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YAMATAROFARMの福利厚生のいざさんをゲストにお迎えするパート2になります。
引き続き、いざさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
パート1では、今までのザクイッとしたご経歴から、なぜカメラに行き着いたのかという話。
で、もう一つ、いざさんの苦手なところということで話を伺ってきまして、
ちょっとその中でも、自分がまたちょっと気になったところがあるので、お伺いしていきたいなと思うんですけど、
一人で黙々とやっていく仕事よりは、誰かと喋っている仕事の方がね、みたいなところで最後だったのかな、と。
まとめて、しわとザクイッすることかなと思うんですけど、
自分が、何だろうな、言葉から受けている印象というか、感じだと、コミュニケーションっていうのも一つあるのかもしれないですけど、
理不尽さみたいなものに、あまりこうなってるかな、そういった見方の方が、しっくりくるというか、言葉としてなんですけど、いかがですか。
例えば、飲食店の頃も、もちろんそうだったかもしれないですけど、例えばそのミッション、自分がその仕事の中でやらないといけないことがあるとして、
その目標、ハールの高さっていう理不尽さっていうよりも、それに立ち向かうための環境っていうところが結構、伊沢さんのストレスポイントの大きいところなのかな、みたいなことを思ったんですね。
一丸となって立ち向かうぜ、みたいな状況の時だったら立ち向かえるけども、古文奮闘みたいな時の方はちょっと苦手なのか。
そうですね。
そういう印象というか、そういうことなのかなっていうふうに理解を自分はしたんですけど。
そうですね、確かにそんなところありますね。
その中でいくと、もしちょっとこれが仮説というかちょっと変なんですけど、一方でカメラマンっていう今のお仕事って、ある意味でいけば一人でやるお仕事じゃないですか。
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はい、そうですね。
そこは寂しさとかそういうのはあまりないんですか。
寂しいと言えば寂しいですね、やっぱり。
最近人を撮らせていただくことが増えたので、そのときは芸相さんとお話しすることはあって、その場は楽しいんですけど。
確かに準備っていうか、撮影の準備をしてるときとか、ロケラン行ったり、いろんな準備をしてるときっていうのはもちろん遠足とか旅行行く前の準備と同じで楽しい部分にはなるんですけど。
終わった後の、例えばレタッチをしてお届けするまでの時間、これがどうしても一人黙々とみたいなところになってくるので、そこは若干苦手というかストレスがかかるタイミングではあるかなとは思いますね。
それでもいいものを届けたい。
以前のお仕事のときよりは全然その効果は低いというか。
そうですね。何か外的な理不尽があるわけではないので。
ただただ自分の中で、当然撮った写真がそのまま出せるわけではないので、中に同じ明るさであったり同じ色に整えたりっていうことは必要になってくるから、その辺のレタッチの技術っていうのも必要になってくるし、
そこが若干正直まだ足りてない部分ではあるので、その辺でちょっと自分の課題意識がある分、
撮ってるときはいろいろ話しながらできる。
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でも終わった後に一人黙々とやらないといけないし、自分の足りてないところもわかってるから、そこの攻め合いじゃないけど、そこがもうちょっと自分のスキルも上げていかないといけないところだし、
そういう意味で若干ストレスはあるとはいえ、やっぱりいいものを届けたいっていう気持ちが、それを願っていく上で大事だと思ってるから、
それは会社のときに与えられた環境であったりとか、支持される内容であるとか、そういうものとは全く異質な問題なので、そこはほぼほぼゼロに等しいと言ってもいいぐらいのストレスですね。
あともう一個お話を伺ってる中でキーポイントというか、変な人との出会いっていうのが多分皆さんの中で大きい方かなと思います。
これは言葉の中で名前挙げるの恐縮なんですけども、例えば大沢修さんだって、我々もよく知っている人の名前も出てきましたし、旅先で出会った方っていうのもいろいろいらっしゃったと思うんですけども、憧れ的なものを感じたっていうところなんでしょうか。
そうですね。それで言うと、そのコミュニケーションの話にもちょっとつながるところはあるんですけど、自分になかった生き方の選択をされてる人が多かったというか、
そもそもゲストハウスっていうものの存在を知ったのがその頃なんですよね。
イカネパレットに行ってからLACの存在を知って、それを使って全国を回り始めたっていうときに、初めてゲストハウスっていうものの存在を知って、そこを使う人たちが、僕のさっきの言葉で言うと変な人っていうことになるんですけど、
