2022-06-10 52:43

ep.8 『殺さない彼と死なない彼女』に涙腺を何度も崩壊させられている

間宮祥太朗くんの誕生日前日!お気に入りの主演作から。泣けるだけじゃない優しさのある物語について話したい。おたよりはこちらから↓ https://bit.ly/3v49UX9
00:04
とるにたらんRadioあそび
日本の片隅から中毒気味なエンタメ愛を叫ぶ番組、
とるにたらんRadioあそびへようこそ。
いつでもポップとサブのカルチャーの合間をたゆたっている、
パーソナリティーの花田花です。
先日ですね、Twitterやっててよかったっていう出来事があって、
これを何かっていうとですね、以前このとるにたらんRadioあそびでも、
映画メロというものをご紹介しましたが、
その監督のね、今泉力也監督のことを私はすごい大好きだっていう話をしてたんですよ。
ラジオトークの収録の方でも今泉力也監督のところだけ抜き出して、
新たに収録をして最近アップをしてるんですけど、
そしたらね、それの告知のツイートにね、今泉力也監督がいいねを押してくれたんですよ。
もうなんかあの、今泉力也監督からのハートの通知が来た瞬間、
へっ!ってなって、
ははっ!ってなって、
いやいやいや嘘でしょって思ってたら、
まさかのですね、今泉力也監督ご本人からリプライをいただいてしまいました!
びっくりしたー!びっくりしたよー!
本当にあのね、ちょっと本当にあの、言葉が出なくって。
あのね、今泉力也監督からはご丁寧にありがとうございます!
っていう一言だけのリプライをいただいてたんですけど、
いやいやいやいやと思って、もうなんかあの、
それに対する私の返信が文字なのに戸惑ってしまうっていう、
完全にオタク丸出しの語彙力のない返しをしてしまいまして、
いやーでもね、これからも音声配信の片隅で監督との話し続けていきたいなと、
今泉力也監督の好きな作品まだまだあるので、
まだね、今後とも話を続けていきたいっていう話はメロウの時にもしたんですけど、
いやちょっとね、まだ話し足りないことたくさんあるので、
またね、そのうち、特に映画ヒズが私大好きなので、
ヒズの話はどこかで絶対時間を取ってやりたいなと思っていますが、
いやー本当に嬉しかったなーと思って、
噛み締めてたんですよ、今泉力也監督からのいいねを。
そしたらね、その後に、またねラジオトークの方の収録の話で申し訳ないんだけど、
先日ラジオトークの収録の方で、万年筆のインクの話をしたんですね。
その万年筆のインクの中でも、ご当地インクっていうものにちょっと話題を絞ってお話をする中で、
私が住んでいる長崎県に石丸文工堂さんっていう結構老舗の文具屋さんがあるんですよ。
そこが長崎県のご当地インクを作っていたりとか、ちょっと頭のおかしいインクを作っていたりとか、
03:03
これはラジオトークの方で10分くらいで収録しているので、よかったらぜひそっちを聞いていただきたいんですが、
本当に頭のおかしいインクを作っているんですよ。それが本当に大好きで、
それについてちょっと収録をやったんですけど、石丸文工堂さんの名前を出して、
ツイッターのアカウントがあるのは存じ上げてたんですけど、タグをつけたりとかもせずに、
ツイートをね、告知ツイートをしてたんですよ。
ラジオトークでこういう収録をあげましたっていう告知ツイートをツイッターの方でやったら、
まさかの石丸文工堂さんからもいいねをいただきました。
推しからいいね2つ目いただいたんですね。
これはいいねだけで終わってはいたんですけど、そういう話をしたんだっていうのを、
ご本家の方に知っていただくことができて嬉しかったなっていう出来事だったんですけど、
これ2度あることは3度あったんですよ。これ1週間くらいの出来事ですよ。
だって前回収録をあげてからの出来事なので、本当この1週間くらいの出来事なんですけど、
もう1つあったんです。公式からのいいね。
それが何かっていうと、俳優のゆーたろくんの公式アカウント、ご本人が運営している公式アカウントから、
誕生日おめでとうのツイートにまさかのいいねをいただいてしまいました。
先日、6月の3日の日がゆーたろくんお誕生日だったんですね。おめでとうございます。
24歳のお誕生日を迎えられたということなんですが、
私がゆーたろくん今日お誕生日なんだおめでたいねっていうツイートをしてたんですよ。
松子会議でゆーたろくんが初めてテレビに出た時に見てたんですよね。
その時たしか18とか19とかそれくらいだったと思うんですけど、
あの頃未成年だったもんなーっていう思い出を考えつつも、
私はゆーたろくんが出演した映画で一番大好きな
殺さない彼と死なない彼女の話を絡めて黒彼氏家のの八千代くんに
よかったなーみたいな話をしてたらそこにゆーたろくんからいいねをいただいたっていうね。
本当に2度あることは3度あったなって思ったんだけど、
ここ1週間ぐらいで私の大好きな公式さんから3つもいいねをいただいてしまった。
しかも今泉力也監督からリプライまでいただいてしまったっていうね。
そんな嬉しい1週間だったわけなんですが、
ゆーたろくんからいいねをいただいたからっていうのと、
あとですね、明日ですよ。6月の11日。
何の日かと言いますと、私の星。
まみや翔太郎くんの29歳のお誕生日です。
おめでとうまみやくん。
というわけで、今回はですね、エンタメモリー。
まみや翔太郎くんの主演作かつ、ゆーたろくんの出演作。
この作品のお話です。
エンタメモリー!
