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2023-09-29 10:34

「VIVANT」の成功で考える、日本のテレビドラマが勝ち残る道 #503

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「VIVANT」の成功で考える、日本のテレビドラマが勝ち残る道(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0b203921ec7a1f25b4a3c4431b34275dfdba7f3b
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サマリー

日曜劇場のスタッフは、VIVANTの成功を通じて、日本のテレビドラマの存続について考えています。彼らは考察文化を確立し、VIVANTを通じてツイッターで話題になり、ドラマの認知度を高めることで、コマーシャルの価値も向上させました。これにより、地上波ドラマならではのテレビの盛り上げ役割を果たすことが重要とされています。

00:06
はい、こんにちは、徳里です。今日はですね、VIVANTが公演が終わりましたけれども、引き続き結構まだメディアの話題があるなぁと思っていて、ちょっとYahoo!に記事を書いてみたのでご紹介です。
Yahoo!の記事は、「VIVANTの成功で考える日本のテレビドラマが勝ち残る道」っていうちょっと大げさなタイトルをつけてみたんですけど、
面白かったですよね、VIVANTね。人によっては賛否両論があるみたいな記事がちょいちょい見られたりしたんですけど、あれもやっぱり視聴率が高いからこそメディアも批判記事を書きたがるっていう話かなぁと思ったりしています。
今回特に面白いなと思ったのは、VIVANT最終話の放送って17日に終わってるんですけど、24日の夜にもVIVANTエピソード11っていうハッシュタグがTwitterでトレンド入りしてたらしいんですよね。
Xですけどね、すごいですよね。まあ習慣になってるからなんか今日もあるつもりになって投稿したみたいな、多分ツイートがバズったんだと思うんですけど、
それぐらい毎週日曜の夜にVIVANTの放送を楽しみにしてた人たちがいたんだなっていうのをちょっと感じさせるニュースだなと思ったんですけど、
今回本当に面白いなと思ったのは、なんつっても第1話あたり1億円かけてるみたいな制作費が話題になってたんで、放送前から注目されてたんですけど、実は第1話の視聴率ってあんまり良くはなかったんですよね。
11.5%。 まあ未だに生体視聴率で見るのはどうなのっていう議論があるんで、実際は個人視聴率で見ると日本語ドラマで一番良かったらしくて、第1話の段階からですね。
でもやっぱり生体視聴率で見ると、半蔵直樹とか20何パーとか言ってたと思うんで、それに比べると物足りないというので結構失敗じゃないかみたいな批判記事も出てましたけど、
それが尻上がりに視聴率を上げて、19.6%まで上げたっていう、このテレビの視聴率全体が下がっている中でこれは凄まじい記録だと思いますね。
大変ですよね、視聴率の過去の数字と比べるとテレビ業の方は、紅白なんかもずっとなんか批判され続けてますけど、
日曜劇場のスタッフが考察文化を確立
今回やっぱり本当に日曜劇場のスタッフすごいなと思ったのは、毎週みんながツイートしながら見る文化の確率ですね。
これ実は日曜劇場の半蔵直樹が2020年だったな、の時にも記事書いてるんですけど、
この時は半蔵直樹、週連続トレンド世界一に学ぶテレビとツイッターの理想の形で記事を、もう丸3年前ですね、書いてて、
この時本当、日本のドラマって本当世界一のトレンド取れちゃうんだ、みたいなのをよく覚えてますけど、
このチームが今回B1もやってるの、これも本当狙い通りなんだと思いますね。
ハッシュタグが盛り上がって、それによってツイッター、今Xですけど盛り上がったことによってさらに話題になる。
今回B1では、半蔵直樹の時のリアルタイム視聴でSNS投稿っていうのを加えて、考察文化を確立したっていうのはやっぱり大きいと思うんですよね。
これ当然コメントでもいただいたんですけど、ドラマの展開、脚本が本当素晴らしかったから、みんなが一生懸命考察したっていうのはあると思うんですけど、
明らかに公式アカウント含めてその考察をするように誘ってるんですよね。
従来のテレビドラマのプロモーションだと、あんまりネタバレをするとか、ヒントを出すとか、そういうのって落ち上げるとゴハッととみなされてたと思うんですけど、
今回も明らかにその考察体をあえて刺激するし感謝するし、ヒントも出すしみたいな感じで、本当に考察記事が増えてるんですよね。
これはノートでもすごい増えてるし、なんつっても商用メディアが毎週のように考察記事書いてましたからね。
今まであんなメディアがガチでドラマの考察記事とか普通書かなかったですよね。だからこれは本当狙い通りなんだろうなっていう。
その結果やっぱり毎週話題になってたんですよね。で、これが個人的には日本のテレビドラマの一つの生きる道なんだろうなっていうふうに思いましたね。
今回Bバンドの制作費は一般の日本のテレビドラマの制作費が3000万のところ1億かけてすごいって言われてるんですけど、
