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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、連日オリンピックでメダルラッシュが続いていて、楽しく視聴させていただいている今日、この頃なんですけど、
残念ながらやっぱり今回のオリンピックも選手に対する誹謗中傷が話題になってしまいましたということで、
ちょっとヤフーニュースに、実は東京オリンピックの時にも書いたんですけれども、問題提起記事、オリンピック選手への悪質な誹謗中傷を止めるために、私たちは何をすべきなのかという記事を書いてみました。
難しいですよね。本当その、僕はSNS推進派なので、SNSはできるだけ多くの人に使ってもらいたいんですけど、
多くの人がSNSを使うと、どちらかというと多分テレビの前で今までだったら独り言で言ってたようなバリ像言を、選手に対して直接ぶつけてしまう人が出てきてしまっている。
はい、これ世界的にある現象だと思うんですけど、やっぱり日本は比較的、やっぱり匿名掲示板から脈々と続くなんかこう、
ネット上のこの作法みたいなものが、普通の国よりもやっぱりちょっと誹謗中傷を激しくしてるんじゃないかなという仮説がありまして、何ができるのかっていうのをちょっと記事で1回考えてみました。
今回ね、パリ五輪の日本選手団が緊急声明を大会期間中に出すっていう、これはね、多分かなり異例な状態だと思うんですよね。
この多分、本来は多分大会期間中とか、JOCとかこういうことをやりたくないはずで、せっかくポジティブな話がメインなので、こういう声明とか出したくないはずですけども、結構長い文章ですからね。
SNS等を通じた皆様からの激励応援メッセージはアスリート監督校中の大きな力となっています。その一方で、コロナ誹謗中傷、批判等に心を痛めるとともに不安や恐怖を感じることもあります。
侮辱脅迫などの行き過ぎた内容に関しては、警察への通報や法的措置も検討いたしますまで、明確にチームジャパンとしてJOCが声明を出したっていう。
実はその東京オリンピックの時にも、それこそ水谷選手とかが誹謗中傷があることを明らかにして、結構話題になったんですよね。
でも、その時には実は東京五輪パラリンピック組織委員会は声明を出す予定は現時点ではないっていう。結構話題になったんですけど、声明を出す予定はないと。
大会中は国内オリンピック委員会だけれども、大会が終われば競技団体が主語になるので、選手の所属から適切なアクションがあると考えている。
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今、誹謗中傷に対する対応は競技団体がやるものだってオリンピック委員会ではないっていうのが、3年前の東京五輪の時のオリンピック委員会のスタンスだったんですけど、今回はわざわざ出してるんですよね。
多分、海外選手とか審判に対しても誹謗中傷が結構出たのが話題になっちゃったんで、それでやっぱり国際問題になりかねないんで、声明を出したんじゃないかなと思いますけど、
ちょっと軽く、この数日間の誹謗中傷記事を並べてみたんですけど、
強歩でやらない選手が団体に専念するっていうのを投稿したら、かなり誹謗中傷が来たらしく厳しい言葉に傷ついたっていう報道が29日にされています。
安倍宇多選手が敗戦の後に号泣されたので、ここに今、渦巻さんからの国旗投稿とかもあったんですけど、
結構日本人のネガティブな批判のかっこき込みが殺到したみたいなのも、これも29日に報道されてますね。
30日は長山選手が審判の、柔道における締め、手がかかったのに技を止めなかったみたいなので、納得いかずに5分間畳から降りないみたいな出来事があった結果、
長山選手を応援していた日本人が相手選手に誹謗中傷投稿をかなりした。長山選手が相手選手への誹謗中傷を控えてっていう投稿をわざわざされる展開になったという報道が30日ですね。
31日にはバスケの日本フランス戦の審判に誹謗中傷が殺到したという記事があり、あれはねちょっと僕ももやもやしましたけど、4点プレーこんなところで出るかっていう。
