私には小学生の息子が2人いるのですが、下の子は2年生で多動と自閉症、知的障害です。
少しずつ私も発達障害の息子と向き合って勉強しているところです。
うん。
息子は授業中じっと座っていられなくて、窓のブラインドを全部閉めて回ったり、給食後暇になると大声を出してしまったり、
クラスメイトにちょっかいを出して唾を吐いたり鼻をほじったりするので、1年生3学期後半から給食は食べずに帰っています。
うん。
支援給で毎日のように先生へ暴言を吐いています。
はあ。
1年生の時は私の勉強不足で無理をさせてしまい、暴言や暴力をするようになってしまいました。
うん。
またこのようなことがないように先生のラジオを聞かせていただいてうまくやっていけるようなヒントが見つかればと思っています。
いやあ。
ちょっとさあ。
うん。
さっき声ちっちゃくって言ったけど、
うん。
声大きくなりそうやん今日は。
今日は声大きくなりそうか。
もうこれはどうにかせないいかんばい。
そう、そうよ。
いかんばいこれは。
これはどげんかせんといかんよ。
それ宮崎か。
もうさあ。
何?
私の勉強不足でとかさ。
たしかに。
もう心が痛いわ。
そんなはずないのに。
全然ね。
うん。
そんなことはないよ。
そんなはずない。
いやあ。
いやあ。
これはちょっともうね、そう思わせてる環境がもういかん。
たしかに。
どう考えても。
たしかに。
なんかあれやね。
うん。
子育てについて、個人が勉強不足であると思わせてしまっているような社会現象についての回も撮りたいね。
いやもうその回やない?今日はもう。
もうもはや。
今日その回?
今日その回ね。
もはや。
もういろいろ考えてきたけど、
うん。
もうそれを一番話したいわ。
うんうん。
まずね。
だから結局これがいかんのやない?
うん。
なんか親が勉強不足で子供が問題行動を起こしますみたいな。
うん。
思わせてしまうような環境がさ、
うん。
結局子育ての悩む一番の種なんやない?
そうやね。
ねえ。
これさ、もう前提としてやけど、
うん。
声を大にしていたいのが、
もう俺はさ、死ぬほど教育について勉強してるし、
うん。
子育ての研究についてもたくさん知ってきたけど、
うん。
だからといって子供を思い通りにできるなんて思ったことは一度もないんよ。
うんうんうん。
だけどもう知れば知るほど子育てとか教育って難しいなって思ってるんよね。
うん。
そうだね。前回も出たよね。
うん。
方法論に落ち着かせてチープなものにするのはどうなんだろう?
そうそうそうそうそう。
だからもう前提としてもう一人でどうにかするとかって考えても、
これは本当に難しいし、
うん。
教師とかもそうだけど、一人の責任にしないっていうのがどうしても伝えたい。
おう。新しい解決策やね。
そう。一人の責任にしない。
うん。
いやー俺今トルコにおるんよね。
うん。
でこのトルコは特別支援の施設なんよ。
へー。
トルコでさ、特別な支援が必要な子供たちが来るわけよ。
うん。
で俺は教育の理論とかを知りまくってるから、
うん。
もうお自閉症の男の子をよろしくねって担当をさ授かったわけなんやけど、
うん。
もう自信満々にさ大丈夫ですよって言ったんよ。
うん。
いろんな武器持ってるから。
うん。
もうさそれがね全く通用せんかったんよ。
うーん。それは何をした?
例えば場所とか変えて雰囲気を変えるとかいう方法をしたりとか。
あ、場所変えるやつね。ファンタジーマネジメントね。
そうそうファンタジーマネジメントもしたし、
うん。
子供の気持ちを代弁してあげようとさ、
うん。
一緒の気持ちになって共感したりとか、
うん。
もういろんなこと試したわけやけど、
うん。
全く思い通りに子供は動いてくれんかったわけよね。
で、その時にもっと問題だったのが、
うん。
お母さんはずっとその子の気持ちをわかっててさ、
うん。
例えば子供がドアを開け閉めしだしたんよね急にバンバンバンって。
うん。
そしたらあ今この子はストレス感じてるんですとかっていう風に、
行動と気持ちをもうそのお母さんがわかってるわけよね。
うんうん。
でお母さんがずーっと対応しとるわけ一人で。
もう周りは何もできないから。
うん。
だからどう考えてもきついだろうにずっと笑顔で対応しとったわけよこの方は。
うん。
でもうこの時に悟ってさ、
うん。
結局お母さんが全部わかって、
お母さんしかどうにかできない状態っていうのができてるわけよこれって。
うん。
つまりお母さんだけがきつい状態ができてるわけよこれ。
うん。
これって相当深刻な状況じゃない?
