1. 徒然日和
  2. 海外に商品を卸すことの難しさ..
2024-03-13 05:23

海外に商品を卸すことの難しさ、という話

Podcastを始めて、自分が随分と聞き取りにくい話し方をしていたんだなということが客観的に分かって良かったなと思います。今は3月12日のロスタイムです。

00:00
こんにちは。5回目のポッドキャストになります。1日空いてしまいました。
勘の良い方はお気づきと思いますが、だいたい1日空くときは、夜にお酒を飲んだりする用事が入ったりするときです。
昨日は、なんと3月に入って、なぜか不思議なことに、上々企業の創業者の方とお会いしたり、お酒を飲んだりする機会がありまして、
昨日も3月だけで4人目という不思議な会合でした。
事前に知らされていた話ですと、めちゃめちゃ飲まされますよ、みたいなことを言われていたのですが、実際は月曜だったので、
月曜からいきなりそんなに飲むこともなく、12時半ぐらいで終わりとなりまして、
あらかじめ取っておいたホテルにチェックインして、そこでポッドキャストを収録しようかなと思ったのですが、
夜中に喋っていると、他の隣の部屋の人とかに聞こえてしまうかなと思いましたので、1日ずらして本日になりました。
家に帰ってきたら、結構注文や問い合わせが溜まっていて、ちょっとびっくりしました。
その問い合わせの中で、フランスから問い合わせがありまして、本を下ろしてくれないかと、条件はどういう感じになるのかという話がありました。
結構、こういう問い合わせが困ってしまうんですね。
というのは、日本と海外とではだいぶ本の売り方の商習慣が違うんですよね。
まず日本には再販価格維持制度というのがありまして、これどういうものかと言いますと、書店とかで売るときに値引きとかが基本的にできないわけですね。
値引きができないからどうなるかと言いますと、基本的に本を下ろすときの値段がある程度固定化されてくるんですね。
ところが海外の場合ですと、その再販価格維持制度というのがないので、とにかく本は吸ったら在庫をとにかく売るということがもう第一、市場命題になってくるわけですね。
そうすると値引き率がすごいことになりまして、だいたい50%というのは普通で、そこから業者であればもう1冊から50%で下ろしますよみたいな感じになるんですよね。
その50%値引きみたいな話が普通の一般の消費者のほうにも分かるように書いてたりとかするので、一般の消費者からしたら、
でもあそこの会社は通販でやっているだけの会社なのに、同じように通販で買ううちらは一般消費者と何が違うの?みたいな感じが見えてしまうんじゃないかなと思うんですけれど、
そのあたりヨーロッパの方たちはどう思っているのかなと一度聞いてみたいなとは思っています。
ちなみに日本での本の下ろし価格、これいろいろ取り継ぎとかによって変わってきたりはするんですけれど、
一つの参考値としてお知らせすると、Amazonだと60%で下ろすということになっています。
03:01
Amazonで本を販売する方法というのは大きく2つありまして、いわゆるセラーというものを登録して自分で自由に価格を付けて出して、
出品料とかを取られる形と、実際に直下ろしをしてAmazonに品物を納品して売れた時点で売上がある。
そういうベンダーと呼ばれる仕組みがあるんですね。これはe託とか呼ばれていたりするんですけれども、
当社はベンダーとして下ろしているので、基本的に配送料とか全てAmazon持ちということになるので、だいぶ信用度が高い取引形態になっています。
Amazonと取り継ぎや出版社との関係という話で言いますと、
かつてAmazonは大阪屋栗田というところと契約をしていて本を下ろしていたらしいんですけれど、
Amazonは今、直取引みたいになっているんですかね。それともどこか他が入っているんでしょうか。
とりあえず大阪屋栗田は現在は楽天ブックスネットワークという会社になっております。
日本の本をそのまま海外の書店であるとか流通であるとかに載せたいというふうに思っている会社って結構あるとは思うんですけれども、
いろいろな商法取引の関係であるとか、貿易に関する知識だとかそういうものが必要になってくるので、なかなかうまく進められず、
とりあえず今のところはB2C、直接消費者の方に販売するという形態をとっている状態ですが、
ゆくゆくは流通とかもできたらいいんじゃないかなというふうに思っているんですけれど、こういうのってどこから勉強したらいいんですかね。
かつてドイツの楽譜流通会社と契約しようとしたことがあったんですけれど、契約書を送ったらなぜか宛先で受取拒否だったということで帰ってきたことがあって、
なぜそんなことが起こるのかということがあって、それ以来その話が立ち消えになってしまったんですよね。
さんざん海外便を扱っていますけれど、受取拒否で戻ってきたというのはドイツしかないんですよね。
書き留めなのになぜか受取拒否で相手に聞いてみると、そんなものは何も来ていないと。そういうことがある、ちょっと不思議なのがドイツだなと思っています。
なんだかまとまりにならない話になってしまいましたが、今日はこれぐらいで、また明日。
05:23

コメント

スクロール