1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 139. ブラックホールに人が落..
2021-02-25 13:12

139. ブラックホールに人が落ちたらどうなるの!?なハナシ

インターステラーでもブラックホール 突入してたよね!!
昨日ブラックホール のハナシをしたので、今日は人がブラックホール に落ちたらどうなるのか
というちょっと天文学からは離れたハナシを一つ。

感想、質問は「#宇宙ばなし」をつけてツイッターで呟いてください!
すぐに見に行きます!

参考:読むだけで人生観が変わる 「やべー」宇宙の話
https://amzn.to/3qTUKzh

Instagram(ryo_astro)
https://www.instagram.com/ryo_astro/
Youtube(佐々木亮の宇宙ばなし)
https://www.youtube.com/channel/UCHW6gg92z7E7hdnhbStpzTA
Twitter(_ryo_astro)
https://twitter.com/_ryo_astro
00:05
始まりました、佐々木亮の宇宙話。
普段、国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします。
こちらのポッドキャスト。
本日はですね、人がブラックホールに落ちるとどうなるのかというお話をしていきたいと思います。
こちらのお話ですね、本とかになっていて、読むだけで人生が変わる、やべえ宇宙の話っていうやつの命題というか、一番最初の話題としてドンと落ちてて。
昨日、インターステラーの話とかを見て、ブラックホールに人が落ちるっていうところがすごい印象的だったので、今回はそちらについてお話ししていけたらなあなんて思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
といったところで、毎日恒例の活動報告、緊急報告になりますが、今日は大学の研究室の打ち合わせが午後6時間くらいあったんですかね。
というのも、研究室内、大学の学部生から修士の学生、自分のような博士といったような感じで結構幅広い層で構成されているので、私みたいに今の時点でもほとんど審査が終わっている人間もいれば、
例えば修士の学生、修士論文の審査会っていうのが明日に控えているなんていう学生もいたり、あとはその1週間後に卒論の発表があったりとかで、結構全員が過境にさせ迫っているといったような状況なので、どうしても打ち合わせが長くなってしまうんですね。
うちの研究室は基本的には全員で全員の進捗っていうのを確認しながら、幅広く人の研究とかも理解しながら進んでいきましょうっていうような感じなので、全員の進捗をなるべく聞けるような環境が整っているんですね。
それのおかげで、人の話を聞くのが憂鬱な人はあまり向いていませんが、特に自分とかだと、他の人の研究の話聞いてて面白そうだなと思って首を突っ込んでみたりだとかっていうところで、衛生の運用とデータ解析だけじゃなくて、
実際に開発もやってみたりだとかっていうようなところまで手を出したりとか、あとは全く違う研究分野の全体を触ってみたりだとかっていうところもできて、
そういう置かれている環境をどういうふうにプラスに使うかっていうところを非常に考えさせられる研究生活だったのかななんて今日振り返りながら思いましたね。
03:03
やっぱり今後いろんな新しい環境に飛び込んでいく中で、その場でできる最低限のことをやるっていうよりは、少し過剰にいろんなことに取り組んでみて、
その所属している会社ないし、コミュニティとか集団の中で大きい潮流に乗れるような道を選んでいくと結構苦労はすると思うんですけど、
そういう苦労は基本的にずっとしてきてるタイプなので、面白い方向に進んでいけるんじゃないかななんて思っております。
そんな感じで研究いろんなところで落ち着いたって人もいればっていうのがありながら、
今日は夜9時ぐらいに東北大学の博士課程に進む学生の人とインスタライブ一緒にやって、
博士課程の学生でできることってどういうところまでありますかねっていうような話をいろいろさせてもらいました。
個人的にはそういう、世間的に見たら博士課程の学生も十分専門家であろうというところで、
専門的な知識をどうやって外の研究以外で使っていけるのかっていうところをいろいろ考えましたね。
個人的には日本国内、来週全然海外でもいいんですけど、博士課程まで進んだ学生が一人一人それぞれの専門分野を持ったポッドキャストでグループ化していきたいっていうような思いが少しあって、
なので、もしこのポッドキャスト聞いてくださってて、博士課程進んでるって外にどんどん発信していきたいっていう人はですね、もしよければTwitter、InstagramなどでDM送ってくれると嬉しいです。
ポッドキャストのノウハウは全部教えますので、ぜひ一緒にポッドキャストやる人いませんかというお誘いです。
ぜひ専門家としてね、一つ発信活動やってみてもいいんじゃないでしょうか。かなり楽しいですよ。
といったところで、今日はそんな感じで今後の動き方をいろいろ考えるようないいきっかけになりました。
といったところで、今日はブラックホールに人が落ちるとどうなるのかっていうようなお話をしていきたいと思います。
こちら参考の文献として、読むだけで人生感が変わるやべえ宇宙の話っていうところの本から参考にしてお話しさせていただきます。
今回なんですけど、まずこの話しようと思ったきっかけ、そもそもどうなると思いますか、ブラックホールに人が落ちると。