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自宅も持たないし、仕事もそこそこやって、夜はみんなで飲んで騒いでみたいな。そういう生活が成り立つんだみたいな。夏は海に行って、冬はスノボしてみたいな人もいたりとか。
そういう場所的な自由もあるし、時間的な制約も少ないし、ってなったときに、当然かもしれないですけど、そういう人たちってやっぱストレスのかかり方が全然違うと思うんですよね。その会社に勤めている人たちと。
みんながみんなってわけじゃないんですけど、僕が特に会ってきた人たちっていうのは、もう会社の指示に従うしかないみたいな。いくら長時間でも無理な仕事でも、やれって言われたらやらなあかんみたいな。
そういう環境にいる人とは明らかに違う人間性であったり、モチベーションであったりっていうのがあったから、話してて、自分がコミュニケーション苦手だと思ってたとしても、話をしたら楽しく話をしてくれる。
その子たちって言ったらあれだけど、僕が新たに出会った人たちは、自分にストレスがかかってない分、楽しいよっていうことをちゃんと伝えてくれるっていう感覚。
今の生き方をしてて、自分がすごく充実してますっていうことをちゃんと言える人たちっていうか。そういう人たちは、やっぱり僕が会社員時代に出会ってきた人にはいなかった。
だからその辺が、そういう世界があるっていうことを知ったことで、カメラを今自分が持ってる武器というか、得意分野で言うとカメラだったから、それを使ってそういう世界に踏み込めるのかなみたいな、ちょっとした期待があったというか。
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そんな感覚ですかね。
実際どうなんですかね。しっくりきてる感じですか。
今現状で言うと、感覚的にはきてます。
ただ身が伴ってないだけで。
正直、経済的には厳しいんですけど。
とはいえ、道筋は見えてるというか、やってることは大きく外れてないなって思うし。
自分が心地よくない状態になってる時間っていうのは、圧倒的に減ったんで、そこは良かったかなって思ってます。
ざっくり今までお話を伺ってる中で、カメラマンさんに向かって、ちょっと失礼かもしれないですけど、写真を撮るというか、写真っていうものがめちゃめちゃ好きっていうよりは、写真を通じたコミュニケーションが好きみたいな。
そういう印象を今持ってるんですけど、どうですか。
ちょっと説明が難しいんですけど、写真とかカメラっていうのは本当にツールであって、写真が撮りたいわけじゃないんですよ。
そういう言い方をするとちょっとおかしいんですけど、死ぬまで写真撮り続けて死にたいって思ってるわけじゃなくて。
これは本当にカメラを持ってから出会ってきた人たちに教えてもらった感覚ではあるんですけど、
なんかすごいこう、いろんな方たちと出会ってきたんですけど、何かやろうとしてる人たち、何かやろうっていう、すごい抽象的で申し訳ないんだけど、
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何か自分の思いがあって、たとえばこれを作りたいとか、こういうことを成し遂げたいとか、何かしら思ってる人がいることにすごく気がついたというか、いろんな人がいるなと思ったんですね。
そういう人たちが、自分が思い描いたものを自分がやろうとしてるとか、何かを作ろうとしてるときに、それをいろんな人に知ってもらう機会というか、
そういうチャンスとかツールとか、それってその本人ができるわけではない場合が多くて、
たとえば、舞台の上で何か役を演じますとか、踊りますとか歌いますってときに、その本人がカメラ持って自分を映して、それを誰かに見てもらったり聞いてもらったっていうことって不可能じゃないんですけど、結構難しいなって思うんですよね。
それがその舞台の上だけじゃなくて、何かイベントをやって何か伝えたいことがあるとか。いろんな思いを持ってる人たちが多くて、でもその人たちが自分を自分で撮影したりして、
周りに広げていくっていうことが、それこそ自撮りとかできるから、不可能ではないとはいえ、そこを手助けできたりとかサポートできるツールを使えるなと思ったんですね。
それを写真であり動画であり、っていうもので、本当に何かやりたいって思ってる人がそれに集中してもらって、それを周りが伝えていくこと。
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主催者というか、やりたいことがある人をサポートする周りのメンバーが、文章が得意な人は文章で残していく。文章を読むのが得意な人に届けていくとか。読むのが苦手だけど、それこそ音声で伝えていくとか。
文章で書かれてもイマイチイメージできんのだけどっていう人に、写真とか動画で届けていくとか。なんかそういうことが、本人じゃなくて周りができることだと思ってるんですけど。
なんかそのいろいろ回る中で、いわゆるゼロイチができる人。何か自分の中でアイデアが思い浮かんで、これやりたいって思ってる人がいて、でもそれを作ったりイベント立ち上げたりっていうときに、全部が全部その人一人でできるわけじゃなくて。
いろんな人がサポートに入って、一つのことが成し遂げられると思うんですけど。
