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2024-12-17 10:14

大人が障害とならないように - こどもとデジタル Advent Calendar 2024

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12月17日のアドベントカレンダー記事では、子どもがデジタルなツールを活用して行く未来に向けて、何よりも大人が障害にならないようにする必要があるのではないかということについて書いていきたいと思います #子ども #アドベントカレンダー

この話のマインドマップ

サマリー

このポッドキャストエピソードでは、子どもたちがデジタル技術を活用して成長するために、大人がその成長を妨げてはいけないというメッセージが伝えられています。具体的には、プログラミング授業を通じて、子どもたちの可能性を広げるために大人がどのようにサポートできるかについて考察されています。

プログラミング授業の実施
12月17日のアドベントカレンダーの記事では、子どもとデジタルアドベントカレンダーで、大人が障害とならないように、という記事をお話をしていこうと思います。
私たちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.は、9月から11月ごろ、中学校でプログラミングの授業を行っています。
この学校は、緑園学園という横浜市泉区にある学校で、義務教育学校、まあ横浜の場合は、実質小中一貫校という感じになるんですが、こちらの中学部の人たちを対象とした授業です。
この授業は、表現未来デザイン科という、この学校の特別なカリキュラムの一環で、地域の人たちに、いつも授業では学ばないことを学ぶ、というような方針の下、行われている授業です。
内容としては、和菓子の製作ですとか、創作ダンスですとか、新聞を作るですとか、そのようないろんな取り組みを行っていて、この中のうちのどこか一つの授業を受けてね、というような制度の授業になっています。
その中のコースの一つ、プログラミングを自分たちが担当するということで、まあ3年目になりますね。3年目の授業を行いました。
詳細については後ほど、SIDE BEACH CITY.のブログレポートとして記事を書いていこうと思っていますので、今しばらくお待ちいただければと思います。
そして、今年はこの授業、今までとは違って、他のクラスの人たちも含んでの発表会というものをやることになりまして、そちらを見させてもらいました。
実際に学校の生徒たちが作ったアプリを、中学部3学年の中で、それぞれの学年でこれはといったものを選んで発表しましょう、というような内容です。
実際にプログラミングコースでは、その中の生徒さん3人が出演してこんなものを作りましたよ、というものをやることになりました。
その他にも、それぞれのクラスがどういうことをやりましたよということを紹介するというようなコースを見させてもらって、
和菓子製作だったら作ったものの紹介だとか、科学実験に関するコースを選んだ人は、実際にやった科学実験についてとか、
そこで得られた知識を発表するとかですね。
この発表会が結構いろいろな手法によって発信をされていて、プレゼンテーションとか動画制作とか、さまざまなツールを使われていました。
いろんなものを作ったり、こんなことをやりましたよ、BGMもちゃんと設定して動画を作っているということで、
やっぱり今の子どもたちってこれくらいやるんだなっていうのは、実際におぼろげには聞いていましたけれども、
やっぱり改めて見る機会があって、そういう機会としても今回発表会を見られた、
そして表現未来デザイン科っていう授業全体の様子を見ることができたっていうのは、とても良かったなっていうふうに思っています。
ただ、それと同時に思ったのは、この子どもたちの活躍を大人が邪魔しちゃいけないよねっていうことですね。
例えば自分たちがよく関わるような相手、コミュニティカフェの方々などはいると思いますが、
例えば自分がよく行くコミュニティカフェの方に今回の話をするとどうなるかを考えてみました。
するときっとこう言われるんですよね。
「あ、今の子どもたちってすごいのね。私たちは全然かなわないわー」って。
でもそれだけじゃダメなんですよねって思ったんです。
結局子どもたちがそうやって科学技術とか動画制作とかいろんなものをやることで成長できたっていうのは、
大人の努力が裏にあったからこそっていうところも大きいと思うんですよ。