これ結構人によっていろいろ想像すると思うんですよ。
06:04
何か違う世界に行っちゃうんじゃないかとか、単純にいや死ぬだろって思ってる人もいると思ったり。
昨日インターステラーの話、おとといかな、インターステラーの話を映画見たのもそうだし、
クラブハウスでそんな話をさせてもらって、インターステラーの中ではちょっとネタバレにならないように注意して言うと、
ネタバレになったらごめんなさい。
主人公がブラックホールの中に飛び込んでいくような描写があるんですね。
そこで時空とかの話がよく出てきたりするんですけど、そういった感じのSFの中での描写がある中で、
正直ブラックホールに人が落ちたらどうなるのかなんていうところは落ちた人もいませんし分からないと。
ブラックホールの中がどうなっているのかっていうのも今のところ分かっていないんですね。
いろいろな説が掲げられていますが。
ブラックホールっていうのは簡単に説明すると、めちゃめちゃ重力の強い星みたいなイメージなんですよ。
重力がすごい強いから、その重力が強すぎて光すらもこの重力に引っ張られて出てこれない。
なので黒い点に見えると、点というか黒い領域に見えてしまうというのがブラックホールの特徴なんですね。
なので、そんな光すらも出てこれない領域に人間が落ちたらどうなるのか。
このSFっぽいお話ですね。
これが実は一般相対性理論、いわゆる相対性理論ってやつですね。
アインシュタインとかの話がよく出てくる。
あれは一般じゃないんですけど、まあそれはいいや。
そうするとブラックホールに近づくにつれて重力が急激に強くなっていくと。
そうすると重力って点から離れれば離れるほど弱くなるじゃないですか。
地球の表面だとかかる重力も上に上がっていって、宇宙空間に行けばその重力っていうのはあまり感じないといった感じで離れればそれだけ重力が弱くなる。
逆に近づけば重力はすごい強くなると。
じゃあ足からブラックホールに入っていくとどうなるかっていうと、
その重力の差っていうのが頭と足のこの短い距離ですらめちゃめちゃ違うと。
もう何Gとかそういうので表現できるようなレベルではないと思うんですけど。
そうすると人間の体っていうのは足にかかる重力が異常に強いから頭はそのままの状態で残ってたとしても、
09:05
足の方からめちゃめちゃすごい力で引っ張られてギュイーンと伸びていってしまうと。
これをスパゲッティとかみたいに人間が伸びるっていうことで、スパゲッティ化現象とかヌードル効果っていう名前が本当にちゃんとついてるらしいんですよ。
つまりブラックホールに人が落ちると人は伸びると。
伸びて引きちぎられるっていうのが一応すごくリアルに考えるとそういうことらしいです。
この状態のことをスパゲッティ現象、ヌードル効果って言うそうですね。
なのでブラックホールの中に落ちることによって軸が歪んで、
例えば違うホワイトホールから出されるんだなんていうような予想をしていたとしても、
それの前に単純に重力によって引きちぎられて終わると。
すごく夢も希望もないような状態に落ちるそうです。
でもブラックホールに近づくなんていう機会は基本的にはありません。
というのも地球の近くにはブラックホールっていうのがないので、
スパゲッティみたいに引き伸ばされるなんていう心配は基本的には私たちはしなくていいといった感じになりますね。
ただ例えばその重力をガードできるような鎧みたいなのをつけて、
じゃあ実際にブラックホールの中に飛び込んだらその先に何があるのかなんていう話は、
なかなかSF心をくすぐるというか、宇宙的な妄想を繰り広げられる面白いネタなんじゃないかなと思うので、
皆さんもぜひブラックホールに落ちるところをですね、想像しながら宇宙のことを考えてみるのもいいんじゃないでしょうか。
といった感じで今日はちょっと本の内容を参考に、ブラックホールに落ちると人はどうなるのかっていうお話をさせていただきました。
今回の話も面白いなと思ったら、ぜひお手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、じゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
早速いただいたコメントを読み上げさせていただきます。
Twitterネームカラフルさんからいただきました。
昨日のお話ですね、電波望遠鏡ってすごいんだな、いくつも同時に使うことで大きな望遠鏡として使えるとはというお話いただきました。
そうですね、一つの望遠鏡をただ目で覗くだけとかじゃなくて、
そういうふうに3人よれば文字の知恵みたいな感じで力を合わせてやると新しい科学とかを明らかにできるというところでかなり面白いんじゃないかなと思いますね。
12:12
もう一ついただきました。
こちらですね、田中慎吾さんからいただきました。
ポッドキャストが4年目を迎えましたということで、田中さんの今月の勝手にポッドキャストアワードというものに、こちら佐々木亮の宇宙話選んでいただきました。
ありがとうございます。
やっぱり毎月選んでるみたいなんですけど、ポッドキャストアワード。
やっぱり人に面白いと言って選んでいただけるなんていうのは非常に光栄なことだなと思っていて、これからもやっぱりいろんな人に聞いていただけて、一番面白いぞこれなんて言っていただけるチャンネルにできればなと思ってますので、ぜひ皆さん応援よろしくお願いいたします。
それではまた明日お会いいたしましょう。さよなら。
13:12

コメント

スクロール