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理系とーくラボラジオ部 『とくおのおと』
みなさんこんにちは。理系とーくラボラジオ部 『とくおのおと』、通称『とくおと』をお届けします。
パーソナリティは、最近スマホを割ってしまったまさきです。
たまにスマホの画面がバキバキにひび入っている人を見るんだけど、あれ大丈夫なのかなと思ってます。カリウムです。
サブ携帯の方の画面はバキバキです。かずねです。
よろしくお願いします。
このラジオは、オンラインコミュニティ 理系とーくラボに所属する研究員たちが、
ワクワクするような科学トピックや、科学を楽しんでいる人のお話をお届けする番組です。
ということで、私はスマホを最近割ったし、かずねさんはサブ携帯バキバキやしで。
スマホを割るの普通なの?一度も割ったことないけど私。
僕がスマホを買った3日後くらいに、ガラ系のイメージでカバンの中に放り込んで、
カバンを放り投げたら一発で行って、「ああやらかした!」っていうのがありました。
やっぱりガラ系の感覚ではダメだっていう感じでしたね。
それは置い畳めるタイプのガラ系のイメージ?
そうそう。ガラ系だったんですよ。だいぶ、ちょっと前まで。
そのつもりでやったら一発でしたね。
この間割ったのは、5段くらいの階段の上でスマホを出そうと思ってピッて出したら、手が滑ってそのまま落下していって、
角とかから落ちたらよかったのに、ちょうど画面の面がパンって下に向きで落ち上がって、それでバキバキバキになっちゃいました。
私は携帯すぐ変えたので、バキバキのまま使うのはちょっと私は耐えられないので。
おまけにiPhoneとかそんな金額じゃない廉価グレードスマホを使っているので、気軽に変えました。
カゼンさんのサブ携帯の画面って、画面バキバキだと普通ガラスみたいなのがポロポロ取れていくような気がするんですけど、そういうことにはなってないんですか?
そこまではいってないんですよね。
それなんか表面に保護フィルム貼ってあって、そいつが耐えてるとかそういうことですか?
多分そうです。フィルム貼ってますね。
なるほど。フィルムの下の画面自体のガラスが割れてる感じなんですよね。
画面バキバキになったんですけど、タッチしたら反応するなと思って。
タッチ画面について気になったので、今日は調べてきたのをお話ししようかなと思います。
ということで、今回の特効ノートもぜひ最後までお楽しみください。
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スマホの話でいうと、昔マルチタッチっていって、いろんなところを同時にタッチしても反応しないような方式が使われていて、
表面型静電容量方式とかっていったりするんですけど、
これはガラスの基板の四隅に電極をつけておいて、画面をタッチした時に指が触った位置の電気がちょっと流れるんですけど、
それを検出するっていう方式を昔々、最初の頃のスマホは使ってました。
変わってるの?これって。
そうですね。これは1ポイント、1カ所しか認識できないので、
最近の2本指で拡大したり縮小したりとかできるようなやつは別の方式になっていて、
それが投影型静電容量方式ってやつなんですけど、
さっきの表面型っていうのはガラス自体に電気が流れるっていうのを検出してたんですけど、
投影型っていうのはガラスの下にもう1枚電極を挟んで、
その面の電極を仕込んで、つまり金属板みたいなのを入れておいて、
その下に小っちゃい点の電極をいっぱい並べておくという仕組みになってます。
画面にタッチしたときに上側の電極に電気が流れるんですけど、
その流れた電気を下の点の電極で検出するっていう仕組みになっていて、
その下の電極が点だからどの点に電気が流れたかっていうのが細かくわかります。
なので複数箇所タッチしても別の点に電気が流れるので、
2箇所3箇所っていうのが検出できるような仕組みになってます。
ちょっと言葉だけで伝えるの難しいんですけど、雰囲気伝わったらいいなと思って調べてます。
昔のスマホって2本指で操作できなかったんですね。
できなかったと思います。
言われてみれば確かにiPhone出たての頃のアプリって、
あんまりそのアプリの機能自体があんまなかったっていうのはあるんですけど、
確かに言われてみれば指1本で操作するようなゲームが多かったですね。
3回タップしたらどうのこうのみたいなのがあったりして、
3回タップするぐらいだったら2本で操作せいやっていう気持ちが昔からあるんですけど、
今でも3回タップってあったりするんですか?
