2024-04-29 11:07

武術回 形ってなんぞや

会社員をしながら自家焙煎コーヒーをドリップバッグに詰めて売ってます。

大好きなコーヒーや、大好きなビールについて放送します。
不定期でライフワークの空手や古武道についても話していきます。

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00:06
朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術、こんにちは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
今日は初めてガレージで撮ってみます。
雨が降ってきましたので、ちょっとパラパラと音がしていますが、
今日も武術会です。
今日は、剣道と伝統派空手の型の違いについて話をしてみたいと思います。
型の話をしたいなと思ったので、この2つを比較して話をしてみます。
まず、武術の伝承というかですね、稽古の中には結構な割合で型というものがあります。
人形の行、つまり形という字を書いて型と表記することが多いんですが、
私は昔剣道をやっていました。
剣道は、型は商談審査のときしか習いませんでした。
商談審査のときにちょっとやるぐらいでしたね。
剣道の型というのは、10本、2本剣道型というのがオフィシャルにあるんですが、
それだけしか私は習ったことがありません。
そして空手の方は、各流派でですね、数々の型がありまして、
私がやっている伝統派空手の四大流派の四刀流というところに属しているんですけれども、
四刀流の型は40種類ぐらいあるようです。
まあとんでもない数がありますね。
そしてもう一個ですね、大刀流合気武道。
こちらは118の型があります。
それぞれ型はあるんですが、今日はわかりやすいので、
剣道の型と空手の型を比較して話をしてみたいと思います。
まずですね、型を相手がいる状態でやる型と一人でやる型というのがあるんですね。
剣道の型は、2人組になって技を掛け合うような型をやります。
だいたいですね、一人が打ち込んでいって、もう一人がさばいて反撃するというような型になっています。
打ち立ち、下地という呼び方をしてたかな。
空手の伝統派空手の型は、基本的には一人でやります。
03:00
時々ですね、約束組手という名前で、2人でやる型みたいなものが存在するんですが、
私が所属している流派で習っている方は、一人でやる型ばかりです。
まず最初にちょっとですね、前提として話をしておきたいのがですね、
昔の人にとって技とか技術を残すということができなかったんですよね。
だってビデオないですよね。そして写真もないです。
そうすると、動きをですね、なんだか踊りのような形にして残しておくというのが型だと私は思っています。
なので、型、一人でもできるような形にしてあるんですけどね。
型というものがその武術そのもの、技術そのものを表すと言ってもほとんど過言ではないかなというふうに思っています。
剣道であれば、最初に対峙した時の構え方から相手との距離感、そしてどんなフォームで打ち込むかというのが型ですよね。
技そのものです。ビデオがないので、そうやって人が見える形にして残していく、伝承していくというのが武術のやり方だったわけですね。
そして、二人でやる方は結構わかりやすいですよね。
どんな技をかけているのかがはっきりわかります。
ただし、空手のように一人でやる方は何をやっているのか全然わからないんですよね。
すごい謎の動きを一人でずっとやるわけですね。
もちろんね、いくつかははっきりわかる技もあるんですが、
全体で20から30ぐらいの動きがある方の場合は、その間に何をしているかっていうのがはっきりわからないことがあります。
これはですね、おそらくパッと見ただけでは技の本質というかですね、本当にどんな技かっていうのははっきりわからなくしてある場合もあるんじゃないかと言われています。
それを謎部分ですよね。最後の一ピース、最後の一ピースを句伝で伝えていくというやり方で、技として伝えていくというのが空手とかですね、日本の古い武道なんかもあるように思います。
ちょっとね、ロマンのある話じゃないですか。
06:01
一師双伝ではないですが、師匠から弟子にしっかり正しいやり方を伝えていくというのが空手の方のもともとの教え方であったようです。
日本、沖縄の格闘技だったわけなんですけれども、その一部の流派が日本本土、最初は東京大学だったかな、あの辺りに伝わって独自の進化を遂げてきたのが日本の伝統派空手だと私は思っていますが、
形というのの中には古い人が開発した技術はやっぱり入っているんだと思っています。
そして形の中でもいくつかは比較的新しい世代に作られたものがあるんですが、平安とか平安とか言われる方は作った人の名前もねはっきりわかっています。
戦前生まれですけれども、江戸時代生まれの糸須さんという方が作った形のようです。
でもそれよりも前のその形のモデルになったようなのとかですね、古くからある形というのも存在するんですが、そういう形については体の動かし方とかに込められた秘密みたいなものを感じることがあります。
例えば、古い空手の人たちの間では重要な方と言われているナイファンチという方があるんですが、その方の中には運則が独特なんですけれども、蚊に歩きのような動きをします。
その中で、手をちょっとだけ体の反対側に腰を切らずに突きを打つという打ち方があるんですが、その動きをマスターすることで体重全部を拳にうまく乗せることができるようになるというようなことをおっしゃる先生も言います。
私もそれを信じて練習をしています。
そうすると、形というのは私の中では野球で言うと素振りのようなもので、最大の効率で出せるようなフォームを身につけるもの、形ですよね、フォームですよね。
そして、それをやりながらさらに間合いとか実践のタイミング、これも間合いって言うんですけども、タイミングみたいなものを測る稽古と両方が必要になってくると思います。
09:01
剣道の方なんかはそれを両方一緒にやっているんですが、空手の方はどちらかというと多分に素振り的な要素が多くて、相手をイメージしながら自分の体の使い方を覚えるという動きになっています。
人によっては形の中に誘いとか戦術まで含めたものが存在するよって言うことをおっしゃる人もいます。
ただ私はまだそこまで勉強ができていないので、なんともここでコメントはしづらいですが、そういうものがあると信じてちょっとずつ勉強を進めています。
形は、私の中ではまずは人間の体を使って相手を一撃で打ち倒すパワーを出すためのトレーニングだと思っています。
今日は形の話をしてみました。
剣道の方についてはちょっと修練があまりに浅すぎて語れることがこれぐらいしかないんですが、空手の方は毎日トレーニングしていますので、威力が出るようにサンドバックを叩きながら形の稽古をしているところです。
今日はここまでにしたいと思います。
今日は形の話でした。
明日は形ではなくてタイミングとか間合いをとる稽古の話をしてみたいと思います。
ちょっとね、深い話をするほど私が技術について理解していないなぁとやっぱり思いましたね。
なので、表面的な話ばかりになってしまうかもしれませんけれども、しばらく私の思うところを話してみたいと思います。
では、おやすみなさい。バイチャ!
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