1. テキトー教師のAI教育ニュース
  2. 不登校リスク早期予測について
2024-07-11 11:11

不登校リスク早期予測について

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不登校リスク早期予測、AI活用の仕組み作り進む|ニュースイッチ ↓
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#AI #教育
00:07
こんにちは、テキトー教師です。
この放送は、毎日AI教育について、国内、国外に関わらずチェックしている現役教師が、
その中でも気になるニュースについて話をさせてもらう、そういう放送になっています。
では、今日もよろしくお願いします。
まずですね、告知をさせてください。
7月21日の日曜日の夜8時からですね、第4回AIチャレンジ黙々会をオンラインで開催させてもらいます。
前回はですね、少し発表者が多くて、もう少し質問もしたかったなという、そういう意見を持った方もおられたので、
今回は一つのAIを深掘って考えていくということで、今回はノーション編ということで、
ノーションを教育にどのように生かすことができるのかということについて、
僕も含めた3名ですね、報告者がAIノーションと教育の可能性について報告をさせてもらいます。
3名ですので、1人当たり20分くらい時間があるので、今回はじっくりと質問とかできるかなと思うので、
概要欄にリンクを貼っておきますので、もし興味のある方はぜひご参加ください。
第5回、第6回もやると思いますが、その日程調整であったり、もしこんなAIの使い方できますよとかいうそういう方が報告したい方がおられましたら、
ぜひ無料で参加できるAI教育コミュニティのリンクも貼っておきますので、こちらの方もぜひご参加ください。よろしくお願いします。
では、今回のニュースについて報告させてもらいます。
今回気になるニュースは、これは国内のニュースなんですけれども、不登校リスク早期予測、AI活用の仕組みづくりが進むということで、
日本の神奈川県、関東、戸田市、埼玉県というのもあったと思うんですけれども、
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不登校リスクを統計的に分析をしつつ、ある統計分析のデータを元にしながら、AIでこの子が不登校になりやすいですよとか、
そういう事前に教師や行政に予測をして、それを知らせてくれるシステムをAIを使って構築する実証研究が進んでいるというニュースがありました。
これは、例えば、戸田市は学力テストとか出血状況とかのデータを用いて、不登校の予測モデルを構築して、高リスク児童の早期発見に成功したということでした。
あるいは、神奈川県海政庁では子ども見守りシステムで貧困や虐待のリスクを持つ家庭を抽出し支援につなげているという取り組みがされています。
まず、このシステムが出来上がることで何が良いかというと、日本の行政というのは、申請主義といって、いろんな貧困であったり、しんどい立場になった時に、申請しないと支援が受けられなかったりするんです。
ですので、僕も公立学校にいたので、よく分かるんですけれども、不登校であったり、あるいは貧困家庭であったりした時に、学校がその子を支援したいと思って、適切な期間、
あるいは、社教といわれる社会福祉協議会であったり、児童相談省であったり、市役所の子育て支援課であったり、そういったところに支援を求めようと思ったら、
すべて、例えば学校とか、その家庭が、申請しないと支援がもらえないんです。
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なので、何が問題かというと、例えば学校にきちっとそのシステムが分かった方ですね、教師がおられたら、例えばソーシャルスクールワーカーと連携して、適切な支援体制をすぐ作って、適切な支援ができたりするんですけれども、
全然分かっておられない方が先生だったりすると、その支援そのものをできなかったり、分かっていないのでほったらかしにしたり、ほったらかしにしたことによって、不登校がさらに深刻化して、引きこもりになってしまうということになったりします。
ですので、これを事前にいろんな出欠とか学力調査、場合によっては教育相談アンケートとか、そういったデータをもとに事前にそれをこちらに学校側にも、あるいは市役所にも共有できるようにしておくと、
この子がちょっと心配だなと思ったら、事前にその支援体制をすぐに動かせる準備が整っていると、いざ不登校になったと思った時のその対応のスピードが全然違ってくると思います。
ですので、その子が果たして不登校になるかどうかというのは、100%正しいとは言い難いかもしれませんが、事前にそういう体制づくりの準備ができるという点では大きなメリットかなと思います。
一方、デメリットは何かというと、これは個人情報保護の観点ですよね。
そういう子どものプライバシー、個人情報をAIに入れると、それについてはいかがなものかという意見があるかなと思いますし、
例えば、この子が不登校になる可能性が高いと判断した時に、どこまで情報を共有するのかというところで、
例えば、地域の民生委員まで、もし仮にそこまで情報を共有した時に、
もし万が一不登校になりやすいということが、その子どもあるいは家庭に知られたり、あるいは地域の方に知られてしまって、
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その子が不登校のレッテルを張られる状態になったら、大きな問題になります。
その情報の保護の観点、あるいはプライバシー、個人情報保護の観点については厳重に管理していかないといけないかなというのはあるかなと思います。
日本はそこら辺については非常に厳しいので、どこまで進むかは分かりませんが、
メリットはすごい大きいので、教師の働き方の観点、あるいは不登校になりやすい、しんどくなりやすい子どもというのは、
ベテランの先生は経験によって事前にいろんな会話であったり、
政府の着こなし方、ポロシャツはらえているかどうかとか、爪がきれいかとか、
教師の勘というものが非常に鋭くて、その勘をもとにした適切な対応というのがこれまでなされてきたんです。
ですが、そのベテランの先生がどんどん退職されてしまったときに、若手の教師がどこまでできるかといったら、
そこまでのことは経験がないのできないです。
ですので、若手の教員でも適切な対応ができるためにも、そういうシステムを使うのは一つありかなと思うので、
ぜひこの取り組みを今後も見守っていきたいなと思います。
今回は以上です。
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