このコーナーでは私、花田花がエンタメ作品の記憶、つまりメモリーを珍牛問わず語っていきます。
06:05
というわけでね、もうオープニングでネタバレしてしまいましたが、
今回取り上げる作品はこちら。
殺さない彼と死なない彼女。
ゆーたろくんの話をする時点で若干ネタバレしてしまったんですけどね。
今回は、殺さない彼と死なない彼女というコンテンツについてお話をしていきたいと思います。
実はですね、この作品、青木松さんという方がツイッターで投稿して話題になった4コマ漫画作品で、
その後2019年に自社映画として公開されている作品です。
それに、さっきお話しに出したゆーたろくんと、そして真宮翔太郎くんが出演をしているということなんですね。
私、この漫画作品も2019年の実写映画作品もどちらも大好きなので、
今回は殺さない彼と死なない彼女という括りで、
同タイトル、同一コンテンツとしてまとめてお話をしていきたいと思います。
私ね、2020年に音声配信始めてるんですよ。
2020年の8月にラジオトークの方で音声配信を始めて、そろそろ丸2年が経とうとしているんですが、
この殺さない彼と死なない彼女という作品、ずっとずっと話したくて、
でも簡単には言葉にできなくて、
今までラジオトークというプラットフォームでは時間の制約もあったので、
この彼氏家の語るには12分じゃ絶対に時間が足りないぞって、
どんだけ時間を取れば私の気持ちが全て伝わるんだろうと思いながら、
ずっと温め続けてきていた作品で、
ここ最近ね、まみやくんの誕生日に駆けつけて、
6月にお話をしようということは決めていたので、
誕生日前日公開の今回にお話をすることに決めました。
まず4コマ漫画、殺さない彼と死なない彼女の方についてお話をしていきたいと思います。
ツイッターに投稿されて話題になった、世紀末版の4コマ作品、
キャピコ、君がよちゃん、殺さない彼と死なない彼女、
3つの恋愛物語をネット公開文にプラスアルファして、
2017年に殺さない彼と死なない彼女、
そして2021年に続編の殺さない彼と死なない彼女アフター、
という形で書籍化されているそんな作品です。
絵柄がめちゃくちゃ可愛いんですよ。
世紀末さんのツイッター検索すると、
実際にツイッターに投稿されている、
殺さない彼と死なない彼女4コマ漫画見ることもできますし、
ネット上で試し読みとかも結構できるようになっているので、
見たことないという方はぜひ読んでいただきたいんですが、
ゆる可愛い絵柄で、4コマならではのオムニバス感がある作品なんですよ。
キャピコというのと、君がよちゃんというのと、
殺さない彼と死なない彼女という、
この3つの作品それぞれ独立した話になっているので、
09:01
オムニバスとして単体でもかなり楽しめる作品になっています。
ただ、ゆる可愛い絵柄と、
オムニバス感のある4コマ漫画、
そして4コマ漫画なので、
気性転結がある、オチがある作品に一応ちゃんとなっていて、
ギャグもちょこっと含まれる、
少し毒のあるギャグ感というか、
人間の真相心理に訴えかけてくるみたいなところがある、
そんな作風で、
4コマなのに、ゆる可愛いのに、
のにっていうよりも、
その存在感があるからこそ、
逆に深いことだったりとか、
大切なことだったりとかが伝わる感じっていうのを、
私はすごくこの作品から受け取っています。
単純に、単的な言葉でこの作品を説明するのは、
すごく申し訳ない気がしてしまうし、
私もそれだけじゃ言葉は足りないって思ってしまうんだけど、
かわいそう可愛いっていう感じ。
あと、苦しい世界なのに優しい世界だなっていうのを、
殺さない彼と死なない彼女からは、
すごく毎回受け取ってしまっています。
わかるわかるっていうのと、
すごく笑える部分があったりとか、
こんな女いるよね、こんな男いるよねみたいな感じのところも含めつつ、
なんか共感しつつ読めるんだけど、
何度読んでても、
もう本当にわかってるんだけど、
自分の心理の動き方として、
もうずっとわかり続けているんだけど、
ラストでは何回読んでも、
わかってても大号泣してしまう。
そんな作品です。
私この収録をするために、
殺さない彼と死なない彼女、
そしてアフターの方も2冊とも読み返して、
映画も見たんですけど、
2冊読んで1冊ごとに泣いて、
そして映画を見て映画でも泣いてしまったっていうね。
本当に涙腺が大崩壊するんですよ。
この殺さない彼と死なない彼女って。
殺さない彼と死なない彼女に関しては、
もうそれぐらい、
大好きっていう気持ちを超えた作品なんですよね。
私そのツイッターに投稿されていた、
殺さない彼と死なない彼女を読んでいて、
2017年の本の方も買ってたんですよね。
私の大好きなヴィレッジヴァンガードで、
かなり押されてたので、
本としては先に書籍買ってたんですけど、
そこから映画家を知ったわけですよ。
2019年の頭ぐらいに。
最初ね、大丈夫かって思って。
桜井雛子ちゃんと真宮翔太郎くんのダブル主演作になってるんですね。
漫画の中でいうと、
殺さない彼と死なない彼女の2人が主人公っていう扱いになっていて、
キャピコちゃんたちとかキミガヨちゃんたちも一応出てくるっていうようなストーリーになっているっていうのが分かって、
その映画家の一方を見たとき、
私ね最初、大丈夫かなって思っちゃったんですよ。
私発表当時も既に真宮翔太郎の沼にはいました。
2019年当時も既に真宮くんのこと大好きだったので。
12:02
なんだけどその真宮くんの出演作、しかも主演作ですよ。
が増えるっていうのはめちゃくちゃ嬉しかったし、
真宮くんが出てる作品が見れるって思うのは本当に嬉しかったんだけど、
原作が好きすぎて、そして原作の雰囲気が独特だっていうのが分かっていたので、
大丈夫かなっていう気持ちが本当に先に立ってしまって。
今でこそですね真宮翔太郎といえば、
2021年にTBSの火曜夜10時に放送されていた、
オーマイボス恋は別撮での中沢先輩。
そして今年2022年またTBSの火曜夜10時に真宮翔太郎帰ってきましたね。
ファイトソングという作品で足田さん演じましたけど、
ここでね恋愛もののヒーローだったりとか、