3回タップはないかな。
見たことないかな。
そういうのが昔1箇所しか反応しなかったっていうのが似てるのかな、個人的に。
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2本でやるとなんとかですっていうのを言われるまで2本で操作しようと思ってなかった。
なるほど。拡大縮小という概念がなかったわけですね。
確かになかったですね。
昔?
拡大縮小の概念というか、タッチパネルっていうものは指1本で操作するものだっていう、
ある種の擦り込みのような。
僕スマホの出始めからほんの3、4年前までずっとガラケーだったので、初期のスマホわかんないんですよ。
初期のスマホって電池が全く持たなかったじゃないですか、確か。
下手しい昼間にもう電池切れみたいな人が多発してて、どこがスマートやねんとか思いながらガラケーってやってたんですけど。
今素晴らしいね。
今のはね、私の使い方だと廉価グレードで1週間ぐらい持ったりするので、ガラケーと一緒じゃねえかみたいな。
それはすごい。
いかに使わないかっていうのがよくなってます。
操作時間が短いって意味?電池食わないの方じゃなくて。
電池食わないっていうか、私が使わないっていう話。
なるほど。
多分本当に待機させてるアプリもほぼないしっていうので、すげえ電池持ってくれます。
私使いすぎかな。
使いすぎかな。毎日だいたい半分ぐらいは使ってるな。
多分普通そんなもんやと思いますよ。私が異常なだけで。
あれでしょ、職場と家との時間があんましないって言ってたから、そういう意味では私よりは相当時間使ってないような気がする。
私だって通勤1時間半かかる人間なんで。
移動するとそれだけで電池めっちゃ食うんって知ってます?
それはGPSとかの話?
GPSというよりかは、電波の基地局を切り替えるのにいっぱい電波飛ばして探すんですよ。
なので電池食うっていう話があって。
なんか昔そんな話聞いたことあんな。
5Gとかついてるやつやと、5G飛ばそうとして頑張ったりするんで、移動時は5G切った方が電池が持つかもしれません。
これは詳しい人ではないので正しくないかもしれません。
5Gだからって早いって思ったことあんましないけどね。
それはそうかもしれない。
必要なことがあんましないのかもしれない。
外で動画見ないから私。
動画好きにはたまらんだろうな。
公開像度で見れますからね。
酔うわ、私それやると。
私もだ。
なんか話が飛んでしまった。
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話がだいぶ画面の話からはそれましたが。
画面の話に戻ると、スマホ以外でタッチ画面でよく使うものって何か思い浮かんだりします?
まあ、駅の券売機とかですかね。
いいですね。駅の券売機って、本当に昔の頃って、ちょっと触ったらプニって凹むようなタッチパネルやったん覚えてる人います?
覚えてない。
覚えてない?
覚えてないか。昔ちょっとそういうプニプニ感のあるやつで、昔ATMもそんなんやった気がするんですけど。
そうだっけ。
確かそんなんやった気がするんですけど、あんまり私も欲しくなくて。
押した部分が、なんか変色する、虹色みたいな。
子供ながらにこれおもろいなと思って、顔に映ってた記憶がある。
それは、僕が思ってるのとは若干違くて、多分液晶が変形してるだけやから、ちょっと違う気もするんだけど。
僕が言ってるのは、どういう方式やったかっていうと、2枚電極があって、その間に樹脂のプニプニのやつが入ってて、
触られると、そのプニプニがくにゅっとつぶれて、電極が当たって、そこの場所が検出されるっていう仕組みのやつで、
すごいわかりやすいんですけど、ちょっと耐久性とか、あと画面の表示がちょっとにじむとかっていうのがあって、
あんまり最近は使われてないらしいです。
それって結構古い顕媒機とかなんですけど、もう少し古いやつになると、赤外線方式っていうのが使われてたりして、
これは縦横に赤外線のレーザーみたいなやつが走ってて、目に見えないけど走ってて、
ボタンを押したら、そこの赤外線のレーザーだけ縦横遮られるわけですよ。
縦横両方遮られたところが押されたっていう認識をする仕組みで、
実はボタンのところを押さなくても、ボタンの縦横の縁をピッと押さえたら反応するっていうのがあって、
さえぎったところを見ればいいから。
昔、友達がそうやって遊んでたのを思い出しましたね。
そんなのあったっけ?