そうだね。
そうそうそう。
どうすることもできんね先生では。
そうこっちはどうすることもできないし、
お母さんが言ったら休めない状況なんよね。
うん。
だからさっきさこの相談してくれた方も言ってたけど、
うん。
結局例えば俺みたいに何もわからない先生がいたとしたら、
お母さん怠りになっちゃうわけよ。
うんうん。
そしたらお母さんが学んで、
うん。
お母さんがいろんな専門家に話を聞いて、
お母さんがわかってる状況っていうのが生まれて、
うん。
何よりもお母さんの責任っていうような状況が生まれるわけ。
うんうんうん。
これって相当深刻だなっていう風に悟って、
うん。
だからこそさっき言ったように、
やっぱり日本の環境ってすごく忙しいわけよね。
あー、そこになるのね。
杉部さんと話した時にもちょっと言ってた。
そうそうそうそう。
忙しさと人不足ね。
うん。
もちろん共有はするけど、
まあ全職員で全児童の共有はできないわけやん。
うん。
だけど、ここの施設はもう一人の子供について絶対一人がついてるし、
うん。
で、それをみんなで共有する時間もたっぷりとるわけよ。
しかも心理的安全性の高いこの食事っていう時間を通して。
うん。
だからこれぐらいたっぷり時間を使って共有しなければならないほど、
うん。
この観察とその記録のシェアっていうのがすごく大事なわけなんよね。
うんうん。
だからこれ何が伝えたいかっていうと、
観察して記録しましょうねっていう方法を伝えたいわけじゃなくて、
うん。
それぐらい一人じゃなくて、
なるほど。
この思考をいかに持っておくかが大事かなっていう風に思って。
なるほどね。
それはさ、一旦今回のお悩みについては、
うん。
こういうお子さんが学校で暴言とか暴力を振るったりとかをしてしまうっていうのは、
うん。
まずは私の勉強不足でみたいなところは、
うん。
いやいやそんなことない、一人でどうにかするっていうのをまずどういうふうに思って、
うん。
いやいやそんなことない、一人でどうにかするっていうのをまずどうにかできないかを考えてみてほしいなっていうのがあって
そうそう。
まず一人でどうにかできる問題じゃないんですよってことを、
うんうん。
責任を感じないで下さいっていうことを伝えたいっていう。
うん、そうだよね。
で、さらに、例えば今この方が、
うん。
そういうふうに息子のことを先生に共有するとかがもしできるんだったら…とかもうしてるのかな、わかんないか。
してるんだと思うけどね。
うん。
一応その具体的な方法も伝えとくか
そうだね一応プラスアルファできるとしたらどういうことがあるかだけ話そうか
そうねこれはなんかその親御さんに話すようなことじゃないんだけど
一応専門的な知識としては
一個が行動分析って言って
さっき言ったように何がトリガーになっているかっていうことを
徹底的に記録することが必要な
なるほどトリガーね
子供がどんなきっかけによって問題行動が起きちゃうのかっていう
さっき言ったように知らない人が入ってくると
ドアを開き閉めするよっていうような行動が起きるパターン
これを徹底的に記録するっていうのが重要で
さらにはどんな時にその行動が収まるのかっていうのも
徹底的に観察して記録することが必要
これが行動分析ね
上手くいかない場合と上手くいった場合を記録していく
その子の記録表を作って共有することが大事ってこと
なるほど
確かにねできるとしたらそういうこと
できるとしたらっていうことも難しいんだけどね
これはねいつ自分がストレスを抱えるかとかも結構トリガーがあると思って
例えば高圧的な振る舞いをされた時にストレスを感じるとかさ
結構自分に対しても大事やなと思ったよね
そうね確かに自分で記録していく
日記とか書く人はねそういうのができてるのかもしれないけど
そうね
そうそうそう
でもう一個言いたいのが
この施設やっぱり本気で特別支援の子たちを救いたいって思いがあるから
支援もやっぱり本気なんよね
でやっぱり心理療法的にいろんなアプローチとってて
例えばアニマルセラピーって言って
動物と関わることを通して
自閉症の子たちのコミュニケーション能力を高めるっていうような理論を用いてたりとか
フィジカルセラピーアートセラピーとかっていう風に
いろんな心理療法を用意してて
それをワークショップとして子供に提供できる形で
どんな子にどんな療法が適切なのかっていうのを
しっかり話し合った上で適用させていくんよね
でこれもさっき言ったように方法論を伝えたいわけじゃなくて
それぐらい本気でやってる施設があって
それぐらい難しいことに今直面しているから
さっき言ったように勉強不足とかじゃないですよっていうのをもう一回伝えたいっていう
そうね
うんかな
なるほど
どう思う?