当て馬だったりとか、イケてる真宮需要っていうのが上がったんですよ。
オタクとして言ってて悲しいんだけど、
そこまで真宮翔太郎って恋愛ものに対する需要があんまりなかった気がするんだよね。
だから殺さない彼と死なない彼女って、
別に恋愛作品っていうふうな括りで私は見てなかったけど、
でもこれ実写映画化されるにあたって、
やっぱり高校生の舞台が高校なので、
高校生のしかも男女の友情ではなく恋愛をはらんだ物語っていうのが前提として分かっている状態で、
映画化っていう一方だけを見ると、
なんか大丈夫?真宮でみたいな。
違和感あったらどうしようみたいなね。
最近本当にTBSの火曜夜10時枠から真宮君に落ちた人たち、
ボス恋の中澤先輩で落ちた人多分多いと思うんですけど、
この辺で真宮翔太郎の沼に落ちた人たちだったら、
殺さない彼と死なない彼女には全く違和感なさそうだなって思うし、
世間の声も恋愛ものに出る真宮翔太郎っていうのには違和感なかったんじゃないかなって。
だから2022年の今見れば全然違和感はないのかなって思うんですけど、
2019年当時ですよ。
2029年の頭頃ですね。
発表当時の真宮翔太郎代表作、朝ドラの半分青いかなって思うんですよね。
世間が一番見た真宮翔太郎って思ったら。
なんかさ、クズだったりとか、それとか他の恋愛ものでも、
リモラブとか多分この頃だと思うんですけど、
頼りない感じの当て馬だったりとか、
なんかヒーロー的なイメージってあんまりなかった気がするんですよね。
主人公の相手役っていうか、今回はダブル主演の作品を取り上げてるんですけど、
主演で女の子と絶対くっつくみたいな感じの役っていうのは、
真宮君に需要があったのか。
今すごいさ、誕生日だからってこの作品の話をしようとしてるのに、
推しに対してすごい失礼なことを言ってるけど、
真宮で大丈夫なのかって私すごい思っちゃったんだよね。
しかも一緒にダブル主演に勤める桜井雛子ちゃんなんですけど、
15:04
鹿野っていうキャラクター、殺さない彼と死なない彼女の、
死なない彼女の方のキャラクターっていうのが、
リストカットを繰り返して死にたい死にたいって言い続けてる女の子なんですよ。
なんかさ、桜井雛子ちゃんかわいすぎないかと思ってしまって、
なんて言ったって桜井雛子ちゃん、岡山の奇跡ですからね。
美少女ですよ。
なのにすぐリスカしちゃう死にたがりの女の子。
大丈夫か?イメージは?みたいな。
だから私この2人がダブル主演で名前が挙がった時に、
殺さない彼と死なない彼女に対して桜井雛子と真宮翔太郎で、
大丈夫なのかっていろんな意味で大丈夫なのかって思ってしまったんですよね。
その後ポスタービジュアルが解禁されたんですよ。
私このポスター本当にめちゃくちゃ大好きで、
ポスターは手に入らなかったんだけど、
いろんなキャンペーンで私応募したんだけど手に入らなくて残念ながら、
本当に涙を飲んだんですけど。
本当にすごい大好きなビジュアルで、
私今部屋に劇場で配られてたチラシを貼ってるくらい本当に大好きなんですけど、
そのポスタービジュアルを今でこそ大好きなんだけど、
最初見た時に、いや二人顔が良すぎんかと思って。
顔が良すぎるだろうと思って。
またなんかちょっと心配になっちゃったのね。
オタクの心配症なとこが出ちゃったんですけど。
ここでまず何がすごく悲しかったかっていうと、
小坂が金髪じゃなかったんですよ。
小坂っていうのが殺さない彼の方なんですけどね。
だから真宮くん演じる殺さない彼の方が原作では金髪なんですよ。
なんだけど小坂金髪じゃなかったんだよね。
真宮金髪じゃなくて黒髪だったんですよ。
前後の作品との絡みとかいろんなものもあったんだろうけど、
黒髪だったわと思って。
私ね、真宮翔太郎の金髪が大好き芸人として周りからは馴染まれているんですけど、
どういうあれか分かんないけど、
私真宮翔太郎の金髪が大好きなんですよ。
現在放送中のドラマナンバーMG5を見ていただければ分かると思うんですが、
真宮翔太郎金髪が似合うんですよ。
力が入ってるけどさ。
今やお茶の間でも気づかれているだろうが。
真宮翔太郎の金髪すごい良いんですよ。
この頃の真宮くんの金髪のイメージっていうと、
たぶんその前に映画で主演をしていた全員死刑のめちゃくちゃイカツイ金髪姿と、
この撮るに足らんラジオ遊び初回でお話をした定一の国での金髪ですね。
定一の国の氷室ローランド。
あれはカツラなんだけど、
ラストの方で髪を切って単髪になった氷室ローランドがチラッと出てくるんですが、
それね、単髪になった時だけは地毛で演じてるんですけど、
18:00
その地毛の金髪の似合いっぷりね。
氷室ローランドの時も金髪のカツラが違和感ないっていう真宮の凄さを見てほしいんだけど。
金髪すっごい良いんですよ。
私真宮翔太郎の派手髪が好きなんだ。
銀髪とかちょっとブルーを入れてたりとかした時期もあってね。
これすごい話が脇道に反れてしまうのでちょっとこの辺でやめますけど、
私真宮翔太郎の金髪が本当に大好きなんですよ。
なので殺さない彼と死なない彼女が実写化する。
しかも小坂役っていうか、原作では小坂っていう名前が別にあれかな、なかったんだっけその頃。
原作の方では殺さない彼の方は金髪じゃない。
金髪なんだよね。金髪だから金髪でいてほしかった。
もうなんか混乱してきた。ごめん。
金髪の原作のイメージがすごくあって、そこに真宮翔太郎がハマるって聞いた瞬間、
真宮の金髪が見れるって私は湧き立ったわけですよ。
そしたらビジュアルが公開された時に黒髪だったっていう落胆。
期待してたのにっていう落胆があったのと、
やっぱり鹿野可愛すぎんかと思って。
本当に桜井雛子ちゃんめちゃくちゃ可愛いじゃんってなってね。
だから原作鹿野のプニッと感はちょっとあるんですよ、桜井雛子ちゃん。
原作の死なない彼女もマスコット的な感じのギュッとちっちゃい感じのキャラクターなのですごい可愛いんですけど、
その可愛さに関しては桜井雛子ちゃん合ってたなって思ったんだけど、
ポスタービジュアルを見た瞬間、アーンってなってしまって。
原作も好きな方としては。
アーンってなっちゃって。
わかるかなこれ。
こんな感じになったんだけど、その後公開された映画の本編がチラッと見られるティザー映像的なもの、
