1. 徳力のミライカフェ
  2. Creepy Nutsの「BBBBダンス」..
2024-01-26 07:40

Creepy Nutsの「BBBBダンス」に学ぶ、世界への扉の開き方 #585

海外チャート入りしたCreepy Nutsの「BBBBダンス」に学ぶ、世界への扉の開き方(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ef9a36c488a38f563969106d4d4d8aa4c5fa03ed
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63d3437e70af05f9d1fa0caa
00:06
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、Creepy Nutsさんの新曲が、海外で偉い勢いで聴かれているということなので、
ちょっと調べてYahoo!の記事にしてみましたので、ご紹介したいと思います。
なんだっけ、曲のタイトル。ブリン・アンバンボーンですかね。 テレビアニメのマッシュルっていう、
漫画のアニメ化されたものの、シーズン2のオープニングテーマとしてリリースされた曲なんですけれども、
マッシュルがね、これまた面白い漫画ですからね。僕、アニメは見てないです。漫画は読んでて。
すげーシュールな漫画なんですよね。で、それをうまく逆転とって、楽曲自体も非常にシュールなダンス動画の曲になってて、
後半にこの曲名であるブリン・アンバンボーンっていうのが繰り返し出てくるんですけど、それがダンスチャレンジ構造になっているんですよね。
公式側はBBBBダンスというタイトルにしてますけれども、すごいシンプルな面白いダンスを主人公が踊っているっていう。
で、このやっぱり音楽がすごい世界中に刺さってるみたいでして、クリーピーナッツが世界に見つかったみたいな文脈になってるみたいですね。
スポッティファイのグローバルチャートで80位に出てたのを、DJ松永さんがやばいっていう投稿をして話題になってましたけれども、
直近で69位まで上がってたのは見ました。結構iTunesのヒップホップチャートで海外で1位になったりとか、日本のデイリーチャートも1位になってるんですけど、
結構世界中でランクが上がってきてるんですよね。
面白いなぁと思ったのは、狙ってヒットを生み出したっていう事例でもあるし、狙った以上に広がった事例でもあるんですよね。
今、楽曲が出た瞬間から公式側がハッシュタグBBBBダンスっていうのを、もうTikTokとかYouTubeショートで声優さんに踊ってもらって、明らかに仕掛けてるんですよね。
これアニメ第2期が始まってすぐにやってますから、歌のここをTikTokダンスチャレンジして話題にしようっていう、やっぱりTikTok経由で様々なものが世界で話題化するのは業界の共通認識ですから、これを狙ってやってるんです。
その結果、TikTokでもこの楽曲を使った動画が、記事書いた時点で4万5千本超えてたんですよ。
4万5千本がどれくらいすごいか、ちょっとなかなか分かりにくいと思うんですけど、岩遊びのアイドルが公開2週間後で6万本だったんですよね。
03:04
アイドルの方がすげー楽しかったんですけど、アイドルは凄まじい成功でしたから、それにおかてはしてないかもしれないですが、しかしTikTok上での反響を生んでいるっていう。
で、面白いのは、これ日本語のハッシュタグはBBBBダンスのダンスがカタカナなんですよね。
たぶん明らかに国内向けのプロモーションとして、去年、新しい学校のリーダーズの首振りダンスが流行ったんで、たぶんそれを意識して国内向けのプロモーションとしてやってるんだと思うんですけど、実は海外にもめちゃめちゃ下がったっていう。
その結果、結局公式ハッシュタグが日本語なんで、海外ではもうBBBBの曲名そのままめっちゃ長いんですけど、それが入ったものの方が公式のハッシュタグより全然動画多いんですよね。
公式のハッシュタグはTikTokだと1670万再生ですけど、楽曲全体だと1億。これ当然ハッシュタグ入れずにやってる人たちもいるはずなんで、本当にその楽曲の力がやっぱりすごい重要なんだっていう。
やっぱりその楽曲が刺さると、もうそういう公式の仕掛けとかそういうのを得て広がっていく。これ公式がちょっと日本向けの発信しかしてないのはちょっともったいないなと思いましたね。それがなくても十分バズってるんでいいんですけど、海外向けもちゃんとやってたらどこまで行ったんだろうっていうのがちょっと気になります。
ちょうど今年はナンバーアイがGoatでアカウントも英語で作って、発信もほぼ英語でやるみたいなのやってますけど、それと同じようにクリーピーナッツのこの曲もやってたらちょっとまた違うんじゃないかなみたいなのはわかんないですよね。こんなタラレバーで今言ってもしょうがないですけど。
象徴的なのはYouTubeの公式MV、まだクリーピーナッツ側には上がってなくて、アニプレックス側にしか上がってないですけど、アニプレックスの動画が今も1000万回超えてるんですけど、実はアニメファン、韓国の方なのかな?アニメファンの方が歌の字幕、日本語の歌詞とそれのローマ字読みと英語の歌詞っていうのを並べるっていう動画をYouTubeに上げてるんですけど。
これが僕見たとき400万近く再生してたんですよね。公式が900万のところで400万近くなんて半分近い人が、この歌詞の意味とか読み方を知りたくて見てるっていう。
この辺が海外、当然アニメファンが多いからだと思うんですけど、広がってるのがよくある頃かなと思いますね。ちょうどツルツル研究室さんが世界地図にそれをプロットしたりとかされてましたけど、この記事を受けたツルツル研究室さんがもう一つグラフを面白いの作られてて、
06:07
YouTubeに上がっているインスパイア動画は、夜遊びよりも今、クリピナッツのこの楽曲の方がはるかに多い状態になっているみたいですね。それもリビダンスっていう公式ハッシュタグではなく、もうこの楽曲の方で流行っていて。
いかにこの楽曲が素晴らしいかって話ではあるんですけど、やっぱりこのTikTokとアニメの組み合わせはやっぱり日本のコンテンツ、音楽、アニメ含め、日本のコンテンツのこの海外展開におけるもう本当王道だなって。
いかにTikTokで話題にするかは、やっぱり各業界みんな本当に考えなくちゃいけない感じになってるなっていうのはすごい印象的ですね。
まだリリースされて2週間で、クリピナッツさんのそのYouTubeにもフルバージョンが上がってないレベルなんで、夜遊によってはまだ1ランク、2ランク上に上がる可能性はあると思いますから、ちょっと引き続き注目したいなと思ったりしております。
はい、こちらのチャンネルでは日本のエンタメが海外に出ていくのを密かに応援したいなと思っておりますので、他にもこんな話してますよって方がおられましたら是非コメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日もありがとうございます。
07:40

コメント

スクロール