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  2. 武術回 間合いを意識するコツ
2024-04-14 08:46

武術回 間合いを意識するコツ

会社員をしながら自家焙煎コーヒーをドリップバッグに詰めて売ってます。

大好きなコーヒーや、大好きなビールについて放送します。
不定期でライフワークの空手や古武道についても話していきます。

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00:05
朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術、こんばんは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
今日は、武術会です。
昨日ですね、大東流合気武道の稽古に行って、
今日は、夜空手の稽古に行ってきました。
久しぶりに2日連続でまともな稽古ができましたので、
ちょっと思い出しながら、稽古で得られた知見というか、
新しい視点をお話ししていきたいと思います。
今日は、相手との間合いのポイントという話をしてみます。
昨日、大東流合気武道の稽古の中で、
短刀取りという稽古をしていました。
短刀取り、短い刀を取るという稽古ですね。
相手がナイフを持って攻撃をしてきた場合の対処の仕方という稽古ですね。
そういう場合ですね、どういう形で相手を抑えるかという、
その技自体のものも大事なんですけれども、
最も重要なポイントは、技ではなくて、相手との距離感なんですね。
相手と自分とが相対した状態で、相手と自分のど真ん中のポイントですね。
正中線を結んだ線のど真ん中のポイントを空中に意識すること。
そして、そのポイントを相手が越えてくる前に、
先に相手にタッチして対処していくということが重要になります。
これをですね、最初に先生は難なく話をされたので、
めちゃくちゃ重要だとは思ったんですが、
一個やれてないことがあったんですね。
これは一時が万事というか、
普段の稽古の中でも意識ができていなかったということを気づくことができました。
何かというとですね、
自分と相手との間には、実際は何もないんですよ、空中に。
相手と自分の間の、さっき言った正中線を結んだ空中にポイントがあるとしましょう。
その点みたいなものがあって、あると仮定してですね、
そこを常に意識して、その線を相手が越えてこないようにというような意識をしておくということですね。
03:10
そのポイントを先に取ると非常に有利になるよということを先生は言われていて、
実際にですね、そこに手のひらを相手の方に向けて、
突っ張りみたいな形でですね、置いた場合ですね、
相手はですね、自分はですね、相手にそれをされると非常にアプローチがしにくくなります。
入りにくくなります。
なので、そのポイントというものは、実際は見えない中で取り合いをしなくてはいけない、
なんて言えばいいんですかね、非常に重要な陣地なわけですね。
関ヶ原で言えば天皇山みたいなところが、実は全ての対陣格闘技には存在するということだと思います。
で、そこを何ができていないかというと、そのポイントがあって、
それを相手との距離に応じてこのポイントだって常に意識しておくことが重要なんですね。
で、そこを必ずしも取る必要はないんです。
ただ、そこがあるから、そこを利用して相手を取ったり、
相手が仕掛けてきにくくしたり、あえて誘ってみたりということができるわけですね。
なので、とにかくそのポイントってのはどこなんだってのを常に意識しなくちゃいけないということがよくわかりました。
実際、ナイフ取りの場合は、そのポイントを相手のナイフが越えてから取りに行くとですね、
非常に力が入りにくいというか、選択肢が狭まります。
なので、そのポイントを先に取るというか、相手が越えるよりも前に手を伸ばして出してくるナイフを持っている手に触れてやるということをすることで、
ものすごくいろんな選択肢ができます。
自分の懐に呼び込むこともできますし、先に受け流すようなこともしやすいです。
そこを一旦越えられてしまったなら、一歩下がってそのポイントを自分側にずらしてやるようなことをしない限りはやっぱり難しいですね。
要するに、一旦自分と相手の境界線を越えられてしまうと押し込まれちゃうんですよね、力として。
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なので、そのポイントを常に意識しようということが昨日の気づきでしたね。
そして、今日の空手の稽古の中では、伝統派空手は非常に距離が遠いんですね。
よくプライドとかでやっているような、あれぐらいの距離ですね。
本当にタックルのある距離というんですかね。
かなり遠くに構えないと、すごく遠くから技が届くものですから、
かなり遠くにいるのでその意識が曖昧になるんですね。
おそらくですね、他の格闘技というか近い距離の場合でやるようなスポーツとか格闘技であれば、
かなり明確にそのポイントを意識するんだと思うんですね。
ただ、伝統派空手は相手を倒す必要がないっていうのと、距離が遠いっていうことの2つがあって、
どっちかというと曖昧になってますね。
そして剣術みたいに、相手と自分の間に実際に刀を差し入れるようなこともしないので、
その中心の取り合いみたいなことはあんまりないわけなんですね。
なので意識が曖昧になりがちだということで、あえてそれを意識する練習を何かすることが大事だなと思った次第です。
これをね、まず自分でどういう練習をするかっていうのを決めてから、
そのうちですね、子どもたちにちょっとずつフィードバックというかお返ししていけるといいなと思いました。
まずはね、自分から始めないといけないんですね。
まずは回より始めようと言いますので、自分がしっかりできるようになる、もしくはできるようになりたいと思って試行錯誤をしていきたいと思います。
今日は相手と自分の中心の点を抑えましょうという話でした。
これを意識することで、格段に対人格闘戦では有利なシチュエーションに立つことができます。
皆さんの参考にされてください。ではおやすみなさい。バイチャン!
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