CM的なものが出た時に完全にいい意味で裏切られました。
すごい良かったんですよ。
まずとにかく鹿野が鹿野だったんです。
鹿野だったんです。
私はもうこれで桜井雛子ちゃんの方が本当にめちゃくちゃ好きになりました。
喋るとね、すっごい鹿野だったんですよ。
死なない彼女だったの、その桜井雛子ちゃんが。
桜井雛子ちゃんって声が結構低音寄りなんですよね。
めちゃくちゃキャピキャピした可愛い声ではないので、
低音寄りの声質が陰キャっぽくボソボソって話しながら、
ちょっと猫背になるとメンヘラリスカ少女っていう鹿野の設定に全く違和感がなかったんですよね。
桜井雛子ちゃんすごいわって思って。
可愛い顔っていうのは全く隠してないんだけど、
でもすごい陰キャみたいな感じ。
メンヘラっていうイメージがすごく桜井雛子ちゃんのビジュアルにも寄り添っていて、
すごい良かったんですよね。
そしてすごく注目したのが、
21:00
金髪じゃない小坂もいいなっていう。
あれだけ金髪金髪って言っときながら、
マミヤ翔太郎なので全てを許された感が私の中であったっていうのもあるんだけど、
これはちょっと理由もあって、
マミヤ翔太郎のオタクとしては、
2019年、儚げマミヤのあたり年だったんですよ。
なんかボジョレヌーボーみたいになってきたんだけど。
儚げなマミヤのあたり年だったんです、この年。
なぜかというと、この年の夏に別で公開されていた、
マミヤ翔太郎くんの出演作。
これね、去年のマミヤくんの誕生日にラジオトークの方で話をしているのでよかったら聞いてください。
ホットヒミックガールミッツボーイっていう映画作品にマミヤ翔太郎くん出演をしています。
こっちの作品に出てきたマミヤくんもね、
これあの少女漫画原作で、
それのもう何年越し、
私が高校生ぐらいの時に読んでた少女漫画が原作で、
それが自社映画化されたんですけど、
なのでね、少女漫画から抜け出てきたみたいな感じになれっていう風に、
その映画の方の監督、山戸由紀監督から言われてたらしいんですけど、
すっごい痩せて、しかもね、消え入りそうな、
あんなに声が晴れるマミヤなのに、ボソボソとしか喋らない。
消え入りそうなマミヤっていうのが見れたんですけど、
こっちの殺さない彼と死なない彼女の方のマミヤ翔太郎も、
なかなかの儚さを見せていて、すごい良かったんですよね。
黒髪学生服で、殺すぞが口癖のけだるい感じで、
しかもね、原作では確かなかったと思うんですけど、
確か確かって言ってたけど、私何回も読んでるくせにさ、
話そうと思ったらちょっと自信がなくなってきてしまう。
映画だけだったと思うんです。流年してる設定になってるんですね、高校を。
だからすごい高校生活に何の希望も期待も抱いていないみたいな、
けだるい感じの少年の役柄をマミヤ君がすごい繊細に演じてるんですよ。
そのけだるい感じなのに、ティザー映像の中で、
とっさに鹿野を守ろうとする一瞬の表情っていうのが映るんですけど、
すっごい小坂でした。原作と違和感がなかったんです、私の中で。
だからもうね、これは殺さない彼と死なない彼女、
実写のカップリングまで押せるなと思って、公開を楽しみに待っていました。
他のキャストもすごい良かったんです。ここで発表されていたのが、
まずキャピコ編、全人類から愛されたいキャピコをホッタマユちゃん、
そしてそのキャピコを大切に思う無自覚美人のジミコを
常松ゆりちゃんが演じてるんですね。
ホッタマユちゃんといえば大河ドラマに出始めましたね。
今回の鎌倉堂々の13人についにホッタマユちゃん出演し始めました。
出演シーンがもう見れるようになりました。先週からかな、出始めました。
まさか大河女優になるなんてこの頃思ってなかったんだけど、
殺さない彼と死なない彼女の後にべしゃり暮らしっていうドラマで
24:00
マミヤ君とは再共演してるんですけど、
ホッタマユちゃんも伸びたなーって思いながら見てますね。
そして常松ゆりちゃんはもうこの頃結構売れてたんですけど、
どっちかというとバイプレイヤー的な感じの役柄で出ることが多かった彼女なんですが、
あれだよね、ゼンラ監督で多分知った人かなり多いんじゃないですかね。
ゼンラ監督ではかなり体当たりの演技をしてましたけど、
そのイメージとは全然違うジミコをこの作品では見ることができます。
そしてキミガヨちゃん編ですね。
このキミガヨちゃんっていうのが映画の方ではナデシコちゃんに名前が変わっています。
さすがにね、まずかったかなって。
キミガヨちゃんって国家から名前を取ったのはさすがにちょっとまずかったのか、
名前が変わってましたけど、このナデシコちゃんね。
大好きな人に告白をし続けるナデシコちゃんを柳井夢奈ちゃんが演じています。
今さ、私すごい楽しんで見ているドラマの
明日私は誰かの彼女っていう漫画原作の作品があるんですけど、
それでね、萌えちゃんっていうホストにハマってしまう女の子の役をね、
柳井夢奈ちゃん演じてるんですけど、
全然違うんだよな、またナデシコちゃんと。
女優さんってすげーってなったんだけど、
最近ちょっと久しぶりに顔を見て嬉しくなりました。
そして今日名前を出していたユー太郎くんですけど、
そのナデシコちゃんの告白を断り続ける八千代くんをユー太郎くんが演じています。
私ユー太郎くんのことは本当にやっぱり元々好きだったっていうのと、
最近かなりバズった作品だとチェリマホですね。
チェリマホとか、あとアスカノにも出てるんですよ。
柳井夢奈ちゃんと一緒でアスカノにも出てて、
しかも萌えちゃんと絡むシーンがあるんですよね、ユー太郎くんが。
うわーと思って、ナデシコちゃんと八千代くんの再来だと思って、
全然関係性は違うんですけど、
同じ画面に二人が出てくるの嬉しくなってしまいました。
ユー太郎くんってチェリマホとかアスカノもそうなんですけど、
可愛いによった役が多いんですよね。
今までも多かったし、殺さない彼と死なない彼女以降も多いんですけど、
ただ八千代くん全然違うんだよね。
今までのユー太郎像と全然違ったので、
こういう八千代くんみたいなユー太郎くんもっと見たいなって私は思ってるんだけど、