あれは川村選手も言ってましたけどね、ちょっと不要意でしたよね、近づいたのが。みたいなところを納得いかない人は、やっぱり審判に誹謗中傷しちゃうってね。
気持ちはわかりますけど、しかもSNSあるので生きちゃうんだけど、この辺が結構組織委員会が声明出す背景になっている。
出口クリスタ選手、これは正式にカナダ代表の選手ですね。ただSNS上での誹謗中傷について言及される。毎日のように誹謗中傷に関するニュースが報道されている。
通常だとこれはどっちかというと、そんなにネバティングが起こっていないものをネットメディアを記事化していく過激にするっていうのが結構起こっていることも考えられるんですけど、なんといっても選手がやっぱり問題提供していると、これは本当に良くない状態だと思いますね。
昨日も柔道選手の会見で長山選手とか安倍雄太選手が改めて誹謗中傷へのコメントをされている記事が出てましたけれども、本当に難しい問題だなと思います。
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一応やれることとしていくつか並べてみたんですけど、現実問題として一般人の我々が誹謗中傷投稿に対してできることは通報だけですね。攻撃的な行為の報告っていうのはXにしてもインスタにしても何かしらの通報機能はありますので、我々としてはとにかく誹謗中傷投稿を見たらこの通報をするしかない。
コメントで結構反論してる人とか、こんな変なこと言ってる奴がいるから晒してやれってリポストしてる人とかいますけど、コメントしたら絶対その向こうさらに感情的になってより過激になるリスクがあるんですよね。
選手がさらに傷つく行為ですし、当然誹謗中傷投稿の拡散なんてもってのほかですよね。晒してその人を攻撃させる目的であったとしても知らなくても済む人にまず届いてしまうので、一般人は通報だと思っていただければ。
もう一つできることは、誹謗中傷投稿に対して何かをするんじゃなくて、とにかく選手に対しての応援コメントをたくさん投稿してあげるということですね。
これはやっぱり安部太選手もそうですし、保住の源さんなんかが誹謗中傷の対象になったときに、やっぱりその応援してくれてるコメントに本当に助かる、救われたよねみたいなのを荒木さんとおっしゃってましたけども、
ポジティブな投稿を増やすというのが基本だと思います。ただ残念ながらそれでは足りないぐらい誹謗中傷が多いし、誹謗中傷1件でポジティブコメント100件ぐらいのパワーがあるやつが全然あるんですけどね。
下手したら1000件とか1万件気にならなくなるぐらい、1件の誹謗中傷で傷つくこともあるんですけど、あとはやっぱり長山選手、ガリルゴス選手に対してちゃんと誹謗中傷しないでとか、ちゃんと謝罪に来てくれた写真をあげて、私たちは柔道コミュニティですみたいな、
こういう投稿をやっぱりできるだけ拡散して、間違って誹謗中傷なんか長山選手のためにと思ってやってる人の誤解を解くっていうのは基本だと思いますね。みたいなのを3年前から書いてはいるんですけども、こういうのでは足りない段階になってきてると思うので、今回やっぱり明確に思ったのは、
日本オリンピック委員会が多分法的措置をちゃんと取らないといけないフェーズになってると思いますね。これは東京オリンピックの時にも思ったんですけど、やっぱり競技団体がやることだとか言ってる場合じゃないと思いますね。
やっぱり東京五輪の時に警告だけして何もしなかった結果、今回パリ五輪で状況が悪化してしまっているって話なので、今回声明でも法的措置も検討いたしますとなってますけども、これを警告としてこの後悪質な投稿をした人に対しても明確に法的措置を防止しないとダメかなと個人的には思う。
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これはもうちょっと僕が最近悲観論者になってるからって話したんですけど、やっぱり誹謗中傷を行っている人は正義感を元にやってるケースが多いので、誹謗中傷だと自分も気づいてないんですよね。
警察から連絡が来たり、本人特定されたり訴訟されたりすると慌ててこんなつもりじゃなかったんですってひらやまわりしてるケースが非常に多いですけれども、でもそれは知らなかったで済ませちゃダメだと思うので、言葉の暴力行為ですからね、それをしてる人に違法行為であるというのをせっかく言罰化されたんだから知らしゃめるっていうのをしないといけないと思うんですよね。
