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2023-09-12 16:31

スポンサーの「ジャニーズ離れ」はどこまで拡がるか #492

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はじまったスポンサーの「ジャニーズ離れ」。長年の「忖度」の反動はどこまで拡がるか。(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f417eb1361c86d08aaaf038b2d20e71ddc2e827c
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サマリー

ジャニーズ事務所の成果買い問題に関する記者会見が行われ、スポンサー企業が契約更新を見送るなどの対応を示していることが注目されています。しかし、会見では経営体制や社名の刷新などの大きな変化は見られず、スポンサー企業や被害者との関係が今後どうなるかが注目されています。スポンサーの「ジャニーズ離れ」は、フランスのルモンドによる桜井翔さんの批判から始まり、P&Gやマクドナルドなど日本企業の4社が先に指摘行動し、スポンサーだけでなくテレビ局との関係も影響を受けていることが問題となっています。

成果買い問題の会見
はい、こんにちは、徳里です。今日はですね、こちらではできるだけポジティブな未来を感じる話題を紹介していきたいなと思っているんですが、
ちょっとこの話題は、ふうに何度も記事を書いているのもあって、ちょっともう1本だけ書こうかなと思ったので、
ジャニーズ事務所の成果買い問題の記者会見について記事を書いたので、ちょっとご紹介しておきたいと思います。
本当に難しい問題ですよね。ジャニーズ事務所側の気持ちもわからんではないんですが、
今回の会見だけを見ると、ビジネス的には甘めにつけて50点という感じですかね。
今回、記事のタイトルは始まったスポンサーのジャニーズ離れ、長年の忖度の反動はどこまで広がるかって書いたんですけど、
この問題、3月にBBCが報道してから大手メディアの間でも話題になり、
4月ぐらいからだんだんとメディアが報じるようになって、5月にジャニーズ事務所側が謝罪動画を出して、
第三者委員会的な委員会の調査があって、今回の会見になってるんですけど、半年かかってるんですよね、ここまで。
スポンサーは実はこの半年間基本的に動いてなかった。
広告の人に話を聞くと、やっぱり新規の契約は怖くてできないみたいな発言は結構されてましたけど、
既存の契約を解除したり停止したりみたいなのはしなかったんですけど、今回の会見を受けて、
まず4社ですかね、スポンサーが契約更新をもう見送りますとか、契約の解除を検討します、
広告費用を当面見送りますみたいなのを東京会場・日東火災保険・日本航空・朝日グループ・キリンホールリティングスの4社が研究したことによって、
かなり注目されてる感じですね。
メディアの報道とかファンの方の反応を見ると、会見をしてこれから出直すのに、
なんでこの段階で裏切るんだ、ここで手のひら返しは酷いみたいな発言が散見されて、
ガクトさんすら指摘してましたからね、
エリー夫人とかガクトさんとか国際感覚豊かなのかなと思っている人が、
今回案外古いなっていう発言をしていてちょっとすごい残念なんですけど、
これはビジネスの観点で言うと僕は当然だと思います。
今回、たぶん東山さんや藤島さんは、この犯罪はジャニー・北川氏の犯罪だから、
ある意味彼らも被害者だという心情があって、それをもとに自分たちが立て直しをするので、
見ていてください、待ってくださいっていう意味での会見だったと思うんですけども、
残念ながら違うんですよね。今何が注目されているかというと、
史上最大の性犯罪、過去最悪の性犯罪を北川氏個人が行ったというのも誰も、
会見からの反応
もうすでに事務所側も認めたので議論の余地はないと思うんですけど、
ポイントはやっぱり事務所がそれを隠蔽し、何ならサポートしてたんじゃないかっていう疑惑があるので、
事務所側の体制が問題提起されたように解体的出直しができなければいけなかったんですよね。
本当に残念だったのは、第三者委員会的な委員会が、ある意味すごい良いパスを出してくれたんですよね。
解体的出直しが必要であると、社長が退任するレベルで本当に向き合わないとダメですっていうのを提案してくれて、
それをもとに会見があるので、多分スポンサー企業はそれがされるのかどうかまで待ったんですよね。
本来であれば、もうこの半年間もこの騒動が話題になってたんで、
芸能人の不倫とか薬物問題で速攻広告主が契約切って訴訟とかするような時代なのに、
こんなに半年間放置してたっていうことの方が海外からした異常なんですよね。
でも多分スポンサー企業からすると、当然そのタレント自体は成果買いをしたわけでもないし、
場合によっては被害者の場合もあるんで、すぐ切るっていうのはできなかったっていう。
よくこの記者会見まで何もせずに待ちましたねっていう状態だったんですけど、
今回ポイントとしては成果買いの事実を認める家計体制を刷新できるか、