だからユー太郎くんの誕生日の時も八千代くん見たいなみたいな感じで、
ツイッターでもつぶやいたんですけど、
なかなかの良い役柄だったと思うんで、ユー太郎くんにも当たってる役だなって思ってたんですけど、
こんな感じで素敵なキャストがたくさんいます。
他にもいろんなところで出てくるキャストがいるんですが、
とりあえずは収容キャストだけ6人だけご紹介をしました。
そしてこのAが殺さない彼と死なない彼女。
原作の4コマ漫画が持っている独特の空気感だったりとかリズム感だったりとか、
あとセリフ回しで特に感じるんですが、
人間の本質を突くようなどこか哲学的な世界観を持った作品です。
27:04
映画化するにあたってこれをストーンと映像に落とし込んできました。
本当に良質な実写だったと私は思っています。
この作品3つのストーリーが原作ではバラバラになっているので、
このストーリーを映画にするにあたってどう繋ぎ合わせるのかだったりとか、
ちょっと独特な世界観だったり、
あとこの会話劇すごく大事な作品なんですが、会話劇の描写。
これによってはスイーツ系って呼ばれるような学園恋愛物の盆作で終わりかねない作品だったと思うんですが、
本当にこの映画私好きすぎるんだけど、
本当にエコヒーキーしてるみたいになっちゃうんだけど、
本当に上手に描いた良質な実写版だと思います。
これはですね、まず映像作りが良かった。
監督を務めていらっしゃる小林圭一監督、光の使い方がまさに巧みでした。
自然光にこだわって撮影されたっていうエピソードがすごく有名な作品なんですけど、
これですね、冒頭のセリフ、私すごく大好きな小坂のセリフがあるんですよ。
うるさいごめん、紙が当たった。
高校生活に過度の期待を…ちょっとこのセリフまた後で紹介しますけど、
このセリフの冒頭カットでまみやくん演じる小坂が出てくるんですが、
よくある教室の窓側の端っこの席で佇む姿っていうところからファーストカットスタートするんですが、
小林圭一監督ね、過去作品で女性を美しく撮ることで定評がある監督って言われてるんですけど、
いや、男の子ともすごい綺麗に撮るよ。冒頭カットのまみや翔太郎、すっごい綺麗です。
私この冒頭カット大好きなんですけど、めっちゃ美しいんですよね。
これも窓から差し込む光をすごく綺麗に撮り込んで映しているなっていうのを本当に感じられるそんなカットです。
そしてその後描かれる小坂と鹿野のファーストコンタクトのシーンなんですけど、
まず教室で小坂が鹿野を見かけてその後廊下に追いかけて行って、
花壇まで一緒に行ってその後下校するっていう一連のシーンがあるんですが、
これね光の当たり方が全然違うんですよ。
最初に鹿野がゴミ箱のところにいるときは全然光が当たってなくて、窓から遠いんでね光が当たってなくて、
廊下真っ暗なんですよね。そう廊下って窓があんまりないから廊下のシーンって割と暗めなんですよ。
それから外に出て花壇で話をしているシーンで光が差し込んできて、
最後下校する二人で下校するっていうシーンになるんですが、
そのシーンでは花壇があってなんか2階の当たり廊下の下をくぐって、
で学校の外に出て行こうとするっていう風になってるんですけど、
そこのシーンでその出て行った先がすごく明るいんですよね。
この光の当たり方っていうのが私の勝手な解釈なんですけど、
鹿野の気持ちが現れているんじゃないか。
30:00
ちょっとずつ小坂に心を開きかけているように見えるっていうね、
そんなシーンに思えるんですよね。
その鹿野の気持ちと光がシンクロしているように見えるなっていう風に思いました。
それとかなでしこちゃんと八千代くんが出てくる図書室のシーンですね。
この図書室の自然光すっごい綺麗なんですよ。
本を読んでいるだけなんだけど、
2人に対するこのふわっとした光の当たり方っていうのがすごく綺麗だなって思って、
すごく好きなシーンでもありますね。
あとキャピコとジミコに関してはそれぞれの部屋が出てくるんですよ。
キャピコってピンクとかキラキラで埋め尽くしたようなすっごいかわいい部屋で、
ジミコの部屋っていうのがお家がすごくレトロなお宅で、
和風の建築で木造建築ですごくレトロな感じなんだけど、
部屋の中もすごいレトロにまとめていて、
ジミコらしいなっていう感じの部屋の作りになっててね。
ここの美術もぜひしっかり見ていただきたいんですが、
キャピコの部屋はすっごいかわいいのに、
キャピコの心が現れているのかライティングがちょっと暗いんですよね。
そして落ち込んだキャピコがジミコの部屋になだれ込んでくるっていうシーンがあるんですけど、
そのシーンではジミコがキャピコのことを受け入れて包み込んでいるような雰囲気が感じられるような温かいライティングになっているんですよね。
この光の色合いっていうのも2人の関係性を表しているようで、
そしてその心を表しているようですごくいいなと思いました。
原作の持つ痛みだったり優しい空気感だったりっていうのが、
この小林圭一監督の光の使い方っていうところに現れているなっていうふうに思います。
あとすごく特徴的なのは芝居がかった口調ですね。
特になでしこちゃんと八千代くんのところで顕著なのが、
あとキャピコもそうかな、キャピコとかジミコも少しそんな感じなんですけど、
何々だわとか何々なのよみたいな感じのすごい古風な喋り方をするんですね。
で、八千代くんもなんとかだからねみたいな、
現代の高校生こんな喋り方せんやろうみたいな喋り方をするんですけど、
これって原作そのままなんですね。
ともすれば滑ってしまうような原作そのままの芝居がかったような口調が愛らしく感じるっていうのと、
ともに原作へのリスペクトもすごく感じられました。
やっぱりこの口調なくして殺さない彼と死なない彼女、
一連の三部作語れないとは思うので、
ここを変に現代風の喋り方に変えてこなかったっていうのも、
映画の良かった点じゃないかなというふうに思います。
この3エピソード、さっきから何回も言ってるように、
原作の方では繋がりがなかったんですけど、
このエピソード同士に繋がりを持たせるっていうのは本当にこれが上手かったです。
これがなければ本当に盆作で終わってたんじゃないかなって思える作品なんですが、