でも配信サービスの海外のプラットフォームのドラマの制作費って今も1日当たり数十億円の世界ですからね。
当然別に全部が全部そうじゃないんですけど、1億が小さく見える世界になっちゃったんですよね。
結局その日本の3000万が安すぎるんであって、韓国や中国のドラマももう多くは当たり前みたいな世界らしいですから。
ただその金額で消費すると当然ワンピースの実写版に26億円投下できるネットフリックスとかにかなうわけはないんで。
でも実は今回ね、この1億そもそも回収できるのかっていうのは実はちょっと一番心配なところで。
ユーネクストがおそらくこのお金をサポートしてるんじゃないか。
映画が出るから映画で回収するんじゃないかみたいなこと言ってる人もいましたけど、今のところちょっと理由が出なさそうですからね。
VIVANTを通じてドラマの認知度を上げる
たぶんユーネクストが、ユーネクストデビュー版独占配信なんで、独占配信することによってユーネクストの会員像とかユーネクストの顧客サービスとしてお金をユーネクスト側が出すことによって、
ネットフリックスが1月26億円とか出せるのと同じような構造で今回ドラマ作ってるんだと思うんですけど、言うてもユーネクストはネットフリックスと同じお金を出せるわけないんで。
でも1億でもこれだけ日本人を話題の渦に巻き込めるってのは地上派のドラマならではだなっていうのが今回感じたことですね。
本当あのヤフーリアルタイムでSNSの投稿、セックスの投稿数をグラフ化すると凄まじいんですよ。
最終回の9月17日は212,686件ですかね。
前の週も同じぐらい投稿があって、その前の前の週はさすがにそこまで多くないですか。これはね、この21万件が多すぎるから小さく見えるんですよね。
面白いのはこの大層Bの20万件は凄まじいんですが、その間も実は数千件後半の投稿が毎日されてるんですよね。
これ下手なテレビ番組の1日の数があって、結局だからここが本当にこれからテレビ局が大事だなと思ったんですけど、
案外ネットニックスとかでその実写版ワンピースとかが公開されても実は話題になるピークが意外にSNS上作られないんですよね。
結局みんな見るタイミングバラバラなんで、ツイートするタイミングとかバラバラになっちゃうんですよ。そうするとこうは絶対ならないんですよね。
そうすると何が損かってトレンド入りしないんですよね。トレンド入りしないとトレンドに乗っかって投稿する人も減っちゃうし、
トレンドに乗ることによって知られる可能性も出してしまうっていう。
ネットニックスの場合には会員が多いからそれでも別に自前の告知力で2週間で2億8千万時間とか数千万人に見せることはできるんですけど、
全部のドラマはそうなるわけじゃないですからね。やっぱり地上波は本当にこのリアルタイム視聴してくれる人と一緒にお祭り状態で盛り上がって、
しかもその放送と放送の間もメディアと一緒に盛り上がって翌週につなげるってこれができるのはね、やっぱめちゃめちゃ大きいと思います。
実際ネットニックスもアニメがやっぱりこの構造が作れなくて苦労したんですよね。
ガンダム彗星の魔女は1話の不便な方式を逆手に取って成功したっていう記事を、
週刊文章か何かの文章オンラインか何か出てましたけれども、これやっぱりすごい大事だと思ってて、
やっぱり1話放送されて話題になってまた翌週に向けて話題が盛り上がっていることによって、
これはリアルも含めてですね、見た?みたいな、来週から見た方がいいよみたいなのを言われることによって、
今なら見逃し配信で見れば追いつけるっていう。
たぶん今回ビバンは考察話題になったことによってリアルタイム視聴が増えていくという現象が起こったんで、
コマーシャルの価値を上げる
テレビコマーシャルの価値も上がったはずなんですよね。
このマルベニが勝者ということで、主人公が勝者なんで、
たぶんマルベニがコマーシャル出したんじゃないかみたいな話題になってましたけど、
ビバンそのままのパロディコマーシャルじゃないんですけど、
その主人公の堺さんが出ることによって、
ちょっと関連コマーシャル的な感じでコマーシャルを作り、
それがそれでドラマ仕立てのコマーシャルだったので非常に話題になるという、
ある意味おいしいコマーシャルのデビューのさせ方に成功しているので、
ラストマンの時にはラストマンの出演者を使ってコマーシャルを3通りかどこかでやってましたけど、
逆にあれだとラストマンの時しか放送できなくなっちゃうんで、
今回のビバンマルベニ方式のコマーシャルとかも、
これはこれで面白いんじゃないかなみたいな、
地上派のテレビだからこそお祭りを盛り上げることによって、
ドラマとしての認知度も上げ、コマーシャルの価値も上げ、
そのお祭り機関として盛り上がることによって、
制作費は足りないかもしれないけども、日本中を話題の渦巻き込むことによって、
地上派ドラマならではのテレビを盛り上げることによって、
地上派ドラマならではの役割を確立していくっていうのは、
これはTBSさん今後もこのアプローチでいくんじゃないかなと、
非常に注目している次第です。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、
ぜひコメントやツイートで教えていただけると幸いです。
ありがとうございます。
10:34

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