同族経営問題の資本構造を払拭できるか、社名を刷新するレベルで買いたいときに出直しができるか、
被害者が満足するレベルで謝罪を補償ができるかっていう論点が5つぐらいあったんですけど、
残念ながら今回の関係は成果買いの事実を認めたものの、
経営体制も結局東山さんが社長になるっていう意味での会社のフロントの看板は書き換わったように見えるかもしれないですけど、
ビジネス的には何も変わってないですよね。
藤島さんは代表取締役のままですし、結局資本が100%藤島さんが持っているっていうのがビジネス系のメディアから指摘されている問題で、
ここに外部の資本なり外部の経営者を入れないとダメだっていうところだったのに、
今内部の人が、特に長男と呼ばれてる人が昇格するっていう意味での、正直何も変えるつもりがないんだなって見えちゃうんですね。
やっぱり最悪なのは社名も変えないって宣言してしまったところで、
最後の質疑応答の過程で猪原さんが助け舟を出す形で社名を変えることも今後検討するっていうふうに言い直しましたけど、
ちょっと東山さんの問題認識がやっぱり内輪の問題認識なのかなっていう印象が非常に強かった会見だったと言わざるを得ないかなと思います。
やっぱり被害者対成果買い問題当事者の会も満足してない反応でしたから、
これはやっぱりスポンサー企業としては、これはやっぱりリスクがありすぎるんですよね。
しかも東山さん新社長になるって言ってますから、年内芸能活動を続けるって言ってますからね。
イナーショーとか舞台とか、東山さん的には当然自分のファンをないがしろにできないっていう、
タレントならではの心遣いだと思うんですけど、やっぱり問題の規模を読み違えてるんじゃないかなっていうふうに見えちゃいましたね。
そうするとやっぱりスポンサー企業からすると、ちょっともうこれ以上待てないって話だと思うんですよね。
スポンサー企業の対応
なので4社が少なくとも見直しや停止を言及したっていう。
これは多分ですけど、方法担当がメディアの取材を受けた時の発言の挙げ足を取られてる可能性もあるんで、
かなりメディアの報道が多分企業側の発言より厳しくなってる可能性はあります。
しかもジャニーズ事務所のスポンサー企業って100社超えてると言われてるんで、
100社のうちの4社しか実は言及してないっていう言い方もできるんですよね。
後にも読んだら実は日本の航空公司はまだジャニーズ事務所を守っているっていう見方もできるんで、
これは当然そのタレントのファンからの批判も怖いし、
そのタレントを攻撃するように見えてしまうのもやっぱり問題の本質が違うって話ではあると思うんですね。
僕自身は前の記事で、当然嘘ついたりするのはダメだよみたいな記事を書いたんですけど、
もう一つの対応が不十分じゃダメだっていうのと延長で、
逆に事務所を罰しないんだったら、タレントを守りたいんだったら、
事務所を逆に広告主が揃って約束させるっていうのも選択肢あるんじゃないかっていうのは、
タイガーウッズをNikeが支援してた例を元に紹介しましたけど、
その辺が広告主がどう出るかですね。
一部の広告主はジャニーズ事務所にタレントとの直接契約をこの段階で打診してるところもあるみたいで、
これはちょっと面白いなと。面白いっていうのも言い方おかしいですけど、
ジャニーズ事務所にお金を支払い続けるっていうのが、
聖火街の隠蔽をしサポートをしていた事務所にお金を渡さずに、
タレントだけを守るっていう意味では一つの選択肢はありだな。
この辺はやっぱり事務所側が甘く見ているのは、
日本と海外の温度感の違いだと思うんですよね。
なので僕は今、外資系企業を注目してます。
今回意外だったのは、外資系企業のマーケティングにおけるトップであるP&Gが、
会見の前にタレントの新規企業を実はしてるんですよね。
ファグリーズの平野翔さんが起用されていて、2Bに移られたので、
平野翔さんの広告は、実は対象してからしばらく流れている珍しいケースだったんですけど、
最終的には終了して、なにわ男子と新規契約してるんですよね。
これは正直P&Gにしては偉いリスクを取ったなっていう印象です。
海外だとやっぱりこの未成年者への性犯罪っていうのはすさまじい犯罪なんですよね。
日本におけるこのガクトさんとかデビュー婦人が擁護するっていうのは、ちょっと理解できないレベルです。
やっぱりこれは男性なのか女性なのかっていうのは、結構日本社会において大きいと思うんですけど、
これ被害者が数百人、未成年の女の子が性被害に遭ってたって考えたら、
多分こんな対応を許されないと思うんですよね。
実際それが海外ではジェフリー・エップスタインという、すごい権パワーのある投資家が、実はそういう未成年犯罪を繰り返していて、
今ネットフリックスドキュメンタリーなんですけど、
日本人にとって象徴的な逸話としては、これは僕は非常に尊敬してる方なのですごい残念だったんですけど、
伊藤上一さんがMITメディアラボ社長を当時していて、
ジェフリー・エップスタインがそういう犯罪者であるっていうのを知りながらも資金調達を受けていたっていうので、
最終的に署長辞任することに追い込まれたんですよね。