ゼロイチの1を2にしたり3にしたり5にしたりっていうことができる部分が、その中の一部ですけどね。カメラを使ってできることっていうのはその中の一部だと思うんですけど。それができるなって思ったんですよ。
だから、僕は一番初めに話がちょっとだけあったと思うんですけど、名前つけるのは苦手みたいなアイデアが思い浮かばないみたいなところがあって、ゼロイチってめちゃくちゃ苦手なんですよ。
なんだけど、何かやりたいっていうアイデアがあったときに、こういうツールがあるよとか、こういうふうに伝えていったらいいよとか、じゃあこういう写真撮るよとか、こういう動画撮って伝えていこうかっていう。
そこを、そのやりたいこととか思いみたいなところを具現化するっていうのは、なんとなくできるって思ってるんですよ。
なので、そこが僕の役割なのかなっていう感じですかね。
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写真というよりは誰かの手助けというかサポートというか、そういったところに写真とか映像を撮るツールを用いて、先に手助けをするというか、伝える。知ってもらう。
そういうところが今のモチベーションって感じですかね。
そうですね。
その、何だろう。
単なる美しい写真、単なるって言っても、そもそもそれがすごい難しいことだとは思うんですけども、誰が何をやろうとしているとか、どういう思いがあるとか、そういうことの方が大事みたいな感じですかね。
そうですね。
熱量の大きさっていうか、それが、何かやりたいって思ってる人がいても、そこの熱量の差って人それぞれあって、悪い方としたら、お金儲けたいからこれをやりたいみたいな人と、
今のこの技術とか伝統とかを伝えていきたいって思ってる人と比べたときに、やっぱり僕が惹かれるのは後者なんですよね。
なのでその、思いの種類っていうか、っていうのと、その熱量の大きさとか、そこが何か惹かれるポイントなんで、それが大きい人のほうが僕も具現化をしやすい。
やりたいことがわかってるから、やりたいことに沿って、僕はその映像を作ったりすればいいって思ってるから、僕もわかりやすいし、それがその人のためになるみたいなところがあるから、そこの思いの大きさみたいなところがポイントになりますかね。
なんかだいぶ、昔の古典ラジオの番外編かな、高谷さんが自分にキャッチフレーズをつけてもらうみたいなのがあって、人の価値を食い物にしてたんだけど、ちゃんと忘れちゃったんですけど。
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そんな、何だろうな。皆さんもその、人の熱量、熱意。熱意が高い人が好きというか、今思うのに。
他の、熱意を持っている人を紹介したいというか、広めたいというか、そういうところが、今のところそのクリティカルなモチベーションなのかなという、こんな熱意を持ってやってる人がいるよ、こんな面白いことをやってる人がいるよ。
それって、もっと知られていいよね、みたいな。
そこが自分の役割というか、伊沢さんの役割なんじゃないかなと思ってるっていう感じですかね。
そうですね。
そうすると、写真、難しいですよね。写真を撮ってほしいって、あんまり思わなさそうな人に当たりたいというか、何て言うんですかね。
だいたいの人ってそういう人ってそういうのこだわる人が多いじゃないですか。
確かにそうって。
商売系がないって言ったらあれですけど、あんまり人に知られてなくてもいいやとか思っちゃいがちな人が、そういう内なる熱意というか、持ってたりする傾向がある気がするんですけど。
そうですね、確かに。
でもそういう人をいっぱい見つけて紹介したい、そういう感じなんですかね。
そうですね。
今本当にお付き合いさせてもらってる人って、日本の伝統文化を残していきたいとかっていう人がいたりとか。
それこそ、しゅうさんとかでもそうだと思うんですよ。
しゅうさんの一日っていう動画をさらっと作らせてもらったのも、
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高谷さんにどうこうって、僕は全然そういう気はなくて。
ただ単純に僕はしゅうさんが好きだし、
しゅうさんの生き方とかっていうのにすごい影響を受けてるし、
考え方とかが、もうちょっと広まってもいいのかなって思ってて。
今でもお付き合いさせてもらってるし。
っていう部分があるから、しゅうさん家まで行って撮らせてもらったっていう。
そこに全然見返りも求めてないし。
ただただ僕がやりたいことをやっただけっていう。
そういう伝えたいものがある人を、
その人がどう伝えたらいいのかわからないみたいなところってあると思うんですよね。
写真や映像なら僕がやるし、
テキストなら文章が上手い人がやればいいし。
っていう、得意な人が得意分野をみんなでフォローしていくみたいな。
そういう世界がいいなって思ってるんですよね。
やっぱ苦手なことはやりたくないし、やれないし、パフォーマンスよくやれないし。
今ちょっとその、そういう世界がっていう話があったんで、
かなりそれがみなさんの確信に近づいてきてる感じがするんですけど、
今の世界でどう映ってますか?