あったみたいです。もう15年ぐらい前かな。
昔の顕売機でそれで買えるみたいな裏技がちょっとだけ流行った時期がありましたね。
何の意味もない裏技ね。
得はしないか。
そうそう。ちょっと面白い。
最近の顕売機とかATMでは超音波表面断層波方式っていうのが使われているようで、
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超ざっくり言うと表面を微妙に振動させておくと、触ったところに応じて振動が小さくなりますっていうのがあって、
その小さくなったのを検出してどこを触ったかを判別するような仕組みになってます。
これだと、実はさっきの赤外線方式って、画面の縁が画面より手前に盛り上がるわけですよ。赤外線の設備がいるから。
つまり画面が機械の表面より内側に入ったような形になるんですけど、
この超音波表面断層波方式を使うと、そういうこともないし、
間にプニプニが入っているやつみたいにちょっと画質が悪くなるみたいなこともないので、
最近はこういうのが使われているようです。
なんか超音波出てるのかどうか触りたくなってきたぜ。
えっとね、触ってわかるような超音波は出てないと思う。
ウォーってならないのか。つまんないな。
それはならないかな。
多分目に見えたり触ってわかるような振幅ではないと思います。
そうか。残念だ。
超音波の洗浄機のイメージだったんだけど。
あれはかなりパワーがありますからね。
洗浄するからね。検出するだけだったら別にそんなに強くなる必要はないか。
微妙に振動させれば多分できるっぽいので、そういうことになっているみたいです。
どうしても顕売機っていうと、プチっていうボタンのやつを思い出すんだけど。
ちなみに子供用ってやつはプラスチックの板でカバーが掛かっていて、
子供用を掛けたかったらそのカバーを1回めくってから押さないといけないっていう。
昭和だね。昭和でしたね、それは。
ボタンプチはわかるんだけど、子供用のカバーを外すのがちょっとわかんない。
あったんだよ、そういうのが。
なんでカバーを付けてないといけなかったんだろうね。大人が間違えて押さないようにするためなのかな。
あ、そういうこと。子供用のボタンだけ別であって、その子供用のボタンはカバーがあったっていう話ね。
なるほど。それはよくわからないね。確かに。
その後に出たのが多分子供のボタンを押してから、そうすると子供の値段が表示されるから。
それは知ってる。
それは僕、それでした。それで育ってきました。
地元の駅それでしたね、透明。
今ないですよね。
もしかしたらローカル路線の端っこの方とかありますよ、きっと。
昔は結構ローカル路線あって、今はもうだんだんDXの波が押し寄せて、あんまないですよね。
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ガチのローカル路線の、なんかもう利用者5人みたいなところ行ったら多分あります。
もしくは逆にないかもしれんけど。
県売機という概念がそもそもないかもしれん。
県売機のない駅だってあるんだよ、世の中には。
とりあえず乗車するための照明、ここの駅に何分に乗りましたって、その件だけ取って電車に乗るっていう。
で、車掌さんに、今この駅から乗ってきましたんで、どこまで行きますってきっと発行してもらうっていう。
なるほどね。車内で買うパターンね。
20年前の新潟県の1号線だったかな。
あー、その辺は確かにそんな気しますね。
その後、県売機できた、そこの駅。
あ、マジか。
じゃあその辺に今行ったらまだあるんじゃないかな。ボタン式が。
でもね、その駅途中で無人化するんで、多分夜とかやってないんで、使った切符はここに入れてくださいって切符を捨てる回収箱っていうのがあった。
今もあるんじゃないかな。
それはわかります。そうそうそう、なんかありそうな気しますね。
また話が変わってしまった。
いいんです。きっかけで話が膨らめばいいんです。
あと最後、パッチではないんですけど、
アップルペンシルみたいな指以外の専用の棒、スタイラスとかって言ったりしますけど、