ただやっぱり芸能人とかスポーツ選手は個人で訴訟すると、あいつこんな投稿で訴訟するんだ心が狭いなみたいなさらなる誹謗中傷が増えてしまうリスクがあるので、淡々と組織的にオリンピック委員会でやるっていう競技団体が選手を守るっていうふうにしないと、芸能事務所が芸能人を守るというふうにしないと、個人の判断で訴訟を任せたら、日本は訴訟をすること自体がネガティブに捉えられがちなので、これは機械的にみんなでやらないとダメだと思うんですね。
実は田三さんが3年前の東京五輪の時に、JOCは被害を受けた際法的手続をサポートする仕組みを作るといいと思いますって提案されてるんですよね。これその後進行してるのかどうかわかんないですけど、これが必要だと。
サポートっていうかもう、個人的にはJOCが機械的に多分本人特定をやっていくっていう予算を取って、ちゃんと警告するべきだと思うんですね。
山口先生の調査によると、こういう誹謗中傷を投稿してる人はネットユーザーの40万人に1人と言われています。
これ当然その批判のレベルによるんで、本当にみんなが怒って炎上状態になって、それにみんなが乗っかるみたいな時には多分40万人に1人以上がリポストとか参加してると思うんですけど、いわゆるその攻撃的な投稿をする人っていうのはすごく少ないんですよね。
実は結構誹謗中傷をされた人が本人特定をすると、ほとんどの投稿を実は数十件とか数百件の投稿を1人がしてたみたいな、複数アカウントを数十個作ってですね、みたいなことがあるので、実はこのやってる人を止めるっていう行為をすることによって減らせる可能性は私はあると思っており、
ここに関しては私はちょっと今、過激派ですね、その悪質な投稿をする人もできるだけちゃんと本人特定して、もう二度とそういう人が誹謗中傷行為は違法だからやっちゃダメだってわかるように、ちゃんとやっていかないと知りませんでしたとか、そんなつもりはなかった。
相手が傷ついた後にそんなこと言われても何の助けにならないです。特に誹謗中傷が殺到することによっても人が亡くなるっていうことがもうこの数年何回も起こってますから、これはもう本当にその暴力だと認識して、やっぱり社会全体で取り組まないといけないと思います。
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メディアとか我々個人個人もやっぱりそうですね、周辺の知ってる人とかもそういう投稿をしたらやっぱりそこにコメントすると怒っちゃうかもしれないので、4割とDMで教えてあげるとか必要なのかなっていう。
結構こういうオリンピックの時にオリンピック選手の誹謗中傷問題が出てくると、なんかスポーツ選手なんだからSNSなんかやってないでスポーツの練習に専念しろみたいな声も出てきちゃうんですけど、
でもやっぱりSNSがあるからこそスポーツ選手はファンとも繋がれるし、やっぱり我々もそれによってエネルギーをいただけるっていうのはあると思うんで、やっぱりSNS時代で、僕SNS側の人間なんでちょっとマイナスかかりますけど、
やっぱりなんかなかった時代は良かったみたいなこと言ってる場合じゃなくて、いかにこの状況、インターネット上はコミュニケーションの中心なんだから面と向かって言っちゃいけないようなことをオンラインで言っても当然ダメなんです。
面と向かって相手を怒らせたら殴られるようなことをオンラインで言ったら当然反撃がありますよっていう風に、全日本のネットユーザーが思うようにやっぱり変えていかないとダメなんじゃないかなと思ったりしています。
本当にあんまり法的措置に頼るとかそういうのは良くないから、みんなの空気で変えればいいなと思ってるんですけど、やっぱり本当に悪質なやつは悪質みたいなので、ここはもうぜひオリンピック委員会には断固たる処置をとって選手を守っていただきたいなと思う次第です。
はい、今日はネガティブな話題ですけども、こちらのチャンネルでは理由だけ日本のエンタメをポジティブに応援したいなと思っていますので、他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
ありがとうございました。