例えば、人の意思が伝わってないみたいな感覚だとか、
もっと広まっていいなって話もありました。
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格差っていう言い方がいいかわかんないですけど、
かなりそこは、例えばマスメディアみたいなものと比べて、
たとえば週3の一日ってさっきのことで、それに比べたら小さいもの。
小さいというか、週3の伝え方のほうが対比しやすいかな。
週3が週報だったりとか各種SNSだったりとか、他の番組とかで伝えたいことって、
いわゆるマスメディアからすると小さいわけじゃないですか。影響力としては。
そうですね。
そこにすごい、それってどうなの?みたいなギャップを感じてらっしゃるみたいな、
そういう感じというか、もっと伝わったらいいよみたいなことを思ってらっしゃる感じをするんですけど、
具体でいくとそうで、それをもうちょっと抽象化したいなっていうのを今自分が思っていまして、
さっきの仕事の話の言葉でいくと、この世界にどんな理不尽さを感じてらっしゃって、
いざさんがそれをカメラ、写真を持ってどう解決したいのかみたいなところが、
めちゃくちゃクリティカルな、無原理な気がするんですね。
うんうんうん。
いざさんが、シンプルにこの世界でその意思を伝えるというテーマで、この世界を見たときに、
どういう理不尽さを感じてらっしゃるのかなっていう。
そうですね、それで言うと、やっぱり今までの各の経験が、自分を作ってると思ってるんで、
やっぱり一番大きかったのは、ソラリーマン辞めて、
日本全国あちこち回って、その中でカメラを選んだっていうことだと思うんですけど、
ってなったときに、会社員時代に感じてた理不尽さとか、思い通りにならない感覚とか、
自分が自分じゃないみたいな感覚、自分の意思で動いてる感覚がなかったみたいな。
うーん、はいはい。
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そこの、それが今はちょっと解放されてるというか、
自分がやりたいことをやって、会いたい人に会って、行きたい場所に行って、
自分ができることを提供して、喜んでもらうっていうことが素直にできてる。
それは相手が望んだことに対して応えられてるっていう裏返しをしたらそうなるのかもしれないんですけど、
でも会社ってそれが、僕が今までいた会社は特になんですけど、
そういう会社ばっかりじゃないと思ってるんですけど、
とにかくやれっていう、なんて言ったらいいんだろうな。
目的もなく、ただ目の前に業務があるからやりなさいみたいな。
飲食店のときは人に恵まれてたっていうのもあるんだけど、
お客さんの顔が見えてるっていう部分も大きかったんですよね。
物流の倉庫とかだと、末端のお客さんがそこにはいないから、
誰のためにやってるのかっていうのはわかりにくい、すごく。
そういうのもあったんで、余計に会社のためにやってるのか、
お客さんのためにやってるのか、自分のためにやってるのかっていうのがわかりにくい。
今は本当に自分が、例えば写真撮ってほしいって言われたときに、
その人たちに対して自分が持てる100%のことをしてあげられたらそれでいいっていう感覚になってるから。
なので、僕が会社を辞めるときに出会った変な人っていうふうにくくられちゃった人たちがいっぱいいるんですけど、
僕が感じたような、こういう生き方もあるんだなとか、こういう選択肢があるんだなみたいなのを、
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そこが一番感じてもらいたい。
その社会に対してどうのこうのとかって、大きいところで言うとすごく難しく感じちゃうんだけど、
そんなにストレスを貯めて仕事しなくても、もっと自分のやりたいことに素直になっていいんじゃない?みたいなところっていうか。
それができてる人たちもいるわけで。
僕が今100%できてるっていうわけではないから、あまり大きなことは言えないんだけど、
言われたことをやるだけの会社員のときの生活よりも、
自分がやりたいことを本当に素直にやれるっていう覚悟を持ってほしい、みたいな感じ。
そうやって生きてる人たちがいるよって、例えば、
しゅうさんがそうやって生きてるっていうことを伝えることで、
しゅうさんみたいな生き方があるんだっていうことを知ってもらうとか、
そういう生き方でも生きていけるんだっていうことを知ってもらうとか、
伝統的な技術がなくなっちゃわないように頑張ってる人がいるんだとか、
それに共感してもらったら、それの人を一緒に応援してもらったりとか。
本当に言われてやるより素直に心から動けるっていう感じの、
そういう動きをしてほしい、個人的に。
だいぶ、ちょっとぼんやりがあまるしつつも。
すいません、なんか。
いや、方向性みたいなものが見えてきました。
伊沢さんがやりたいこととか、理想としている世界みたいなものに対しての方向性みたいなものがちょっと見えてきたので、
もうちょっとしばらくお付き合いをいただいて、それをもう少し固めていきたいなというふうに思ってます。
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ありがとうございます。こちらこそ。
はい。
ちょっと長くなってきてる。
時間がある。
あ、いいえ。
またちょっともう少しお付き合いいただければと思います。
よろしくお願いします。
はい、お願いします。
聞いてくださいました。ありがとうございました。