そういうのを使う場合には先っちょに磁石がついてたりとか、他にわかりやすい信号を出すやつがついていて、
それが当たった場所とか近づいた場所を検出するっていう式がもう1個あります。
これはわかりやすいですね。
アップルペンシルってそれの対応しているパッドじゃないと認識されないんだよね。
古いやつではダメなんだよね。
ですね。つまり、今言った磁石とかが近づいたのを検出できる機能のついたiPadでないと反応しないから。
なんかね、便利だか便利じゃないんだかみたいな気分になる。
これでも使えてよって気分になっちゃう。
それはすごいわかりますね。
あれちなみに充電とかどうなってるんだろう、あのペンって。
アップルペンシルは多分、あ、そうかでも充電はあるんか。
多分なんかポチポチボタンありますよね、あれ確か。
あったような。
進む戻るじゃないけど。
なんかあった気がするんで。
なんかあったような気がしますね。
今ここにボタンある?見た目にはないんだけど。
あ、じゃあ僕の持ってる棒じゃないっぽいですね。
僕の持ってる棒はもうちょっと機能の高いやつで、
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なんか筆の種類変えるみたいなボタンがついてたりするようなのを思い浮かべたんですけど、
アップルペンシルはそういうのじゃないっぽいので、
ということは多分充電とかなくて、
棒の形状をしていて先っちょに磁石がついているっていうだけな気がしますね。
そういうやつ。
なるほどね。
なんていうか、アップルさん、磁石の使い方が絶妙に上手いですよね。
いや本当にね、商売してるというか。
全部くっつくやんみたいな。
全部くっつくマグセーフ的なやつで。
カバーをピシャってするとそのまま電源の画面切ってくれるやつとかってすごい便利。
上手く磁石を使いこなしているこいつらと思ってます。
なんか高機能なものに磁石をつけると高機能アコになるとかって話なかったですか?
それはiPadじゃないやつの話だと思うけど。
昔々ハードディスクがついていたものに関しては、
ハードディスクの記憶の仕方が磁石の向きで記憶しているので、
磁石を近づけるとポンっていうのはありました。
最近は多分ハードディスクがついているものが少なくて、
包囲磁石とか近くにあるとやばいけど、そういうのも多分ないし、
っていうのであんまり問題ない気がしますね。
包囲磁石がアホになるって意味それは?
アホい磁石が、そんな感じです。超ざっくり言うと。
包囲磁石ってすぐアホになるじゃん、他の磁石をつけると。
その通りです。
内部的にその北どっちかなっていうのをどうやってあいつら見てるんやっけとかって思っちゃったんですけど、
多分GPSでやってるんかなって気がついてる。覚えてないです。
あと傾きとかも認識してるもんね。
傾きは多分重力センサーやと思う。
加速度センサーで、静止させとけば遠直下向きに加速度がかかるので、
その向きをベースにしてどっち向きに何度っていうのを計算してるはずです。
そういうのも合わせてね。
なるほどね。素晴らしいわ。
今回調べた分のタッチパネルに関しての情報は大体こんなもんです。
他にこんなタッチパネルもあるぞっていうのを思い浮かんだような人は、
ぜひYouTubeだったらコメント欄とか、そうでなければTwitterのグーグルフォームから送っていただければ、
次回以降に取り上げてコメントさせていただきます。よろしくお願いします。
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アットマーク特応の応答で覚えてください。
コーナー企画へのお便りや番組で取り扱ってほしいテーマ、普通応答も大募集しています。
皆様ふるってご参加ください。
ということで今回の特応の応答はここまでです。
お聞きくださりありがとうございました。
お相手はリケートオークラボラジオ部のカリウムと、
マサルと、
カツネでした。
さようなら。
次回もお楽しみに。