例えば科学実験のための道具が用意されていた。プログラミングのためのアイディアを提案していた。
本物の和菓子職人の人がそばにいた。
やっぱり結局子どもの成長って今までもお話をしてた通り、やはり周りの大人に支えられるものなんじゃないのかなって自分は思います。
それであれば、地域のその子どもたちが関わる可能性がある大人が「私たちにはできないわー」って言ってるだけではダメなんじゃないかなっていうのも思ったんですね。
たとえ地域のコミュニティカフェの人たち自身は何も知らなかったとしても、場所を提供する必要はあるかもしれない。
そのためにはWi-Fi設備とか用意してなければいけないかもしれない。
何か必要な写真があるよとかあれば手伝ってあげなければいけない。
そういうように周りの人たちが協力するためにはそれなりの知識がそれぞれの本人にも必要だなと思うんです。
そういうところで地域のコミュニティカフェの人が何も知らないと子どもの可能性を結局邪魔してしまう説明の手間がその子たちに生じるとかそういうようなことがあり得るなっていうふうに思ったんですね。
だからこそそうならないように自分たちが活動していかなければいけないなと今回の発表を見てすごく思ったところではあります。
環境の整備と協力
別に全ての答えについて知識が追いついていく必要は先ほどの通りないと思います。
子ども自身が活動していかないといけないっていうのは当然ありますし、子どもたちの知識欲の前にやっぱり大人は敵いません。
ただどうか邪魔をするようなことはしないでほしいな。足手まといになるようなことにはならないようにしたいなっていうふうには思うんです。
そのための環境はなるべくこちらで用意してあげられるような、そのための環境を理解できるようなくらいの知識は持ってほしいなと非常に思いました。
以前私たちの取材、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.ではSBCast.という地域活動、コミュニティ活動を紹介するポッドキャストを行っているんですが、
ここでゲストとしてお越しいただいた岡本さんという方、この方がおっしゃるには実際の課題って子どもの側にはない、大人の側にあるっていうふうに言われていたんですね。
実際必ずしも課題が大人の側にあるとは言い切れないときはあります。子どもに課題があってそのせいで子どもの成長がうまくいっていないとかそういうようなシーンもあるにはあります。
ただ実際大人の課題のせいで結局子どもがうまく成長できない、そのような状況になることはすごく多いんじゃないかなと思っています。
今までこの子どもとデジタルアドベントカレンダーでも様々な子どもとデジタルの可能性の話をしてきました。
その時も常に大人については言及をしていると思いますが、子どもが全力でやりたいっていうことをやるためにはAIツールやデジタルツール様々なツールを活用するためにはやはりどこかしらで大人の支援が必要になるっていうのもあると思うんです。
だからこそその時には全力で応援できるように、たとえ自分に知識がなかったとしても周りの人と力を合わせて応援できるように、そうなる方がいいのではないのかなとすごく感じました。
そのための情報や知識、設備は自分たちが提案していければいいなと思います。
だからそう、それをうまく使って皆さんは子どもの成長を手助けできるような、そういうような仕組みを作る必要があるなとすごく感じました。
そんなわけで、やはり大人が障害とならないようにするというのが子どもとデジタルを語るにあたってとても重要なことなのではないのかな。
子どもがデジタルを使って最大限活躍するためにも大人の環境を変えていく必要があるのではないのかなと。
私たちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.はそのようなことをとても重要だと考えています。
だからこそ、そのような活動に賛同するといういろいろな方々にもぜひご協力いただければと思っていますので、
もしこのアドベントカレンダーの記事を読んで興味を持ったという方、
うちの団体にはね、エージェントという会費は発生しないけれども、議決権はないけれども、でもお手伝いはしますよという枠も存在します。
そういうところからSIDE BEACH CITY.の活動に関わってみていただけると嬉しいなと個人的には思っています。
そんなところで、今回のアドベントカレンダーの記事はこれにて締めとさせていただければと思います。
10:14

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