作られる波動ですね。 波の性質っていうところが実は水を作り出すんじゃないか。
2026年に彗星の周りに 到着すると言われているベピコロンボですねこれはあのジャクサのミッションもそこに
搭載されていたりするんですけど このベピコロンボが彗星に行くのでそして彗星の磁気圏だったりとか彗星周辺の
環境っていうのをどんどんどんどん観測してその場でデータを集積して僕らの理解を 役理解に役立ててくれるっていうそういう役割になってるんですね
だから今回の研究の検証っていうのは数年以内に実データによって把握される部分になって いてそうすると
惑星に水があるっていうこと自体にあまり 違和感を抱かずにこれから水に対して接することができるっていうのはかなり面白い
ポイントかなと思いますね まあそしてあの生命にとって生命誕生にとって必要な要素の一つとして液体の
水っていうのが挙げられていて もちろんこれがマストなのかどうかっていうのも今検証されているけどそのエネルギー源になる
ものとそれが繁殖できるというか生存できる 水場っていうところが重要だと言われているので今回の説で立証できるんであれば
結構他の惑星でもその場で水を作るっていうステップがね 引き起こされているかもしれないっていうところで宇宙空間全体に対する水への理解
っていうのがここから深まっていきそうっていうワクワクしそうな研究だったので紹介させて いただきました
ちょっと難しかったかもしれませんがぜひね繰り返し聞いてあとはあの 毎回ポッドキャスト内容っていうのは概要欄に
ソースを残してあります出典元ですね なのでその資料とかを見ながらぜひ理解を深めてくれたら嬉しいなぁと思っております
よろしくお願いします ということで次回次回のエピソードは実はちょっとリスナーさんから頂いている
コメントからベースにお話ししていこうと思うのでアフタートーク入っていきながら 明日のエピソード紹介していきましょう
ということでじゃあリスナーさんから頂いたコメントをご紹介させていただきます リスナーネームそのさんから頂きました
こんばんは毎日楽しみにしています 著書も予約いたしました待ち遠しいですありがとうございます
ところで今日何気なく x を開いたらこんな記事を見つけました 次の16夜は藤原の道長がほにゃららかけたることの
なしと思わ思わばを読んだ月と同じ月のを見れるということです 日付やタイミングらしいですが
1000年前の月と一緒なんてちょっと不思議ですねということでありがとうございます はいあの
僕もこの記事見ました x 上で簡単に言うと1000年前に読まれた歌の題材になった月 っていうのが今月の16日に見れる
しかもこれが今やっている朝ドラの内容とリンクしていくっていう話が 記載されている記事がありまして
これね多分興味持ってくる人たくさんいるんじゃないかなと思うので そのさんが教えてくれたあのリンクもね丁寧に貼っていただいているのでこの内容をお話し
していこうかなと思います ということでまあ明日のエピソードなので811月の14日ですね
エピソードは11月の16日に見れる月に関するお話をちょっとしていきたいと 思いますのでぜひ楽しみにしておいてください
ちなみに最近はちゃんと紹介しようと心に決めている月の情報月例ですが 本日は
11月の13日で満月が15日の 夜
16日朝ですねから15日の夜中とかに見えるのはほぼ満月かなっていうところで まあそんなところの2日前3日前っていうのが今日の月になっております
だんだん丸みを帯びてもほとんど丸く見えるかもしれませんが まだまだ大きくなる月
そして明日のエピソードも合わせて月例の重なっていく姿 楽しんでいただけたらと思いますもうね
宇宙話のハッシュタグに入ってくる月の写真 綺麗さえげつないことになっていますのでこちらねあの見逃している方はぜひぜひ見
逃さないようにしてください もうやばいです僕の x 見ていただけたらわかると思いますがもうあの最強の
最強のこう写真写真師たちが大活躍しておりますのでぜひぜひチェックしてみてください あの特にね
あやさんとオペレーターさんの月の綺麗さ半端じゃないです そしてえっといつも投稿してくれているフェリックさんは周囲の環境と一緒に月の
写真を送ってくれるのでこちらも注目ですね ぜひ皆さんの撮った月の写真も
宇宙話のハッシュタグと一緒に x で呟いてみてください ということで今回は以上にしていきたいと思います今回の話も面白かったらハッシュタグ
宇宙話をつけて呟いてみてください また8回予覧のお便りフォームでありますお手
お便りフォームからリンカーのコメントもフェアーぐらいじゃなっちゃった はいお待ちしておりますあとはアップルポッドキャストのレビュー
spotify のコメント youtube voice リッスンどこでもお待ちしておりますので好きなところ からぜひいただけたら嬉しいです
それではまた明日お会いしましょうさよなら