これ、要は性犯罪に手を染めていた投資家からお金を受けていただけでも、こういう署長辞任に追い込まれたんですよ。
スポンサー企業っていうのは、この性犯罪を隠蔽していた事務所にお金を資金提供している側なんですよね。
ある意味、伊藤上一さんよりはるかに罪が重いって海外では見なされてもおかしくないんですよね。
フランスのルモンドによる批判から始まるスポンサーの「ジャニーズ離れ」
ちょっと関連したニュースとしては、桜井翔さんがラグビー日本代表アンバサダーにいるのをどうなんだっていうのを主催国であるフランスのルモンドが批判してるんですよね。
論拠としては、桜井さんがニュースのキャスターなのに、この半年間、性犯罪の被害者に対して何もコメントしてなかったというのがキャスター失格だという意味で、
キャスターとしてこのラグビーのワールドカップに来るのはいかがなのかということらしいですけど、
こういう指摘が今後グローバル広告主にはスポンサーであることに対する問題的指摘も多分あり得ると思うんですよね。
わかんないです。今のところ、P&Gはメディアの取材に対して具体的な行動計画を事務所に対して提示することを求めたと言っていて、
まだテレビCM企業をどうするかは判断を保留しています。
マクドナルドなんかも引き続き状況中止って言ってるので、僕は先に外資系企業が判断行動するかなと思っていたら、
日本企業4社が先に行動しているという状況になったんですけど、100社いますからね。
これがなたれが起きるのか起きないのかは結構今後の日本の広告業界においても非常に大きな話だなと思います。
さらにこれ最悪の場合ですけれども、当然これ今相当メディアから指摘されてますけど、スポンサーだけじゃないですよね。
タレントがテレビ番組起用するっていうのは、これはテレビ番組、テレビ局が引き続きジャニーズ事務所に資金提供するっていう判断をしているってことなので、
ここはテレビ局は結構速攻で引き続きタレントを起用しますみたいな、特に地上波、民放は発言してましたけれども、NHKだけ慎重な姿勢を見せてましたけれども、
これが次にどうなるかですよね。当然スポンサーが、うちがスポンサーする番組に出すなっていう可能性すらあるんですよね、特に外資系企業においては。
この辺りが今までずっとやっぱりジャニーズ事務所はメディア側に忖度というか圧力をかけていたっていうのが正直なところらしくて、
これは今スローニュースが結構スクープを連発してるんですけど、なぜ新聞社が黙っているのか。これ海外だと本当そのテレビ局が選択するのは私も、
ジャーナリズムの守り人である新聞が黙ってたのは信じられないとなったんですけど、やっぱり日本は新聞社も雑誌とかテレビ局との基本関係において巻き込まれて、
巻き込まれていたっていうのがスローニュースの報道では書かれていて、すごいショックなのは、これあの最近のスローニュースのスクープですけれども、
公団社に対してBBCが青蛇街報道、3月にした後もジャニーズ事務所が公団社に圧力かけてきたって報道があるんですよね。
残念ながら、今回の事務所の会見では、ジャニー・北川氏1人の性犯罪であって、残りの人たちはある意味、外相と一緒に出直しをしますっていうたてつけの会見だったんですけれども、残念ながら、
ジャニーズ事務所が亡くなった後も直近まで、しかもBBCが報道した後も少なくともジャニーズ事務所の社員の何人かがそういう行動をまだ続けてたっていう話なんですよね。
これはね、ちょっともうすごいショックです。
僕自身は、トラベスジャパンとか海外で、ジャニーズ事務所の彼らが圧迫するといいなと応援している側でそういう記事も書いていた場なので、
当然今回の問題に関しては、言い方が正しくわからないですけども、早期に本当にどん底を叩いて、ちゃんとやるべきことをやって、
待機をすることによって、やっぱりそのタレントが前を見ているような状態を作るべきだと思うんですけど、今回の会見はね、やっぱりそれは全くできていなかった。
少なくともビジネス的視点ではできていなかったと思いますね。
結構タレント側の人がジャニーズ事務所を擁護に走ってますけど、ちょっとそれは本当に逆に良くないんじゃないかなと思います。
幸いなのは、同席してた井野原さんはすごい良いことをおっしゃってましたし、東山さんも聞く耳を持つ姿勢はあるという発言はしてたので、
ちょっとその失業との仮定でおっしゃる通りですって言いながらやっぱり耳貸してなかったのにはなるんですが、
今回の会見の反応を受けて、事務所側が本当に早期に本質的な対応をしないと本当にこれ止まらなくなるので、
本当に所属するタレントやファンのことを考えるんだったら、
これではダメだったんじゃないかなって僕がここで言ったところで多分誰にも届かないと思うんですけど、
紹介しておきたくて記事を書きました。
ここではネガティブな話題はこれぐらいにしたいので、この後は私が記事書くようなシーンは来ないことを祈っておりますけれども、
他にもこんな話ありますよっていうのがご存知でしたら、ぜひコメントやツイートで教えていただければ幸いです。
では、おはようございます。
16:31

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