33:03
どうしてタイトルが殺さない彼と死なない彼女なのか。
本の方が殺さない彼と死なない彼女っていうタイトルで、
青木松さんの本も出されているので、それに合わせたって言われればそれまでなんですけど、
この3つの繋がりを持たせることによって、どうしてキャピコとジミコでなかったのか、
ナデシコちゃんと八千代くんではなかったのか、
殺さない彼と死なない彼女というタイトルをつけたのかっていうのが、
全部のエピソードがすべてあるタイミングで綺麗に繋がるんですよ、この作品後半で。
やられたって思いましたね。
殺さない彼と死なない彼女である理由がここにあったっていうふうに思いました。
これはもう完全に原作をリスペクトしつつ、映画版でのアップデートだったなっていうふうに私は思っています。
全人類から愛されたいキャピコと、ただ一人大切な人から愛されたらそれでいいというジミコ。
実は互いに相手に自分に本質を見ているんですね。
これってキャピコは実は孤独であるっていうのと、
ジミコは愛されるキャピコに対してものすごい憧れを抱いているっていうことの裏返しにもなっているんですけど、
これがとある時系列で殺さない彼と死なない彼女の二人に繋がってくるんですね。
そして八千代くんとなでしこちゃんの方はトラウマ的な過去の恋愛で大人になりたい憧れをこじらせているそんな八千代くん。
八千代くんすごいクールなキャラクターなんですけど、
八千代くんにとってクールイコール大人だったからそういうキャラクターに自分を作り上げていったのかなっていうところが見え隠れしたり。
でもそんな八千代くんに対して必死に子供じみでいるかもしれないと思われるような思いを伝えようとしてくるなでしこちゃんの存在っていうのが、
八千代くんに対して人を愛する喜びと尊さっていうのを教えてくるっていう風なストーリーにここはなってきています。
八千代くんに対してなでしこちゃんが未来の話をしましょうっていうセリフがあるんですよ。
この未来の話をしましょうっていうのは、実はなでしこちゃんはとある時に出会った鹿野から与えられたセリフだったんですね。
そして鹿野はこのセリフ誰に言われたかっていうと小坂から言われたセリフだったんですよ。
だから小坂から鹿野、鹿野からなでしこちゃん、なでしこちゃんから八千代くんにめんめんと受け継がれていったこの未来の話をしようというセリフ。
これも結局はこの二人にとって殺さない彼と死なない彼女の二人が繋がっていたっていうシーンになっています。
あとは実は八千代くんが地味子の弟であるっていうことがわかるシーンが出てくるんですが、これ原作にないエピソードなんですよね。
だから殺さない彼と死なない彼女の二人がキャピ子たちだったりとかなでしこちゃんたちに絡んでくるっていうところだったり、
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八千代くんと地味子ちゃんが繋がっているっていうところだったりは、オリジナル設定なんだけど映画のストーリーとしては全く無駄になっていないっていう設定なんですよね。
この妙がすごくうまいって私はすごく大好きなそこですね。
そして冒頭の小坂のセリフなんですけど、ちょっと引用したいと思います。
私が言っているセリフを言うのって本当に恐れ多いと思ってしまうんですけど、
明日がまみやくんの誕生日なので許してください。どういう意味だ。
どうしてもこのセリフちょっとお伝えしたいので、ちょっとだけ引用しますこのセリフ。
高校生活に過度な期待を抱いてしまっていた。
そのおかげで有限かつ貴重な時間をただただ無作為に殺す羽目になった。
私には思ったよりも重かったようだ。
無関心、無感動、無感謝の退屈な日々を罰として与えられ、
とうとう俺は何事にも興味が持てなくなってしまった。
と思っていた。
っていう独白があるんですよ最初に。
モノローグで小坂が語るシーンから始まるんですけど、
ここからゴミ箱に捨てられた蜂の死骸をこそっと回収する謎の女子に視線が向くんですね。
これがシカノだったわけなんですが、
それに興味を持って小坂がシカノを追いかけて、
なんで蜂を埋めるのって言ったら、
なんで蜂をゴミ箱に入れるのっていう風に返されるんですよ。
そこから会話を続けていくと、
死にたい、自分のことが一番嫌いと言いつつ蜂のお墓を作ってあげる。
命を大切にするのに死にたがりな彼女に興味を持った小坂。
そこから二人が次第に心の交流を持っていきます。
ここから殺さない彼と死なない彼女のストーリーは始まっていくんですが、
この二人の心の交流っていうのが、会話は死んでやる、死ねっていうのが多いんですよね。
こんなに強くないけど動きは。
本当に死ねって投げ捨てるように小坂が言うんだけど、
それをふっと受け流すように聞いているシカノっていうね、この二人の対比。
なんかこの会話はこれだけなのに、
私はこの二人を見て、コミュニケーションがきちんと取れる相手が見つかるって奇跡だなって思ったんですよ。
他者との繋がりを持つって簡単だし、
例えばこの話の中で言うと、キャピコみたいに簡単に好き好き言ってくれる相手を見つけるっていうのは、
容姿がいい人だったりとか、それとか社会性が高い人にとってはすごく簡単なことだと思うんだけど、
そこからきちんとしたコミュニケーションを取れる、心の交流を保つことができる人を見つけるっていうのはすごく難しいっていうのは、
キャピコに対してもすごく描かれていることだと思うんですけど、
この殺さない彼と死なない彼女の二人は死んでやる死ねっていう、
それだけの会話。
本当にそれだけの会話だけだったとしても、
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二人の間にとってはちゃんとコミュニケーションが取れているんですよね。
まず鹿野にとっては、そして実は小坂にとってもお互いが自分が今生きている。
そしてこれから自分は生きていかなくてはいけないっていう理由になってくるっていうのがだんだんだんわかってくるんですよ。
なんかそれってすごくなんかこんな簡単な言葉で片付けたくはないんだけど、尊いなって思ったんですよね。
