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2023年11月19日(日)
第0部 ~ 自由参加(国立科学博物館)
第1部 ~ オフ会(品川駅前@WIRED CAFE) 参加費:8000円(食事、ドリンク、プレゼント込)
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2023.10.23
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サマリー
前回は南伝仏教が広がる中で、ゴマの栽培や文化の話をしましたが、今回は北伝仏教とともにやってきたゴマやガンダーラ王国についてお話します。 ガンダーラは、北から来る遊牧民が文化を持ち込むことで繁栄し、ギリシャ人が仏教徒になるなど文化の融合が進んでいます。その後、クシャーナ朝の支配によりガンダーラは貿易の拠点となり、ローマ帝国との貿易が盛んに行われています。パキスタンとアフガニスタンではゴマが多く、海と川を使った海洋貿易も行われていて、経済大国としての地位を築いています。ガンダーラ地域では新しいスタイルの仏教が生まれ、大乗仏教として広まっています。 禅宗の中では不流文字という文字に立たずねを話すことで、修行をする人たちは仏になることができるという信仰が始まり、菩薩信仰も広まりました。大乗仏教では誰でも仏性を持っており、摂生が一番重要とされ、肉を摂ることは仏性を消してしまうとされています。 インダス川エリアにあるパキスタンとアフガニスタンは、長い歴史を持つゴマの栽培地であり、仏教の拡大とともに植物油の需要も拡大しました。また、仏教を広める過程で、日本や中国にもゴマが伝わるようになります。 新しい仏教ガンダーラでは、熱帯地方の海の道でのパキスタンやアフガニスタンのゴマの栽培について話しています。