で、二人が会話しているシーンで、この二人のシーンというのはほとんど成り立っているんですけど、
実はこの二人が会話している途中に背景だったりとか、それとかその二人の様子だったりとかで、
まだ話していない要素っていうのを出してくるっていうのもすごい上手いなっていうところで、
例えばランニング中の部活生が話をしている二人の後ろを走り去っていくっていうシーンがあるんですけど、
この中で部活生がわーって走っていく中で一人だけランニングから遅れて走っていくこのことを小坂が目で追っているっていうシーンがあるんですけど、
ここはね、その後に話の中で出てくる小坂が実は怪我をしてサッカーを辞めてしまった。
まあそれが理由で留年をしていたりっていうのが明かされる会話があるんですけど、
その会話が出てくる前にそういう情景だけでちょっと示唆をしているシーンがあったりとか、
それとかお遊びで鹿野が小坂にリボンをつけてあげるっていうところがあるんですけど、
邪魔な前髪を避けるためにピンをピッてつけるっていうシーンがあるんだけど、
でリボン似合わないねっていうそういうシーンがあってね、
ちょっと私今言葉に詰まったのはその後のシーンがすごく悲しいからなんですけど、
ラスト近くの伏線になってるんですよこのシーン。
お前は本当にリボンが似合わないねっていう鹿野のセリフがあって、
いや本当そこを思い出すだけで私は泣けてきちゃうんだけど。
なんかそんな感じでその情景だったりとか行動だったりとかにもいちいちやっぱりちゃんと一つずつ理由があって、
そして2人が喋っていないシーンだったとしても心象をナレーションで足してくるんですね。
鹿野のナレーションがあったり小坂のナレーションがあったりで、
心の揺らぎっていうのを演出でうまく表してきてるんですよ。
本当にうまいなってその会話劇だけではなくいろんな面でこの心の揺らぎっていうのを表してきて、
だからこそこの2人の繋がりっていうのはすごく強いんだっていうのがわかるっていうのがね、
この演出の妙だなっていう小林圭一監督好きだなって思ったそんな点でした。
本当に私泣けたシーンをここで話したくてしょうがないんだけど、
本当に見てほしいのであまりネタバレはしたくないんですよ。
なのであまりネタバレ本当にしたくないんですけど、
この後3つのストーリーがどうして重なるのか、
重なっていることが分かった後に進む物語っていうのがあって、
ここで出てくるのがメインの6人とはまた別にサイコキラー君っていう存在が出てくるんですけど、
このサイコキラー君の存在ですよ。この存在ね。
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そして鹿野と小坂が花火をするんだけど、その花火の守れなかった約束っていうのが明らかになるんですよね。
この守れなかった約束。ストーリーとしてこの3点ものすごく悲しいんだけど、
そこに至るまでの話の構成だったりキャラの描写がしっかりしてるからこそ、
ショッキングで悲しいからこそ泣けるっていうわけではなくて、
そこまでに没入するだけのいろんな出来事があるので、
じわじわとずっと泣けるっていう。
私ね後半ほんとずっと泣いてたんですよ。
なんかラスト30分ぐらいもうひたすら泣けて、
そしてわかってるのに何回見ても泣いてしまうっていうね。
この収録の前日に私見たんですけど、
めちゃくちゃ泣いてしまって。
あのね私ね小坂がバイトをしてるシーンがあるんですけど、
ニコアンドでバイトしてるんですよ洋服屋さんのね。
ニコアンドでバイトしてるんだけど、
私もうニコアンド見るだけでも泣いちゃって、
一番ひどい時なんか公開当時ね、
私ニコアンドの服もともと大好きなんですよ。
愛用者なので、家にニコアンドの紙袋がよく転がってたんだけど、
公開当時その紙袋を見るだけで泣けるっていう、
本当に情緒不安定になってしまって。
でもねそれぐらいなんかその殺さない彼と死なない彼女の要素を
思い出すだけでもブワッときてしまうっていう、
なんかすごい心に訴えかける作品ですね。
ただ悲しいだけじゃないんですよ。
ちゃんとメッセージ性があって、
私が受け取っているのは、
あなたたちは一人じゃないっていうメッセージ性なんですね。
自分の生活と地続きのところに、
この6人みんないるんじゃないかなって思わせてくるんですよ、この作品。
漫画だった時からそれはすごく思っていて、
どこか同じ世界に、
なんか殺さない彼と死なない彼女だったりとか、
キャピコたちだったりとか、
ナデシコちゃんたちだったりとか、
いるんじゃないかなって、
すごいリアルに存在するんじゃないかなっていう、
生身の人間っぽさをすごい感じるんですね。
それはやっぱり心理的な描写がしっかりしているから、
そしてその心理的な描写に共感性が高いから、
なんじゃないかなというふうに私は思っています。
なんだかね、見終わった後、読み終わった後、
すごく優しい気持ちになれるそんな作品です。
そしてね、映画版のエンディング、
奥花子さんの花びらという曲があるんですが、
私この曲を聞くだけでも泣けちゃうんだよな。
あのね、殺さない彼と死なない彼女っていう、
このコンテンツをしっかり理解して咀嚼して、
作ってくださっている曲だなっていうふうに思います。
本当に素敵な作品です。
漫画版の殺さない彼と死なない彼女を読んで、
そして映画版の実写の殺さない彼と死なない彼女を見て、
そして奥花子さんの花びらを聞いて歌詞を読んでほしいんですよ。
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世界観バッチリなんですよね。
そしてこの花びらという曲は、
殺さない彼と死なない彼女に対してもそうだし、
キャピコちゃんとジミコちゃんに対してもそうだし、
そしてナデシコちゃんと原作で言うと、
キミガヨちゃんと八千代くんね。
この2人に対してもそうだし、
それぞれの2人にとっての曲っていうふうにも受け取れるんですよ。
だから立場が違うのにしっかり馴染んでくる曲なんですよ。
すごい不思議なんですけど、
素敵な曲だなって思って大好きな曲です。
一人では生きていけない脆さのある私たちだからこそ、
支え合いながら、誰かに生かされながら、
今日も歩いていくっていうようなね、
だから一人じゃないけど、
一人じゃないからこそ生きていけるんだよっていう、
そんな気持ちを、
殺さない彼と死なない彼女からは受け取っています。
この作品を通じて、
皆さんにも生きる力っていうものをもらってほしいなと思います。
ぜひぜひ、
漫画版殺さない彼と死なない彼女、
そして映画版殺さない彼と死なない彼女、
合わせてコンテンツとして摂取していただきたいなと思います。
というわけで今回は、
殺さない彼と死なない彼女、
というコンテンツについてお話をしていきました。
エンディングです。
いや分かっちゃいたけど今回長くなってしまった。
私本当にこの作品大好きすぎて、
ずっと喋ろうか喋る前か迷っていた作品なんですよね。
本当に見るたびに泣いてしまうのが分かっているので、
なんかこう見返して体力を使って、
喋って体力を使ってって感じなので、
たぶん今までの回で一番体力を使っているんですよね。
だから本当に見たことがない人には見て欲しいし、
読んで欲しいし、
そんな作品です。
大好きな作品で、
だからこそマミヤ君の誕生日にぶつけたいなって、
20代最後の誕生日にこの作品の話をしたいなっていう風に思いました。
なんかさ、
この後にマミヤ君が出た作品たくさんあるんだけど、
心の中に刺さって抜けないのはやっぱりね、
殺さない彼と死なない彼女と、
そして私の中で特別な存在の定一の国。
この2つがすごい対極にある作品みたいだけど。
この2つはね、
マミヤ君の出演作として、
そして私の人生の中ですごく大事な作品だなっていう風に思っています。
エンディングにも何もなってない、
本編の続きみたいになったトークになっちゃいましたけど。
なんかね、こういう自分の好きだなって自分が、
どうしても誰かに伝えたいな話を聞いてほしいなって思うコンテンツについて、
このポッドキャットでは話をしたいと思って作った、
このポッドキャットなので。
なのでね、なんかこう今までやりたかったことを回収できて、
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すごい、私今すごいスッキリしてるんですよ。
勝手にスッキリしてるんだけど。
やりたかったことやってるなと思って。
今回の収録、私収録前からすっごい楽しみだったんですよ。
なんかね、だから今終わるのが寂しい。
早く終われって。
いや、本当にね、
だって今回も50分くらいあるでしょ、全部で。
毎回そんなね、どんだけ喋るんだよって感じなんだけどさ、一人で。
いやー、ねー、本当、
推しの誕生日がとうとう過ぎて、喋るのが止まりませんでした。
そしてもう、作品自体が好きすぎて、喋るのが止まらなかったし、
今回ね、語れなくて割愛したポイントいっぱいあるんですよ。
どんだけ喋れば気が済むんだって思うでしょ。
気が済まないです、多分この作品に関しては。
ぜひ殺さない彼と死なない彼女、見てください、本当に。
推し作品です。
今まで喋った中でも一二を争う推し作品だと思います。
ぜひぜひ皆さん見てみてください。
本編中で言わなかったんですけど、
ネットフリックスで私はいつも配信の方は回しています。
もちろんDVD持ってるので。
メイキングもすっごいいいですよ。
メイキングも見て欲しいから。
私、天一の国の時も言ったんだけど、
いいね、メイキングとかさ、そういうの入ってるのってすごいいいね。
殺さない彼と死なない彼女はオーディオコメンタリーが入ってるんですけど、
コメンタリーもいいんですよ。
オタクコンテンツだよな、でもな、とか思いながら。
でも本当にね、推しが頑張ってるので見てください。
そしてね、作品として本当に推しのエコヒーキ抜きにして、
本当に素晴らしい作品なので、
見てねって本当にすごい言いたい作品でした。
そしてこの映画ですね、
実は公開当時、私が住んでいる長崎県では公開がありませんでした。
なので福岡まで見に行ったんですけど、
映画のために遠征をした作品でもありました。
そしてね、マミヤくんつながりなんですが、
今年7月に公開されるマミヤくん主演の作品、
破壊という作品があるんですが、
島崎東村の小説を60年ぶりに映画化する、
実写映画化する作品があるんですけど、
実はね、破壊も長崎来ないんですよ。
どうなってんの?ね。
本当に問いながすぎてどうなってんのって感じなんだけど。
私破壊も、破壊もっていうか、
破壊で殺さない彼と死なない彼女以来の
マミヤ翔太郎のために映画衍生っていうのをやりたいと思っています。
千葉くんが出る作品はね、
遠征しなくても来たんだ。
来たんだわ。
全国公開のタイミングでは来なかったんだけど、
その後、ちょっと遅れて、
数ヶ月遅れて長崎に来たっていう作品はあったのね。
だけど、殺さない彼と死なない彼女に関しては、
確か長崎来なかったんですよ。
破壊も来なさそうだなと思って。
オンタイムで見たいっていうのもあってね、
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推しの作品なので。
オンタイムでもう絶対に公開されたらすぐ見に行こうと思ってるんだけど、
よくよく考えたら、
殺さない彼と死なない彼女以来だったなと思って。
多分マミヤくんの作品見るために
遠征したこと多いんだよね。
全員死刑も確か遠征してみたんだけど。
そんな感じでね、
マミヤくんのためにまた遠征をしたいと思っていますが、
そんな思い出もある、
殺さない彼と死なない彼女のお話を今回はお送りしました。
エンディング長いので、
今日はこれぐらいにしておきたいと思います。
とるにたらんラジオあそびは、
地方在住、映像経営のためカルチャー好きのY世代が
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では長くなりましたが、今週はここまで。
エンタメには中毒性がございます。
両方要領を守って正しくお楽しみください。
まみや翔太郎くんお誕生日おめでとう!
お相手は花田花でした。またね!
52:43

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